暗号ペイロード(ESP)
暗号化と認証に関する通信プロトコルだよ
IPsecの話で出てくるよ
「ESP」と表現された場合は「Encapsulating Security Payload」の略だよ
簡単に書くよ
暗号ペイロード(ESP)(読:アンゴウペイロード 英:encapsulating security payload)とは
IPsec
(インターネットっぽい通信の安全性を高めるための仕組み(のひとつ))の仕組みで出てくる、通信するときに使う お約束事(通信プロトコル)のひとつ
であり
暗号化と認証に関する あれやこれや
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として
・通信プロトコル(プロトコル)
・IP
・IPsec
について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
通信プロトコル(プロトコル)は「通信するときに使う お約束事」です。
通信するときは足並みを揃える必要があります。
片方が日本語で話しかけたのに、もう一方が英語で お返事したのでは、コミュニケーションが成立しませんよね。
それと同じです。
そこで「○○通信をするときは ××というお約束事に従って やり取りしようね」と事前に決まっています。
言い方を変えると
通信するときは、お約束事が必要
なのです。
この「通信するときに使う お約束事」を「通信プロトコル(プロトコル)」と言います。
IPは「インターネットっぽい通信をするときに使う お約束事」です。
名前が、そのものズバリだったりします。
「Internet Protocol(インターネット・プロトコル)」の頭文字を取って「IP」です。
その名の通り
インターネット用のプロトコル(お約束事)
です。
IPsecは「インターネット上で安全にデータをやり取りするための仕組み」です。
「sec」の部分は「Security(セキュリティ)」を意図しています。
文字通り、IPにセキュリティ的な要素を加えたのがIPsecです。
さて、このIPsecですが、いろいろなお約束事(プロトコル)が組み合わさることで、できあがっています。
「IPsec」という1つのプロトコルがあるのでは ありません。
「うんちゃらプロトコル」と「かんちゃらプロトコル」と……によって、1つの「IPsec」という仕組みが成り立っているのです。
以上を踏まえて
IPsecの仕組みで出てくるお約束事のひとつ
が「暗号ペイロード」です。
「ESP」と表現されることも あります。
「ESP」と表現された場合は「Encapsulating Security Payload(エンカプセレーティド・セキュリティ・ペイロード)」の略です。
気が向いたら、覚えてあげてください。
※「Encapsulating Security Payload」を何となく日本語にすると「カプセルに包まれている安全な有効荷重」となります。[詳細]
IPsecの仕組みでは「暗号化」という要素と「認証」という要素が登場します。
IPsecでゴチャゴチャやるときには通信内容を暗号化します。
また、何かが何かを認証する瞬間があるのです。
暗号ペイロードは、この「暗号化」と「認証」に関する あれやこれやです。
なお、残念ながら「あれやこれや」の部分については私も噛み砕いて説明できるほどには理解していません。
他のところで勉強してください。

あと、ついでなので書いておきましょう。
IPsecの話では「認証ヘッダ(AH)」という用語も、よく出てきます。
認証ヘッダも暗号ペイロードと同じです。
IPsecの仕組みで出てくるお約束事のひとつです。
認証ヘッダは「認証」に関する あれやこれやです。
暗号ペイロードも「認証」に関する あれやこれやな部分がありましたね。
認証ヘッダの「あれやこれや」と暗号ペイロードの「あれやこれや」は中身が違うのです。
一言でまとめるよ
まぁ「暗号ペイロード(ESP)」って単語が出てきたら「IPsec
(インターネットっぽい通信の安全性を高めるための仕組み(のひとつ))における、暗号化と認証に関する お約束事なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「暗号」は日本語ですね。
「payload(ペイロード)」の意味は「有効荷重」とか「(爆弾とかの)爆発力」とかです。
何となく くっつけると
暗号の有効荷重
となります。
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