ワイヤレス給電
電気を送り込むよ
非接触だよ
簡単に書くよ
ワイヤレス給電(読:ワイヤレスキュウデン)とは
「種も仕掛けも線もコネクタもありません。でも、そこに置くだけで電気が送り込まれます。スゴいでしょ!」な給電のやり方。
もう少し具体的に書くと
コンセントにブッ刺したり線でつないだり充電器の金属部分にカチっとやったりする必要がなく、指定の場所に置くだけで(空間経由で)電気が送り込まれる給電のやり方
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「ワイヤレス」と「給電」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
ワイヤレスは「無線」を横文字にした表現です。
意味は「線を使わないやり方」です。
通信の話で出てきた場合は、電波や赤外線を使ってビビビーっとするやり方を指します。
給電は「電気を送り込むこと」です。
難しく考える必要は ありません。
パソコンもスマホもテレビも洗濯機も冷蔵庫も電子レンジも電気がないと動きませんよね。
そんな電気がないと動けない奴らに電気を送り込むのが給電です。
以上を踏まえて
線を使わないで給電する
のが「ワイヤレス給電」です……と言いたいところなのですが「線を使わない」と捉えると実際のものとはイメージがズレると思います。
コンセントに挿したり他の機器と線でつないだり充電器の金属部分にカチっとやったりする必要がない、指定の場所に置くだけで(空間を介して)給電されるやり方が「ワイヤレス給電」です。
個人的には「ワイヤレス(無線)」よりも「非接触」と表現した方が実際のイメージに近いと思っています。
少し余談になりますが、予備知識として「非接触型ICカード」について説明します。
クレジットカードや電車に乗るときにピッ!とやるカードは「ICカード」と呼ばれる種類のカードです。
このICカードですが、2種類に分類できます。
それは
1.カチっとはめて使うタイプのICカード(ICカードの中にあるIC部品と読み取り機械を直接くっつけることで中身を読み取るタイプのICカード)
2.ピッ!と触れて使うタイプのICカード(ICカードからビビビーと出る電波を通じて読み取り機械とやり取りするタイプのICカード)
の2つです。
それぞれ
1.カチっとはめて使うタイプのICカード:接触型ICカード
2.ピッ!と触れて使うタイプのICカード:非接触型ICカード
という呼び名が付いています。
ちなみに、みなさんにとって一番身近な非接触型ICカードの例は、電車に乗るときにピッ!とやるカードでしょう。
「えっ、接触してるじゃん!」と思うかもしれませんが、データが入っているICの部分は読み取り機と直接は触れあいませんよね。
だから「非接触」です。
以上が非接触型ICカードの説明です。
話を本題に戻します。
普通の給電が接触型ICカードのイメージだとしたらワイヤレス給電は非接触型ICカードのイメージです。
普通の給電では、コンセントに挿したり、機器の金属部分を充電器の金属部分にカチっとハメたりしますよね。
機器に付いている電気を伝えるのが役割の金属部分が、電気をくれるやつ(コンセントとか充電器とか)に接触します。
一方、ワイヤレス給電では、その必要がありません。
なんか小難しい仕組みによって、空間を介して給電されます。
(多分、最初から付いてないけど)機器の金属部分と電気をくれるやつは非接触で給電できるのです。
例えば、電動歯ブラシなんかは充電器の上に置くだけで給電されますよね。
その電動歯ブラシの底面(充電器とくっつくところ)を見て、金属っぽい部分がなかったら、それはワイヤレス給電のはずです。
あと、話を単純化するために「電気を送り込む」と表現していますが「電気を発生させる」と表現した方が正確かもしれません。
また、一口に「ワイヤレス給電」と言っても、いろいろなやり方があるようです。
そこら辺の あれやこれやは他のところで勉強してください。
一言でまとめるよ
まぁ「ワイヤレス給電」って単語が出てきたら「(線とかをつながなくても)指定の場所に置くだけで給電されるやり方なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「wireless(ワイヤレス)」の意味は「無線の」とか「無線通信の」とかです。
「給電」は日本語ですね。
何となく くっつけると
無線の給電
となります。





