見出し画像

日に日に世界が悪くなる 〜 ならずもの国家 🇺🇸 🇮🇱 のせいで

「日に日に世界が悪くなる」は, ハンバート ハンバートのあの歌の歌詞の一節から。ただしあの歌のタイトルと違って, くそアメリカとくそイスラエルの「悪の枢軸」「ならずもの国家」同盟のせいで, 世界は全く「笑ったり」できない。まぁ両国はもともと無茶苦茶なんだけど, それにしても今回のイランに対する先制攻撃, あれを「ならずもの国家」の所業と言わなければ何なんだ?

ここでブッシュ時代のアメリカのイラク攻撃の際にフランスの外相ドビルパンが「米英による武力行使を正当化するものは何もない」と主張したように, そんなまともなことを言えるエライさんがヨーロッパにいればまだ救いがあるんだが, 少なくとも今のイギリス, フランス, ドイツにはそんなもん期待するのは無理のようで, 要するに Keir チキン Starmer, Emmanuel チキン Macron, Friedrich チキン Merz の三人, 連中は相変わらずのくそ「チキン」で, 外交交渉中にその交渉の場から一方的に離れて交渉相手であるイランを武力攻撃したアメリカの側は一切非難せず(そもそも 2015年の米英仏露中独・イランによる「イラン核合意」を 2018年に一方的に離脱したのが アメリカの第1次トランプ政権で, その一方的に離脱した側のアメリカがイランに逆ギレのように「けしからん」と迫って再開したような倒錯"思考"の第2次トランプ政権とイランによる核交渉の途中で "Operation Epic Fury"「壮絶な怒り作戦」とかいう常軌を逸した, 要するにとち狂った作戦名の軍事攻撃をイランに仕掛けたのがアメリカ, 及び, まるでそのアメリカを指示・操縦しているかのようなイスラエル), そんなチキンなイギリス・フランス・ドイツはもちろんアメリカだけでなくアメリカと共同で先制攻撃・侵略攻撃を仕掛けたイスラエルも一切非難せず, その一方で, その後に報復の攻撃をしたイランの側だけを非難し, おまけに交渉から抜け出し(て先制の武力攻撃をし)たのはアメリカの側であるにもかかわらずアメリカではなく逆にイランに対してのみ「早急に交渉の場に戻るよう強く求める」という趣旨の共同声明を出す, もう聞いてる第三者の側の頭も一緒におかしくなるような, 文字通りの「倒錯した」頭の連中, それが今の英仏独のエライさんたち。

日本はどうかと言えば, 高市(首相)も茂木(外相)も小泉(防衛相)も, 報道を見る限り, 英仏独の政治屋連中の言ってることと似たりよったりだ。因みにヨーロッパでは, 少なくとも一部の国(例えばスペイン)は, 先制攻撃をしたアメリカとイスラエルを批判している, まぁこれ自体は本来は当たり前なんだけど。

アメリカが国際法なんぞ度外視で他国の政治体制の regime change(体制転換・政権交代)を図ることは全く珍しいことではないが(古くは1953年のイランのモサッデク, 1954年のグアテマラのグスマン, 1973年のチリのアジェンデ, 因みにこれらは歴とした民主選挙・自由選挙でそれぞれの国の国民によって選ばれた政権だった), 今や第二次トランプ政権は他国を武力攻撃してその国の大統領を自国に連行し裁判にかける(ベネズエラ, マドゥロ), 他国との外交交渉中に武力攻撃に転じその国のトップを殺害する(今回のイラン, ハメネイ)等, もうあまりに露骨で, やることが荒唐無稽, 無茶苦茶だ。

にもかかわらず, というかやはりと言うべきか, 国連安保理は当然のように機能しないし(そもそもがアメリカ自身が拒否権を持つ安保理常任理事国), 国連, 国際社会も, まとも声はごくごく一部からしか上がらない。

