2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
D 0109:2007
目
次
ページ
序文 ··································································································································· 1
1 適用範囲························································································································· 1
2 引用規格························································································································· 1
3 分類······························································································································· 1
4 用語及び定義 ··················································································································· 2
附属書A(規定)引用規格 ···································································································· 37
索 引 ······························································································································· 38
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
D 0109:2007
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人自動車技
術会(JSAE)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会
の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。
これによって,JIS D 0109:1990は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
(2)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格
JIS
D 0109:2007
二輪自動車−用語
Motorcycles and mopeds-Vocabulary
序文
この規格は,1990年に第1版として発行された。第1版から15年が経過しており技術発展における
掲載内容の更新及び国内・国際規格等の記述の統一性を保つためにこの規格を改正する。
1
適用範囲
この規格は,二輪自動車(以下,自動車という。)に関する用語について規定する。
注記 二輪自動車とは,2個の車輪をもっている2軸自動車をいう。ただし,側車付二輪自動車を
含む。
2
引用規格
附属書Aに示す日本工業規格及び国際規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定
の一部を構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
3
分類
用語の分類は,次による。
a) 種類
1) 形状による分類
2) 用途による分類
b) 寸法,質量,荷重及び性能
1) 基礎となる用語
2) 寸法に関する用語
3) 質量及び荷重に関する用語
4) 性能に関する用語
c) 構造,装置及び部品
1) 原動機に関する用語
2) 動力伝達装置に関する用語
3) ブレーキ装置に関する用語
4) 走行装置に関する用語
5) 懸架装置及びかじ取り装置に関する用語
6) 電気装置に関する用語
7) フレームに関する用語
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2
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8) 乗車装置に関する用語
9) ぎ(艤)装品に関する用語
4
用語及び定義
用語及び定義は,次による。用語の一部に( )を付けて示してあるものは,( )内を一般に省略す
る。
なお,対応英語及び慣用語を参考として示す。
注記1 用語の下に( )を付けて示してあるものは,読み方である。
注記2 この規格で規定している用語のうち,番号に*を付けてあるものは関連する日本工業規格の
用語で規定しているものと用語が同じでも意味が異なるものである。
注記3 対応英語欄に太字で示したものは,ISOで定めた用語である。また,特に区別しないもの
は,米英共通に用いているものである。
注記4 慣用語は,今後使用しない用語である。
注記5 寸法,質量及び荷重に関する用語は,特記しない限り,水平面において直進姿勢で鉛直に
静止した状態の自動車に対するものである。また,寸法に関する用語は特記しない限り,
用語番号2108で規定した空車状態のものについていう。
a) 種類
1) 形状による分類
番号
用語
定義
参考
対応英語
モペット
最高速度が50 km/h以下に設計されている二輪
又は三輪の自動車。その原動機が熱機関の場合
には,総行程容積又は相当する容量が50 cm3以
下のものに限る(図1参照)(ISO 3833)。
モータサイクル
モペットを除く,二輪又は三輪の自動車。ただ
し,三輪の自動車については,空車質量が400 kg
以下のものに限る(図2参照)(ISO 3833)。
スクータ
シート前部が低く広くえぐられていて,足を置
く床板があり,比較的小さい車輪をもっている
自動車(図3参照)。
側車付二輪(自動)
車
自動車の横に,一輪の側車を固着し,三輪で走
行する自動車。荷物又は人の輸送に用いられる。
1101
図1−モペット
1102
図2−モータサイクル
1103
図3−スクータ
慣用語
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2) 用途による分類
番号
用語
定義
参考
対応英語
オンロード車
一般公道を走ることを目的とした自動車。
オンオフロード車
オフロード車
ロードレーサ
主として公道の走行を目的としているが,不整
地の走行もできるように作られた自動車。
不整地を走ることを目的とした自動車。
モトクロッサ
競技車以外の車両が進入しないように閉鎖され
た不整地で,速さを競うことを目的とした自動
車(図5参照)。
トライヤル車
競技車以外の車両が進入しないように閉鎖され
た険路で,難度の高い操縦技術を競うことを目
的とした自動車(図6参照)。
エンデューロ
主として,不整地の長距離走行で,スピードと
耐久性とを競うことを目的とした自動車。
公道を通過する場合には,最小限の保安部品
を備える。
競技車以外の車両が進入しないように閉鎖され
た舗装路上で,速さを競うことを目的とした自
動車(図4参照)。
慣用語
1204
1205
1206
