認証VLAN
VLANのやり方だよ
使うときに認証するよ
認証されたユーザによって、どのネットワークに所属するか決まるよ
簡単に書くよ
認証VLAN(読:ニンショウブイラン 英:authenticated VLAN、authentication VLAN)とは
元々のネットワークを論理的に区切ったりまとめたりしたネットワーク(VLAN)の作り方のひとつ
であり
「そいつが使っているコンピュータは、このネットワークってことになってるよ」な やり方
です。
もう少し具体的に書くと
使うときに認証をやり、その認証されたユーザによって、コンピュータが どのネットワークに所属するか決まるVLANの方式
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「認証」と「VLAN(ブイラン)」について説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
認証は「おまえ誰?OKなやつ?」を確認する作業です。
例えば
・本人しか知らない情報を入力させる
・本人しか持っていないものを提示させる
・接続元の情報を見る
のような過程を経て、OKな人かNGな人かを判定します。
※厳密には「認証+認可」の説明になっていますが気にしないことにします。そこら辺が気になる方は、用語「認可」の説明を ご覧ください。
よくある認証のやり方は、IDとパスワードを入力して自分が使っていい人であることを証明するやり方です。
もしIDを個人ごとに発行すれば、認証した人が誰かを特定できます。
例えば
ピヨ太君のID:piyota
ピヨ子さんのID:piyoko
としたとしましょう。
「piyota」で認証されれば「ピヨ太君が来たんだな~」と分かります。
「piyoko」で認証されれば「ピヨ子さんが来たんだな~」と分かります。
(やり方によっては)認証することで個人を特定できる
というのを覚えておいてください。
VLANは「元々のネットワークを論理的に区切ったりまとめたりしたネットワーク」です。
スイッチと呼ばれるネットワーク機器にイタズラすることで、物理的な配線とは違うネットワークを作れます。
例えば、そうですね。
とあるネットワークが あったとしましょう。
このネットワークは、スイッチ経由で5台のコンピュータが つながっています。
スイッチにイタズラをして、コンピュータ1は2としか やり取りできないようにしました。
2も1としか やり取りできません。
同じように、3~5は お互い やり取りできるようにしました。
3と4と5の間では やり取りできますが、1や2とは やり取りできません。
そうすると、物理的には1つのネットワークですが、論理的には2つのネットワークがある状態になります。
この「論理的なネットワーク」がVLANです。
実際につながっている線とは別の、意味上のネットワークですね。
以上を踏まえて
コンピュータを使っている人を見て、そのコンピュータが どのネットワークに所属するか判断するVLANのやり方
が「認証VLAN」です。
「ユーザベースVLAN」とも呼ばれます。
認証VLANにおいて大事なのは
接続する機器を使っている人(ユーザ)
です。
例えば、そうですね。
ここに穴が5個あるスイッチが あったとしましょう。
それぞれの穴にコンピュータが つながっています。
便宜上、コンピュータにはA~Eまでの名前を付けておきますね。
ピヨ太君はネットワーク1の人です。
ピヨ子さんはネットワーク2の人です。
さて、ピヨ太君がコンピュータAを使って作業しました。
ID「piyota」を使って認証済みです。
そうするとコンピュータA(=穴1)はネットワーク1につながります。
ピヨ太君はネットワーク1の人ですからね。
次にピヨ子さんがコンピュータBを使って作業しました。
ID「piyoko」を使って認証済みです。
そうするとコンピュータB(=穴2)はネットワーク2につながります。
ピヨ子さんはネットワーク2の人ですからね。
おっと、ここでピヨ太君が別のコンピュータに移動しました。
コンピュータEを使って作業するようです。
そうするとコンピュータE(=穴5)はネットワーク1につながります。
ピヨ太君はネットワーク1の人ですからね。
あれあれ?
ピヨ子さんまで移動するようです。
ピヨ子さんは、さっきまでピヨ太君が使っていたコンピュータAに移動しました。
そうするとコンピュータA(=穴1)はネットワーク2につながります。
ピヨ子さんはネットワーク2の人ですからね。
さっきはネットワーク1につながったコンピュータA(=穴1)が今度はネットワーク2につながりましたね。
ピヨ太君が使ったときはネットワーク1につながりました。
ピヨ子さんが使ったときはネットワーク2につながりました。
同じコンピュータですが、使う人によって違うネットワークにつながりました。
このようなVLANのやり方が認証VLANです。
コンピュータを使う人によって所属するネットワークが決まるVLANのやり方です。
認証VLANでは、どのコンピュータを使うかすら気にする必要ありません。
「使う人が誰か」が大事なVLANのやり方です。
認証VLANの実際の設定については今回は触れません。
専門的に説明しているところで情報を補完してください。
一言でまとめるよ
まぁ「認証VLAN」って単語が出てきたら「使う人によって所属するネットワークが決まるVLAN
(元々のネットワークを論理的に区切ったりまとめたりしたネットワーク)なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「認証」は日本語ですね。
「VLAN(ブイラン)」は「Virtual Local Area Network(バーチャル・ローカル・エリア・ネットワーク)」の略です。
「virtual(バーチャル)」の意味は「実質上の」とか「事実上の」とか「実際上の」とかです。
ただし、今回は「仮想の」と解釈してください。
「local(ローカル)」の意味は「現地の」とか「地元の」とか「局所的な」とかです。
「area(エリア)」の意味は「範囲」とか「領域」とか「地域」とかです。
「network(ネットワーク)」はカタカナで「ネットワーク」で分かりますかね。
何となく くっつけると
認証する仮想の局所的な範囲のネットワーク
となります。
■違いの分かるピヨピヨ
■検索してみる?