世界はもはや, 1945年以前に戻ったかのようだ。シンプルに言えばそんな感じがするのだが, しかしそうだとしても, あるいはそうだとしたら, 今の世界の方が 1945年以前の世界よりも悪いだろう。1945年以前の世界の惨劇を教訓にして「戦後」の国際秩序が構築された(ことになっている)わけだから, そうした歴史を経た, そうした歴史を知る(知っているはずの)世界のエライさん連中が此処まで度を越えて, 莫迦げた言動を繰り返している今の世界は, もうどうしようもないほどに1945年以前よりも劣悪な世界だと思わざるを得ない。

もちろん, 今回のアメリカとイスラエルによる対イラン先制攻撃を正当化できるようなものは, 何もない。何ひとつない。

だから本来は今回のことでこんな「ことわり書き」は不要なんだが一応前置き(いや後置きか)しておくと, 俺はイランの現体制(1979年以来のイスラム共和国の体制)の支持者ではない。いや外国の国内政治という意味では, 支持する・支持しないというより, ああいう体制は好きではない。そもそも神政国家というのが嫌いだ。しかしこうなると更に「一応」書いておくと, その前のパフラヴィー(昔は日本では「パーレビ」と呼んでいた)のイスラエル・アメリカべったりでやはり人権侵害が目立ち政治犯が多かった体制, そもそもその更に前のイランの民主的選挙で選ばれていたモハンマド・モサッデク首相の政権の石油国有化政策に反発したアメリカとイギリスが両国のCIAおよびMI6の画策により仕掛けた1953年のクーデターで モサッデクが失脚させられ, 代わりに英米に都合がいい(もちろんモサッデクによるイランの石油産業国有化は頓挫しアメリカ資本を中心とする石油メジャー, 国際石油資本がイランにおける利権確保に戻る, そのための)傀儡政権として生まれたのが, パフラヴィーの君主制の独裁政治だ, だから勿論, あれも嫌いだ。政権の成り立ちからすれば, 大嫌いだ。そんなもん, いいはずがない。

仮にモサッデク政権の石油国有化の後に, 英米の石油メジャーによるイラン産石油の締め出しや MI6, CIA による介入で起こしたパフラヴィー皇帝派によるクーデターなどがなく, もともと1951年の民主的選挙でイランの首相に就任していた世俗政治・民族主義者のモサッデクの政治が続いていれば, 今のイスラエルのような全くのクソ野郎どものニセモノの「中東で唯一の民主国家」とは違う, 真に中東で唯一あるいは随一の(宗教国家・神政国家ではない)世俗主義的な民主主義国にイランがなっていた可能性もあったのではないか, そう思う。

ともあれ, 繰り返しになるが, それにそもそも「言わずもがな」ではあるが, 今回のアメリカとイスラエルによる対イラン先制攻撃を正当化できるようなものは何もない。何ひとつない。こんな当たり前のことをこの note に書いて一体何の意味があるのか, そう思うくらいなのだが, そんなことでも一度記しておかないと, 次回の note 投稿に進めないような気分になってきたのだ。

もともと「関心事項は中東などの国際政治、宗教など。自身は無神論者」(「中東」は「西洋」から見た言い方, 日本からなら「西アジア」だけど)などとプロフィールに記している人間として, あるいは パレスチナ(今日の最終章第1節)や イラン(今日の第1章第3節)を含む「中東」諸国を旅した経験がある者として, 昨秋の初め頃までは, 此処 note 上で「中東」の問題, パレスチナ問題(原因からすればイスラエルの問題, シオニストの問題), その関連からアメリカや欧州の問題などを, しばしば書いていた。

しかし, この半年近くの間は, 少なくとも此処 note 上では, というか此処 note 上に書く題材, テーマとしては, そうした問題・話題から離れていた。というのも, イスラエル(もしくはイスラエルの違法入植者たち)あるいはイスラエルとアメリカによる極悪所業があまりにも毎日続き, 文字通り毎日のように(例えば何らかのSNS上の)何処かに連中の極悪所業に関するレポートが上がっていて, もはや此処 note でそれをフォローしながら記録することにどんな意味があるのか, と思うようになっていたからだ。