図4−ロードレーサ
図5−モトクロッサ
図6−トライヤル車
b) 寸法,質量,荷重及び性能
1) 基礎となる用語
番号
用語
定義
車輪中心面
車輪中心
縦中心面
接地面
横鉛直面
自動車をその上に支える水平面 (ISO 6725)。
縦中心面に直角な鉛直面 (ISO 6725)。
縦中心線
縦中心面と接地面との交線。
参考
対応英語
リム内側の両縁部の中心を通る平面 (ISO mid-plane of the
車輪回転軸と車輪中心面との交点 (JIS D 0102)。 centre of the wheel,
鉛直な後輪の車輪中心面 (ISO 6725)。
慣用語
車両直角
面
車両中心
線
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番号
用語
定義
参考
対応英語
乾燥状態
空車状態
最大積載状態
通常の運転に必要な最小限の装置及び装備を備
えた自動車の状態。
製造業者が取り付けた照明装置,並びに信号
装置を含む電気装置及び法令に規定された計器
とぎ装品を備えている。作動液(潤滑油,冷却
液,ブレーキ液,バッテリ液など)の全量を含
むが,燃料及び混合燃料は含まない。
注記1 タイヤの空気圧は,その自動車について
規定した値とする。
注記2 2サイクル機関の分離潤滑用の潤滑油
は,作動液とする。
乾燥状態に燃料(規定燃料容量の90 %以上)及
び製造業者によって通常備えられるぎ装品(工
具,キャリヤ,ウインドシールド,エンジンガ
ードなど)を加えた状態。
空車状態の自動車に乗車定員及び許容される質
量の荷物を均等に積載した状態。
通常,自動車は,荷物積載用ではないため,
空車状態に乗車定員を積載した状態をいう。
慣用語
2) 寸法に関する用語
番号
用語
定義
参考
対応英語
全長
全幅
全高
接地面から自動車の最高部までの距離 (h1)。た
だし,リヤビューミラーは除く(図7参照)(ISO
注記 最大積載状態のときの寸法を示す場合も
ある。
軸距
前輪及び後輪の車輪中心を通る横鉛直面間の距
離 (l2)(図7参照)(ISO 6725)。
前オーバハング
前輪の車輪中心を通る横鉛直面から自動車の最
前部までの距離 (l3)(図7参照)(ISO 6725)。
注記 自動車に固着してあるものは,すべてこの
中に含める。
後オーバハング
後輪の車輪中心を通る横鉛直面から自動車の最
後部までの距離 (l4)(図7参照)(ISO 6725)。
注記 番号標又はその取付け部品など自動車に
固着してあるものは,すべてこの中に含め
る。
縦中心面に直角で,自動車の前・後の各々に接
する二つの横鉛直面間の距離 (l1)(図7参照)
縦中心面に平行で,自動車の両側に接する2平
面間の距離 (w)。ただし,リヤビューミラーは除
く(図7参照)(ISO 6725)。
慣用語
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番号
用語
定義
参考
対応英語
最低地上高
前輪と後輪との間にある自動車の最下部と接地
面との距離 (h2)。ただし,前輪及び後輪は除く
(図7参照)(ISO 6725)。
注記1 フェンダの最下部は除く。
注記2 ペダル付きの自動車の場合には,一方の
ペダルを最低の位置とし,ペダルの最下
面と接地面との距離とする。
接地面から自動車の重心までの高さ。
注記 乗員及び積荷のあるときの寸法を示す場
合もある。
重心高さ
バッファクリヤラン
ス
最大積載状態において,車輪の懸架部のストロ
ーク可能な鉛直方向の余裕すき間 (h3)(図7参
照)。
接地面からシート上面までの高さ (h4)(図7参
照)。
注記 シートの上面が水平でない場合には,通常
の乗車姿勢のときの運転者とシートとの
接触部の中心の高さとする。
シート高
ランプ角
縦中心面に投影した自動車の輪郭において,前
輪及び後輪のタイヤの外周に接する2本の直線
の交点が,自動車の下側輪郭上にあるときの2
線がなす角の補角の最小値(α)(図8参照)(ISO
注記 ペダル付きの自動車の場合には,ペダルの
位置は無視する。
アプローチ角
前輪タイヤの外周に接し,かつ縦中心面に直角
な平面と接地面との間の最大角で,自動車のい
かなる部分もこの平面の下部にないような角度
(β1)(図9参照)(ISO 6725)。
デパーチャ角
後輪タイヤの外周に接し,かつ縦中心面に直角
な平面と接地面との間の最大角で,自動車のい
かなる部分もこの平面の下部にないような角度
(β2)(図9参照)(ISO 6725)。
キャスタ
かじ取り車輪の車輪中心を通る鉛直線とステア
リングステムの中心線とを縦中心面に投影した
とき,その接地面上における距離 (l)(図10参
照)(ISO 6725)。
注記1 ステアリングステムの中心線の下方延
長が車輪中心を通る鉛直線の前方にあ
る場合を正(+),後方にある場合を負
(−)とする。
注記2 ISO 6725 (6.11)では,負(−)のキャスタ
を“trail”としている。
慣用語
重心高
トレール
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番号
用語
定義
参考
対応英語
キャスタ角
縦中心面に投影されたステアリングステムの中
心線の鉛直線に対する傾き角度 (b)(図10参照)
注記 ステアリングステムの中心線の上部が下
部より後方にある場合を正(+),前方にある
場合を負(−)とする。
バンク角
タイヤのトレッドに接する平面と接地面との間
の最大角度。前輪と後輪とで角度が異なる場合
には小さい方の値を用いる。
自動車の一部がこのように決められた角度内
に突出する場合には,この部分の外表面とタイ
ヤとに接する平面の角度を用いる。ただし,ペ
ダルが付いたモペットでは,ペダルの位置は無
視する(図7参照)(ISO 6725)。
注記1 自動車には,左側(α1)及び右側(α2)のバ
ンク角がある。
注記2 ISO 6725では,タイヤで決まる最大角
によって接地点を求めている。
(最大)かじ取り角
ハンドルバーを直進状態から右又は左に回転す
る場合に,かじ取り車輪の車輪中心面と接地面
との交線が旋回移動する最大回転角度。
ハンドル回転角
ステアリングステムの中心線に直角な平面上で
の,ハンドルバーの直進状態からの最大回転角
度。
最小旋回半径
自動車を接地面に垂直に保持して(最大)かじ
取り角で徐行するとき,かじ取り車輪のタイヤ
の接地部の中心が描く軌跡の半径(図11参照)
注記1 右側及び左側の最小旋回半径がある。
注記2 外側になる車輪のタイヤによるもの(r1)
を外側車輪最小旋回半径,内側になるタ
イヤによるもの(r2)を内側車輪最小旋回
半径という。
注記3 ISO 6725では,車輪中心面と路面との
交線の内接円で示している。
車体最小旋回半径
自動車を接地面に垂直に保持して(最大)かじ
取り角で徐行するとき,車体の部分が描く軌跡
の半径(図11参照)(ISO 6725)。
注記1 右側及び左側の車体最小旋回半径があ
る。
注記2 最も外側になる部分によるもの(r3)を外
側車体最小旋回半径,最も内側になる部
分によるもの(r4)を内側車体最小旋回半
径という。
総行程容積
エンジンの各シリンダの行程容積の総和。行程
容積とシリンダ数との積 (JIS B 0108-2)。
ここに,N:シリンダ数
Vs:行程容積
慣用語
最小回転
半径
総排気量
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番号
用語
定義
参考
対応英語
燃料容量
燃料タンクに収容できる燃料の最大容量。ただ
し,補助タンクにつながるものは,その容量も
含む (JIS D 0102)。
潤滑油容量
エンジン,変速機,減速歯車室などの潤滑系統
