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TCPパケット

pointこの用語のポイント

point通信用に細切れにされたデータだよ

point「TCP」というお約束事に従っているよ

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簡単に書くよ

TCPパケット(読:ティーシーピーパケット 英:TCP packet)とは

通信用に細切れにしたデータ(パケット)の種類のひとつ
であり

TCPというお約束事に従って通信するときにやり取りされるデータのこと
です。


image piyo

詳しく書くよ

順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として

通信プロトコルプロトコル
TCP
パケット


について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。

通信プロトコルプロトコルは「通信するときに使う お約束事」です。

通信するときは足並みを揃える必要があります。
片方が日本語で話しかけたのに、もう一方が英語で お返事したのでは、コミュニケーションが成立しませんよね。
それと同じです。

TCPパケット

そこで「○○通信をするときは ××というお約束事に従って やり取りしようね」と事前に決まっています。
言い方を変えると

通信するときは、お約束事が必要

なのです。

この「通信するときに使う お約束事」を「通信プロトコル(プロトコル)」と言います。

TCPパケット2

TCPは「安全性重視で やり取りしよう」な通信プロトコルです。

TCPは

送ったデータが相手に届いたか、その都度 確認しながら通信する やり方

です。
相手の言ったことを復唱しながら罵り合うイメージです。

TCPパケット3

ちゃんと届いたか確認しながら やり取りするので

1.漏れなく伝わる可能性は高い
2.スピードは遅くなる


といった特徴があります。

パケットは「通信用に細切れにしたデータ」です。

TCPパケット4

突然ですが、フランスパンを食べるところを想像してみてください。
一本丸々咥えたら息が詰まりますよね?

TCPパケット5

ですから、フランスパンを食べるときは、ちぎって少しずつ食べます。

TCPパケット6

通信も同じです。
一度にまとめて送ろうとすると、線が詰まってしまいます。
いえ、もしかしたら詰まらないかもしれませんが、なんか大変そうです。

そこで、通信するときは一旦データを細かく分割してから送ります。
細切れになって送られたデータは受け取り側で元の形に復元されます。

TCPパケット7

このときの

送るために細切れにしたデータ

がパケットです。

TCPパケット8

以上を踏まえて

TCPというお約束事に従って通信するために、一旦細切れにされたデータ

が「TCPパケット」です。

TCPパケット9

ポイントは

1.TCPってお約束事に従っていますよ
2.通信用に一旦細切れにされたデータですよ


の2点ですね。
言い方を変えると、TCP通信をしているときに線の中をうねうね通っているデータのことです。

さて、ここでパケットという点に注目して、もう少し見てみましょう。
パケットは基本的に、ヘッダ部とデータ部から成り立っています。

TCPパケット10

ヘッダ部は、お手紙に例えると「封筒」です。
「どこに送りますよ~」な情報だとか、その他、やり取りする上で必要なことが書かれています。

データ部は、お手紙に例えると「便箋」です。
実際に伝えたい内容が書いてあります。

TCPパケットもパケットです。
TCPヘッダ」と呼ばれるヘッダ部と、実際に送りたい内容のデータ部で出来あがっています。

TCPパケット11

ここで大事なのはヘッダ部です。
データは何でも かまいません。

このヘッダ部がTCPでやり取りするとき用の形になっているのです。

例えばIPパケットはヘッダ部がIPでやり取りするとき用の形になっていますし、イーサネットフレームはヘッダ部がイーサネットでやり取りするとき用の形になっています。

ちょっと話が逸れてしまいますが、元々あったデータにTCPヘッダを付けてTCPパケットにして

TCPパケット12

それに更にIPヘッダを付けてIPパケットにして

TCPパケット13

それに更にイーサネットヘッダを付けてイーサネットフレームにして

TCPパケット14

相手に送ってやる、なんてこともやりますよ。
余裕があれば、併せて覚えてあげてください。


image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「TCPパケット」って単語が出てきたら「TCP(通信する上でのお約束事のひとつで、安全性重視で やり取りする やり方)で通信するとき用のデータなんだな~」と お考えください。

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おまけ

■訳してみるよ

「TCP」は「Transmission Control Protocol(トランスミッション・コントロール・プロトコル)」の略です。
「transmission(トランスミッション)」の意味は「伝達」とか「伝送」とかです。
「control(コントロール)」の意味は「統制する」とか「操作する」とか「制御する」とかです。
「protocol(プロトコル)」の意味は「(外交上の)儀礼」とか「議定書」とかですが、今回は「お約束事」と解釈してください。
「packet(パケット)」の意味は「小包」とかです。
何となく くっつけると

伝送を制御するお約束事の小包

となります。

小分けにしたデータを小包にして相手に送りつけるイメージですかね。

訳01





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