しかし, 今日は一応, あらためて, 記しておく。とにかく, 日に日に世界が悪くなる, ならずもの国家, アメリカとイスラエルのせいで, と。


文字通り「毎日繰り返される」イスラエルもしくはイスラエルとアメリカによる極悪所業, それを一々 note に上げていたらキリがない, そんなこの世界の「毎日」にうんざりする

「悪の枢軸」(Axis of Evil), イスラエルとアメリカ

今回のイスラエルとアメリカによる問答無用・国際法無視・「無法者」丸出しの対イラン先制攻撃に関することは, 既に今日の前口上に書いた。もうくどくどとそれ以上, 自分の言葉で書く気がしない。

こういう気分。

「悪の枢軸」(Axis of Evil), イスラエルとアメリカ, そしてそれを支える「西洋」に(昔はこと「中東」の問題に関してはそうでもなかったのだが, ここに来ていよいよ, ますます, 日本もこの「西洋」の範疇に入るようになってしまった)。

1950年代以降のイランは, ざくっと言えば, こんなもんだ

かな〜り「ざくっと言えば」。

要は, 1979年以降のイラン・イスラム共和国の神政国家の体制は, ある意味, 実は アメリカ(とイギリス)が作ったようなものなのだ。

1951年の民主的な選挙でイラン国民によって選ばれた(神政政治ではなく)世俗政治・民族主義者のモハンマド・モサッデク首相の政権を, 彼の石油国有化政策を敵視したアメリカ(CIA)とイギリス(MI6)の画策・介入によるパフラヴィー皇帝派のクーデターが転覆し(アメリカの十八番, おはこ, 殆どアメリカの趣味, 他国の regime change, 政権転覆・体制転換, 政権交代), その後に生まれたのが米英にとっての傀儡政権, アメリカのCIAとイスラエルのモサドの支援や訓練のもと秘密警察 SAVAK を設立したパフラヴィー, そんな親米・親イスラエルの君主制による独裁政治, そしてその後, それに対する反パフラヴィーの政治運動(もともとは学生運動, 社会主義者, イスラム原理主義者などの多様なグループによる運動だった)の中からフランス亡命中だったホメイニーを歓迎する「イスラーム革命」支持グループが権力を掌握, そのうえで パフラヴィー国外逃亡の後に出来上がったのが, 1979年以降のイラン・イスラム共和国。

今日の前口上に以下のように書いた通りで,

仮にモサッデク政権の石油国有化の後に, 英米の石油メジャーによるイラン産石油の締め出しや MI6, CIA による介入で起こしたパフラヴィー皇帝派によるクーデターなどがなく, もともと1951年の民主的選挙でイランの首相に就任していた世俗政治・民族主義者のモサッデクの政治が続いていれば, 今のイスラエルのような全くのクソ野郎どものニセモノの「中東で唯一の民主国家」とは違う, 真に中東で唯一あるいは随一の(宗教国家・神政国家ではない)世俗主義的な民主主義国にイランがなっていた可能性もあったのではないか, そう思う。

Mohammad Mosaddegh (Persian: محمد مصدق‎, June 16, 1882 – March 5, 1967)

では, 

1983年晩秋のイランへ。

1983年晩秋, 「イラン(・イスラム)革命」成就4年半後に訪ねたイラン

イラン, 革命から4年後のテヘラン 〜 1983年11月15-17日

イラン, 革命から4年後のエスファハンとザヘダン 〜 1983年11月17-21日

文字通り「毎日繰り返される」イスラエルもしくはイスラエルとアメリカによる極悪所業, それを一々 note に上げていたらキリがない, そんなこの世界の「毎日」にうんざりする 〜 〜 それでもしばらく前までは時々 note に上げていたのだが(以下はその一部)

アメリカ合州国, イスラエルへの巨額の軍事援助だけでは飽き足らず, "名実ともに"「戦争犯罪人」のネタニヤフを連邦議会に招き「演説」を "拝聴", 今や 世界一の恥知らず国家 🇺🇸 〜 2024年7月25日 投稿



