ランレベル(Runlevel)
UNIX系OS(Linuxとか)の動作モードだよ
簡単に書くよ
ランレベル(Runlevel)とは
Linuxの動作モードのこと。
もうちょっと正確に書くと
UNIX系のOS
(コンピュータの人格に相当するソフト)における動作モードのこと
です。
詳しく書くよ
「だから『Linuxの動作モード』ってなんだよ?!」と思うかもしれませんが、まぁ、落ち着いてください。
順番に説明していきます。
例えば、そうですね。
ピヨ太君がピヨピヨロボットを作ったとしましょう。
少年時代に憧れた巨大ロボットです。
このピヨピヨロボットには、いくつかの形態があります。
状況に合わせて変形させられるのです。
ピヨピヨロボットが変形できる形態は
・通常形態
・飛行形態
・戦闘形態
の3つでした。
普段は通常形態で活動しますが、必要に応じて飛行形態や戦闘形態に変形します。
このお話における、ピヨピヨロボットがLinux、ピヨピヨロボットの3つの形態がランレベルです。
ちなみにLinuxはOS(パソコンさんの人格に相当するソフト)ね。
次に、もう少し実際のパソコンさんに近い例を見てみましょう。
なお、ランレベルの種類はLinuxの種類によって微妙に異なるのですが、ここでは
0:停止
1:ノーマルモード
2:スーパーモード
3:再起動
だと仮定して話を進めます。
ここで仮定したランレベルは、話を単純化するために私が勝手に用意したものです。
実際には
0:停止
1:シングルユーザーモード
2:マルチユーザーモード
3:マルチユーザーモード
4:マルチユーザーモード
5:マルチユーザーモード
6:再起動
とか
0:停止
1:シングルユーザーモード
2:未使用
3:マルチユーザーモード(ネットワーク○、グラフィカル×)
4:未使用
5:マルチユーザーモード(ネットワーク○、グラフィカル○)
6:再起動
とか、もうちょっとややこしい感じになっています。
話を戻して、ランレベルが
0:停止
1:ノーマルモード
2:スーパーモード
3:再起動
の4種類ある「ぴよぴよLinux」が入ったパソコンさんが あったとしましょう。
このぴよぴよLinuxは普段、ランレベル「1:ノーマルモード」で動いています。
ここでピヨ太君が、ランレベルを「2:スーパーモード」に変更しました。
そうすると、ぴよぴよLinuxはスーパーモードになります。
ノーマルモードのときに比べて、なんかいろいろとできることが増えるのです。
やべっ、なんかやる気に満ちあふれていて怖いんだけど?!
慌てたピヨ太君は、ランレベルを「0:停止」にしました。
そうすると、ぴよぴよLinuxは終了します。
動作モードが「0:停止」なので、停止しちゃうのです。
これがランレベルです。
Linuxの動作モード、つまり「今はどんな状態で動いているよ」を表します。
そして、ランレベルを変えることによって、動作モードを変更できます。
「これからはこんな感じで動いてよ」と命令できるのです。
少し技術者向けの話になってしまいますが、現在のランレベルは
who -r
もしくは、root権限がある状態で
runlevel
コマンドを実行することで確認できます。
ランレベルを変えるコマンドは
telinit 【設定するランレベル】
です。
余裕がある方は、併せて覚えてあげてください。
ここまでの話がピンと来ない方、「Linuxってよく分からないんだよね」な方はWindowsのセーフモードを思い浮かべてください。
セーフモードでWinowsパソコンを動かすと、Winowsさんは必要最低限の機能だけを動かします。
ということは、Windowsさんの状態としては、
1:停止状態
2:セーフモードで動いている状態
3:普通に動いている状態(一般ユーザとして使用)
4:普通に動いている状態(特権ユーザ、つまり偉い人として使用)
の4つがあると言えます。
※本当はもっとあるかもしれませんが、本題はそこではないので突っ込まないでください。
この「Windowsさんの状態」のLinux版がランレベルです。
パソコンさんがどんな状態で動いているか、つまり動作モードを示します。
また、ランレベルを変えることによって、パソコンさんの状態が変わりますよ。
一言でまとめるよ
まぁ「ランレベル」って単語が出てきたら「Linuxの動作モードのことなんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「run(ラン)」の意味は「走る」とかです。
「level(レベル)」の意味は「水準」とかですが、カタカナで「レベル」で分かりますよね。
何となく くっつけると
走るレベル
となります。






