WBS法【見積もり】
見積もりの やり方だよ
作業ごとの工数を積み上げていくよ
簡単に書くよ
WBS法【見積もり】(読:ダブリュービーエスホウ)とは
「積算法」のこと。
用語の中身としては
工数とかを見積もるときの やり方のひとつ
であり
「この作業はこれくらいで~この作業はこれくらいで~この作業はこれくらいだから~全部でこれくらいだね!」のように、作業ごとの工数を積み上げていくことで全体を求める見積もりのやり方
です。
詳しく書くよ
最初に留意事項です。
見積もりの話で出てくる「積算法」の意味を知っている方は、ここから先を読む必要は ありません。
「積算法」の別の表現が「WBS法」です。
WBSは「やらなくちゃいけない作業を分解して構造化し、表にまとめたもの。もしくは、そうやって管理する手法」です。
ピンと来ない人は「やらなくちゃいけない作業の一覧」と解釈してください。
積算法では、作業ごとの工数を積み上げることで全体の工数を計算します。
その前準備として、やるべき作業を洗い出す必要があります。
この「やるべき作業」が書いてあるのがWBSです。
WBSをもとにして、個々の作業の工数を見積もり、個々の作業の工数を合算することで全体の工数を出すのが積算法です。
「WBSを元にするよ!」なので「WBS法」と表現することもあるのだと思います。
ということで「積算法」を知っている人は、これ以降を読む必要ありません。
繰り返しになりますが「積算法」の別の表現が「WBS法」です。
「積算法って何よ?」な人は、このまま読み進めてください。
「積算法(WBS法)について、ずらずらっと説明していきます。

それでは説明していきましょう。
サクっと一言で説明すると
やるべき作業を洗い出して、それぞれの作業の工数を積み上げていくことで全体を求める見積もりのやり方
が「WBS法」です。
みなさんが「見積もりをやってね!」と言われたときに「こんな感じで見積もれば良いのかな?」とイメージするであろう見積もりのやり方です。
例えば、そうですね。
ピヨ子さんがピヨ太君に「ピヨピヨ自動ケーキ作成システム」の開発を依頼することにしました。
……が、ピヨ子さんは慎重派です。
まずはピヨ太君に見積もりを出してもらうことにしました。
ぼったくられたら大変ですからね。
ピヨ太君は「ちっ、お昼代とおやつ代を こっそり紛れ込ませようと思ったのに……」と舌打ちしましたが、仕方がありません。
頑張って真面目に見積もることにしました。
う~ん、いくらくらいかなぁ。
ピヨ太君は悩みます。
う~ん、そうだなぁ。
悩んでいたピヨ太君は、ついに閃きました。
ピヨ太君は「やる作業の量で金額を決めよう」と考えました。
ピヨピヨ自動ケーキ作成システムを作るには、まず「どんなシステムにするか?」を考える作業が必要です。
いわゆる「設計」と呼ばれる作業です。
ピヨ太君は「設計は……6日くらいかかるかな。30万円にしよう」と考えました。
「どんなシステムにするか?」を考えた後は、実際にシステム作る作業が必要になります。
いわゆる「実装」と呼ばれる作業です。
ピヨ太君は「実装は……10日くらいかかるかな。50万円にしよう」と考えました。
実際のシステムができあがったら、終わり!……と言いたいところですが、まだです。
ちゃんと動くかどうかの「テスト」が必要でしょう。
ピヨ太君は「テストは……4日くらいかかるかな。20万円にしよう」と考えました。
これで見積もりは完成です。
ピヨ太君は「ピヨピヨ自動ケーキ作成システムを作るには、設計作業に30万円、実装作業に50万円、テスト作業に20万円、全部で100万円かかります」な見積書を作って、ピヨ子さんに渡しました。
見積もりを見たピヨ子さんは「高すぎよ!だったら、普通にケーキ屋さんで500円のケーキを2,000個買うわ」と言いました。
ピヨ太君は「ケーキ屋さんを始めるとかではなくて、純粋に自分が楽しむためだけに欲しかったのか……」と少しだけ思いました。
この話においてピヨ太君のやった見積もりのやり方がWBS法です。
ピヨ太君は、まず、やるべき作業を洗い出しました。
1.設計
2.実装
3.テスト
の3つです。
この「やるべき作業」が書いてあるのがWBSです。
次に、それぞれの作業ごとに工数を見積もりました。
1.設計:6日、30万円
2.実装:10日、50万円
3.テスト:4日、20万円
です。
余談ですが、ピヨ太君の単価は1日あたり5万円みたいですね。
最後に、作業ごとの工数を全部足しました。
6日+10日+4日=20日
30万円+50万円+20万円=100万円
となります。
このように、やるべき作業を洗い出して、それぞれの工数を積み上げる見積もりのやり方がWBS法です。
なんか偉そうな名前がついていますが、難しく考える必要は ありません。
システム開発における一般的な見積もりのやり方です。
一言でまとめるよ
まぁ「WBS法」って単語が出てきたら「作業ごとの工数を洗い出して積み上げていく、見積もりのやり方なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「WBS」は「Work Breakdown Structure(ワーク・ブレイクダウン・ストラクチャー)」の略です。
「work(ワーク)」の意味は「作業」とか「仕事」とかです。
「breakdown(ブレイクダウン)」の意味は「破損」とか「故障」ですが、今回は「分解」と解釈してください。
「structure(ストラクチャー)」の意味は「構造」とか「構成」とか「仕組み」とかです。
「法」は日本語ですね。
何となく くっつけると
「作業分解構造」法
となります。
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