コピーレフト
自由に使ったり、改造したり、配ったりしてOKだよ
著作権は放棄されていないよ
配るものも「自由に使ったり、改造したり、配ったりしてOK」になるよ
簡単に書くよ
コピーレフト(英:copyleft)とは
(ソフトウェアの)ライセンス
(使っていい権利)の考え方のひとつ
であり
「著作権
(著作物を他のやつが勝手に使えなくする権利)は放棄しないけど、自由に使ったり、改造したり、配ったりして良いよ。ただし、配るものも『自由に使ったり、改造したり、配ったりしてOK』にしろよ」な考え方
です。
詳しく書くよ
別にIT用語というわけでも ないですけどね。
某・資格試験の過去問に出てきたので取り上げておきます。
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として
・(ソフトウェアの)ライセンス
・著作物
・著作権
・コピーライト
について説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
ライセンスは「どこまで、やっていーよ」な権利です。
とはいえ、今回はソフトウェアのライセンスについて話します。
「そのソフトに対して、どこまで やっていーよ」な権利と解釈してください。
例えば、ぴよぴよライセンスが あったとしましょう。
ぴよぴよライセンスは「改造するのは自由にやって良いけど、それを人にあげるのはダメだよ」なライセンスです。
ピヨ太君が、ぴよぴよライセンスの付いた「ぴよぴよソフト」を手に入れました。
ぴよぴよライセンスは「改造するのは自由にして良い」ライセンスです。
ピヨ太君は、ぴよぴよソフトを改造して「スーパーぴよぴよソフト」を作りました。
完成したスーパーぴよぴよソフトは中々の自信作です。
ピヨ子さんにも使わせてあげましょう。
はい!ダメ!
ぴよぴよライセンスは「人にあげちゃダメだよ」なライセンスです。
ピヨ太君はスーパーぴよぴよソフトをピヨ子さんに あげられません。
このような「コレはして良いけど、コレはしちゃダメだよ」言い方を変えると「どこまで、やっていーよ」を規定したルール(お約束事)がライセンスです。
ソフトウェアのライセンスであれば、例えば
・使って良いか
・コピーして良いか
・改造して良いか
・再配布して良いか
・販売して良いか
・著作権表示を削除して良いか
のような項目に対して、それぞれ「いーよ」「ダメだよ」が決められています。
著作物は「文芸・学術・美術・音楽ジャンルの創作物」です。
小説とか詩とか絵とかマンガとか写真とかアニメとか歌とかが該当します。
ちなみに、法律的な定義は
思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの
です。
「著作権法」という法律の「第一章 総則」の「第一節 通則」に以下のように書いてあります。
(定義)
第二条 この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
一 著作物 思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。
資格試験とかを受ける人は、この定義を丸暗記しておけば良いと思います。
著作権は「著作物を他のやつが勝手に使えなくする権利」です。
例えば、そうですね。
ピヨ太君が説明に関するビジネス書を書きました。
ちなみに『「分かった!」と思わせる説明の技術』という本です。
ピヨ太君が書いたビジネス書の内容は著作物です。
さて、この「ピヨ太君が書いたビジネス書の中身」をアクマ君がパクリました。
このとき、ピヨ太君は「おい!パクるなよ!」と言いたいです。
でも「パクっちゃダメよ」になっていなかったら文句を言えません。
「なんでパクっちゃダメなの?」と反論されてしまいます。
一生懸命考えて生み出した著作物をパクられたらイヤですよね。
そこで「著作権法」という法律で「他人の著作物をパクっちゃダメよ!」と決められています。
この「他人の著作物をパクっちゃダメよ!」が、言い方を変えると「自分の著作物を他のやつが勝手に使えなくする権利」が著作権です。
なお、実際には「パクっちゃダメ」以外にも いろいろなことが決められています。
そこら辺の あれやこれやは他のところで勉強してください。
コピーライトは「著作権」をアメリカンな気分で言ってみた表現です。
以上を踏まえて
著作権自体は放棄しないけど、自由に使ったり、改造したり、配ったりしてOKだよ。その代わり、配るものも「自由に使ったり、改造したり、配ったりしてOK」にしろよ、な考え方
が「コピーレフト」です。
イメージは
コピーライトの反対がコピーレフト
です。
「ライト(right:右)」に対する「レフト(left:左)」ということなのでしょうね。
コピーレフトの考え方自体はソフトウェア専用というわけではないと思います。
ただし、出てくるのはソフトウェアのライセンスの話が多いです。
気が向いたら、頭の片隅にでも置いておいてあげてください。
一言でまとめるよ
まぁ「コピーレフト」って単語が出てきたら「著作権
(著作物を他のやつが勝手に使えなくする権利)は放棄しないけど自由に使ったり、改造したり、配ったりしてOK。ただし、配るものも『自由に使ったり、改造したり、配ったりしてOK』になる、なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「copyright(コピーライト)」の意味は「著作権」とかです。
この「copyright(コピーライト)」の「right(ライト)」の部分を「left(レフト)」に変えた言葉遊びだと思います。
ちなみに「right(ライト)」の意味は「右」とかです。
「left(レフト)」の意味は「左」とかです。






