オープン価格
売る人が自由にお値段設定するよ
公式のお値段はないよ
簡単に書くよ
オープン価格(読:オープンカカク 英:open price)とは
メーカーさんが「希望小売価格を設定しないから、いくらで売っても構わないよ」と言っているお値段に付く表現。
言い方を変えると
「売る人が自由にお値段設定するから、実際にいくらなのかは現地で確認してね」を意味する用語
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「希望小売価格」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
希望小売価格は、メーカーさんが「この商品はこの値段で売ってほしいな」と決めた価格です。
基本は、このお値段に対して値引き(あるいは値上げ)した金額が実際の売価になります。
横文字で「リストプライス」と表現されることも あります。
それを踏まえて
メーカーさん側で希望小売価格を設定していない商品のお値段
が「オープン価格」です。
メーカーさんは公式のお値段を付けていません。
その商品をいくらで売るかは、完全に売る人任せです。
オープン価格のメリットは、希望小売価格がないことです。
作る人、売る人、買う人の順に、オープン価格のメリットを見ていきましょう。
作る人のメリットは、ブランドイメージを損なわれるリスクが減ることです。
基準となる希望小売価格がないので、売る人は「驚異の50%引き!」とかの表現が使えません。
これによって「あそこのメーカーの商品、すぐ値引きされるし、もう少し買うの待とうぜー。どうせ3か月後には半額になるって」のように、買う人にしょぼく見られるリスクが下がります。
売る人のメリットは、価格を好きに設定できることです。
仮に、1000円の商品を赤字覚悟の100円で売りたいとしましょう。
希望小売価格があると、表記としては「驚異の90%引き!今ならたったの100円(メーカー希望小売価格1000円)」になります。
このとき、実際に1000円で売った実績がないと、二重価格表示になっちゃう可能性があるんですってさ。
オープン価格なら、基準になる価格がないので「大特価!あの商品がたったの100円!」と書けます。
買う人のメリットは……何か、ありますかね?
強いて言えば、売る人たちの自由競争が加速されることで、お値段が下がりやすくなるとかでしょうか。
個人的には、あまりメリットは感じません。
一方のデメリットも、希望小売価格がないことです。
作る人、売る人、買う人の順に、オープン価格のデメリットを……見ていこうと思ったのですが、面倒くさいのでまとめて書きます。
ズバリ!
基準になる価格がないことです。
基準になる価格がないので、作る人と売る人の間で、今までのような希望小売価格をベースにした価格設定やお値段交渉ができません。
また、買う人はそのお店に行って実際に確認しない限り、商品のお値段を確認できません。同じ商品が、あっちのお店では100円だったのに、こっちのお店では1000円だった、ということもあるでしょう。
それが、オープン価格のデメリットです。
とはいえ、便利は便利だと思いますけどね。
あくまで個人的な考えですが、時代の流れと共に「希望小売価格があまり意味をなさない、むしろ邪魔!」となったのが、オープン価格の生まれた理由だと考えています。
一言でまとめるよ
まぁ「オープン価格」って単語が出てきたら「『売る人が自由にお値段設定してね』な価格形態なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「open(オープン)」の意味は「開く」とか「開かれている」とか「始める」とかです。
「価格」は日本語ですね。
何となく くっつけると
開かれている価格
となります。






