スイスでおなじみのキャラクターといえば
まだ見ぬ国もあれば、親近感のわく国もある
ミャクミャクに、アトムに、ブラックジャック。
日本館を案内してくれるドラえもんや、長崎でも
日本とオランダを結ぶミッフィーに、藻に扮した
キティちゃんや、会場のいたる所で世界と日本を
つなぐポケモンと、日本が誇る巨大なガンダムも。
万博を彩るキャラクターは、世界との架け橋へ。
そして、旅の終わりにお馴染みのキャラクターに。

やはり2025年の万博といえばミャクミャクで

それを盛り上げるアトムとブラックジャックに

どこでも人気のドラえもん

長崎でも日本とオランダを結ぶミッフィーに

あまりに自由なキティーちゃんの面々と

万博のスペシャルサポーターでもあり
会場内をポケモンたちがにぎやかに

そして高さ制限を守るガンダムも
万博で出会えるキャラクター。そしてスイスと
いえばのキャラクターは、アルムのもみの木
が教えてくれる。それはひとまずさておいて。

万博の旅もそろそろ終わり

閉園が近づくにつれて、まばらになる列に並び
前回訪れた白いドームとデザインがつながる

ビニール膜に覆われた球体が連なるパビリオンを訪れた

展示には、日本でも馴染みのある切り絵をモチーフに

スイスといえばの、お馴染みのキャラクターがどこかに

球が連なるパビリオンの空間を進むと

ふわりと浮かび輝くシャボン玉

大小のシャボン玉は、周囲の光を取り込みながら

ゆらりゆらりと宙を舞う

映り込む光は、角度によって形を変えながら

はっきりと、ときにおぼろげに

ゆらめく線を描き、つながっては途切れ

万博の風景の中にあった風に揺れるやわらかな

赤と青のはためきにも呼応するように
記憶をゆるやかにつないでいく

円をモチーフとした展示には

スイスの未来が色鮮やかに重ねられる

シャボン玉の光の屈折による虹色は

展示の光のモチーフとなる

展示フレームに掲げられる椅子の写真は
ハグという名の二脚が重ねられるデザインで
カリモクから発表されたもの

スイスで、イスといえば家形がかさなる
建物を持つヴィトラミュージアム

対してスイスパビリオンは、つながる球のデザインで
それはシャボンのように空に浮かぶように
球体が連なるデザインを
手がけたマヌエル・ヘルツ・アーキテクツは

1970年のスイスパビリオンからも着想を得る
形は異なれど、デザインのモチーフはつながり
ふわりと重ねられる遊び心
スイスの国旗といえば、赤字に白の十字のデザイン
ちなみに赤に白い線はオーストリア
旅では、色のつながりを楽しんで。赤の彫刻に
それとつながるような白い線を描く彫刻も。そして

スイスといえばのキャラクターはユキちゃんを残し、影絵から

飛び出して、おんじとともに展示の最後に出迎えてくれ

ブランコに乗るハイジの笑顔が懐かしい
シャボン玉のようなパビリオン。それはふわりと
浮かぶようで、シャボン玉がゆらゆらと動く様子
に懐かしい記憶がよみがえる。アルプスの山々に、
駆けまわるハイジ。優しげなメロディーが、教えて
おじいさんと頭の中をリフレインする。登場人物
の笑顔は、多くの人々の記憶となり日本とスイス
の架け橋に。旅はおぼろげで人生のほんのひと時
に感じた風景は流れ、瞬く間にシャボン玉のように
うたかたとなる。シャボン玉が割れてしまわぬ前
に輝く一瞬を切り取り、旅の1ページに刻んで行く。
