卯月のおうちビストロ|春の蕎麦活
新年度になりました。
入学、入社、異動など、新天地で頑張る方、周りで支える方もいらっしゃることと思います。
この「おうちビストロ」も、何か新しくしようかとも思いましたが、相変わらずな感じで続けます(笑)
とはいえ、「ワインスクール」に通い続けたり、「ワイナリーめぐり」も再開しましたので、自分なりに新しい気づきがありそうです。
4月はタイトル通り、蕎麦をよく食べる月になりました。
今回のメニューはこちら!
▼蕎麦食推進活動中
長野の赤、プルコギ&ナムルそば
気温があがってくると、1年前にハマっていたサラダそばが思い出された。
gingamomさんのレシピでまだつくっていないサラダそばがある。
長野の赤ワインに合わせて「プルコギ&ナムルそば」をつくろう。
まず、プルコギ用に和牛切り落としを買ってきて、タレに一晩漬けておく。
▼参考にしたレシピ
ナムルはgingamomさんのレシピを参考にタレを作り、アボカドとトマトをカットして和える。
玉ねぎは入れずに、自家製の新玉ねぎ麹を加えた。
続いて、漬けておいた和牛でプルコギをつくる。
フライパンで肉をタレごと炒めて、玉ねぎとサラダケールも加えた。
ゆでた蕎麦を水でしめて、器に盛った上に、プルコギとナムルをのせる。
仕上げに炒りゴマをぱらりと。

(安曇野そばの乾麺)
具沢山なご馳走そば!
にんにくの効いたプルコギとナムルを混ぜて蕎麦と食べると、想像以上に一体感がある。
トマトと蕎麦はなかなか合わせないけど、にんにくの効いたタレが繋いでくれて美味しい。
この料理に合わせるのは、長野県大町市にあるノーザンアルプスヴィンヤードさんの赤。

品種はメルローとカベルネ・フラン。
色調は明るめのルビー、ややにごりあり、ブラックチェリーやラズベリーの香り、軽めでドライ、タンニン優しめ、果実の旨味あり。
想像したとおり、ノーザンさんの優しい赤にこの蕎麦は合う。
ただ、ややオフフレーバーを感じる。
オフフレーバーがなければ、とてもオススメできる組み合わせ。
ワインはにごりやオリの状態からみて、ナチュラルなつくり方をされているのだろう。
ワインショップなどで高めの温度帯に置かれて、風味が少し変わってしまったのかもしれない。
当日は、歯の詰め物がとれて仮の詰め物をした日で、口の中が歯科医院の臭いだったので、オフフーバーはそれほど気にならなかった。
▼この記事のオフフレーバーの向き合い方に賛同します
ちなみに、この日の副菜は、樋口さんの記事を参考にタケノコ料理にした。
昨年に引き続き、タケノコは水だけで煮た。
小さめだったので、水を入れ替えてゆで時間20分弱を2回、計35分ほど茹でた。

黒コショウをふった
いいおつまみ
山形の白、焼き鯖の薬味そば
ある日、スーパーで「昆布さば」が割引されていた。
次は、gingamomさんの「焼き鯖の香味野菜そば」を作ろう。
▼昨年は鯵で作った
塩鯖を焼いてほぐす。
タレはgingamomさんのレシピを参考に、ナンプラー、きび砂糖、リンゴ酢を合わせる。
そこに、生姜のみじん切り、長ネギのみじん切りと白髪ネギ、新玉ねぎ麹を一緒に加える。
ゆでたそばに、それらをのせる。
盛り付けた時点で、唐辛子を加えるのを忘れていたことを思い出して、輪切り唐辛子、一味唐辛子をパラリとした。

(野菜少なめなので薬味そば)
この料理に合わせるのは、大好きなウッディファームのアルバリーニョ。
2年前のGWに訪れて以来、春になると特に飲みたくなる。

色はゴールド、黄色い花、柑橘類、アプリコットの香り、蜜のような甘やかな香り、ややジンジャーっぽいアクセント、味わいはややドライ、若干とろりとしたテクスチャーもあり、アルコール度14.5%で飲み応えはあるが重たくはない。
このワインには、もう少し辛味を効かせて、香味野菜も加えたそばの方がバランスが良さそう。
香味野菜を少なめにしたのは、副菜に「ケールの菜の花の油揚げ炒め」「ゆでアスパラ」があったから。

