コンバージェンス【ルーティング】
状態を指す用語だよ
すべてのルーティングテーブルが最新版だよ
ダイナミックルーティングの話で出てくるよ
簡単に書くよ
コンバージェンス【ルーティング】(英:convergence)とは
ネットワーク上の道案内において、案内人同士でやる地図の情報交換が終わっている状態のこと。
ちょっと小難しい言い方をすると
ダイナミックルーティング
(自動で更新される地図を使ったネットワーク上の道案内)の仕組みにおいて、すべてのルーティングテーブルの更新が終わっている状態のこと
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
ネットワークには案内人がいて、やってくるデータの目的地を見て「君は、こっちの道を行きなよ」「あなたは、こっちに行った方が良いね」と道案内をしています。
この仕組みを「ルーティング」と言います。
ちなみに案内人は「ルータ」さんです。
道案内をするときは地図を見ます。
案内人さんも記憶力には、あまり自信がありませんからね。
あらかじめ地図を用意しておいて、地図とデータの目的地を見比べて「こっちに行った方が良いよ」と案内してあげるのです。
このときに使う地図を「ルーティングテーブル」と言います。
さて、道案内のときに使う地図ですが、ずっと同じ地図を使い続けるわけにはいきません。
新しい道路ができたり、誰かが引っ越したりしたら、地図を書き換える必要があります。
この地図の書き換えは誰がやるのでしょうね?
選択肢は2つあります。
1.人間様にやっていただく
2.案内人自身がやる
の2つです。
「1.人間様にやっていただく」の場合は、人間様が新しい地図を用意してくれます。
案内人自身は用意された地図を見て案内するだけです。
このやり方を「スタティックルーティング」と言います。
「2.案内人自身がやる」の場合は、案内人同士で情報交換をして、案内人自身が地図を書き換えます。
このやり方を「ダイナミックルーティング」と言います。
それではいよいよ本題です。
地図の更新を案内人自身がやる やり方(ダイナミックルーティング)においては、案内人同士で情報交換をすると書きました。
この案内人同士での情報交換が終わった状態が「コンバージェンス」です。
つまり、すべての案内人の持つ地図が最新版になった状態ですね。
例えば、どこかに新しい道路ができていたとしましょう。
とある案内人さんが偶然見つけました。
それを見つけた案内人さんは、自分の地図を書き換えます。
自分の地図を書き換えたら、近くにいる仲間に「ねーねー、新しい道路ができていたよ~」と教えてあげます。
「新しい道路ができていたよ~」と教えてもらった仲間の案内人さんは、自分の地図を書き換えます。
自分の地図を書き換えたら、近くにいる仲間に「ねーねー、新しい道路ができていたよ~」と教えてあげます。
この伝言ゲームを繰り返すことで、新しい道路の情報がみんなに知れ渡っていくのです。
さて、物事には始まりがあれば終わりがあります。
この伝言ゲームもいつか終わりを迎えるでしょう。
伝言ゲームが終わった後の状態では、すべての案内人の持つ地図に新しい道路の情報が書きこまれています。
すべての案内人の持つ地図が最新版になった状態です。
この状態がコンバージェンスです。
ちなみに、すべての案内人の持つ地図が最新版になるまでの時間、案内人同士の伝言ゲームに要する時間は「コンバージェンス時間」と言います。
余裕があれば、併せて覚えてあげてください。
一言でまとめるよ
まぁ「コンバージェンス」って単語が出てきたら「ネットワーク上で道案内をするときに使う地図が、みんな最新版になってる状態なんだな~」と お考えください。






