TRACERT.EXE
実行ファイルだよ
通信経路を調査するときに使うよ
私の環境では「%systemroot%\system32\TRACERT.EXE」にあったよ
簡単に書くよ
TRACERT.EXEとは
プログラムなファイル(実行ファイル)のひとつ
であり
どんな経路を通って通信相手のところまで行くか確認するときに使う実行ファイル
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「コマンドプロンプト」と「実行ファイル」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
コマンドプロンプトは「Windowsにくっついている黒い画面」です。
コンピュータさんに指示を出すための画面です。
コンピュータに詳しい人が、よく使います。
コマンドプロンプトに「コマンド」と呼ばれる命令文を打ち込むと、それに従ってパソコンさんが お仕事をしてくれます。
実行ファイルは「プログラムなファイル」です。
べちべちっ!とダブルクリックすると、お仕事を始めます。
(Windowsの場合)拡張子は「.exe」であることが多いです。
以上を踏まえて
通信相手までの通信経路(どんな道を通って相手のところまで辿り着くか)を調査するときに使う実行ファイル
が「TRACERT.EXE」です。
この実行ファイルを使うことによって、例えば「あなたのコンピュータから出たデータはルータAを通ってルータBを通って相手のコンピュータに到着しましたよ~」といった情報を得られます。
私の環境(Windows 11)では「TRACERT.EXE」は以下の場所にありました。
%systemroot%\system32\TRACERT.EXE
このファイルをべちべちっ!とダブルクリックすると、一瞬だけ黒い画面が表示されます。
それ以外は、パッと見、なにも変わりません。
実は「TRACERT.EXE」は、コマンドプロンプト(黒い画面)上で使うために用意されている実行ファイルです。
ダブルクリックして動かすと
黒い画面が表示される
↓
「TRACERT.EXE」が実行される
↓
黒い画面が消える
の一連の流れが一気に行われます。
「TRACERT.EXE」自体はお仕事をしますが、その結果を表示した黒い画面がすぐに消えちゃうのです。
そのため「TRACERT.EXE」を動かすときは先に黒い画面を起動します。
試しにやってみましょう。
まずは黒い画面を起動してください。
Windows 11を例に説明すると、画面の下の方にあるファイルとかの検索欄に「cmd」と入力して、表示された「コマンド プロンプト」というやつをポチっと押すと起動します。
黒い画面が表示されたら、そこに
TRACERT.EXE /?
や
%systemroot%\system32\TRACERT.EXE /?
と入力してエンターキーを押してください。
そうすると、TRACERT.EXEの使い方が表示されます。
……と、もったいぶって書きましたが、ネタばらしをしておきますね。
パソコンさんに詳しい人はご存じだと思いますが、Windowsには「tracert」というコマンドが用意されています。
この「tracert」コマンドの本体が「TRACERT.EXE」です。
黒い画面上で「tracert」と入力してエンターキーを押すと、実際には「TRACERT.EXE」さんがお仕事を始めます。
つまり、黒い画面上で
TRACERT.EXE
と入力しても
%systemroot%\system32\TRACERT.EXE
と入力しても、あるいは
tracert
と入力しても、すべて同じ結果になります。
一言でまとめるよ
まぁ「TRACERT.EXE」って単語が出てきたら「通信経路を調査するときに使う実行ファイル
(プログラムなファイル)なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「trace(トレース)」の意味は「跡」とか「痕跡」とか「たどる」とか「追跡する」とかです。
「rt」は多分「route(ルート)」の略です。
「route(ルート)」の意味は「道」とか「道筋」とか「経路」とかです。
「exe(エグゼ)」は多分「execute(エグゼキュート)」か「execution(エグゼキューション)」か「executable(エグゼキュータブル)」の略です。
「execute(エグゼキュート)」の意味は「実行する」とかです。
「execution(エグゼキューション)」の意味は「実行」とかです。
「executable(エグゼキュータブル)」の意味は「実行できる」とかです。
何となく くっつけると
経路をたどる.実行
となります。






