複合参照【Excel】
Excelで他のセルを参照するときの やり方だよ
列と行のどちらかを相対参照で指定して、どちらかを絶対参照で指定するよ
「=$A1」や「=A$1」みたいに書くよ
簡単に書くよ
複合参照【Excel】(読:フクゴウサンショウ 英:mixed reference)とは
Excelで他のセル
(Excelのマス目)を参照するときの指定の仕方のひとつ
であり
相対参照
(あるセルを基準にして、そこからの相対位置でセルを指定する参照のやり方)と絶対参照
(どこから参照しても参照先が変わらない、絶対位置でセルを指定する参照のやり方)の合体版
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として
・Excel
・セル
・相対参照
・絶対参照
について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
Excelは「マイクロソフトさんが作った表計算ソフト」です。
正式名称は「Microsoft Excel」ですが、単に「Excel」と呼ばれることが多いでしょう。
「Microsoft Office」と呼ばれる製品のひとつです。
セルは「Excelっぽいソフト(表計算ソフト)の作業画面にあるマス目」です。
コンピュータ関係の話で「セル」と出てきたら9割方「Excelっぽいソフトのマス目」を指しています。
ドラ○ンボールに出てくる敵とは関係ありません。
ご注意ください。
Excelさんではセルに他のセルの内容を表示できます。
例えば、B2セルの中身として
=A1
と書くと、B2セルにはA1セルの内容が表示されます。
これはB2セルからA1セルを見ているとも言えますよね。
このように他のセルを指定することを「参照」や「参照する」と言います。
さて、実は、この参照ですが、相手先の指定の仕方が2種類あります。
1つは「ここから真っ直ぐ行って~、2つ目の信号を左に曲がって~、横断歩道を渡ったら3つ目の十字路を右に曲がったところ!」みたいな指定です。
自分のセルを基準にして、そこからどれだけ移動するかで指定します。
もう1つは「神奈川県ピヨピヨ市ピヨピヨ町2丁目1-2だよ!」みたいな指定です。
誰がいつどこで見ても同じ場所を示すように指定します。
この2種類の指定のうち「自分のセルを基準にして、そこからどれだけ移動するかで指定するやり方」を「相対参照」と言います。
「=A1」のように書くと相対参照になります。
「誰がいつどこで見ても同じ場所を示すように指定するやり方」は「絶対参照」と言います。
「=$A$1」のように「$(ドルマーク)」をつけて書くと絶対参照になります。
以上を踏まえて
相対参照で列を指定し、絶対参照で行を指定する、参照先の指定方法
もしくは
絶対参照で列を指定し、相対参照で行を指定する、参照先の指定方法
が「複合参照」です。
文字通り
相対参照と絶対参照を複合した
指定の仕方です。
例えば、そうですね。
B2セルにA1セルへの参照を書く例で考えてみましょう。
相対参照で指定すると
=A1
に なります。
これは実際には、B2セルを基準にして
1つ左の1つ上を見ろよ!
な指定です。
絶対参照で指定する場合は
=$A$1
に なります。
これは
A列の1行目を見ろ!
な指定です。
「相対参照で列を指定し、絶対参照で行を指定する」複合参照で書くと
=A$1
に なります。
この指定の意味するところは
1つ左の1行目を見ろよ!
です。
それでは、ここでセルをコピーしてみましょう。
「=A$1」と書かれたB2セルをC4セルにコピーしてみました。
そうすると中身が変わります。
「=A$1」は「=B$1」に変身してしまうのです。
これはC4セルの1つ左の列(つまりB列)の1行目を指すようになるためです。
同じ理屈で「絶対参照で列を指定し、相対参照で行を指定する」複合参照で書くと
=$A1
に なります。
この指定の意味するところは
A列の1つ上を見ろよ!
です。
同じようにセルをコピーしてみましょう。
「=$A1」と書かれたB2セルをC4セルにコピーしてみました。
そうすると中身が変わります。
「=$A1」は「=$A3」に変身してしまうのです。
これはA列のC4セルの1つ上の行(つまり3行目)を指すようになるためです。
このように、列と行のうち、どちらかを相対参照で指定し、どちらかを絶対参照で指定するやり方が複合参照です。
一言でまとめるよ
まぁ「複合参照」って単語が出てきたら「相対参照
(あるセルを基準にして、そこからの相対位置でセルを指定する参照のやり方)と絶対参照
(どこから参照しても参照先が変わらない、絶対位置でセルを指定する参照のやり方)の合体版なんだな~」と お考えください。