に収容できる潤滑油の基準容量。ただし,補助
タンクにつながるものは,その容量も含む。
冷却水容量
エンジン,放熱器系統に収容できる冷却水の最
大容量。
慣用語
図7−寸法に関する用語
2212
2213
図9−アプローチ角,デパーチャ角
2211
図8−ランプ角
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2214
2215
図10−キャスタ,キャスタ角
2219
2220
図11−最小旋回半径,車体最小旋回半径
3) 質量及び荷重に関する用語
番号
用語
定義
参考
対応英語
慣用語
乾燥重量
乾燥重量
空車重量
乾燥質量
乾燥荷重
乾燥状態の自動車の質量 (ISO 6726)。
乾燥質量と標準重力加速度(9.806 65 m/s2)との
積。
空車質量
空車状態の自動車の質量 (ISO 6726)。
空車荷重
空車質量と標準重力加速度との積。
全装備質量
全装備荷重
空車状態に,製造業者によって準備された追加
及び選択のぎ装品をすべて装着した自動車の質
量 (ISO 6726)。
全装備質量と標準重力加速度との積。
自動車総質量
最大積載状態の自動車の質量 (ISO 6726)。
自動車総荷重
自動車総質量と標準重力加速度との積。
最大積載質量
自動車に積載することが許容されている乗車定
員及び積荷の最大の質量。
注記 自動車総質量から空車質量を差し引いた
値である。
自動車総
重量
自動車総
重量
最大積載
量
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番号
用語
定義
参考
対応英語
最大積載荷重
最大積載質量と標準重力加速度との積 (ISO
注記 自動車総荷重から空車荷重を差し引いた
値である。
軸荷重
車輪を通じて接地面にかかる,各車軸当たりの
荷重 (JIS D 0102)。
前軸荷重
後軸荷重
荷重配分比
前車軸の軸荷重 (JIS D 0102)。
後車軸の軸荷重 (JIS D 0102)。
各車軸に配分される自動車の荷重の百分率。
注記 最大積載状態のときの比率を示す場合も
ある。
例 (前輪):(後輪)
47%:53%(空車状態)
ばね上質量
ばね下質量
自動車の質量のうち,懸架ばねに支持される質
量。
注記 動力伝達装置,懸架装置,ブレーキ装置,
かじ取り装置のように,その質量のうちの
幾らかがばね上質量を構成するものは,そ
の構造に従い相当質量として加算する。
前車軸及び後車軸に取り付けられている部分の
質量。
注記 自動車の質量とばね上質量との差に当た
る。
慣用語
最大積載
量
重量配分
比
4) 性能に関する用語
番号
用語
定義
参考
対応英語
最大出力
使用する回転速度範囲内でエンジンが出すこと
ができる最大の軸出力 (JIS B 0108)。
注記 単位はkW。
ネット軸出力
最大トルク
ネット軸トルク
自動車(走行)性能
線図
車速線図
駆動力曲線
補助装置を備えたエンジンを,試験台上で運転
させたときに,クランク軸端末で得られる出力。
軸出力がギヤボックスを取り付けなければ測定
できない場合には,測定された出力に変速機構
による出力損失を加算する (JIS D 1000)。
使用する回転速度範囲内でエンジンが出すこと
ができる最大の軸トルク。
注記 単位はN・m。
ネット軸出力と同じ条件で得られるトルク (JIS net torque
自動車の走行速度に対する駆動力曲線,走行抵
抗曲線及び各変速段におけるエンジン回転速度
を一つの線図にまとめたもの (JIS D 0102)。
各変速段数において機関回転速度と自動車走行
速度との関係を表した線図 (JIS D 0102)。
自動車の走行速度と各変速段における最大駆動
力との関係を表した曲線図 (JIS D 0102)。
慣用語
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D 0109:2007
番号
用語
定義
参考
対応英語
走行抵抗曲線
走行抵抗
転がり抵抗
空気抵抗
こう配抵抗
自動車の走行速度と走行抵抗との関係を,各こ
う配ごとに表した曲線図 (JIS D 0102)。
自動車が走行する際に受ける抵抗 (JIS D 0102)。
注記 走行抵抗は,転がり抵抗,空気抵抗,こう
配抵抗からなる。
自動車が水平路面上を転がり移動するときに受
ける抵抗を総括したもの (JIS D 0102)。
注記 転がり抵抗は,次の各種の抵抗からなる。
a) タイヤが路面を転がるときにタイヤ
を変形させる抵抗。
b) 自動車各部の摩擦抵抗。
c) 路面を変形させる抵抗。
自動車が走行する場合の空気による抵抗 (JIS D
注記 一般に空気抵抗(Ra)は,次の式で求める。
ここに,k:空気抵抗係数
A:自動車の前面投影面積
V:空気に対する自動車の相対速
度
自動車が坂路を登るとき,重力の進行方向の分
力によって,自動車の重心に後向きに作用する
抵抗 (JIS D 0102)。
注記 こう配抵抗(Rg)は次の式で求める。
ここに,m:自動車の質量
g:標準重力加速度
慣用語
θ:こう配面が水平面となす角
前面投影面積
自動車の横鉛直面に自動車を投影してできる面
積。
動力伝達効率
エンジンで発生した軸出力と,クラッチ,変速
機,減速機などの全動力伝達装置を通って駆動
輪に伝えられた出力との比 (%) (JIS D 0102)。
駆動力
駆動輪接地点において,自動車の駆動に利用で
きるエンジンからの力 (JIS D 0102)。
登坂能力
自動車が最大積載状態において坂路を登ること
ができる能力であって,最大傾斜角の正接で表
したもの (JIS D 0102)。
自動車が平地走行で加速するときの最大能力。
注記 一般に発進加速能力と追い抜き加速能力
が使われる。
(とはんのうりょく)
加速能力
発進加速能力
自動車が停止状態から適宜変速して一定距離を
走行する時間から求められる加速能力。
追い抜き加速能力
自動車がある初速度から変速しないで一定速度
まで加速する時間から求められる加速能力。
最高速度
空車質量の自動車が水平平たん路面において出
すことのできる最高の速度 (JIS D 1037)。
燃料消費量
自動車がある走行距離の間に,又はある時間内
に消費する燃料の量 (JIS D 0102)。
伝達機械
効率
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番号
用語
定義
参考
対応英語
燃料消費率
単位出力・単位時間当たりに消費される燃料の
量。燃料に潤滑油が混合される場合には,潤滑
油の量を除外する (JIS D 1000)。
潤滑油消費量
自動車がある走行距離の間に,又はある時間内
に消費する潤滑油の量 (JIS D 0102)。
(自動車の)潤滑油
消費率
自動車が単位走行距離又は単位時間当たりに消
費する潤滑油の量若しくは潤滑油の単位容量当
たりに走行できる距離 (JIS D 0102)。
変速比
変速機の入力軸の回転速度と出力軸の回転速度
との比であって,走行状態に応じて選択できる
もの (JIS D 0102)。
注記 副変速機を含める場合もある。
減速比
減速機において,入力軸の回転速度と出力軸の
回転速度との比 (JIS D 0102)。
1次減速比
原動機の出力軸の回転速度と変速機の入力軸の
回転速度との比。
2次減速比
制動初速度
変速機の出力軸の回転速度と駆動車輪の回転速
度との比。
制動操作の開始直前の自動車の速度 (JIS D
停止距離
制動距離
平均飽和減速度
運転者が制動操作装置の操作を始めてから,停
止するまでに自動車が走行した距離 (JIS D
JIS D 1034で測定した値 (JIS D 0010)。
車速
横加速度
自動車車体の重心位置の速度の水平成分。
