POP(ポップ)
通信するときの お約束事だよ
メールのコピーをサーバから持ってくるときに使うよ
「Post Office Protocol」の略だよ
簡単に書くよ
POP(ポップ)とは
通信するときに使う お約束事(通信プロトコル)のひとつ
であり
メールを見るときに使う お約束事(のひとつ)
です。
もう少し具体的に書くと
自分が使っているメールサーバ
(メールに関する機能を提供してくれるコンピュータ)に届いたメールを自分のパソコンにコピーしてきて見るときに使う お約束事
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として
・通信プロトコル(プロトコル)
・メール
・メールアドレス
・サーバ
・メールサーバ
・メールボックス
について説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
通信プロトコル(プロトコル)は「通信するときに使う お約束事」です。
通信するときは足並みを揃える必要があります。
片方が日本語で話しかけたのに、もう一方が英語で お返事したのでは、コミュニケーションが成立しませんよね。
それと同じです。
そこで「○○通信をするときは ××というお約束事に従って やり取りしようね」と事前に決められています。
言い方を変えると
通信するときは、お約束事が必要
なのです。
この「通信するときに使う お約束事」を「通信プロトコル(プロトコル)」と言います。
メールは「パソコンさんの世界の お手紙機能」です。
話を単純化するために「パソコンさん」と書きましたが、携帯電話やスマホ、その他諸々の媒体でも使えます。
メールアドレスは「メールの世界の宛先情報」です。
普通の手紙における宛名(お届け先の名前と住所)に相当します。
メールアドレスは
[お届け先の名前]@[お届け先の住所]
の形式になっています。
メールアドレスが
piyota@example.com
であれば
「example.com」に住んでいる「piyota」
と解釈してください。
サーバは「サービスや機能を提供する側のコンピュータ」です。
「○○サーバ」と出てきたら「○○関連のサービスを提供しているコンピュータ」と読み替えてみてください。
よく分からない人は、単に「コンピュータ」と読み替えてしまっても かまいません。
それでも雰囲気は感じ取れるはずです。
メールサーバは「メールに関するお仕事をしているサーバ」です。
あなたが書いたメールを相手先に送ったり、あなた宛てに届いたメールを保管しておいてくれたりします。
一口に「メールサーバ」と言っても、実際には、お仕事の内容によって呼び名が変わってきます。
……が、とりあえず気にしないでください。
今の時点でそこまで考えると混乱すると思います。
メールボックスは、メールサーバの中にある「受け取ったメールを保管しておく箱」です。
メールサーバの中には、メールアドレスごとに保管用の箱があります。
例えば、そうですね。
ピヨ太君がピヨ子さんにメールを送ったとしましょう。
ピヨ子さんのメールアドレスは「piyoko@example.com」です。
「piyoko@example.com」宛てに送られたメールは、まず「『example.com』宛のメールを保管しておくぜ」なコンピュータ(メールサーバ)に届きます。
メールサーバに届いたメールは、次に、メールサーバの中にある「『piyoko』宛のメールを保管しておくぜ」な箱に入れられます。
この「○○宛てのメールを保管しておくぜ」な箱がメールボックスです。
以上を踏まえて本題に入ります。
メールボックスに入っているメールを見る方法は2つあります。
それは
1.メールのコピーをパソコンに持ってきて見る
2.メールサーバにお邪魔して、箱に入っているメールを直接見る
の2つです。
1つ目のやり方では、メールボックスの中に入っているメールのコピーをパソコンさんに持ってきます。
そして、パソコンに持ってきたメール(のコピー)を見ます。
このやり方で見るメールはコピーです。
もし消してしまっても、メールボックスに入っているメールは消えません。
2つ目のやり方では、メールサーバにお邪魔して、メールボックスに入っているメールを直接見ます。
このやり方で見るメールはオリジナルです。
消してしまうと、メールボックスに入っているメールが消えます。
この2つのやり方のうち
1.メールのコピーをパソコンに持ってきて見る
やり方で使う お約束事が「POP」です。
現在は、POPが改良された「POP3」(POPのバージョン3)が主流です。
