システム環境変数
OSが持っている変数だよ
すべてのユーザで一緒に使うよ
簡単に書くよ
システム環境変数(読:システムカンキョウヘンスウ 英:system environment variables)とは
環境変数
(コンピュータさんが持っている変数)の種類のひとつ
であり
「これは、みんなで共通のやつだから。仲良く使えよ」な環境変数
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として
・パソコンのユーザに関するあれこれ
・OS
・変数
・環境変数
について説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
自分専用のパソコンを使っている人はピンと来ないかもしれませんが、パソコンには「ユーザ」という考え方があります。
例えば、そうですね。
ここに1台のパソコンが あったとしましょう。
このパソコンの中にユーザ「piyota」と「piyoko」があるとします。
ピヨ太君がパソコンを使うときは、ユーザ「piyota」として使います。
具体的には、パソコンを使い始めるときに「今からユーザ『piyota』としてパソコンを使うよ」と宣言するのです。
これを専門用語で「ログイン」と言います。
同じように、ピヨ子さんがパソコンを使うときは、ユーザ「piyoko」として使います。
ピヨ太君はユーザ「piyota」としてパソコンを使いました。
ピヨ子さんはユーザ「piyoko」としてパソコンを使いました。
なんで、こんな面倒くさいことをするかというと、ユーザによって設定を変えたりできるからです。
例えば、ユーザ「piyota」で使うときは画面の背景がピヨ子さんの画像、ユーザ「piyoko」で使うときは画面の背景が苺ショートの画像、のようなことができます。
まずは
1.パソコンには「ユーザ」という考え方がある
2.パソコンを使うときには、どのユーザとして使うか選ぶ
3.一部の設定はユーザごとに個別に設定できる
というのを覚えておいてください。
次に行きましょう。
OSは「パソコンさんの人格に相当するソフト」です。
パソコンさんは中にOSを入れることで、はじめてパソコンとしての お仕事が できます。
「これが無いとパソコンじゃねーよ」な基本ソフトです。
※「OS」という用語が世間に広まった きっかけがパソコンなので「パソコン」と書きましたが、スマホや その他のコンピュータ類でも同じです。
変数は「プログラミング言語における『値を入れておく箱』」です。
今回はプログラミング言語うんぬんは気にしないでください。
とにかく「値を入れておく箱」です。
環境変数は「OSの持ち物で、OSが動いているときに使える変数」です。
「OSが動いているとき」は言い換えると「コンピュータが動いているとき」です。
環境変数は
コンピュータの持ち物で、コンピュータが動いているときに使える変数
とも言えます。
コンピュータさんが持っている環境変数は1つでは ありません。
いろいろな名前の箱を たくさん持っています。
大雑把な説明は、そんなところです。
詳細が気になる方は、用語「環境変数」の説明を ご覧ください。
以上を踏まえて、本題に入ります。
実は環境変数は2種類あります。
それは
1.すべてのユーザで共通の環境変数
2.ユーザごとに個別の環境変数
の2つです。
「1.すべてのユーザで共通の環境変数」は、環境変数に設定された値が、すべてのユーザで有効になります。
例えば、すべてのユーザで共通の環境変数「SUBETE_KANKYO_HENSU」に「piyopiyo」という値を設定したとしましょう。
そうすると、ユーザ「piyota」でパソコンを使っているときも、ユーザ「piyoko」でパソコンを使っているときも「SUBETE_KANKYO_HENSU」に「piyopiyo」という値が設定されている状態になります。
「2.ユーザごとに個別の環境変数」は、環境変数に設定された値が、設定したユーザでのみ有効になります。
例えば、ユーザ「piyota」としてパソコンを使っている状態で、ユーザごとに個別の環境変数「KOBETU_KANKYO_HENSU」に「piyopiyo」という値を設定したとしましょう。
そうすると、ユーザ「piyota」でパソコンを使っているときは「KOBETU_KANKYO_HENSU」に「piyopiyo」という値が設定されている状態になります。
ユーザ「piyoko」でパソコンを使っているときは「KOBETU_KANKYO_HENSU」に「piyopiyo」という値が設定されていない状態になります。
この2種類の環境変数のうち
1.すべてのユーザで共通の環境変数
が「システム環境変数」です。
あと、ついでなので書いておくと
2.ユーザごとに個別の環境変数
の方は「ユーザ環境変数」と言います。
気が向いたら、併せて覚えてあげてください。
システム環境変数:すべてのユーザで有効
ユーザ環境変数:設定したユーザでのみ有効
になる環境変数です。
なお、どちらの環境変数を使うべきかですが、個人的には
ユーザ環境変数で事足りるならユーザ環境変数を使った方が良い
と考えています。
システム環境変数を使うと、すべてのユーザに対して有効になります。
他のユーザに思わぬ影響が出る可能性もなくはないので、ユーザ環境変数で済むならユーザ環境変数を使った方が安全だと思います。
一言でまとめるよ
まぁ「システム環境変数」って単語が出てきたら「すべてのユーザで共通の環境変数
(コンピュータさんが持っている変数)なんだな~」と お考えください。
おまけ
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