Trivial File Transfer Protocol
通信するときの お約束事だよ
ファイルをやり取りするときに使うよ
UDPを使ったFTP(みたいなもの)だよ
「TFTP」と表現されるのが一般的だよ
簡単に書くよ
Trivial File Transfer Protocol(読:トリビアル・ファイル・トランスファー・プロトコル)とは
いわゆる「TFTP」のこと。
用語の中身としては
UDP
(通信する上でのお約束事のひとつで、スピード重視で やり取りする やり方)を使ったFTP
(ファイルをやり取りする仕組みのひとつ)(っぽいやつ)
です。
もう少し噛み砕いて書くと
「ちょっとくらいなら送った物がなくなってもいいから、スピード重視でやり取りしようぜ~」な気分でファイルをやり取りする仕組み
です。
詳しく書くよ
最初に留意事項です。
「TFTP」と言われて「あぁ、アレのことね」と分かる方は最後まで読む必要ありません。
TFTPの正式名称(?)が「Trivial File Transfer Protocol」です。
「Trivial File Transfer Protocol」の頭文字を取ったのが「TFTP」ね。
※「Trivial File Transfer Protocol」を何となく日本語にすると「しょぼいFTP」となります。[詳細]
以上が「TFTP」の意味を知っている人向けの説明です。
「TFTPって何?美味しいの?」な人は、このまま読み進めてください。
用語の中身について説明します。

それでは、いってみましょう。
まずは予備知識として
・通信プロトコル(プロトコル)
・TCP
・UDP
・File Transfer Protocol(FTP)
について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
通信プロトコル(プロトコル)は「通信するときに使う お約束事」です。
通信するときは足並みを揃える必要があります。
片方が日本語で話しかけたのに、もう一方が英語で お返事したのでは、コミュニケーションが成立しませんよね。
それと同じです。
そこで「○○通信をするときは ××というお約束事に従って やり取りしようね」と事前に決まっています。
言い方を変えると
通信するときは、お約束事が必要
なのです。
この「通信するときに使う お約束事」を「通信プロトコル(プロトコル)」と言います。
TCPは「安全性重視で やり取りしよう」な通信プロトコルです。
TCPは
送ったデータが相手に届いたか、その都度 確認しながら通信する やり方
です。
相手の言ったことを復唱しながら罵り合うイメージです。
ちゃんと届いたか確認しながらやり取りするので
1.漏れなく伝わる可能性は高い
2.スピードは遅くなる
といった特徴があります。
UDPは「スピード重視で やり取りしよう」な通信プロトコルです。
UDPは
送ったデータが相手に届いたか確認しないで通信する やり方
です。
相手の反応を気にしないでマシンガントークでガンガン悪口を言うイメージです。
ちゃんと届いたか確認しないでやり取りするので
1.データの一部が行方不明になる可能性がある
2.スピードが速い
といった特徴があります。
一般的には、信頼性が大事な通信で使われるのはTCPです。
速度重視の通信ではUDPが使われます。
File Transfer Protocol(FTP)は「インターネットの線を使ってファイルをやり取りする仕組み(のひとつ)」です。
ネットワーク経由でファイルを送るときのメジャーなやり方です。
正確には、ファイルをやり取りするときの決まりごとですけどね。
そこら辺は、ゆるく捉えてください。
「ファイルを受け渡しするときに使うんだなー」程度の理解でも かまいません。
FTPで やり取りするときに「ねーねー。FTPでやり取りしようよー」と提案する側のコンピュータやソフトを「FTPクライアント」と言います。
言い方を変えると「FTPで接続する方」です。
「仕方ないなー。相手をしてやるか」と受け入れてあげる側のコンピュータを「FTPサーバ」と言います。
こちらは「FTPで接続される方」です。
「FTPの接続先」と表現しても良いでしょうね。
FTPクライアントとFTPサーバの間のやり取りは、TCPを使ってやります。
これが今回の話の肝です。
覚えておいてください。
FTPは「TCP」を使う
です。
以上を踏まえて
UDPを使ってファイルをやり取りするときのお約束事
が「Trivial File Transfer Protocol」です。
もう少しサックリ書くと
TCPではなく「UDP」を使ったFTP(っぽいやつ)
です。
上でも書きましたが、一般的には「TFTP」と表現されます。
※本ページでも以降は「TFTP」と表現します。
TFTPはFTP同様、ファイルをやり取りするときに使う お約束事です。
ただし、FTPと違って認証がありません。
FTPでは、接続するときに「おまえ、誰?」の確認をします。
確認した結果、接続してOKな人であれば、FTPサーバさんは相手をしてあげます。
接続してダメな人であれば、FTPサーバさんは追い返します。
この「相手を確認する仕組み」がTFTPには ありません。
誰でもウェルカムです。
また、上でも書きましたが、FTPはTCPを使ったやり取りです。
それに対し、TFTPはUDPを使ったやり取りになります。
FTPよりもTFTPの方が、適当だけど仕事は速いイメージです。
一言でまとめるよ
まぁ「Trivial File Transfer Protocol」って単語が出てきたら「TFTP
(FTPのUDP版)のことなんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「trivial(トリビアル)」の意味は「ささいな」とか「取るに足らない」とかです。
「file(ファイル)」はカタカナで「ファイル」で分かりますかね。
「transfer(トランスファー)」の意味は「移す」とか「動かす」とか「運ぶ」とかです。
「protocol(プロトコル)」の意味は「(外交上の)儀礼」とか「議定書」とかですが、今回は「お約束事」と解釈してください。
何となく くっつけると
ささいなファイルを運ぶお約束事
となります。
■検索してみる?