「POP」よりも「POP3」として目にすることの方が多いと思います。
ちなみに「Post Office Protocol(ポスト・オフィス・プロトコル)」の略で「POP」ね。
気が向いたら、覚えてあげてください。
※「Post Office Protocol」を何となく日本語にすると「郵便局用の お約束事」となります。[詳細]
メールのコピーをパソコンに持ってくるときにやるのは通信です。
パソコンとメールサーバの間で通信します。
通信するということは、お約束事が必要です。
通信プロトコルの出番ですね。
パソコンとメールサーバの間で「メールのコピーをパソコンに持ってくるよ!」な通信をするときに使う通信プロトコルがPOPです。
あと、ついでなので書いておくと
2.メールサーバにお邪魔して、箱に入っているメールを直接見る
やり方で使う お約束事は「IMAP(IMAP4)」と言います。
気が向いたら、併せて覚えてあげてください。
POP:メールのコピーを持ってきて見るときに使う お約束事
IMAP:メールサーバに見に行くときに使う お約束事
です。
メールを見るときに使うソフト(メールソフト)を使ってメールを見る場合は「POP(POP3)」が使われることが多いはずです。
メールのコピーをパソコンに持ってきて見るやり方が一般的だからです。
一方「Webメール」と呼ばれている、ホームページを見るときに使うソフト(Webブラウザ)を使ってメールを見る機能では「IMAP(IMAP4)」が使われます。
実質的にメールサーバの中にあるメールを直接見るのと同じだからです。
以上でPOP(とIMAP)の説明は終わりですが、ついでなので「SMTP」にも触れておきます。
興味がある方は読んであげてください。
脳みそから煙が出そうになったら、無理をする必要ありません。
読むのを止めて、休んでください。

あっ、読んでくださるのですね。
ありがとうございます。
それでは、いってみましょう。
メールを送るとき、パソコンから出発したメールは、まずメールを送った人が使っている「SMTPサーバ」と呼ばれるコンピュータに到着します。
このやり取りで使われる お約束事は「SMTP」と言います。
メールを送った人が使っているSMTPサーバに届いたメールは、メールを受け取る人が使っているSMTPサーバに送られます。
メールを受け取る人が使っているSMTPサーバは、受け取ったメールを箱(メールボックス)に入れて保管します。
これでメールは送り先に届きました。
送ったメールが目的地に到着するまでのやり取りで使われる お約束事はSMTPだけです。
POPやIMAPは登場しません。
さて、メールは目的地にある箱(メールボックス)の中に入りました。
上でも書きましたが、この箱(メールボックス)の中に入っているメールを見る方法は2つあります。
それは
1.メールのコピーをパソコンに持ってきて見るやり方
2.箱が置いてあるコンピュータにお邪魔して、直接メールを見るやり方
の2つです。
この2つのやり方のうち
1.メールのコピーをパソコンに持ってきて見るやり方
でメールを見るときに使うお約束事がPOPです。
もう一方の
2.箱が置いてあるコンピュータにお邪魔して、直接メールを見るやり方
でメールを見るときに使うお約束事がIMAPです。
ポイントは
1.送信されたメールが移動するときに使われる お約束事はSMTPだけ
2.自分のメールサーバに届いたメールを見るときに使うのがPOP(とIMAP)
です。
POP、IMAP、SMTPは、どれもメールに関する お約束事です。
気が向いたら、全部まとめて覚えてあげてください。
一言でまとめるよ
まぁ「POP」って単語が出てきたら「メール(のコピー)をコンピュータに持ってきて見るときに使う お約束事なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「POP(ポップ)」は「Post Office Protocol(ポスト・オフィス・プロトコル)」の略です。
「post(ポスト)」の意味は「郵便」とか「郵送する」とかです。
「office(オフィス)」の意味は「事務所」とか「執務室」とかです。
「post office(ポスト・オフィス)」で「郵便局」になります。
「protocol(プロトコル)」の意味は「(外交上の)儀礼」とか「議定書」とかですが、今回は「お約束事」と解釈してください。
何となく くっつけると
郵便局用のお約束事
となります。
■違いの分かるピヨピヨ
■検索してみる?






