Unified Extensible Firmware Interface
BIOSの後継者だよ
OSとファームウェアのやり取りに関する取り決めだよ
「UEFI」と表現されるのが一般的だよ
簡単に書くよ
Unified Extensible Firmware Interface(読:ユニファイド・エクステンシブル・ファームウェア・インターフェース)とは
いわゆる「UEFI」のこと。
用語の中身としては
BIOS
(コンピュータの電源が入って最初に動く、主にハードウェアを制御するプログラム)の後継者として作られた存在で、BIOSに取って代わろうとしているやつ(ちょっと嘘)
です。
もう少し正確に書くと
OS
(コンピュータの人格に相当するソフト)とファームウェア
(ハードウェアを制御するプログラム)のやり取りに関する取り決めのひとつ
です。
詳しく書くよ
最初に留意事項です。
「UEFI」と言われて「あぁ、アレのことね」と分かる方は最後まで読む必要ありません。
UEFIの正式名称(?)が「Unified Extensible Firmware Interface」です。
「Unified Extensible Firmware Interface」の頭文字を取ったのが「UEFI」ね。
※「Unified Extensible Firmware Interface」を何となく日本語にすると「統一された拡張できるファームウェアとの接点」となります。[詳細]
以上が「UEFI」の意味を知っている人向けの説明です。
「UEFIって何?美味しいの?」な人は、このまま読み進めてください。
用語の中身について説明します。

それでは、いってみましょう。
まずは予備知識として「OS」と「BIOS(バイオス)」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
OSは「パソコンさんの人格に相当するソフト」です。
パソコンさんは中にOSを入れることで、はじめてパソコンとしての お仕事が できます。
「これが無いとパソコンじゃねーよ」な基本ソフトです。
※「OS」という用語が世間に広まった きっかけがパソコンなので「パソコン」と書きましたが、スマホや その他のコンピュータ類でも同じです。
BIOSは「パソコンさんの電源が入って最初に動く、主にハードウェアを制御するプログラム」です。
OSが動き出す前の お仕事をやってくれます。
パソコンさんの電源をポチっと入れると、まずはBIOSさんが お仕事を始めます。
その後、BIOSさんが いろいろ準備してくれてから、OSさんが お仕事を始めるのです。
以上を踏まえて、本題に入ります。
語弊があるといえばあるのですが、一言で言ってしまえば
BIOSの後継者的なやつ
が「Unified Extensible Firmware Interface」です。
上でも書きましたが、一般的には「UEFI」と表現されます。
※本ページでも以降は「UEFI」と表現します。
実際には少し違いますが、難しいことを考えるのが苦手な人は「BIOSが進化してUEFIになった」と解釈してください。
OSはハードディスクに入っています。
ということは、まずハードディスクが動き出さないとOSは仕事を始められません。
それでは、そのハードディスクは誰が動かしてくれるのでしょうか?
そうです。
BIOSさんです。
BIOSさんが、最初にハードディスクを動かす仕事をしています。
そんな、大事な仕事をしているBIOSさんですが、寄る年波には勝てません。
技術は日々、進歩していますからね。
BIOSさんは時代遅れになっちゃいました。
そこで、Intelという会社さんがBIOSの代わりになるものを作ったのです。
それがUEFIです。
UEFIさんのお仕事はBIOSさんのお仕事と同じだと思って かまいません。
BIOSの後継者としての役割を担うのがUEFIです。
……というのは少し間違った説明ですが、イメージしやすいと思うので書いてみました。
正確には、UEFIはOS(コンピュータの人格に相当するソフト)とファームウェア(ハードウェアを制御するプログラム)のやり取りに関する「取り決め」です。
パソコンさんというのは、ハードウェアとファームウェア、OSなどのソフトウェアが連携して動いています。
ハードウェアは「物」です。
これがないと話が始まりません。
ファームウェアは「ハードウェアを動かすためのソフトウェア」です。
ハードウェアというのは、言ってしまえば「身体」です。「物」です。「物体」です。
それだけでは何もできません。
そこに「心」であるソフトウェアが入って、はじめて、お仕事できます。
その「心」に相当するソフトウェア、ハードウェアを動かすためのソフトウェアが「ファームウェア」です。
おや、確かBIOSさんは最初にハードディスクを動かすのがお仕事でした。
ファームウェアっぽいですね。
そうです。
BIOSさんはパソコンのファームウェアです。
さて、ハードウェアとファームウェアが揃いました。
これで十分でしょうか?