(撮り忘れたが、後日リピートした際に撮影)
焼き鯖のサラダそばに、これらの副菜をのせて合わせて食べたら、バランスが良くなった。
ちなみに、今回の乾麺は小麦粉も国産とのこと。

西荻窪「蕎麦カネイ」再訪
先月、蕎麦食推進クラブ支配人のEijyoさんが、蕎麦屋めぐりをされていた。
その後、おてだまさんも同じお店に行かれたようだ。
いいなー!と思いつつ、こちらは人気店で事前予約が必要そう。
4月最初の週末、手打ちそばを食べたくなった。
昨夏に初訪問した「蕎麦カネイ」さんでランチしよう。
▼初回は季節限定冷やかけ「塩夏蜜柑じゅんさい」をいただいた
外はしとしと雨が降っている。
今日なら意外と空いてるかも。
前回は満席で入れないお客さんが数組いた。
支度をして電車に乗り、西荻窪駅に到着。
時刻は12時半くらい、駅ナカの蕎麦屋には並んでいる人達がいる。
もしかして、カネイさんも並んでいるかと向かってみるとお店の前に人はいなくてホッとする。
カラカラと引き戸を開けると、小さな鐘がチリンと澄んだ音を鳴らす。
店の奥から「いらっしゃい」とスタッフの方が出てきて、スリッパを用意して「お好きな席へどうぞ」と促してくれる。
靴を脱いで店内を見ると、先客は2組。
厨房に近い席に座り、メニューを眺めて思案。
昼酒はしないが、蕎麦前が気になったので、「本日の白和え」「玉子焼き」と「鴨南蛮そば」を注文。
まず、白和えが到着。
今日は、そら豆とグリーンピースとのこと。

白和えは、豆のホクッとした食感と爽やかな風味が活かされていて、和えごろもに程よい旨味がある。
続いて「玉子焼き」も到着。
玉子焼きは「お時間をいただくことがあります」とのことだったが、それ程待たなかった。

出汁のいい香りと玉子の香りがふわっとする。
口に運んでみると、やはり出汁がきいていて美味しい。
一瞬、日本酒が頭をよぎるが、昼酒すると眠くなるので踏みとどまる。
ほどなく蕎麦が運ばれてきた。

蕎麦は香りよく、夏と同様に更科そばの色。
熱々のつゆは風味がよく、そばにつゆが絡んで美味しい。
はふはふ、ずずっと、箸がとまらない。
鴨肉の味付けはシンプルで、少し塩をしたくらいだろうか。
香ばしく焼いてあって、鴨らしい赤身肉の味がする。
キレイに焼いたねぎも、鴨と抜群の相性。
品よくみえて、ちゃんと食べ応えのある鴨南蛮。
つゆの塩味はおさえられていて、最後にそば湯を足して飲み干しても罪悪感はない。
いいものを食べたという実感がして、満足度抜群だった。
こちらのお店は、カフェのようにほっこりする空間で居心地がいい。
しっとりと雨が降る様子が見える窓際の席もよい感じ。

お会計をした際、5周年を迎えられたとのことで記念のタオルをいただいた。
是非これからも営業し続けて欲しいお店だ。
お店のInstagramをみると、少し前まで「牡蠣そば」があったようだ。
これからのシーズンは「若竹そば」を出されるそう。
在来種のそばも一日限定10食あり。
この日は、鹿児島県の鹿屋。
在来種の冷そばも気になったが、今回はあたたかい蕎麦の気分だった。
また、香り高い手打ちそばをいただきに来よう。
ちなみに、今回も西荻窪「もぐもぐ」に立ち寄って、ベーコンやハム、ソーセージを買って帰った。

ワインはカリフォルニアのピノノワール
あきる野で蕎麦ランチとブドウの新芽
4月最後の週末、新緑が眩しい季節になってきた。
SNS上でも、各地のワイナリーがブドウの芽吹きを告げている。
初旬のワインスクールでは、ブドウの新芽が見られなかった。
今日なら、新芽が伸びているだろう。
晴れ間がのぞく空を仰いで、ヴィンヤード多摩に行ってみようと決める。
▼2月~4月のワインスクールの様子
昼前に五日市線の武蔵増戸駅に到着。
まずランチにしようと、エリア内で評判のよい蕎麦屋を目指す。

