保守性
維持管理のしやすさだよ
簡単に書くよ
保守性(読:ホシュセイ 英:serviceability)とは
保守
(対象の機器やシステムなんかを不便なく使えるように維持管理すること)のしやすさ
です。
もう少し、ざっくり書くと
「そいつの保守って、どれくらい楽?(どれくらい大変?)」のこと
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「保守」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
大雑把に言えば「不便なく使える状態を維持すること」をキリっとした感じで言ったのが「保守」です。
イメージは人間相手の「健康管理」と似たようなものです。
対象がシステムの場合は
・ちゃんと動いているか監視する
・動かなくなったら何とかする
といった使える状態を「維持する」ための作業に加えて
・不具合を直す
・機能を追加する
といったシステムそのものを「改良する」作業を含む場合も あります。
とはいっても、具体的に何をやるかは契約内容次第ですけどね。
一般的に、保守を始める前には
・どんな作業をやるのか
・費用は、いくらかかるのか
などの内容を決めて保守契約を結びます。
その契約書に書かれている作業内容が保守でやる作業です。
まず、ありえませんが、もし契約書に「パンを買ってくる」と書いてあればパンを買ってくるのも保守作業に含まれます。
以上を踏まえて
保守のしやすさ
をカッコ付けて言ったのが「保守性」です。
例えば、そうですね。
ここに、ピヨ太君の作ったピヨピヨコンピュータが2台ありました。
ピヨコン1号は、ひねくれ者です。
ピヨ太君が「調子は、どうよ?」と聞いても、まともに答えてくれません。
そのせいで、完全に壊れるまで調子が悪いことに気付けなかったりします。
ピヨコン2号は、とても素直です。
ピヨ太君が「調子は、どうよ?」と聞きば、自分の状態を教えてくれます。
そのお陰で、調子が悪いときには完全に壊れる前に対処できます。
このような状況を指して
・ピヨコン1号は保守性が低い
・ピヨコン2号は保守性が高い
と言ったりします。
今回の例では、コンピュータさんの性格をもとにして保守性を判断しましたけどね。
実際には、例えば
・中身を把握しやすいか?
・改造しやすいか?
・壊れた部品の交換は簡単か?
などが保守性を決める要因となります。
ちなみに「保守性」を意味する英語は「maintainability(メンテナビリティ)」と「serviceability(サービサビリティ)」の2つがあります。
maintainability(メンテナビリティ)は、機械翻訳したら「メンテナンス性」になりました。
保守を「メンテナンス」と言いますよね。
こちらは比較的、納得しやすいのではないでしょうか。
serviceability(サービサビリティ)の方は「ん?サービス?」と思うかもしれませんね。
実はコンピュータの世界には「RAS」という用語があります。
RASは、コンピュータやシステムが「どれだけ、しっかりしてるか?」を判断するための3つの要素である
1.信頼性(Reliability)
2.可用性(Availability)
3.保守性(Serviceability)
の頭文字をとった用語です。
この「RAS」という用語においては、保守性を意図して「serviceability(サービサビリティ)」という英語が使われています。
ということで「保守性」を意味する英語は「maintainability(メンテナビリティ)」と「serviceability(サービサビリティ)」の2つがあるのです。
……自信満々に「2つ」と書きましたが、もしかしたら他にもあるかもしれません。
もし他にもあったら、ごめんなさい。
一言でまとめるよ
まぁ「保守性」って単語が出てきたら「維持管理のしやすさなんだな~」と お考えください。






