準正常
OKでもありNGでもあるよ
OKではないけどNGでもないよ
テストの話で出てくるよ
簡単に書くよ
準正常(読:ジュンセイジョウ)とは
主にテストの話で出てくる用語のひとつ
であり
「見方によっては正常だけど、見方によっては異常だよね」のこと
です。
詳しく書くよ
サクっと一言で説明すると
正常でも異常でもない
言い方を変えると
正常でもあり異常でもある
が「準正常」です。
「○(まる:正常)」「×(ばつ:異常)」で言えば「△(さんかく)」ですね。
コンピュータの世界というのは、基本的に
1.OK
2.NG
の二択では ありません。
1.OK
2.NG
3.NGだけどOK(OKだけどNG)
の三択です。
「OK」は「正常」です。
「NG」は「異常」です。
最後の「NGだけどOK(OKだけどNG)」が「準正常」です。
「準正常」という用語は主にテストの話で登場します。
テストをやるときには、その種類を
1.正常系テスト
2.異常系テスト
3.準正常系テスト
の3つに分類してやるのが一般的です。
例えば、そうですね。
狂気のマッドサイエンティスト見習いのピヨ太君が自律型ロボット「ピヨピヨ28号」の動きをテストしたとしましょう。
燃料が十分にある状態で「ちゃんと動くかな?」を確認するのが正常系テストです。
予定しているお仕事を予定通りにこなせるか確認する作業を指します。
間違って燃料の代わりにジュースを入れちゃってもピヨピヨ28号が壊れないか確認するのが異常系テストです。
想定外のことを起こして、きちんと対処できるか確認する作業を指します。
最後に、燃料が残り少なくなったときに安全な場所に撤退するか確認するのが準正常系テストです。
想定の範囲内だけど歓迎していない状況に対して、きちんと対処できるか確認する作業を指します。
運動すれば、お腹が空きます。
動いていれば、燃料は減ります。
当たり前です。
燃料が残り少なくなることは、ある意味では予定通りです。
ですから、異常(予定外)では ありません。
ただし、ピヨピヨ28号は「燃料を消費して動く」のが前提です。
燃料が残り少ない状況は歓迎できません。
この状況を「正常(予定通り)」と呼ぶのは少し抵抗があります。
燃料がたくさん入っている状態こそが「正常(予定通り)」でしょう。
そんな
正常でも異常でもない
見方を変えると
正常だけど異常でもある
状況を指す用語が「準正常」です。
気が向いたら、全部まとめて覚えてあげてください。
正常:OK
異常:NG
準正常:NGだけどOK(OKだけどNG)
です。
なお、正常、異常、準正常の区切りは、お仕事現場によって違ったりします。
区別に迷ったときは現場の人に確認してください。
例えば、そうですね。
ピヨ太君が、とあるシステムのテストで「電話番号の項目に名前を入れる」というテストをやったとしましょう。
「TEL」の欄に「ピヨ太」と入れて「送信」ボタンを押しました。
その結果「入力された『ピヨ太』というのは電話番号っぽくないよね。やり直し!」とエラーになりました。
これは動きとしては正しいです。
ここで問題です。
このテスト項目は正常系でしょうか?
異常系でしょうか?
それとも準正常系でしょうか?
まず「正常系」と呼ぶのは少し抵抗があります。
正常なのは「電話番号の項目に電話番号を入れる」でしょう。
「電話番号の項目に名前を入れる」のは正常では ありません。
それでは「異常系」でしょうか。
そのように解釈することもできます。
正常なのは「電話番号の項目に電話番号を入れる」です。
「電話番号の項目に名前を入れる」のは異常です。
ですが、ちょっと待ってください。
「電話番号の項目に名前を入れた結果、再入力を促す」はシステムの動きとして正しいですし、システムを使っていれば日常的に起こり得る事態です。
そこまで「これは異常だよ!」という事態でもありません。
異常は異常ですが想定の範囲内なので「準正常系」と解釈できます。
ということで、私自身は、入力チェック系のテストは準正常系に分類するのがしっくりきます。
ただし、です。
そもそもテストの分類を「正常系」と「異常系」の2つに分けている(「準正常系」がない)場合も あります。
その場合は「日常的に起こり得ることだし、動きとしては正しいよね」と考えて「正常系」に分類する人もいれば「電話番号の項目に名前を入れるのは、おかしいよね」と考えて「異常系」に分類する人もいるでしょう。
このように、観点や捉え方によって同じテスト項目でも違う分類にできたりします。
正常と異常は比較的、区別しやすいですけどね。
正常と準正常、準正常と異常の区別は、近くにいる偉い人(上司とかリーダーとか)の解釈に合わせてあげてください。
一言でまとめるよ
まぁ「準正常」って単語が出てきたら「OKでもありNGでもあるんだな~」と お考えください。