自動車の重心位置の加速度ベクトルのx軸に垂
直で路面に平行な成分。
最大横加速度
自動車−ライダ系が旋回運動を行っているとき
に得られる最大の横加速度。
最大ロール角,
最大バンク角
自動車−ライダ系が旋回運動を行っているとき
の最大ロール角。
制動中,自動車の減速度がほぼ安定していると
みなせるときの値 (JIS D 1034)。
慣用語
c) 構造,装置及び部品
1) 原動機に関する用語
番号
用語
定義
2サイクル機関
2行程で1サイクルを完結する内燃機関 (JIS B
ピストン弁機関
ピストンの往復運動によってシリンダに設けた
吸気口,掃気口及び排気口の開閉を行う2サイ
クル機関。
参考
対応英語
慣用語
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番号
用語
定義
参考
対応英語
ロータリ弁機関
ピストンの往復運動によって掃気口及び排気口
の開閉を行い,ロータリ弁によって吸気口の開
閉を行う2サイクル機関。
ロータリ弁
回転によって吸気口の開閉を行う円筒,円すい
又は円板状の弁。
リード弁機関
ピストンの往復運動によって掃気口及び排気口
の開閉を行い,リード弁によって吸気口の開閉
を行う2サイクル機関。
リード弁
内外の圧力差によって,たわんで開閉する板状
吸気弁。
4サイクル機関
4行程で1サイクルを完結する内燃機関 (JIS B
クランクケース
クランク軸主軸を内蔵し,クランク室を部分的
に囲っている部品。シリンダ,シリンダジャケ
ット(ケーシング)又はシリンダブロックを支
持する構造で,部品装着のための表面をもって
いる(図15参照)(JIS B 0109-1)。
オイルパン
シリンダブロック
シリンダヘッド
クランク室の下部を囲い,潤滑油を蓄える部品。
クランク軸主軸受は内蔵していない(図15参照) oil sump
2個以上のシリンダが一体となっている部品。一 cylinder block
体で形成されているもの又はボルト結合されて
いるものがある(図15参照)(JIS B 0109-1)。
燃焼室を覆う部品。ガス交換用の装置(弁,弁
駆動装置,吸排気管路など)をもたない場合も
ある(図15参照)(JIS B 0109-1)。
シリンダヘッドカバ
ー
弁などの可動部分を保護する部品(図15参照)
オーバヘッドバルブ
機関
吸気弁と排気弁がピストン上部のシリンダヘッ
ド内にあり,ピストンの動きの方向とほぼ同じ
方向に弁が開閉する4サイクル機関 (JIS B
オーバヘッドカムシ
ャフト機関
シングルオーバヘッ
ドカムシャフト機
関
吸気弁,排気弁及びカム軸をシリンダヘッドに
もつ4サイクル機関 (JIS B 0108-1)。
吸気弁,排気弁及び1本のカム軸をシリンダヘ
ッドにもつ4サイクル機関。
ダブルオーバヘッド
カムシャフト機関
直列形機関
V形機関
吸気弁,排気弁及び2本のカム軸をシリンダヘ
ッドにもつ4サイクル機関。
1列のシリンダバンクをもつ内燃機関 (JIS B
2列のシリンダバンクが互いにある角度をもち,
かつ,1本のクランク軸をもつ内燃機関 (JIS B
慣用語
油だめ,
油受
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
13
D 0109:2007
番号
用語
定義
参考
対応英語
対向シリンダ機関
クランク軸の反対側に2列のシリンダバンクを
対向して配置した内燃機関 (JIS B 0108-1)。
ツインバンク機関
2列の平行なシリンダバンクと2本のクランク軸
とをもつ内燃機関 (JIS B 0108-1)。
クランクバランサ
クランク軸と同期回転する軸につりあいおもり
を付け,不つりあい力又は不つりあい偶力をつ
りあわせて,振動を低減させる機構(図12参照)。
吸気装置
新気をエンジン本体に供給する装置。
空気清浄器
機関に導かれる新気を通過させ粒子を取り除く
装置 (JIS B 0109-4)。
吸気管
新気が吸気マニホルド又は機関のシリンダに導
かれるパイプ (JIS B 0109-4)。
燃料装置
燃料タンク
燃料タンクキャップ
燃料をエンジンに供給する装置及び燃料を貯蔵
する装置。気化器,燃料噴射装置を含む(図16
参照)(JIS D 0104)。
燃料を納めておくタンク(図16参照)(JIS B
燃料タンクの注入口に設けたキャップ。
燃料コック
燃料タンクから気化器などへ燃料を送るための
通路に設けた締切機能をもつ部品。
気化器
エンジンの吸気量と混合比とを制御し,併せて
燃料を微粒化する装置 (JIS B 0110)。
燃料噴射装置
機関に燃料を噴射供給するための装置(図16参
照)(JIS B 0110)。
スロットルバルブ
エンジンの吸気量を制御する弁。
スロットルグリップ
エンジンの出力を制御して車速の調整を行うた
めに,ハンドルバーの右端に装着した回転する
握り部分(図13参照)。
スロットルケーブル
排気装置
排気消音器
スロットルグリップなどの動きをスロットルバ
ルブに伝達するケーブル。
シリンダ内の燃焼ガスを外部に排出する装置。
排気騒音を減衰させるための装置(図17参照)
慣用語
噴射装置
排気マフ
ラ,
マフラ
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D 0109:2007
番号
用語
定義
参考
対応英語
慣用語
排気管
過給機,排気マニホルド又は機関シリンダから
の排気を放出するパイプ(図17参照)(JIS B
スパークアレスタ
排気管の最後部に設け,火災及び火の粉排出を
防止するための装置(図14参照)。
冷却装置
自然空冷
強制空冷
水又は空気によって,エンジンを適度な温度に
冷却する装置 (JIS D 0104)。
冷却ファンを用いないで冷却する空冷方式 (JIS
冷却ファンによって冷却する空冷方式 (JIS B
強制冷却
ポンプによって強制循環を行う冷却液体による
冷却 (JIS B 0109-5)。
潤滑装置
潤滑油をエンジン各部に供給する装置及び貯蔵
装置 (JIS D 0104)。
はねかけ潤滑装置
強制潤滑
機関の運動部分によって,はねあげられた潤滑
油の飛まつ(沫)によって潤滑する装置 (JIS B
オイルポンプで直接圧力を加えて注油する潤滑
燃料混合潤滑
潤滑油を燃料にある割合で混合して供給する潤
滑方式。十分な潤滑油が燃料から分離し,機関
の潤滑部分に付着させられる (JIS B 0109-6)。
独立分離潤滑装置
外に設けた潤滑油タンクから直接給油する強制
潤滑装置 (JIS B 0109-6)。
ウェットサンプ潤滑
エンジンの油受けにためた潤滑油による潤滑。
ドライサンプ潤滑
オイルフィルタ
クランク室の外に設けたタンクから潤滑油を供
給し循環させる潤滑。
潤滑油中の異物を除去し清浄にする装置(図15
参照) (JIS B 0110)。
オイル冷却器
潤滑油の温度を下げるための熱交換器 (JIS B
油冷却器
始動装置
起動装置
キック始動装置
機関に装着された始動制御装置及び始動装置で
構成される装置。この装置には,機関が自力で
回転するようになるまでの一連の補助装置を含
む (JIS B 0109-8)。
足げりによってクランク軸を回す始動装置 (JIS
プライマリキック
変速装置がどの変速段にあっても,キック始動
が可能な始動装置。
キックスタータアー
ム
足げりによってクランク軸を回すためのアー
ム。
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D 0109:2007
番号
用語
定義
参考
対応英語
電気始動
スタータ
電動機による始動 (JIS B 0110)。
デコンプ
点火装置
シリンダ圧縮圧力を低減し,始動装置の負担を
