管理図
折れ線グラフだよ
「ここより下はヤバいよ」「ここが一番イイ感じだよ」「ここより上はヤバいよ」な3つの基準線が引いてあるよ
品質のバラつきを管理するときに使うよ
簡単に書くよ
管理図(読:カンリズ)とは
大量生産する製品とかの品質のバラツキを管理するためのグラフ
であり
「ここより下はヤバいよ」「ここが一番イイ感じだよ」「ここより上はヤバいよ」な3つの基準線を引いた中に「えっと、1個目は122グラムで……2個目は118グラムで……」のように作った物の実際の値(重さとか大きさとかの品質に関わる値)を書き入れた折れ線グラフ
(点と線で値の推移を表現するグラフ)のこと
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「グラフ」と「折れ線グラフ」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
グラフは「パッと見でイメージしやすいように、数値を絵で表現したもの」です。
数字同士を比較したり、比率や推移、分布などを表現するときに使います。
折れ線グラフは「点と線で値の推移を表現するグラフ」です。
値そのものは点で表現します。
点同士をつないでいる線を見ることで、値の移り変わり(推移)を把握できます。
以上を踏まえて
1.大量生産する製品とかの品質のバラツキを管理する目的で作る
2.「ここより下はヤバいよ」「ここが一番イイ感じだよ」「ここより上はヤバいよ」な3つの基準線を引いた
3.作った物の品質に関わる値(重さとか大きさとか)の折れ線グラフ
が「管理図」です。
例えば、そうですね。
ここにピヨ太君がいました。
ピヨ太君は、ピヨピヨケーキショップの店長さんです。
ピヨ太君の作る「ピヨピヨ苺ショートケーキ ~ 秘密のお花畑で苺とクリームが運命の出会い ~」は絶品です。
ですが、ピヨ太君の作る苺ショートには弱点が ありました。
それは、同じように作ったはずなのに大きさに微妙なバラツキが出ることです。
ピヨ太君個人としては「別に、いーじゃん。ドンマイ!」なのですけどね。
常連のピヨ子さんから「ちょっと大きさが違くない?」と指摘が ありました。
そこでピヨ太君は、このバラツキがどれくらいヤバそうかを分析することにしました。
具体的には、作った苺ショートの重さを1つずつ記録して折れ線グラフにしたのです。
できた折れ線グラフを見たピヨ太君は思いました。
「良いのか悪いのか分からん」って。
ふむ、ちょっと分かりにくいですね。
少し工夫をしてみましょう。
ピヨ太君的には苺ショートの重さは120グラムを目指しています。
そこで「120グラム」のところに線を引いてみました。
この線が「ここが一番イイ感じだよ」な基準線です。
あとピヨ太君的には100グラムを下回ると「ちょっと小さすぎかな」という気がします。
そこで「100グラム」のところにも線を引いてみました。
この線が「ここより下はヤバいよ」な基準線です。
あとピヨ太君的には150グラムを上回ると「ちょっと大きすぎかな」という気がします。
そこで「150グラム」のところにも線を引いてみました。
この線が「ここより上はヤバいよ」な基準線です。
今度は、どうでしょう。
ピヨ太君は「ここより下はヤバいよ」「ここが一番イイ感じだよ」「ここより上はヤバいよ」な3つの基準線を引いた折れ線グラフを眺めました。
なんとなくですが、さっきよりも分かりやすい気がします。
……ふむ。
品質も良いんじゃないですかね?
作ったケーキは全部、100グラムから150グラムの範囲内に収まっています。
しかも、大部分のケーキは120グラム前後です。
これは、もう誤差の範囲と言って問題ないでしょう。
ピヨ太君は、自分のケーキ作りの腕に自信を持ちました。
この話において、ピヨ太君の作ったグラフが管理図です。
ここで ちょっと考えてみてください。
もし100グラムを下回っている値があったら、どうでしょう。
あるいは逆に、150グラムを上回っている値があったら、どうでしょう。
「ちょっと見直した方が良いかな?」という気分になりますよね。
誤差の範囲を超えて品質にバラツキがある状態です。
品質のバラツキを抑えるための何かを考える必要があります。
あるいは、100グラムから150グラムの範囲内に収まってはいるのですが、100グラム近辺の値が続いていたら、どうでしょう。
やっぱり「ちょっと見直した方が良いかな?」という気分になりますよね。
これは品質が良くないところで安定している状態です。
品質が良いところ(120グラム前後)になるように頑張る必要があるでしょう。
あるいは……考えるのが面倒くさいので、これくらいにしておきます。
とにかく、管理図を作って眺めることによって
1.品質のバラツキは許せる範囲内か
2.品質のバラツキに特徴的なクセは出ていないか
などが分析できるのです。
ちなみに、品質のバラツキが許せる範囲内で特徴的なクセも見えない場合は「管理状態にある」と言うそうです。
その逆、品質のバラツキが許せる範囲を超えている場合や許せる範囲内でも特徴的なクセが見える場合は「管理状態にない」になります。
気が向いたら、併せて覚えてあげてください。
あと、実際には、あれやれこれやがあれやこれやで、もっと細かい分析ができたりします。
管理図の具体的な見方や分析のやり方については他のところで勉強してください。
一言でまとめるよ
まぁ「管理図」って単語が出てきたら「品質のバラつきを管理するためのグラフなんだな~」と お考えください。
おまけ
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