仕様変更
完成(予定)図を書き換えることだよ
できれば避けた方がいいよ
簡単に書くよ
仕様変更(読:シヨウヘンコウ)とは
「こうなるはず!」な完成(予定)図を書き換えること
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「仕様」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
仕様は「こうなるはず!」な完成図です。
ケーキを作るのであれば「できあがるのは、どんなケーキか?」が仕様です。
以上を踏まえて
(作っている途中で)完成図を変更する
のが「仕様変更」です。
完成図が変われば、当然、作り方も変わります。
途中まで進めた作業との兼ね合いもあるでしょう。
仕様変更が発生する度に、かかる時間とお金は増えていくのが普通です。
さらに厄介な問題があります。
仕様変更で発生する追加コストを、どちらが負担するのか?
です。
注意してくださいね。
これがモメる元です。
普通に考えたら、仕様変更にかかるコストは「変更してよ!」と言った方が負担するべきでしょう。
「変更してよ!」と言うのはお客様なので、お客さまの負担ですね。
この部分では、そこまでモメないはずです。
ただし
変更内容が仕様変更と見なされるか
という点でモメる可能性があります。
作る方からすれば「えー、それは仕様変更だよー。後から言うなよー」な内容でも、お客さまからすれば「おいおい、それは最初からお願いしてた内容に含まれるだろ。仕様変更じゃないよ」と考える場合もあるからです。
何から何まで資料に書けるわけでは ありません。
「後からやることが増えた」のか「本来やるべきことをやっていなかった」のかは解釈次第なところが出てきます。
あるいは「これくらいだったら簡単に変更できるでしょ。追加費用がかかるの?これくらい、サービスでやってよ」と、お客さまがおっしゃる場合も あります。
「変更は変更だけど、仕様変更ってほど大げさな変更じゃないでしょ?」と考えている場合です。
KU・SO・GA!!
お客さまにとっての「ちょっとした変更」が作る側にとっては「ちょっとした変更」ではない場合が多々あります。
パッと見の「ちょっと」は「ちょっと」とは、かぎらないのです。
もちろん、その逆もありますけどね。
例えば、そうですね。
最初の仕様が
1.ホットケーキ
2.三段重ね
3.上に大きいアイスクリームが乗っている
だったとしましょう。
そこに仕様変更の依頼が入りました。
仕様変更の内容は
(1)ホットケーキを止めてデニッシュにしたい
(2)三段重ねじゃなくて五段重ねにしたい
(3)上にアイスクリームを乗せるのを止めたい
の3つです。
さて、(1)~(3)で一番簡単な仕様変更は、どれでしょう?
「こんな、ちょっとの変更で金をとるなよ。サービスでやれよ」と思う番号があれば教えてください。
ん?
「(3)」ですか?
ただ単にアイスを乗せるのを止めるだけだろ?
むしろ作業が減るんだから、そっちも助かるだろ?
そうですね。
一見すると確かにその通りです。
ところが、ですよ。
実はホットケーキはアイスを乗せる前提で味付けしていたのです。
ホットケーキ自体は、かなり甘さ控えめになっています。
さらに、アイスがトロリと溶けてホットケーキと絡むように若干パサパサ気味に焼き上げてあります。
アイスが上に乗らなかったら、ただのパサパサして味の無いホットケーキです。
美味しくありません。
アイスを乗せないのであれば、ホットケーキの味付けから考え直す必要があります。
うわー、これは大変ですね。
お金を追加でもらわないと、やってられません。
いかがでしょう。
「ちょっとした変更」でしたかね?
今のは極端な例ですが、仕様変更には
・「良い仕様変更」と「悪い仕様変更」
・「必要な仕様変更」と「不要な仕様変更」
・「できる仕様変更」と「できない仕様変更」
があります。
厄介なことに、これらは、パッと見のイメージ通りとは、かぎらないのです。
例え同じような変更内容でも、状況次第で難易度や必要性が大きく変わったりします。
仕様変更の「良・不良」「要・不要」「可・否」はケース・バイ・ケース
です。
覚えておいてください。
一言でまとめるよ
まぁ「仕様変更」って単語が出てきたら「完成(予定)図を書き換えるんだな~」と お考えください。






