「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典イメージぴよ画像「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典

Orthogonal Frequency Division Multiplexing

pointこの用語のポイント

point変調のやり方だよ

point周波数を変えることによって情報を区別するよ

point周波数分割多重化(FDM)の改良版だよ

pointFDMよりも、ぎゅーぎゅー詰めで送れるよ

point「直交周波数分割多重(OFDM)」の英語表現だよ

スポンサーリンク

簡単に書くよ

Orthogonal Frequency Division Multiplexing(読:オーソゴナル・フリークエンシー・ディビジョン・マルチプレクシング)とは

いわゆる「直交周波数分割多重(OFDM)」のこと。
用語の中身としては

情報を電波などの波に乗せるときの やり方のひとつ
であり

それぞれの周波数を変えることによって情報の種類を区別するやり方
であり

「周波数分割多重化(FDM)」と呼ばれるやり方のパワーアップ版
です。


image piyo

詳しく書くよ

最初に留意事項です。
直交周波数分割多重」や「OFDM」と言われて「あぁ、アレのことね」と分かる方は最後まで読む必要ありません。
直交周波数分割多重の英語表現が「Orthogonal Frequency Division Multiplexing」です。

Orthogonal Frequency Division Multiplexing(オーソゴナル・フリークエンシー・ディビジョン・マルチプレクシング)

直交周波数分割多重を「OFDM」と表現することがあります。
この「OFDM」が「Orthogonal Frequency Division Multiplexing」の省略表現なのです。

Orthogonal Frequency Division Multiplexing(オーソゴナル・フリークエンシー・ディビジョン・マルチプレクシング)2

※「Orthogonal Frequency Division Multiplexing」を何となく日本語にすると「直交周波数分割多重化」となります。[詳細]

以上が「直交周波数分割多重」の意味を知っている人向けの説明です。

「直交周波数分割多重って何?美味しいの?」な人は、このまま読み進めてください。
用語の中身について説明します。

ちょっと休憩4

それでは、いってみましょう。
まずは、何となく分かればいい人向けに大雑把な説明をします。

例えば、そうですね。
ピヨ太君がノートパソコン無線LANを使ってインターネットをしているとしましょう。

Orthogonal Frequency Division Multiplexing(オーソゴナル・フリークエンシー・ディビジョン・マルチプレクシング)3

ピヨ太君のぺちぺち打った内容が電波に乗ってビビビーと飛びます。

Orthogonal Frequency Division Multiplexing(オーソゴナル・フリークエンシー・ディビジョン・マルチプレクシング)4

電波は波です。

Orthogonal Frequency Division Multiplexing(オーソゴナル・フリークエンシー・ディビジョン・マルチプレクシング)5

つまり、ピヨ太君のノートパソコンから出た情報は、何らかの形であれやこれやされて、波に変換されて送られます。

Orthogonal Frequency Division Multiplexing(オーソゴナル・フリークエンシー・ディビジョン・マルチプレクシング)6

このように情報を波に変換することを「変調」と言います。
正確には「何も伝えないことを表す波」のゆらゆら具合を変える作業ですけどね。
詳細は、用語「変調」の説明を ご覧ください。

Orthogonal Frequency Division Multiplexing(オーソゴナル・フリークエンシー・ディビジョン・マルチプレクシング)7

さて、この情報を波に変換する作業、変調のやり方には、いくつか種類があります。
いろいろなやり方があるのです。

そのやり方のひとつが「Orthogonal Frequency Division Multiplexing」です。
上でも書きましたが、一般的には「OFDM」と表現されます。
もしくは日本語で「直交周波数分割多重」です。
※本ページでも以降は「直交周波数分割多重」と表現します。

直交周波数分割多重は「周波数分割多重化(FDM)」と呼ばれるやり方のパワーアップ版です。
どうパワーアップしているかと言うと……アレがあーなってこーなったのですよ。

そんな難しいことを聞かないでください。

やり取りする情報をFDMよりももっと詰め詰めで送れるようにして、同じ時間でFDMよりもたくさん送れるようにしたのがOFDMです。
専門家からは怒られそうな説明ですが、イメージとしては、そんな感じです。

以上が、なんとなく分かればいい人向けの説明です。

次に、もう少し詳しく知りたい人向けの説明も書いておきます。
ただし、ここから先は漢字や横文字がいっぱいです。
小難しい言い回しが苦手な人は逃げてください。

あと、できれば先に

変調
搬送波
デジタル変調
マルチキャリア変調
周波数分割多重化(FDM)


あたりの用語の意味を勉強しておいてください。
ここら辺を理解してから読み進めないと、途中で頭から煙が出てくると思います。

それでは、頑張って直交周波数分割多重の説明をしてみますかね。

まず、直交周波数分割多重は情報をデジタル信号に変換して送るデジタル変調です。

Orthogonal Frequency Division Multiplexing(オーソゴナル・フリークエンシー・ディビジョン・マルチプレクシング)8

そして、搬送波を複数使うマルチキャリア変調でもあります。

Orthogonal Frequency Division Multiplexing(オーソゴナル・フリークエンシー・ディビジョン・マルチプレクシング)9

さらに、周波数分割多重化と同じように、周波数の違いで情報を区別します。

Orthogonal Frequency Division Multiplexing(オーソゴナル・フリークエンシー・ディビジョン・マルチプレクシング)10

さらにさらに、周波数分割多重化(FDM)よりも詰め詰めで情報を送れます。
細かい理屈は省きますが、波の直交性を利用することによって詰め詰めで送ってもお互いが干渉しないようにしているのです。

詰め詰めで情報を送れるということは、同じ時間でたくさんの情報を送れる、あるいは、同じ量の情報を送るのに時間が少なくて済みますよね。

このような

FDMっぽいけどFDMよりスゴいやつ

が直交周波数分割多重です。


image piyo2

一言でまとめるよ

まぁ「Orthogonal Frequency Division Multiplexing」って単語が出てきたら「直交周波数分割多重(FDMAよりスゴいFDMAっぽいやつ)のことなんだな~」と お考えください。

一番上に戻るよ
スポンサーリンク
書籍画像064
書籍画像053

おまけ

■訳してみるよ

「orthogonal(オーソゴナル)」の意味は「直交の」とか「直角の」とかです。
「frequency(フリークエンシー)」の意味は「周波数」とかです。
「division(ディビジョン)」の意味は「分割」とか「分配」とかです。
「multiplexing(マルチプレクシング)」の意味は「多重化」です。
何となく くっつけると

直交周波数分割多重化

となります。




書籍画像
わわわ説明術コラム
宣伝だよ
エンジニア育成現場の「失敗」集めてみた。 42の失敗事例で学ぶマネジメントのうまい進めかた
わかばちゃんとつくって、壊して、直して学ぶ NewSQL入門
「分かった!」と思わせる説明の技術 知識ゼロの相手にも伝わるようになる本【Audible】