「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

SDカード

pointこの用語のポイント

pointメモリーカードだよ

point「SD」という規格に沿って作られているよ

point大きさは、24mm(横)×32mm(縦)×2.1mm(厚さ)だよ

point容量は、2GBまでだよ

スポンサーリンク

簡単に書くよ

SDカード(読:エスディーカード 英:SD card)とは

「SD」と呼ばれる規格に沿って作られているメモリーカード(板っぽい形をしている、データを入れておく箱)のこと。
あるいは

「SD」と呼ばれる規格に沿って作られているメモリーカードのうち、大きさが24mm(横)×32mm(縦)×2.1mm(厚さ)で、容量が2GBまでの物のこと
です。


image piyo

詳しく書くよ

順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「メモリーカード」とSD規格について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。

メモリーカードは「カードの形をしている、コンピュータ世界の収納BOX」です。
薄っぺらくて小さい、カードの形をしている、データを入れておく箱です。

SDカード

メモリーカードの世界には「SD」と呼ばれている規格があります。
「あれはあんな感じで、こっちはこんな感じで、あれがあ~なっていたら『SD規格を満たしている!』って宣言していいよ」な決まり事です。

大きさとかが作る人によって違ったら不便ですよね?

例えば、ピヨピヨカンパニー製のメモリーカードとアックマン株式会社製のメモリーカードで大きさが違ったとしましょう。
ピヨピヨカンパニー製のメモリーカードの方が小さいとします。

SDカード2

そうすると、おそらく、ピヨピヨカンパニー製のノートパソコンにアックマン株式会社製のメモリーカードは入りません。
ピヨピヨカンパニー製のノートパソコンのメモリーカードを挿しこむ穴は、ピヨピヨカンパニー製のメモリーカードに合せて作ってあるからです。

SDカード3

ということは、そのノートパソコンを作っている会社のメモリカードしか使えないわけです。
これでは買う方としては不便ですね。

この不便を解消する目的で、会社をまたいだ共通ルールを作ることがあります。
例えば「大きさは、これくらい!」と決めてしまうのです。

そうすると、ピヨピヨカンパニー製のメモリーカードとアックマン株式会社製のメモリーカードが同じ大きさになります。

SDカード4

これなら、ピヨピヨカンパニー製のノートパソコンにもアックマン株式会社製のメモリーカードが入るはずです。

SDカード5

このような目的で作られた規格のひとつが「SD」です。

SD規格を満たして作ったメモリーカードは、SD規格に対応している穴に突っ込めます。
たとえ、作っている会社が違っても、です。

以上を踏まえて

SD規格を満たして作ったメモリーカード

の呼び名が「SDカード」です。
SDメモリーカード」と呼ばれる場合も あります。
そのまんまといえば、そのまんまな名前ですね。

SDカード6

……というのが、広い意味での「SDカード」です。

実は、この「SDカード」という表現には注意が必要です。

SDカードは、技術の進歩と共に、容量が増えました。
それに伴い、呼び名も変わったのです。

SDカードの容量は、もともと「2GB」まででした。
この「容量が2GBまでのSDカード」を「SDカード」と呼びます。

SDカード7

技術が進歩して、32GBまで入るようになりました。
この「容量が4GBから32GBまでのSDカード」は「SDHCカード」と呼びます。
はじまりが4GBなのは、4GBの1つ手前、2GBまでは「SDカード」と呼ばれるからです。

SDカード8

さらに技術が進歩して、2TBまで入るようになりました。
この「容量が64GBから2TBまでのSDカード」は「SDXCカード」と呼びます。
はじまりが64GBなのは、64GBの1つ手前、32GBまでは「SDHCカード」と呼ばれるからです。

SDカード9

表にまとめると、以下のようになります。

呼び名容量
SDカード~2GB
SDHCカード4GB~32GB
SDXCカード64GB~2TB


ここで、技術の進歩に注目してください。

技術が進歩して変わるのは、容量だけでは ありません。
大きさも変わります。

セットで「大容量化・小型化」と言われることもありますよね。
技術が進歩すると、大きさが小さくなる傾向にあります。

SDカードも同じです。
技術の進歩と共に大きさが小さくなりました。

もともとの大きさは、24mm(横)×32mm(縦)×2.1mm(厚さ)でした。
これを「SDカード」と呼びます。

SDカード10

技術が進歩して、大きさが20mm(横)×21.5mm(縦)×1.4mm(厚さ)のSDカードも作れるようになりました。
SDカードより小さいやつです。
この「SDカードより小さいSDカード」は「miniSDカード」と呼びます。

SDカード11

さらに技術が進歩して、大きさが11mm(横)×15mm(縦)×1.0mm(厚さ)のSDカードも作れるようになりました。
miniSDカードより小さいやつです。
この「miniSDカードより小さいSDカード」は「microSDカード」と呼びます。

SDカード12

表にまとめると、以下のようになります。

呼び名大きさ
SDカード24mm(横)×32mm(縦)×2.1mm(厚さ)
miniSDカード20mm(横)×21.5mm(縦)×1.4mm(厚さ)
microSDカード11mm(横)×15mm(縦)×1.0mm(厚さ)


つまり、SDカードはSDカードでも、単に「SD規格に沿って作られたメモリーカード」を意図して「SDカード」と表現する場合もあれば、

・容量が「2GB」まで
・大きさが「24mm(横)×32mm(縦)×2.1mm(厚さ)


のSDカードを意図する場合もあるということです。
どちらを意図するかは文脈から判断してください。

また、(広い意味での)SDカードの呼び名は、組み合わせで表現される場合も あります。
例えば

microSDXCカード



microSDカードでSDXCカード

を意図しています。
物としては

・大きさが「11mm(横)×15mm(縦)×1.0mm(厚さ)
・容量が「64GB~2TB」


なSDカードです。


image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「SDカード」って単語が出てきたら「SD規格に沿って作られたメモリーカード(板っぽい形をしている、データを入れておく箱)、もしくは、SD規格に沿って作られたメモリーカードのうち、大きさが24mm(横)×32mm(縦)×2.1mm(厚さ)で容量が2GBまでのものなんだな~」と お考えください。

一番上に戻るよ
スポンサーリンク
書籍画像061
書籍画像044

おまけ

■訳してみるよ

「SD」は何の略でしょうね。
とりあえず、そのまま「SD」としておきます。
「card(カード)」はカタカナで「カード」で分かりますよね。
何となく くっつけると

SDカード

となります。

……そのまんまになっちゃった。
ゴメンね。




書籍画像
わわわ説明術コラム
宣伝だよ
「分かった!」と思わせる説明の技術 知識ゼロの相手にも伝わるようになる本【Audible】
実務で役立つ ログの教科書 基礎知識から収集方法・分析手法・トラブルシューティング・パフォーマンス最適化・機械学習での活用まで
ソフトウェア開発現場の「失敗」集めてみた。 42の失敗事例で学ぶチーム開発のうまい進めかた