減少させるための操作,又はその装置 (JIS B
エンジンの燃焼室内の混合気に点火する装置
バッテリ点火
マグネト点火
マグネト
フライホイールマグ
ネト
ロータがエンジンのクランク軸のフライホイー
ルを兼ねる構造のマグネト。
エレクトロニックイ
グナイタ
トランジスタ,集積回路などの半導体などを用
いて,スパークプラグに電気火花を飛ばす点火
装置 (JIS D 0103)。
コンデンサ放電点火
装置
コンデンサに蓄えられた電荷を点火コイルの一
次側へ放電させ,二次側に高電圧を得る点火装
置 (JIS B 0110)。
注記 CDIと略称する。
エンジンを始動させるための,バッテリで作動
する直流電動機 (JIS D 0103)。
バッテリ及びイグニッションコイルを用いる点
火。
マグネトによる点火 (JIS B 0110)。
マグネットを使用した点火機構をもつ高圧発電
機。ランプコイルをもつこともある (JIS D
3135
図12−クランクバランサ
慣用語
始動電動
機
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D 0109:2007
3157
3632
図13−スロットルグリップ,ハンドルグリップ
図15−エンジン各部の名称
3163
図14−スパークアレスタ
図16−燃料関連部品名
図17−排気系部品名
2) 動力伝達装置に関する用語
番号
用語
動力伝達装置
定義
参考
原動機の動力を走行装置又は駆動以外に利用す
るための装置に伝達する装置の総称 (JIS D
transmission system 伝導装置,
駆動装置
対応英語
慣用語
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D 0109:2007
番号
用語
定義
参考
対応英語
クラッチ
原動機の動力の伝達を断続させる装置。通常,
原動機と変速装置との間の設けられる (JIS D
運転者の握力で,操作するクラッチ。
手動クラッチ
クラッチレバー
握力をクラッチの操作力に変換するレバー(図
18参照)。
クラッチケーブル
クラッチレバーの操作をクラッチに伝達するケ
ーブル。
遠心クラッチ
湿式多板ラッチ
乾式クラッチ
変速装置
原動機の回転速度の増減による遠心力の変化を
利用するクラッチ。
2枚以上の摩擦板をもち,潤滑油で湿った状態で
使用するクラッチ。
摩擦板が乾いた状態で使用するクラッチ。
常時かみ合い式変速
機
ギヤシフトカム
シフトフォーク
原動機の動力を負荷に応じたトルク又は回転速
度に変換する装置 (JIS D 0104)。
主軸歯車と副軸歯車とは,各変速段とも常時か
み合っており,いずれかを選択して軸に固定す
ることによって動力を伝達する変速装置。
変速装置の歯車選択を制御するカム(図19参
照)。
慣用語
ミッション
足動変速
変速装置のしゅう動歯車を動かす,ふたまた状
の部品(図19参照)。
変速装置を足によって操作する変速方法。
変速ペダル
足動変速のための操作ペダル(図19参照)。
リターンシフト
最高速段又は最低速段に達したとき,戻り側だ
けが可能な変速方法。
ロータリシフト
変速操作が最高速段から最低速段までループ状
につながっていて,循環操作及び往復操作が可
能な変速方法。
変速を無段階に行うことができる装置。
1次減速機
原動機回転速度を,原動機と変速機との間で減
速する機構。
2次減速機
チェーンドライブ
変速機出力軸回転速度を,変速機と駆動車輪と
の間で減速する機構。
チェーンを使用する駆動車輪への動力伝達。
ドライブスプロケッ
ト
チェーンドライブの駆動側スプロケット。
駆動スプロ
ケット
チェーンドライブの被駆動側スプロケット。
被駆動スプ
ロケット
ドリブンスプロケッ
ト
チェーンアジャスタ
チェーンのたるみを調整するために,後車軸を
前後に移動させる部品(図20参照)。
チェーンテンショナ
シャフトドライブ
チェーンのたるみの変化を吸収するために,チ
ェーンに張力を与える装置。
回転軸を使用する,駆動車輪への動力伝達。
ベルトドライブ
ベルトを使用する,駆動車輪への動力伝達。
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D 0109:2007
番号
用語
定義
参考
対応英語
ドライブプーリ
ドリブンプーリ
ベルトドライブの駆動側プーリ。
ベルトドライブの被駆動側プーリ。
慣用語
3323
シフトフォーク
3322
ギヤシフトカム
クラッチレバー
3325
変速ペダル
図18−クラッチレバー
図19−変速装置
3532
ホイールダンパ
チェーンアジャスタ
図20−後輪駆動
3) ブレーキ装置に関する用語
番号
用語
定義
参考
対応英語
ブレーキ装置
自動車を減速,停止又はある位置に保持するた
めに使用する一連の機構 (JIS D 0106)。
フロントブレーキ
リヤブレーキ
前車軸に取り付けたブレーキ装置 (JIS D 0106)。 front brake
後車軸に取り付けたブレーキ装置 (JIS D 0106)。 rear brake
制動中の自動車の1個以上の車輪のスリップを anti-lock device,
自動的に制御する装置 (JIS D 0106)。
前後連動ブレーキ
一つの操作系だけで,あらかじめ設定された適
切な配分で前後輪同時に制動するシステム。
慣用語
ブレーキ,
制動装置
アンチロ
ックブ
レーキ
システ
ム
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D 0109:2007
番号
用語
定義
参考
対応英語
ハンドブレーキ
ブレーキレバー
ブレーキケーブル
フットブレーキ
ブレーキペダル
運転者が制動を行うため,足によって操作する
部品(図21参照)。
ブレーキロッド
踏力をブレーキ装置の作動部に伝える機能をも
つ棒状の部品(図21参照)。
ブレーキカムレバー
ブレーキ操作力をブレーキカムに伝える機能を
もつリンク機構部品(図21参照)。
注記 ブレーキアームともいう。
トルクリンク
ブレーキ装置の作動部が受けるブレーキトルク
を軸荷重として直接受け,作動部の回転を防止
する支持部材(図21参照)。
ドラムブレーキ
ドラムの内面又は外面に摩擦材を押し付けて制
動する摩擦ブレーキ (JIS D 0106)。
(ブレーキ)ドラム
ブレーキシュー
ブレーキライニング
制動作用をさせるためにブレーキシューを押し
付ける円筒状の部品 (JIS D 0107)。
ブレーキライニングを保持する部品 (JIS D
ドラムに押し付けて制動力を発生する摩擦材
ブレーキカム
ドラムに押し付けるためにブレーキシューを動
かすカム。
ブレーキパネル
ブレーキシューを保持する円板状の部品(図21
参照)。
ディスクブレーキ
ディスクの両面にパッドを押し付けて制動する
摩擦ブレーキ (JIS D 0107)。
(ブレーキ)ディス
ク
ベンチレーテッドデ
ィスク
制動作用をさせるためにパッドが押し付けられ
る円板状の部品 (JIS D 0107)。
空洞を設け,冷却機能を向上させたディスク
フローティングディ
スク
ハブに対し,浮動させ,熱ひずみの減少をねら
ったディスク。
キャリパ
ディスクの両面にパッドを押し付ける機能をも
つ装置。
(ブレーキ)パッド
ディスクに押し付けて制動力を発生する摩擦
材。
ブレーキマスタシリ
ンダ
ブレーキペダル又はブレーキレバーに加えられ
た力を機械的な機構を介して液圧に変換する装
置(図22参照)。
リザーバ
ブレーキ装置の作動液を蓄えておくタンク(図
22参照)。
慣用語
運転者が手で操作するブレーキ装置(図22参照) hand operated brake
握力をブレーキ操作力に変換するレバー(図22 brake lever
参照)。
