スピアフィッシング
個人情報を盗む悪いことだよ
偽物ホームページに誘導して情報を入力させるよ
特定の人物を狙うよ
簡単に書くよ
スピアフィッシング(英:spear phishing)とは
不特定多数の人たちを狙うのではなく「こいつから情報を盗んでやるぜ!」と狙った特定の人物に対してやるフィッシング
(本物っぽい見た目の偽物のホームページに誘導して、そこで本人にIDとかパスワードとかを入れさせることで情報を盗む悪いこと)のこと
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「フィッシング」について結構ガッツリ説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
フィッシングは「メールとかで本物っぽい見た目の偽物ホームページに誘導して、そこでIDとかパスワードとかクレジットカード番号とかの個人情報を本人に入力させることで情報を盗むやり方の悪いこと」です。
由来は魚釣りのフィッシングでしょうね。
インターネットという広大な海から魚(個人情報)を釣り上げるイメージです。
例えば、そうですね。
ピヨ太君はピヨ子銀行の利用者です。
なけなしの貯金をピヨ子銀行に預けています。
ある日のことです。
ピヨ太君のところにピヨ子銀行からメールが来ました。
メールには
この度、利用規約の改定によりクレジットカード情報をご登録いただくことになりました。
以下のホームページより、クレジットカード情報のご入力をお願いします。
ピヨ子銀行ホームページ
http://example.com
と書いてありました。
ピヨ太君は早速、メールに書いてあったリンクをクリックしてピヨ子銀行のホームページに移動します。
そして、ピヨ子銀行のホームページでクレジットカード情報を入力しました。
ところがどっこい、です。
実は、メールを送ったのは、ピヨ子銀行では ありませんでした。
ピヨ子銀行の振りをしたアクマ君だったのです。
それだけでは ありません。
ピヨ太君がクレジットカード情報を入力したピヨ子銀行のホームページは偽物でした。
ピヨ子銀行のホームページそっくりに作ったアクマ君のホームページだったのです。
ピヨ太君は気付いていませんけどね。
ピヨ太君のクレジットカード情報はアクマ君に知られてしまいました。
アクマ君はピヨ太君のクレジットカード情報を悪用できます。
このような
1.本物そっくりの偽物ホームページを用意する
2.メールとかで偽物ホームページに誘導する
3.誘導した偽物ホームページ上で情報を入力させる
ことで情報を盗むやり方がフィッシングです。
ちなみに、フィッシングの綴りは「phishing」です。
魚釣りの「fishing」とは違います。
英語に触れる機会が多い方は、ご注意ください。
以上を踏まえて、本題に入ります。
普通のフィッシングというのは、数撃ちゃ当たる作戦でやります。
不特定多数の人に向けて大量にメールを送り「誰か騙されてくれたらラッキー」なのです。
そうではなく
特定の人物を狙って、ピンポイントで騙しにかかるフィッシングのやり方
が「スピアフィッシング」です。
スピアは英語の「spear(スピア)」です。
意味は「槍」ですね。
普通のフィッシングが釣り糸をたれて獲物が食いつくのを待つイメージなのに対し、スピアフィッシングは獲物を狙って槍を突き込むイメージです。
スピアフィッシングは特定の人物を狙ったフィッシングです。
不特定多数を狙ったフィッシングよりも、狙う相手に沿った攻撃にできます。
お昼寝大好きピヨ太君には最高級まくらの宣伝を装った騙しメールを送ったり、ケーキ大好きピヨ子さんには新作ケーキの宣伝を装った騙しメールを送ったりです。
不特定多数に向けたやつより対象が興味を引かれやすい内容にできるので、騙される確率が上がるかもしれませんね。
ちなみに、ITとは無関係な「スピアフィッシング」という用語があります。
銛や水中銃で魚を獲るやり方を「スピアフィッシング」と呼ぶそうです。
英語で書くときのアルファベットは「spearfishing」です。
それと区別するためでしょう。
悪いことの「スピアフィッシング」は「spearphishing」と書くことが多いです。
一応、頭の片隅にでも置いておいてあげてください。
一言でまとめるよ
まぁ「スピアフィッシング」って単語が出てきたら「特定の人物を狙ったフィッシング
(本物っぽい見た目の偽物のホームページに誘導して、そこで本人にIDとかパスワードとかを入れさせることで情報を盗む悪いこと)なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「spear(スピア)」の意味は「槍」とか「芽」とか「槍で突き刺す」とかです。
「phishing(フィッシング)」はIT用語の「フィッシング」です。
「魚釣り」を意味する「fishing(フィッシング)」が元ネタですが、スペルが違います。
何となく くっつけると
槍で突き刺すフィッシング
となります。
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