「GB」と「GiB」の違い
予備知識
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| ギガ | 「10億(10の9乗)」を指す単位 |
| ビット | コンピュータの世界における「0か1が入る箱」のこと。あるいはコンピュータの世界における「0か1が入る箱」の数を表す単位 |
| バイト | たまに違う場合もあるけど、普通は「8ビット」を表す単位。0か1が入っている箱が8個ある状態 |
| 10進数 | それぞれの桁の数字が「10」になると桁上がりする数字 |
| 2進数 | それぞれの桁の数字が「2」になると桁上がりする数字 |
それぞれの用語の意味
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| GB | 「ギガバイト」の省略表現。10億(10の9乗)バイトを表す単位 |
| GiB | 「ギビバイト」の省略表現。2の30乗バイトを表す単位 |
人間様の世界は基本的に10進数の世界です。
何かが1,000個(10の3乗個)集まって「キロ」になり、キロが1,000個集まって「メガ」になり、メガが1,000個集まって「ギガ」になります。
一方、コンピュータさんの世界は2進数の世界です。
人間様にとっては分かりやすい「1,000」ですが、コンピュータさんにとっては分かりにくいのです。
どちらかといえば「1,024(2の10乗個)」の方がしっくりきます。
そこでコンピュータさんの世界では何かが1,024個(2の10乗個)集まって「キロ」になり、キロが1,024個集まって「メガ」になり、メガが1,024個集まって「ギガ」になっていました。
ですが、これでは「キロ」「メガ」「ギガ」という同じ表現なのに、1,000倍だったり1,024倍だったりすることになります。
これは、あまり宜しくありません。

そこで、呼び名を変えて区別することにしたのです。
具体的には、コンピュータさん側の単位、1,024倍で呼び名が変わる単位に「キビ」「メビ」「ギビ」という呼び名を付けました。
これで「キロバイト」「メガバイト」「ギガバイト」と言えば「あぁ、1,000倍なのね」と分かるし「キビバイト」「メビバイト」「ギビバイト」と言えば「あぁ、1,024倍なのね」と分かるだろうとの目論見です。
似ているところ
どちらも、ギガなバイトを表す単位です。
コンピュータの世界で「GB」と言った場合、その多くは「GiB」と同じ意味で使われています。
具体的には、2の30乗バイトを表す単位として、です。
違うところ
・「GB」は人間様基準で考えられた単位です。「GiB」はコンピュータさん基準で考えられた単位です。
・「GB」は10の累乗です。「GiB」は2の累乗です。
・「GB」は1,000倍毎に
キロ(KB)
↓
メガ(MB)
↓
ギガ(GB)
と単位が変わっていきます。「GiB」は1,024倍毎に
キビ(KiB)
↓
メビ(MiB)
↓
ギビ(GiB)
と単位が変わっていきます。
個人的な使い分け
コンピュータさんの世界で出てくる「GB」は、ほぼ間違いなく「GiB」(2の30乗バイト)のことです。
本来の意味の「GB」(10の9乗バイト)であることは、ほぼありません。
ですから、厳密に表現したいのであれば「GiB」を使ってください。
私は使い分けをしていませんけどね。
「GiB」に馴染みがない人も多いので、意図的に「GB」を使うようにしています。
こだわり派っぽい人が相手のときだけ「GiB」を使います。






