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Trusted Platform Module

pointこの用語のポイント

pointパソコンの中にあるチップだよ

pointセキュリティ関係のあれこれのための部品だよ

point「TPM」と表現されるのが一般的だよ

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簡単に書くよ

Trusted Platform Module(読:トラステッド・プラットフォーム・モジュール)とは

いわゆる「TPM」のこと。
用語の中身としては

パソコンさんの中にある部品(チップ)のひとつ
であり

暗号鍵(暗号化したり暗号を元に戻すときに使うデータ)を作ったり、作った暗号鍵を管理したり、セキュリティ関係のあれやこれやをやるためにある部品
です。


image piyo

詳しく書くよ

最初に留意事項です。
TPM」と言われて「あぁ、アレのことね」と分かる方は最後まで読む必要ありません。
TPMの正式名称(?)が「Trusted Platform Module」です。
Trusted Platform Module」の頭文字を取ったのが「TPM」ね。

Trusted Platform Module(トラステッド・プラットフォーム・モジュール)

※「Trusted Platform Module」を何となく日本語にすると「信頼されている環境を作るための部品」となります。[詳細]

以上が「TPM」の意味を知っている人向けの説明です。

「TPMって何?美味しいの?」な人は、このまま読み進めてください。
用語の中身について説明します。

ちょっと休憩2

それでは、いってみましょう。
まずは予備知識として

暗号
暗号化
復号
暗号鍵


について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。

暗号は「ルールを知っている人しか意味を読み取れないようにするために、特定のルールに従って ぐちゃぐちゃに変換したデータ」です。

Trusted Platform Module(トラステッド・プラットフォーム・モジュール)2

暗号は、そのまま見ても内容が分かりません。
パッと見では ぐちゃぐちゃになっているからです。

Trusted Platform Module(トラステッド・プラットフォーム・モジュール)3

ルールを知っている人は、そのルールに沿って元の形に戻すことで内容を読み取れます。

Trusted Platform Module(トラステッド・プラットフォーム・モジュール)4

暗号にすることで悪い人に盗み見られても大丈夫な気分になれます。
変換ルールを知らない人は書かれている内容を読み取れないからです。

暗号化は「データを暗号にすること」です。

Trusted Platform Module(トラステッド・プラットフォーム・モジュール)5

暗号を元のデータに戻すのは「復号」です。
暗号化の逆ですね。

Trusted Platform Module(トラステッド・プラットフォーム・モジュール)6

暗号鍵は「暗号化したり、元に戻したり(復号)するときに使うデータ」です。

Trusted Platform Module(トラステッド・プラットフォーム・モジュール)7

以上を踏まえて

パソコンさんの中にある部品(チップ)のひとつ

が「Trusted Platform Module」です。
上でも書きましたが「TPM」と表現されるのが一般的です。
※本ページでも以降は「TPM」と表現します。

TPMはセキュリティ関係のあれやこれやのためにあります。
暗号鍵を作ったり、作った暗号鍵をTPMの中に保管したり、あれやこれやです。

Trusted Platform Module(トラステッド・プラットフォーム・モジュール)8

例えば、そうですね。

パソコンさんのデータは「ハードディスクHDD」と呼ばれる箱の中に入っています。

Trusted Platform Module(トラステッド・プラットフォーム・モジュール)9

ハードディスクを別のパソコンにつなぐと、その中身を見られたりします。
そのため、悪い人が会社のパソコンのハードディスクだけを引っこ抜いて持っていったりしました。
会社のパソコンの中に入っている大事なデータを盗むためにです。

Trusted Platform Module(トラステッド・プラットフォーム・モジュール)10

そこで、どこかの賢い人がハードディスクの中身を暗号化しました。
ハードディスクの中身を暗号化しておけば、別のパソコンにつないでも見えるのは暗号化された「ぐちゃぐちゃしたデータ」です。
情報を盗めません。

Trusted Platform Module(トラステッド・プラットフォーム・モジュール)11

このときの暗号化は暗号鍵を使ってやります。
暗号鍵を使って、ハードディスクの中身を暗号化するのです。

Trusted Platform Module(トラステッド・プラットフォーム・モジュール)12

あと、暗号化されたハードディスクを元に戻すときも暗号鍵を使います。
保管するときは暗号化された状態が良いですが、実際にハードディスクを使うときは暗号化されていない状態に戻さないといけませんからね。

Trusted Platform Module(トラステッド・プラットフォーム・モジュール)13

さて、ここで問題です。
暗号化に使った暗号鍵は、どこに置いておきましょうか?

TPMが付いていないパソコンの場合、暗号鍵の保管先はハードディスクの中になります。

Trusted Platform Module(トラステッド・プラットフォーム・モジュール)14

ということは、ですよ。
ハードディスクを盗まれると、暗号鍵も一緒に盗まれてしまいます。

Trusted Platform Module(トラステッド・プラットフォーム・モジュール)15

パッと見ではぐちゃぐちゃしたデータですが、悪い人がスゴい頑張ったら元の形に戻せてしまうかもしれませんね。

TPMが付いていれば、暗号鍵の保管先をTPMの中にできます。

Trusted Platform Module(トラステッド・プラットフォーム・モジュール)16

これなら、ハードディスクを盗まれても、暗号鍵は盗まれません。

Trusted Platform Module(トラステッド・プラットフォーム・モジュール)17

さらに、TPMはパソコンの部品です。
そのパソコンと一体化しています。
「それじゃあ、TPMも持っていこう」ができないわけです。

Trusted Platform Module(トラステッド・プラットフォーム・モジュール)18

これがTPMの使い道の一例です。

他にも、あれやこれやの役割があります。
そこら辺の あれやこれやは他のところで勉強してください。

また、ここまでの説明がよく分からなかった人は、とりあえず

パソコンのセキュリティ強化のためにあるチップ

という点を覚えてあげてください。
それさえ押さえておけば、そこまで困ることはないと思います。


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一言でまとめるよ

まぁ「Trusted Platform Module」って単語が出てきたら「TPM(パソコンのセキュリティ関係のあれこれをするためにあるチップ)のことなんだな~」と お考えください。

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おまけ

■訳してみるよ

「trusted(トラステッド)」は「trust(トラスト)」+「ed」です。
「trust(トラスト)」の意味は「信頼」とか「信用」とかです。
「ed」という接尾辞が付くと「~された」的な意味になります。
「platform(プラットフォーム)」の意味は「プラットホーム」とか「演壇」とか「高台」とかです。
「module(モジュール)」は今回は「部品」と解釈してください。
何となく くっつけると

信頼されたプラットフォーム(を作るため)の部品

となります。




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