最大許容停止時間(MTPD)
「どれくらいの時間で復旧しないと本気でヤバいか」だよ
ディザスタリカバリ(災害対策)の話で出てくるよ
災害後、復旧にかけられる猶予時間の目安だよ
「MTPD」と表現された場合は「Maximum Tolerable Period of Disruption」の略だよ
簡単に書くよ
最大許容停止時間(MTPD)(読:サイダイキョヨウテイシジカン 英:maximum tolerable period of disruption)とは
「どれくらいの時間で復旧しないと本気でヤバい?」の目安。
別の言い方をすると
災害後、復旧にかけられる猶予時間の指針
です。
詳しく書くよ
サクっと一言で説明すると
災害が起きて被害を受けたときに、いつまでに復旧しないと本気でヤバいかの目安
が「最大許容停止時間」です。
「MTPD」と表現されることも あります。
「MTPD」と表現された場合は「Maximum Tolerable Period of Disruption(マキシマム・タレラブル・ピリオド・オブ・ディスラプション)」の略です。
気が向いたら、覚えてあげてください。
※「Maximum Tolerable Period of Disruption」を何となく日本語にすると「最大耐えられる中断の期間」となります。[詳細]
例えば、そうですね。
よく晴れた、ある日のことです。
ピヨ太君の会社(ピヨピヨカンパニー)に隕石が降ってきました。
隕石はピヨピヨビルに直撃です。
ピヨピヨカンパニーは、えらいこっちゃな状態になりました。
起きてしまったことは仕方がありません。
ピヨ太君は気持ちを切り替えて、のんびり片付けていくことにしました。
でも、そんなにのんびりできますかね?
ピヨ太君の会社には、現在1ヶ月分の蓄えがあります。
つまり1ヶ月間はお仕事をしなくても生きていけます。
見方を変えると、のんびりできるのは最長でも1ヶ月ということです。
1ヶ月以内に復旧してお仕事を再開しなければ、お給料が払えません。
お給料が払えないということは、ピヨ子さんが怒るということです。
ピヨ子さんが怒るということは、ピヨ太君の身にとてつもない危険が迫ることを意味します。
つまり、ピヨ太君は何があろうと1ヶ月以内に復旧させてお仕事を再開しないといけないわけです。
このときの「いつまでに復旧しないとヤバいか」言い方を変えると「いつまで猶予があるか」が最大許容停止時間(MTPD)です。
ちなみに、どれくらいの期間で復旧させたいかの目安である「目標復旧時間」とは似て非なるものです。
ご注意ください。
目標復旧時間が「いつまでに復旧させたいな~」な理想であるのに対し、最大許容停止時間は「いつまでに復旧させないとヤバい!」な現実です。
そのため、目標復旧時間は最大許容停止時間より短く設定してあげる必要があります。
あと、最大許容停止時間という用語は、事業継続計画(BCP)やディザスタリカバリ(DR)の話で よく出てきます。
事業継続計画(BCP)は「災害などのなんかヤバいことが起こったときに、どうやって事業を続けるかの計画」ね。
ディザスタリカバリ(DR)は「災害対策」です。
事業継続計画やディザスタリカバリの話では、以下の用語がよく出てきます。
目標復旧時点(RPO):いつ時点のデータを復旧できれば何とかなる?
目標復旧時間(RTO):どれくらいの時間で復旧できれば影響が少ない?
目標復旧目標復旧レベル(RLO):どの程度のレベルまで復旧するつもり?
最大許容停止時間(MTPD):どれくらいの時間で復旧しないと本気でヤバい?
余裕があれば、他の用語も覚えてあげてください。
一言でまとめるよ
まぁ「最大許容停止時間」って単語が出てきたら「復旧の猶予時間なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「MTPD」は「Maximum Tolerable Period of Disruption(マキシマム・タレラブル・ピリオド・オブ・ディスラプション)」の略です。
「maximum(マキシマム)」の意味は「最大」とかです。
「tolerable(タレラブル)」の意味は「耐えられる」とか「我慢できる」とかです。
「period(ピリオド)」の意味は「期間」とかです。
「of(オブ)」の意味は「~の」です。
「disruption(ディスラプション)」の意味は「分裂」とか「崩壊」とか「中断」とか「妨害」とかです。
何となく くっつけると
最大耐えられる中断の期間
となります。