握力又は踏力ブレーキ操作の作動部に伝達する
ケーブル。
運転者が足で操作するブレーキ装置(図21参照) foot brake
フートブ
レーキ,
足ブレー
キ
タンク,
液だめ
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20
D 0109:2007
番号
用語
定義
参考
対応英語
ブレーキホース
ブレーキの作動液圧を伝達するため両端に継手
部品をもつたわみ性があるホース(図22参照)
3423
3420
図21−フットブレーキ
3410
図22−ハンドブレーキ
慣用語
フレキシ
ブルホ
ース,
プレッシ
ャホー
ス
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21
D 0109:2007
4) 走行装置に関する用語
番号
用語
定義
参考
対応英語
走行装置
自動車の走行に必要な車軸及び車輪の総称 (JIS
車軸
車体及び車輪を支えるハウジング,棒体など。
終減速装置から車輪に動力を伝える軸(ドライ
ブシャフトは除く)を含む(図23参照)(JIS D
車輪
車軸を通じて車体を支え,回転運動によって自
動車を走行させるために必要な機能をもった輪
体(図23参照)(JIS D 0104)。
ホイール
リム,スポーク(又はディスク部)及びハブの
結合体。
スポークホイール
リムとハブとの間を円板状の部材で構成又は結
合したホイール(図23参照)。
ワイヤスポークホイ
ール
ディスクホイール
リムとハブとをワイヤスポークで結合したホイ
ール(図23参照)。
リムが,軽合金でできているホイール。ただし,
ワイヤスポークホイールは除く。
リム,スポーク(又はディスク部)及びハブを
一体に鋳造したホイール(図23参照)。
リムとハブとの間を円板状の部材で構成又は結
合下ホイール(図23参照)。
軽合金(製)ホイー
ル
キャストホイール
プレスホイール
リムとスポーク(又はディスク部)とをプレス
成形して,組立結合したホイール。
ハブ
リム
ホイールの中心部を形成する部品又は部分(図
23参照)。
タイヤを装着し,保持する部品,又は部分。
スポーク
(空気入り)タイヤ
ホイールのハブとリムをつなぐ部品,又は部分。 spoke
リムに取り付け,リムと本体との間の中空部に
(英)pneumatic
空気を充てんした車輪 (JIS D 0104)。
(英)tyre,
(米)tire
ホイールダンパ
エンジンのトルク変動及びブレーキ時の衝撃を
緩和するために,駆動車輪に装着する部品(図
20参照)。
スピードメータギヤ
ボックス
車輪の回転を減速してスピードメータに伝える
ための歯車装置。
慣用語
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
22
D 0109:2007
3528
車軸
3520
図23−車輪・車軸
5) 懸架装置及びかじ取り装置に関する用語
番号
用語
定義
参考
対応英語
懸架装置
車体又はフレームと走行装置との中間にあり,
路面からの衝撃を緩和する装置 (JIS D 0104)。
フロントフォーク
下部がふたまたに分岐し,左右両側から車軸を
保持する前輪懸架装置(図24,図25参照)。
ステアリングステム
フロントフォークに固定した,かじ取りのため
の回転軸(図25参照)。
テレスコピックフロ
ントフォーク
車軸を保持する筒形の部材とフレームに取り付
けた筒形の部材とをはめ合わせ,その軸方向に
しゅう動して緩衝作用を行うフロントフォーク
(図25参照)。
正立フロントフォー
ク
インナチューブを車体側,アウタチューブを車
軸側に配置したテレスコピックフロントフォー
ク(図28参照)。
倒立フロントフォー
ク
アウタチューブを車体側,インナチューブを車
軸側に配置したテレスコピックフロントフォー
ク(図28参照)。
慣用語
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23
D 0109:2007
番号
用語
定義
ボトムリンクフロン
トフォーク
車軸と平行で,かつ,フロントフォークの下端
に設けた揺動軸と車軸とを結合する揺動部材に
よって懸架するフロントフォーク。
車軸が揺動軸の前方にあるリーディングアー
ム式と後方にあるトレーリングアーム式とがあ
る(図24参照)。
フォークアッパホル
ダ
ヘッドパイプ上部に位置し,フロントフォーク
を最上部で固定する部品(図26参照)。
リヤスイングアーム
回転軸が後車軸と平行でかつ前方にあり,後端
で後車軸を保持する揺動部材(図27,図30参照)。
クッションユニット
ばねと減衰装置とを組み合わせた緩衝装置(図
27,図30参照)。
リンク式サスペンシ
ョン
フレームとリヤスイングアームの間にアームリ
レー,コネクティングロッドを配置し,リンク
機構の幾何学的な位置関係によって,クッショ
ンストローク特性を変化させることのできるサ
スペンション形式(図29参照)。
アームリレー
リンク式サスペンションにおいて,リヤスイン
グアーム,クッション,コネクティングロッド,
フレームのうち3点を結ぶための部材(図29参
照)。
コネクティングロッ
ド
リンク式サスペンションにおいて,フレーム,
スイングアーム,アームリレーのうち2点を結
ぶための部材(図29参照)。
ユニットスイング式
サスペンション
エンジンと動力伝達装置のハウジングも兼ねた
リヤスイングアームが一体となり揺動するサス
ペンション形式(図30参照)。
かじ取り装置
自動車の進行方向を左右任意に転換するため,
力や変位を走行装置に伝達する装置 (JIS D
ハンドルバー
ハンドルグリップ
ステアリングロック
自動車を操縦するために,運転者が直接手で,
入力を加えるほぼ棒状の部分。
注記 ハンドルバーには,一体式と左右分割式と
がある。
ハンドルバー両端の握り部分(図13参照)。
ステアリングダンパ
盗難防止のためにかじ取り装置に設け,ハンド
ルバーの回転を固定する装置。
路面から直接伝わる衝撃やかじ取り装置の振動
を減衰するため,かじ取り装置とフレームとの
間に設けた緩衝装置。
参考
対応英語
慣用語
ハンドル
クラウ
ン,
トップブ
リッジ,
ステアリ
ングス
テムヘ
ッド
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
24
D 0109:2007
3616
3610
3615
図24−ボトムリンクフロントフォーク
図25−テレスコピックフロントフォーク
図26−フォークアッパホルダ
図27−後輪緩衝装置
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25
D 0109:2007
インナチューブ
アウタチューブ
アウタチューブ
インナチューブ
3613
正立フロントフォーク
3613
3614
倒立フロントフォーク
3614
図28−正立フロントフォーク,倒立フロントフォーク
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26
D 0109:2007
アームリレー
コネクティングロッド
3623
図29−リンク式サスペンション
クッションユニット
エンジン
リヤスイングアーム
3626
図30−ユニットスイング式サスペンション
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
27
D 0109:2007
6) 電気装置に関する用語
番号
用語
定義
参考
対応英語
慣用語
電気装置
電気によって作動し,又は電気を供給する装
置の総称 (JIS D 0104)。
充電−発電装
置
原動機の動力で発電,蓄電又は給電する電気