アメリカ合州国, 🇮🇱 と共犯, 民主党が大量虐殺, 共和党が民族浄化, 地上最大の「悪魔」国家の役割分担 〜 2025年2月7日 投稿



🇺🇸 🇮🇱 地上最大の「悪魔」同盟, 🇩🇪 ドイツも加えりゃ, 21世紀の真の「悪の枢軸」 〜 2025年5月22日 投稿



ナチス・ドイツ最初の強制収容所(ダッハウ)跡 訪問42周年, ドイツは今も 「ナチス・ドイツ」 〜 2025年6月21日 投稿



「ならずもの国家」🇺🇸🇮🇱 を擁護する 「人類の恥」ヨーロッパ 〜 2025年6月23日 投稿



ドイツ, 今や人類に関し最も絶望的な気分にさせる国 〜 2025年7月28日 投稿



パレスチナ(および「イスラエル」)

1983年秋, パレスチナ(および「イスラエル」)への旅

1983-84年ユーラシア大陸(+アフリカ大陸北東端!)「ほぼ」一周の旅[リンク先は note リンク集, *1]の中で 旅したパレスチナ(および入植者植民地主義の事業体「イスラエル」), 1983年9月28日から10月18日, 3週間。

42年前の今頃 〜 ガザ地区(被占領地パレスチナ) に いた, 2025年10月16日 投稿

*1 1983-84年ユーラシア大陸(+アフリカ大陸北東端!)「ほぼ」一周の旅, note リンク集 〜 パレスチナ(及び「イスラエル」)は 旅 note 15本(以下の「目次」66~80)

次節は, パレスチナの未来について(これも過去 note リンク)。

パレスチナ(と "イスラエル")が 「民主的な一国家」 になるという未来の 「現実」 を想像する 〜 2025年9月25日 投稿

主としてパレスチナ人, および過去にパレスチナ民族浄化に反対の意思をはっきりと示してきたことを立証できるイスラエル人(元イスラエル人, 今のイスラエル人の数パーセント程度かね)が住む, 希望的観測においては近未来の国。当然ながら, 上述の当事者が決めるという前提条件付きで, 「正夢」になってほしい夢。要するに, これが文字通り「現実の出来事」になるということにしか「希望」(あの地域どころか人類の将来にとっての「希望」)は見出せない。

更に, かの地の将来の有り様を決めるその意思決定に最終的に関わらない第三者として, 個人的「希望」を言うのなら, その「民主的な一国家」は(「宗教」の観念に制約されない)「世俗的な民主国家」であってほしい。そもそも, 例えばそこに少数とはいえ無神論者なり無宗教者なりも住んでいる以上は, 「民主国家」であることと「神政国家」や「神政国家」的な国家であることとは両立しない, と筆者は考えるので。とはいえ, 繰り返しになるけれど, これについてはあくまで, 当事者ではない, 第三者の, 個人的な意見, と此処では些かしつこく そう「ことわり書き」しておきます。

【 目次 】
1. パレスチナの「問題」(「イスラエルによる問題」)は, もちろん, 2023年10月7日に始まったのではない

2. パレスチナの「問題」(「シオニストによる問題」)が始まって数十年後 〜 1983年秋, パレスチナの旅

3. パレスチナ(と "イスラエル")が 「民主的な一国家」 になるという未来の 「現実」 を想像する

 1) 「二国家解決案」 Two-state solution は, その本意は 「何もしません」 の まやかし案

 2) 1947年のパレスチナ 〜 その前後の歴史, 「パレスチナ問題」(イスラエルによる問題)の "起こり"

 3) 1948年5月以降のパレスチナ 〜 アメーバのように不定形の新興「国家」イスラエルが侵食

 4) 20xx年のパレスチナ
 5) パレスチナ/イスラエルが 「民主主義的な一国家」 になるという未来の 「現実」 を想像する

 6) 「48イスラエル」においてすら進む, シオニストによるパレスチナ人「民族浄化」
 7) それでも 〜 パレスチナが 「民主的な一国家」 になるという未来の 「現実」 を想像する

4. 「理想」主義ではなく リアリズム, 「現実」主義で 「想像」する 〜 "Imagine" by John Lennon 歌詞和訳

いいなと思ったら応援しよう!