X-PHP-Originating-Script【メールヘッダ】
メールヘッダの項目だよ
そのメールを送ったPHPプログラムの名前が書かれているよ
PHPの設定で出さないようにできるよ
簡単に書くよ
X-PHP-Originating-Script【メールヘッダ】(読:エックス-ピーエィチビー-オリジネーティング-スクリプト)とは
メールヘッダ
(そのメールに関する説明書きが書いてある部分)の項目のひとつ
であり
メールにくっつけて送る「このメールは、このPHPプログラムが送りました!」な情報
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として
・PHP
・メール
・メールヘッダ
について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
PHPは「Web系のプログラムを作るときに、よく使われるプログラミング言語」です。
世の中には、C言語、Java、Rubyなど、いろいろなプログラミング言語があります。
その「いろいろ」のひとつです。
よく分からない人はPHP語でコンピュータさんに命令できると思ってください。
イメージは、そんな感じです。
メールは「パソコンさんの世界の お手紙機能」です。
話を単純化するために「パソコンさん」と書きましたが、携帯電話やスマホ、その他諸々の媒体でも使えます。
メールヘッダは「そのメールに関する説明書きが書いてある部分」です。
メールヘッダは、ちょうどメールの頭の辺りにあります。
というのは冗談です。
メールヘッダはメールの「封筒」に相当します。
試しに実際のお手紙で考えてみてください。
お手紙は、中に入れる便箋だけでは相手に届きません。
宛先を書いて切手を貼った封筒が必要です。
封筒の中に便箋が入って、はじめて、お手紙としての役割を果たせます。
メールも同じです。
本文だけでは相手に届きません。
1.宛先や差出人の名前などを書いた部分(封筒)
2.本文を書いた部分(便箋)
の2つが揃って、はじめてメールとしての役割を果たせるのです。
この2つのうち
1.宛先や差出人の名前などを書いた部分(封筒)
の呼び名が「メールヘッダ」です。
実際のメールヘッダは、例えば以下のようになっています。
■メールヘッダ例
Return-Path: <from@example.com>
X-Original-To: to@example.com
Delivered-To: to@example.com
Received: from [192.168.0.2] (hoge.example.com [198.51.100.2])
by example.com (Postfix)
with ESMTPSA id 744294074A15 for <to@example.com>;
Fri, 20 Jun 2014 21:22:42 +0900 (JST)
Date: Fri, 20 Jun 2014 21:22:40 +0900
From: ピヨピヨ ピヨ太 <from@example.com>
To: to@example.com
Subject: こんばんは~
Cc: cc@example.com
In-Reply-To: <CAA3QdPUTTwPuefb40LKXitkx=6N9D80-U1p3_jpe49Jzt5awxw@example.com>
References: <20171020193439.7CBF.78EEE63C@example.com> <CAAwPuefb40LKX3QdPUTTitkx=6N9D80-U1p3_jpe49Jazt5wxw@example.com>
Message-Id: <20171101162135.7CBF.9BE9E63C@example.com>
X-PHP-Originating-Script: 20000:piyo.php
MIME-Version: 1.0
Content-Type: text/plain; charset="ISO-2022-JP"
Content-Transfer-Encoding: 7bit
X-Mailer: piyopiyo mailer ver. 1.2 [ja]
以上を踏まえて
メールヘッダの項目のひとつ
で
PHPで作ったプログラムからメールを送った場合に付く「このメールは、このPHPプログラムが送りました!」な情報が入る場所
が「X-PHP-Originating-Script」です。
例えば、そうですね。
ピヨ太君がPHPで「piyo.php」を作ったとしましょう。
「piyo.php」はピヨ太君が画面から入力した内容をメールでピヨ子さんに送るプログラムです。
この「piyo.php」を通じてピヨ子さんに送られたメールのメールヘッダを見ると
X-PHP-Originating-Script: 20000:piyo.php
のような項目がくっついています。
「piyo.php」と書いてありますね。
「piyo.php」は、このメールを送ったプログラムの名前です。
このような
「このメールは、このPHPプログラムが送りました!」な情報が入る項目
が「X-PHP-Originating-Script」です。
ここまでの説明を読んで「あれ?自分が作ったPHPプログラムから送ったメールには、そんな項目がないよ?」と思う人もいるでしょう。
それは、おそらくPHPの設定で「X-PHP-Originating-Script」を出力しないように設定されているからです。
やり方はいくつかありますが、PHPの設定ファイル「php.ini」に
mail.add_x_header = Off
と書く(すでに「On」で書いてあったら「Off」に書き換える)と「X-PHP-Originating-Script」が出力されなくなります。
個人的には「Off」にしておいた方が良いと思います。
余計な情報を外部に漏らしてもトラブルの元になるだけですからね。
一言でまとめるよ
まぁ「X-PHP-Originating-Script」って単語が出てきたら「メールを送ったPHPプログラムを示す情報なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「x」はアルファベットの「X」です。
「PHP」はプログラミング言語の「PHP」です。
「originating(オリジネーティング)」は「originate(オリジネート)」+「ing」です。
「originate(オリジネート)」の意味は「起源がある」とか「由来する」とか「起こる」とか「始まる」とかです。
「script(スクリプト)」の意味は「台本」とか「脚本」とかです。
何となく くっつけると
PHPに由来する台本
となります。