装置 (JIS D 0104)。
ゼネレータ
自動車の電気負荷に電気を供給し,また,バ
ッテリを充電するための発電機の総称 (JIS D
注記 法令関係では,充電発電機という。
オルタネータ
交流を発電し,内蔵したダイオードによって
整流した直流を出力するゼネレータ (JIS D
照明装置
運転者の視界を確保する灯火及び番号標など
の照明のための装置 (JIS D 0104)。
ヘッドランプ
夜間走行中前方を照明するもので,道路上の
障害物などを確認する照明用ランプ。遠方照
射用の走行ビームと,対向車の運転者又は他
の道路使用者への不当なまぶ(眩)しさを抑
えたすれ違いビームとをもっているが,それ
ぞれが独立した専用のものもある (JIS D
注記 法令関係では,走行用前照灯又はすれ
違い用前照灯という。
(フロント)ポ
ジションラ
ンプ
夜間に,前方に対して自動車の存在を知らせ
るための標識用ランプ (JIS D 0103)。
ライセンスプ
レートラン
プ
夜間に後部番号標を照射し,番号標の表示を
識別しやすくする照明用ランプ (JIS D
注記 法令関係では,番号灯という。
信号装置
自動車の存在及び挙動を,光又は音響によっ
て車外者に知らせる装置 (JIS D 0104)。
ターンシグナ
ルランプ
点滅によって,運転者が方向を右側又は左側
に変更する意志であることを,他の道路使用
者に知らせるための信号用ランプ (JIS D
注記 法令関係では,方向指示器という。
方向指示灯
ストップラン
プ
運転者が常用ブレーキを操作していることを
他の道路使用者に知らせるための信号用ラン
プ (JIS D 0103)。
注記 法令関係では,制動灯という。
ブレーキランプ,
停止灯
テールランプ
夜間に,後方に対して自動車の存在を知らせ
るための標識用ランプ。
注記 法令関係では,尾灯という。
ダイナモ
ACゼネレータ,
ACダイナモ
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
28
D 0109:2007
番号
用語
定義
参考
対応英語
慣用語
リフレックス
リフレクタ
外部からの光を,ほぼ入射した方向に反射す
る機能をもち,夜間に自動車の存在を知らせ
るための標識用部品 (JIS D 0103)。
注記 法令関係では,反射器という。
ターンシグナルランプを点滅させるためのフ
ラッシャ (JIS D 0103)。
方向指示灯点滅
器
ターンシグナ
ルフラッシ
ャ
ホーン
主として自動車の前方の他の道路使用者に警
報するための音響信号器。電磁力によって振
動板を振動させ,その音を共鳴器で増強し,
ふく射する (JIS D 0103)。
注記 法令関係では,警音器という。
計器
運転者に装置の作動状態を表示,警告又は記
録する装置 (JIS D 0104)。
スピードメー
タ
タコメータ
積算計
自動車の総走行距離を積算して指示する装
置。適宜,0(ゼロ)に戻す装置を備えたトリ
ップ用積算計もある (JIS D 0104)。
注記 法令関係では,走行距離計という。
トータルメータ
インジケータ
(ランプ)
各対象装置の作動状況,不完全状態又は異常
発生を知らせる灯火式表示装置 (JIS D
パイロットラン
プ
ターンシグナ
ル(パイロッ
ト)インジケ
ータ
ターンシグナルランプの作動状態を知らせる
ための表示パイロットインジケータ (JIS D
ターンシグナル
パイロットラ
ンプ
アッパビーム
(パイロッ
ト)インジケ
ータ
ヘッドランプの走行ビームが点灯状態にある
ことを知らせるパイロットインジケータ (JIS
注記 法令関係では,走行用前照灯の点灯操
作状況を運転席の運転者に表示する装
置という。
アッパビームパ
イロットラン
プ
ニュートラル
(パイロッ
ト)インジケ
ータ
変速装置の作動がニュートラルであることを
運転者に知らせるパイロットインジケータ
ニュートラルパ
イロットラン
プ
ライティング
スイッチ
ヘッドランプ,ポジションランプ,テールラ
ンプなどの回路の開閉及び接続の切換えをす
るスイッチ (JIS D 0103)。
前照灯スイッチ,
ヘッドランプス
イッチ
速度を指示する計器。アナログ式(渦電流式,
電気式など)及びデジタル式がある (JIS D
注記 法令関係では,速度計という。
エンジン回転数を指示する計器。アナログ式
(渦電流式,電気式など)及びデジタル式が
ある (JIS D 0103)。
回転計
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
29
D 0109:2007
番号
用語
定義
参考
対応英語
慣用語
ディマスイッ
チ
ヘッドランプの走行ビームとすれ違いビーム
との切換えをするスイッチ (JIS D 0103)。
イグニッショ
ンスイッチ
スタータスイ
ッチ
キーによって操作し,イグニッションコイル
の回路などを開閉をするスイッチ (JIS D
スタータの回路を開閉するスイッチ (JIS D
前照灯切換えス
イッチ,
ヘッドランプ切
換えスイッチ
点火スイッチ
始動スイッチ
ターンシグナ
ルスイッチ
方向を変えようとする側のターンシグナルラ
ンプの回路を開閉するスイッチ (JIS D
方向指示灯スイ
ッチ
ホーンボタン
ホーンの回路を開閉して,ホーンを鳴らすた
めのプッシュスイッチ (JIS D 0103)。
ホーンスイッチ
エンジンスト
ップスイッ
チ
イグニッションスイッチの操作によらずエン
ジンを停止できるように,ハンドルグリップ
部に取り付けたスイッチ。
ニュートラル
スイッチ
変速装置のニュートラル位置を検出し,ニュ
ートラル(パイロット)インジケータランプ
の回路を開閉するスイッチ。
ワイヤハーネ
ス
電線及びその接続用ターミナル,そのほかの
部品を一体に組み上げた配線部品 (JIS D
イモビライザ
電子式のキーに内蔵されたトランスポンダか
ら出される暗号を車両本体内のコンピュータ
で照合し,正規のキーと判定されないとエン
ジンが掛からない盗難防止装置。
ワイヤリングハ
ーネス
7) フレームに関する用語
番号
用語
フレーム
原動機,かじ取り装置,懸架装置,各種機能
部品などを搭載する骨格部品 (JIS D 0104)。
ヘッドパイプ
パイプフレー
ム
プレスフレー
ム
鋳造フレーム
フレームの最前部にあって,ステアリングス
テムを包んで保持する部材(図36参照)。
管材を用いて作ったフレーム(図32,図33, tube frame
図34参照)。
金属板をプレス加工して作ったフレーム(図
35,図36参照)。
ダイカスト,重力鋳造部品を用いて作ったフ
レーム(図31参照)。
原動機のケースをフレームの一部として利用
した形式のフレーム(図32参照)。
ダイヤモンド
形フレーム
クレードル形
フレーム
ダブルクレー
ドル形フレ
ーム
定義
参考
対応英語
原動機全体を囲む揺りかご形状のフレーム
(図33,図34参照)。
原動機前部の部材が並列な2本のパイプで構 double cradle type
成されたクレードル形フレーム(図33参照)。
慣用語
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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D 0109:2007
番号
用語
定義
参考
対応英語
セミダブルク
レードル形
フレーム
原動機前部の部材が1本の管,原動機底部の
部材が並列な2本のパイプで構成されたクレ
ードル形フレーム(図34参照)。
バックボーン
形フレーム
原動機をつり下げる形式で,背骨状の部材で
構成したフレーム(図35参照)。
アンダボーン
形フレーム
フレーム前部が下方にわん曲した背骨状の部