いえいえ、実はまだ十分では ありません。
パソコンさんの場合、ハードウェアとファームウェアが揃っても、あくまで「動ける」状態になっただけです。
実際に「動かす」奴が必要です。
要は「こんなお仕事をしろよ」と命令を出す奴ですね。
その命令を出すのがソフトウェアです。
そして「最低限これが無いとパソコンとは呼べねーよ」な人格に相当するソフトウェアが「OS」です。
回りくどく書きましたが、要するに
ハードウェアとファームウェアとOSが連携してパソコンさんは動いている
ということです。
ここまでを踏まえて、UEFIに話を戻します。
先程「ハードウェアとファームウェアとOSが連携してパソコンさんは動いている」と書きました。
この中の「ファームウェアとOSの連携」に関する取り決めがUEFIです。
BIOSがファームウェア(プログラム)であるのに対し、UEFIは取り決め(仕様)なのです。
同列に並ぶ存在では ありません。
ややこしいですね。
「でも、UEFIはBIOSの後継者だって言ったじゃん!」と思う人もいるでしょう。
私も思いました。
ここから先は私の推測です。
根拠は ありません。
ですから、間違っていたら、ごめんなさい。
まず、BIOSはファームウェアです。
BIOSとOSがやり取りする部分の取り決めは、BIOS(とOS)の仕様に依存する部分です。
この部分の取り決めを、仮に「BIOSインターフェース」とでも呼びましょう。
※「BIOSインターフェース」は私が仮に決めた名称です。実際には、そんな用語は(多分)ありません。
さて、このBIOSインターフェースですが、技術の進歩と共に時代遅れになりました。
そこで、BIOSインターフェースに代わる取り決めとしてUEFIが生み出されたのです。
UEFIはあくまで、ファームウェアとOSのやり取りに関する「取り決め」です。
ただし、UEFIの取り決めに従ってやり取りするには、ファームウェアがUEFIに対応している必要があります。
このUEFIに対応しているファームウェアを、仮に「UEFI対応ファームウェア」と呼びましょうか。
※「UEFI対応ファームウェア」も私が仮に決めた名称です。
この一連の流れ、BIOSインターフェースがUEFIになり、それに伴ってBIOSがUEFI対応ファームウェアになることを指して「BIOSがUEFIに置き換わる」といった表現がなされているのだと推測しています。
要は「UEFI対応ファームウェア」のことも「UEFI」と表現しているわけですね。
これが混乱の元になっているのでしょう。
繰り返しになりますが、UEFI自体は、あくまで「取り決め」です。
BIOSと同列に並ぶ言葉では(おそらく)ありません。
なんてったって「UEFI対応BIOS」なんていう言葉もあるくらいですからね。
本来「BIOSか、UEFIか、どちらかを選べ」な関係ではないのです。
ただし、UEFIに対応したファームウェア(従来のBIOSと置き換わるもの)を指して「UEFI」と表現する人もいます。
そんな人たちが「(UEFIに対応していない従来の)BIOS」と「UEFIに対応したファームウェア(UEFI対応BIOSを含む)」を比較して「BIOSがUEFIに置き換わる」と言っているのだと思います。
(UEFIに対応していない従来の)BIOS
VS
UEFI(に対応したファームウェア)
の対決です。
あるいは、BIOSがOSとやり取りするときの取り決めを指して「BIOS」と表現していると解釈することもできます。
「BIOSがOSとやり取りするときの取り決め」と「UEFI」を比較して「BIOSがUEFIに置き換わる」と言っているのだと思います。
こちらは
BIOS(がOSとやり取りするときの取り決め)
VS
UEFI
の対決です。
どちらにしろ、ややこしいですね。
ややこしいことをあまり考えたくない人は、単純に「UEFIはBIOSの後継者」と理解してください。
それだけで十分です。
それで知ったかぶりはできますし、日常生活で困ることは、ほとんどないはずです。
一言でまとめるよ
まぁ「Unified Extensible Firmware Interface」って単語が出てきたら「UEFI
(BIOSの後継者)のことなんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「unified(ユニファイド)」は「unify(ユニフィ)」+「ed」です。
「unify(ユニフィ)」の意味は「統一する」とか「統合する」とかです。
「ed」という接尾辞が付くと「~された」的な意味になります。
「extensible(エクステンシブル)」の意味は「広げられる」とか「伸ばせる」とかです。
今回は「拡張できる」と解釈してください。
「firm(ファーム)」の意味は「堅い」とか「堅固な」とか「頑丈な」とかです。
「ware(ウェア)」という接尾辞が付くと「製品」とか「商品」的な意味になります。
「interface(インターフェース)」の意味は「接点」とか「境界面」とか「接触面」とかです。
何となく くっつけると
統一された拡張できる堅い製品との接点
となります。






