シングル
1つだよ
もしくは「単精度浮動小数点型」を表すデータ型だよ
簡単に書くよ
シングル(英:single)とは
「1つ」の意味。
あるいは
「単精度浮動小数点型」を表すデータ型
(変数の種類)
です。
詳しく書くよ
まずは「1つ」を意味するシングルから説明します。
何かが
1つ
だけあれば「シングル」です。
例えば「シングルプロセッサ」という用語があります。
シングルプロセッサは「1つのプロセッサ」です。
コンピュータさんの中にCPU(脳みそ)が1つだけある状態を指します。
登場するCPUは1つです。
他にも、いろいろな「シングル○○」があります。
「シングル○○」という用語が出てきたら「1つだけの○○」と読み替えてみてください。
それで何となくの意味は、つかめると思います。
これが前者の意味のシングルです。
「1つ」の意味ね。
次に「単精度浮動小数点型」を意味するシングルについて説明します。
こちらのシングルは、きちんと理解しようとすると結構面倒くさいです。
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として
・変数
・変数の型(データ型)
・単精度浮動小数点型
について説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
変数は「プログラミング言語における『値を入れておく箱』」です。
処理の途中で値を入れたり、逆に取り出したりできます。
変数の型(データ型)は「この箱(変数)には、どんな種類の物を入れていいですよ」な決まりです。
例えば、そうですね。
手ごろな大きさのダンボール箱が あったとしましょう。
ピヨ太君がやってきて、その箱にマジックで大きく「食べ物用」と書きました。
「食べ物用」と書いたので、このダンボールに入れていいのは食べ物だけです。
食べ物以外を入れようとすると、ピヨ太君にメッチャ怒られます。
この話におけるダンボール箱が「変数」です。
マジックで書いた「食べ物用」が「変数の型」になります。
変数の型には、いろいろな種類があります。
数字を入れられる箱、文字を入れられる箱、文字列を入れられる箱、いろいろです。
単精度浮動小数点型は「この箱には(有効桁数の大きくない)小数を入れていいですよ」な決まりです。
ダンボール箱にマジックで「小数用」と書くイメージですね。
「小数用」と書かれたダンボール箱は「単精度浮動小数点型の変数」と呼ばれます。
単精度浮動小数点型の変数に入れられるのは小数だけです。
それ以外を入れようとすると、コンピュータさんに怒られます。
なお、浮動小数点は「数字を仮数、基数、指数の要素で表現すること」です。
あるいは「仮数部と指数部のみを記憶しておく やり方」です。
詳細が気になる方は、用語「浮動小数点」の説明を ご覧ください。
また、単精度浮動小数点型の仲間に「倍精度浮動小数点型」という型があります。
単精度浮動小数点型と倍精度浮動小数点型の違いは箱の大きさです。
倍精度浮動小数点型の方が箱が大きいのです。
より有効桁数の大きい数字を入れられます。
話が脱線しましたが、これが単精度浮動小数点型の説明です。
以上を踏まえて
一部のプログラミング言語で採用されている単精度浮動小数点型の呼び方
が「シングル」です。
プログラミング言語によっては「Single型」という変数の型があります。
Single型には単精度浮動小数点型の値が入ります。
このSingle型を意図して「シングル」と呼んでいるのでしょう。
これが後者の意味のシングルです。
「単精度浮動小数点型」を表すデータ型ね。
一言でまとめるよ
まぁ「シングル」って単語が出てきたら「1つしかないんだな~、もしくは小数が入るデータ型なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「single(シングル)」の意味は
・1つの
・1人の
・単独の
とかです。