徒歩10分ほどで、正午ちょうどに到着。
店内に入って受付表をみると、先に2組が待っている状態。
名前を書くと、次々とお客さんが入ってきて、5~6組待ちになった。
店内を見ると、ご夫婦や4~5人家族で席はうまっており、スタッフの方々が忙しそうに立ち働いている。
受付表の横に置いてあるメニューを見て、注文する料理を決める。
15分以上待って、席に案内してもらえた。
おしぼりとそば茶を持ってきてもらったタイミングで即注文。
「野菜天ぷらせいろ」を「十割蕎麦」にしてもらえるようにオーダー。
こちらのお店は、長野産と北海道産のそばをブレンドした「二八蕎麦」を提供している。
メニューには、プラス150円で「十割蕎麦」にできると書いてあった。
そば茶をいただきながら待っていると、ボリュームのあるそばがきた。


十割蕎麦はそばの中心に近い粉を使用している更科系。
角がきれいで、香りは強くないが味わいがある。
そばつゆは程よい甘みがあり、かつお節の出汁が効いていて、塩分は抑えめで蕎麦を引き立てている。

野菜天ぷら5種(舞茸、ピーマン、ナス、かぼちゃ、さつまいも)
天つゆ付
天ぷらは薄衣で、カラリと揚がっている。
天つゆにつけていただくと、つゆでしんなりした部分とカリっとした食感が両方味わえる。
ごぼうのかき揚げは香ばしく、少し苦味のあるピーマンの天ぷらもいい。
十割蕎麦も野菜天もボリュームがあって食べ応えがある。
最後に甘味のあるさつまいもの天ぷらをデザートのようにいただき、そば湯でつゆを飲み干して満足。
いざ、ワイナリーへ向かおう。
蕎麦屋さんからは徒歩8分ほどの距離。

ショップに入って挨拶をして、ブドウ畑に入らせてもらっていいか確認し、快諾してもらう。
この2月からお世話しているシャルドネの列に行くと、想像以上に新芽が伸びている。

3週間前は芽が出ていなかったのに、葉が何枚も出て、花の蕾になる部分も確認できる。
栽培責任者の方が畑にいらしゃって「芽かきをするのにいい時期だから、少しやってみましょうか」と「芽かき」をさせてくださった。
不要な芽を取り除くことを「芽かき」という。
このシャルドネは、1本の樹から左右に7本ずつ、計14本の新梢を残す。

初めての「芽かき」は6つほどにして、続きは次回にすることにした。
ショップでワインを購入して、ビニール袋をもう1枚もらって新芽を入れて持って帰った。

一番長い新梢は花瓶に活けて、葉や蕾を観察。
小さな芽や葉は食べてみよう。
以前、カーブドッチで新芽のフリットをいただいたことがある。
ランチに天ぷらをたっぷりいただいたので、ハムと炒めてみることにした。

食べてみると、山菜にやや似たほろ苦さとやや甘酸っぱいようなニュアンスに、ブドウの葉包み焼きのような香りがハムとも相性よく美味しい。
夕食は他に、肉屋のフライ&メンチカツ、レタスとトマトのサラダ、もやしケール炒めと、ヤマサ醤油をかけた釜玉うどん。
ワインは、銚子で購入してきた「漁師は歌う」の「シャルドネ オレンジ樽熟」。

オレンジワインはカリンのような香り、ナツメグのような樽由来の香り、やや「味醂」を連想させるホッとするニュアンスもあって、気軽な週末飲みによかった。
🍃 🍃 🍃
今月のおうちビストロいかがでしたか。
冷たいお蕎麦が美味しい季節になってきました。
そして、待ちに待ったブドウの新芽が見られました。
ブドウの樹のエネルギーに感動して、実際に食べられて嬉しかったです!
たけのこや山菜も伸びるのが早いですし、春は植物のパワーを感じますね。
お庭で園芸されている方も、実感されていることと思います。
これからのGWも、新緑の季節を楽しみましょう。
今回もお読みいただきありがとうございます🍷
