/var/log/dmesg
ファイルだよ
UNIX系のOSで使われるよ
カーネルのログを記録するよ
簡単に書くよ
/var/log/dmesgとは
UNIX系のOS
(コンピュータの人格に相当するソフト)(Linuxとか)で使われるファイルのひとつ
であり
OSの中核部分として頑張っているソフトウェア(カーネル)が出力したログが記録されているファイル
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として
・ログ
・OS
・カーネル
について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
ログは、コンピュータさんの世界における やったことや起こったことの「記録」です。
よく分からない人はコンピュータさんがつけている日記だと思ってください。
コンピュータさんは必要に応じてログを残しています。
OSは「パソコンさんの人格に相当するソフト」です。
パソコンさんは中にOSを入れることで、はじめてパソコンとしての お仕事が できます。
「これが無いとパソコンじゃねーよ」な基本ソフトです。
※「OS」という用語が世間に広まった きっかけがパソコンなので「パソコン」と書きましたが、スマホや その他のコンピュータ類でも同じです。
カーネルは「OSの中核部分として頑張っているソフトウェア」です。
OSを1つの組織と見なした場合、カーネルさんは中心人物です。
こいつがいないと始まりません。
ただし、カーネルさんだけでは組織の運営が成り立ちません。
シェルやデーモンといった、その他のソフトウェアを手足のように使うことによって、はじめて組織が回ります。
「カーネルさんは大事なやつだけど、カーネルさんだけではOSは成り立たない」と理解してください。
カーネルさんと あれやこれやのソフトウェアが組み合わさって、1つのOSが出来あがっているのです。
カーネルさんは、何か特別なことが起こると「こんなことがあったよ!」という情報を出力します。
出力された情報は、とあるところにメモられています。
以上を踏まえて
カーネルの出力したログが記録されているファイル
が「/var/log/dmesg」です。
「var」ディレクトリの中の「log」ディレクトリの中の「dmesg」ファイルで「/var/log/dmesg」ね。
UNIX系のOS(LinuxとかMacとか)で使われるファイルです。
「/var/log/dmesg」は「リングバッファ」と呼ばれる構造になっています。
リングバッファの仕組みをきちんと理解しようとすると大変かもしれません。
ここでは単に「詰め込める量が決まっているファイル」と解釈してください。
限界を超えて詰め込もうとすると、古いものから飛び出します。
つまり、新しいログが記録されるごとに古いログから消えていくわけです。
その代わり、ファイルの大きさが一定以上にはなりません。
自分で定期的に消したりしなくて大丈夫なのは楽ちんですね。
「/var/log/dmesg」はテキストファイル(中身が文字だけのファイル)です。
more /var/log/dmesg
等のコマンドを実行しても中身を確認できます……が、専用の「dmesg」というコマンドがあります。
そのまま
dmesg
を実行すれば「/var/log/dmesg」の中身が表示されます。
私の環境では以下の内容が表示されました。
[ 0.000000] CPU0 microcode updated early to revision 0xd1, date = 2010-10-01
[ 0.000000] Initializing cgroup subsys cpuset
[ 0.000000] Initializing cgroup subsys cpu
[ 0.000000] Initializing cgroup subsys cpuacct
[ 0.000000] Linux version 3.10.0-327.3.1.el7.x86_64 (builder@kbuilder.dev.centos.org) (
gcc version 4.8.3 20140911 (Red Hat 4.8.3-9) (GCC) ) #1 SMP Wed Dec 9 14:09:15 UTC 2015
[ 0.000000] Command line: BOOT_IMAGE=/vmlinuz-3.10.0-327.3.1.el7.x86_64 root=/dev/mappe
r/centos-root ro crashkernel=auto rd.lvm.lv=centos/root rd.lvm.lv=centos/swap rhgb quiet L
ANG=ja_JP.UTF-8
[ 0.000000] e820: BIOS-provided physical RAM map:
[ 0.000000] BIOS-e820: [mem 0x0000000000000000-0x000000000009efff] usable
(以下略)
「dmesg」コマンドで「/var/log/dmesg」の中身を表示した場合は、表示の仕方を変えたりもできます。
具体的な使い方については、用語「dmesg」の説明を ご覧ください。
一言でまとめるよ
まぁ「/var/log/dmesg」って単語が出てきたら「カーネル
(OSの中核として頑張っているソフトウェア)のログ
(何らかの記録)が記録されているファイルなんだな~」と お考えください。
おまけ
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