材で構成したフレーム。バックボーン形フレ
ームの変形(図36参照)。
ツインチュー
ブフレーム
主要部に太いチューブ状の部材を用いたフレ
ーム。(図37参照)。
3804
図31−鋳造フレーム
慣用語
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
31
D 0109:2007
3811
図32−ダイヤモンド形フレーム
3814
図34−セミダブルクレードル形フレーム
3813
図33−ダブルクレードル形フレーム
3815
図35−バックボーン形フレーム
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
32
D 0109:2007
3801
ヘッドパイプ
3816
図36−アンダボーン形フレーム
3817
図37−ツインチューブフレーム
8) 乗車装置に関する用語
番号
用語
定義
参考
対応英語
乗車装置
乗車する者の姿勢を保持する装置。
シート
乗車する者が着座する装置。附属装置を含む
シートロック
ライダシート
自動車の開閉シート及び脱着シートの施錠装
置。
運転者用のシート。
パッセンジャ
シート
同乗者用のシート。
シングルシー
ト
ダブルシート
一人乗り専用のシート(図38参照)。
二人乗り用の一体のシート(図39参照)。
慣用語
フロントシート,
メインシート
リヤシート,
ピリオンシート,
タンデムシート
サドル
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D 0109:2007
番号
用語
定義
参考
対応英語
慣用語
セパレートシ
ート
二人乗り用のシートで,ライダシートとパッ
センジャシートとに分離できるもの(図40参
照)。
開閉シート
簡単な操作で開閉可能なシート。前開き,後
開き及び横開きがある。
脱着シート
固定シート
簡単な操作で脱着可能なシート。
パッセンジャ
グリップ
同乗者が姿勢を保持するための握り部分の総
称(図39参照)。
グラブバー
パッセンジャシートの横又は後方に設置した
パッセンジャグリップ(図39参照)。
グラブレール,
リヤグリップ
シートバンド
パッセンジャシートの前方でシート上に設置
したバンド状のパッセンジャグリップ(図39
参照)。
シートストラッ
プ
フットレスト
運転者及び同乗者が乗車姿勢を保つために足
を置く部品(図41参照)。
シートヒータ
シートに内蔵され,運転者若しくはパッセン
ジャのでん(臀)部を暖める装置。
グリップヒー
タ
ハンドルバーのグリップ部に設置し,運転者
の手を暖める装置。
車体に固定され,簡単な操作で開閉,又は脱
着できない構造のシート。
アシストグリッ
プ
3920
3921
3914
図38−シングルシート
3915
図39−ダブルシート
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D 0109:2007
3916
図40−セパレートシート
4011
3923
図41−フットレスト,スタンド
9) ぎ(艤)装品に関する用語
番号
用語
ぎ装品
定義
対応英語
居住性,装飾性を高め又は運行を補助する装
置,部品。空力付加装置を含む (JIS D 0104)。
参考
慣用語
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D 0109:2007
番号
用語
定義
参考
対応英語
メインスタン
ド
サイドスタン
ド
サイドカバー
機能部品を覆うことなどを目的として,フレ
ーム中央の左右に装着するカバー。
フェンダ
泥はね防止のために,車輪の一部を覆う部品
(図42参照)。
チェーンケー
ス
駆動チェーンの一部又は全部を覆う部品(図
27,図43参照)。
レッグシール
ド
風,雨,泥水などから運転者の脚部を守るた
め,前面に設けた装備品。
エンジンガー
ド
主として,路面との接触によるエンジンの破
損を防ぐための部材。
リヤビューミ
ラー
ヘルメットホ
ルダ
フェアリング
ハンドルバーなどに取り付け,後方を確認す
る鏡。
ヘルメットをフレームなどに固定する部品。
自動車の前部に取り付けて,風,雨などから
運転者を保護するとともに走行時の空気抵抗
を減少させるための装備品。
慣用語
スタンドの両脚と前輪又は後輪の3点接地で, main stand
自動車を直立に保持する駐車用の装置(図41
参照)。
前輪と後輪とを接地したまま倒れないように
保持する簡便な駐車用の装置(図41参照)。 prop stand
ウインドシー
ルド
自動車の前部に取り付けて,視野を妨げずに
風,雨などが運転者に直接当たるのを防ぐた
めの装備品。
(英)windscreen,
(米)windshield
電動ウインド
シールド
運転席に座ったまま,スイッチ操作によって
高さ及び角度の調整ができるウインドシール
ド(図44参照)。
ウインドシー
ルドワイパ
電気を動力源として自動車の窓ガラスをふ
(拭)く装置。間欠作動するものもある(JIS D
0103)(図45参照)。
注記 法令関係では,窓ふ(拭)き器という。
サイドバッグ
荷物を入れるためにフレームの横に取り付け
たかばん又は箱。
トランク
バスケット
キャリア
自動車の後部に取り付けたふた付きの荷物入
れ。
荷物を入れるために取り付けたかご。
荷物を載せるために取り付けた荷台。
バックミラー
風防
ワイパ
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
36
D 0109:2007
4014
図42−フェンダ
4022
図44−電動ウインドシールド
4015
図43−チェーンケース
4023
図45−ウインドシールドワイパ
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D 0109:2007
附属書A
(規定)
引用規格
JIS B 0108-1 往復動内燃機関−用語−第1部:機関設計及び運転用語
JIS B 0108-2 往復動内燃機関−用語−第2部:機関保全用語
JIS B 0109-1 往復動内燃機関−要素及びシステム用語−第1部:機関構造及び外部カバー
JIS B 0109-4 往復動内燃機関−要素及びシステム用語−第4部:過給及び吸排気装置
JIS B 0109-5 往復動内燃機関−要素及びシステム用語−第5部:冷却装置
JIS B 0109-6 往復動内燃機関−要素及びシステム用語−第6部:潤滑装置
JIS B 0109-8 往復動内燃機関−要素及びシステム用語−第8部:始動装置
JIS B 0110 往復動内燃機関−特殊項目用語
JIS D 0010 二輪自動車−仕様書様式
JIS D 0102 自動車用語−自動車の寸法,質量,荷重及び性能
JIS D 0103 自動車部品−電気装置の機器・部品−名称
JIS D 0104 自動車の主要装置用語
JIS D 0106 自動車−ブレーキ用語−種類,力学及び現象
JIS D 0107 自動車−ブレーキ用語−部品
JIS D 0110 自動車のぎ装品用語
JIS D 1000 二輪自動車−エンジンネット軸出力試験方法
JIS D 1034 二輪自動車−ブレーキ試験方法
JIS D 1037 二輪自動車−最高速度試験方法
ISO 3833 Road vehicles−Types−Terms and definitions
ISO 6725 Road vehicles−Dimensions of two-wheeled mopeds and motorcycles−Terms and definitions
ISO 6726 Mopeds and motorcycles with two wheels−Masses−Vocabulary