論理名
あだ名みたいなものだよ
人間様向けの名前だよ
「物理名」とセットで出てくるよ
簡単に書くよ
論理名(読:ロンリメイ 英:logical name)とは
「物理名」と対になる用語
であり
「実際の名前とは違うけど、実際の名前だと人間様が分かりにくいから、こう呼ばせてよ」なノリで人間様たちが勝手に付けて呼んでいるあだ名のこと
です。
詳しく書くよ
最初に留意事項です。
「論理名」は「物理名」と対になる用語です。
比較しながらの方が覚えやすいので、本ページでは論理名と物理名を一緒に説明します。
さらに!
先に結論を書いておきましょう。
論理名:人間様が勝手に呼んでいる名前(あだ名)
物理名:コンピュータさんに通用する実際の名前(本名)
です。
それを踏まえて、読み進めてください。
例えば、そうですね。
ここにピヨ太君がいました。
知らない人も多いと思いますが、実はピヨ太君の名前は「ピヨ太」では ありません。
本名は「ピヨピヨ太郎」です。
役所で手続きとかをするときは名前欄に「ピヨピヨ太郎」と書く必要があります。
とはいえ「ピヨピヨ太郎」という名前は普通過ぎて面白みに欠けますからね。
本人も含めて、みんな「ピヨ太」と呼んでいます。
公的な手続き以外では名前欄にも「ピヨ太」と書いていますよ。
つまり、ピヨ太君は
あだ名:ピヨ太
本名:ピヨピヨ太郎
なのです。
この話における、あだ名「ピヨ太」が論理名です。
本名「ピヨピヨ太郎」が物理名に相当します。
もう少しコンピュータっぽい例も書いておきましょう。
「論理名」や「物理名」といった表現は、データベース関連の話で よく出てきます。
今回もデータベースを例に説明しますね。
データベースにおいて、実際にデータを入れておく箱(テーブル)やテーブル内の各項目には識別用の名前を付ける必要があります。
この名前ですが、日本語を混ぜると不都合が生じることがあるのですね。
そこで一般的にはアルファベットだけを使って付けます。
例えば、顧客情報が入っているテーブルであれば
TBL_KOKYAKU
のような名前です。
とはいえ、アルファベットだけの名前は日本人のピヨ太君には少し分かりにくいです。
直感的に「あぁ、アレだね」と判断できません。
そこでピヨ太君は、テーブル「TBL_KOKYAKU」を勝手に
顧客テーブル
と呼んでいます。
「顧客テーブル」という呼び名は、ピヨ太君が勝手にテーブル「TBL_KOKYAKU」に付けたあだ名です。
ですが、直感的に分かりやすいので、人間様同士で話すときは「TBL_KOKYAKU」ではなく「顧客テーブル」と呼んでいます。
(人間様が見る前提の)設計書なんかにも「顧客テーブルからデータを取得する」とか書いています。
この話における、ピヨ太君が勝手に付けたあだ名「顧客テーブル」が論理名です。
実際のテーブルの名前「TBL_KOKYAKU」が物理名になります。
さて、ここで ちょっと考えてみてください。
テーブルの本名は「TBL_KOKYAKU」です。
ピヨ太君が勝手に付けたあだ名が「顧客テーブル」です。
コンピュータさん(プログラムさん)に指示をするときは「TBL_KOKYAKU」という名前を使う必要があります。
「顧客テーブルからデータを持ってきて」と指示を出しても「顧客テーブル?そんなテーブルは、ないよ?」となるでしょう。
ちゃんと「TBL_KOKYAKUからデータを持ってきて」と指示を出す必要があります。
人間様に指示を出す場合は「顧客テーブル」と表現した方がイメージしやすいでしょう。
「TBL_KOKYAKUからデータを持ってくるプログラムを作って」よりも「顧客テーブルからデータを持ってくるプログラムを作って」の方が直感的に分かりやすいはずです。
ということで
論理名:人間様向けの名前
物理名:コンピュータさん向けの名前
とも言えます。
実際の仕事をするのはコンピュータさんです。
プログラムとかに書くときは物理名を使う必要があります。
人間様と話すときは、論理名の方がイメージしやすいはずです。
設計書には論理名と物理名を両方書くのが無難ですけどね。
実際のところ、物理名だけでも事足ります。
人間様にとって分かりやすくするために論理名があるのだと思います。
一言でまとめるよ
まぁ「論理名」って単語が出てきたら「人間様が勝手に呼んでいる名前(あだ名)なんだな~」と お考えください。






