スパニングツリー
ネットワーク内で、データが同じところをぐるぐる回らないようにするための仕組みだよ
ネットワークの線を論理的にぶった切るよ
簡単に書くよ
スパニングツリー(英:spanning tree)とは
ネットワーク内で、データが同じところをぐるぐる回らないようにするための仕組み
です。
詳しく書くよ
めんどっちーので詳細は説明しませんが、ネットワークの構成をあーしてこーしてそーすると、データの通り道が輪っか状になって、同じところをぐるぐる回ることになる場合があります。
これは困りますよね?
同じようなことが繰り返されると、ずーっとぐるぐる回り続けるデータが増えて、ネットワークが混雑してしまいます。
いずれ混雑し過ぎて、普通のデータが通れなくなってしまうでしょう。
このぐるぐる回り続ける現象を回避するための仕組みが「スパニングツリー」です。
ネットワークの線を論理的にぶった切って、ぐるぐる回れないようにします。
それではスパニングツリーの仕組みを大雑把に見てみましょう。
あくまで大雑把にですからね。細かいところは専門的に解説しているところで情報を補完してくださいね。
実は私もよく分かっていないで華麗に逃げ道を作ったところで、本題です。
例えばA、B、Cの3つのスイッチがあったとします。
それぞれのスイッチは線でつながっています。
何で輪っか状につながっているのでしょうね?
最初から輪っか状にしなければ、こんなことで悩まなくても良いじゃないですか。
確かに輪っか状にしなければ話は早いのですが、諸々の事情で輪っか状なってしまう場合があるのです。
例えば1つのスイッチがぶっ壊れても困らないように、二台用意しておく場合ですね。
いわゆる「冗長化」って奴です。
そんなこんなで輪っか状になってしまったネットワークですが、このままの状態では困ります。
データが同じところをぐるぐる回ってしまいかねません。
そこで、論理的に線の一部をぶった切ります。
正確には線の一部をぶった切るのではなく、特定の穴をデータが通れないようにするのですが、とりあえず気にしないでください。
とにかく、特定のルートをデータが通れないようにします。
そうすると、どうなると思いますか?
そうです。
輪っかじゃなくなるのです。
輪っかじゃなくなれば、データが同じところをぐるぐる回ることもありませんよね。
めでたし、めでたし。
これがスパニングツリーの仕組みです。
論理的に線をぶった切って、輪っかじゃなくします。
ポイントは「論理的に」の部分ですね。
物理的には線がつながっているので、必要があればもう一度論理的につなぎ直して、データが通れるようにしてあげることもできます。
例えばスイッチBがぶっ壊れたとしましょう。
このままでは、スイッチAとスイッチCでやり取りができないので、ネットワークは切れてしまいます。
でも大丈夫です。
論理的にデータが通れないようにしていただけで、物理的にはスイッチAとスイッチCは線でつながっています。
ということは、スイッチAとスイッチCの間の線を論理的につなぎ直せば、スイッチBが壊れた状態でもスイッチAとスイッチCはやり取りができます。
これで、ネットワークは切れないで済みますよね。
スイッチBはぶっ壊れてしまったので、スイッチBを経由するルートは断たれてしまいましたが、何とかなりそうです。
これがスパニングツリーです。
物理的に輪っか状の構成を作りつつ、論理的には輪っか状態にならないようにするための仕組みです。
一言でまとめるよ
まぁ「スパニングツリー」って単語が出てきたら「ネットワークにおいて、データが同じところをぐるぐる回らないようにするための仕組みなんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「spanning(スパニング)」は「span(スパン)」+「ing」です。
「span(スパン)」の意味は「期間」とか「全長」とか「広がる」とか「またぐ」とか「横たわる」とかです。
「tree(ツリー)」の意味は「木」とかです。
何となく くっつけると
またがる木
となります。





