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395.【1分間読了∣掌編小説】ラウンジにて──名前を呼ぶまでの距離④−季節が変わる頃、二人は(女性編)

この頃、私から連絡を送ることが多くなった。

それでも、待ち合わせの日時を決めるだけの、事務的なLINE。

「もう少し、やり取りをしてみようかなっ」

そう思う瞬間もある。

でも──

半年、こんなに関係が続くと思わなかったから。

もちろん、名前を呼ばれなくても、お互い一緒にいる空気感で感じ取れる事が多い。

ただ、何となく、私は名前を呼ばれたい。

少しだけ、彼に──呼ばれてみたくなった。

だから、また私から誘いのLINEを送る。いつもの事務的な内容だけど。

次会った時は、聞いてくれる気がして。


男女間の違いを書いた連作掌編小説

《女性編》

《男性編》


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