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H a p p a n o U p d a t e s - No.281

2025年12月の葉っぱの坑夫の更新情報です。
・ChatGPTと読む 詩人が見た<ポーの真実> ⓷、⓸ 
・西アフリカの民話【ファンの民話】
・サイコセラピスト【パトリシアの詩 5】
・最近思ったこと、考えたこと

Title image, Leaf-miner: public domain

ChatGPTと読む 評論『エドガー・アラン・ポー』
詩人が見た<ポーの真実>
 ウィリアム・カーロス・ウィリアムズ

評論集『アメリカの始まり』(In the American Grain、1925年/W.C.ウィリアムズ、)から「エドガー・アラン・ポー」を抜粋、翻訳しています。

ウィリアムズがこの評論集で専業作家として唯一、ポーを選んだ理由、それはアメリカ近代文学における「始まり」を担っていたのがポーだったから。ヨーロッパの伝統文学とは違う、「アメリカ人である私たち」という地元意識からの出発でした。そこでは「アメリカ文学としての独自性」「言葉の洗練より初級レベルの選択」「言葉を慣習と切り離し、即物的に扱う」「感傷から形式へ」「数学的な厳密さ」といったものが求められました。

□ 西アフリカの民話【ムポングウェ、ベンガ、ファン】
正直」「片足で立つオウム」 ファンの民話

採話者について:
西アフリカの国々で40年間暮らしたアメリカの宣教師、ロバート・ハミル・ナッソー(1835 - 1921)による採話です。ムポングウェ語など土地の言葉で語られた話をナッソーが英語で語り直しています。

西アフリカの民話の特徴として、大きくて強い動物が、小さくて弱い動物にしてやられるというストーリーが多いように見えます。今回のファンの二つの民話も、ゴリラが小猿に、ゾウがオウムにいいように扱われます。大きい方は間抜け(頭が弱い)、小さい方は小狡い(賢い)といった構図です。
アフリカの人々はどちら側に親近感をもっているのでしょうか。

□ サイコセラピスト【パトリシアの詩 5】
太陽のくちびる| Labios de sol
詩人による自己紹介(パトリシア・ペラル)

1991年メキシコ生まれ、職業・心理療法士のパトリシア・ペラルの詩の連載です。短い解説付き。

このシリーズ最後の詩です。一番最初に紹介した詩「冷たいキス」では新たな出会いがキスを通して描かれていましたが、今回は別れがテーマです。そしてそこには「太陽のように暖かみのあるくちびる」がありました。

□ 宇宙民話 : Cuentos del Universo
掲載予定の「巨人のチューリップ / Los tulipanes de un Gigante」は、著者のコンディション不良により延期します。
宇宙民話:もくじ

□ 最近思ったこと、考えたこと(happano journal)
12.04.2025 【提案】書影にクリエイティブ・コモンズを! バズった表紙利用の著作権問題を解決
12.18.2025 新聞小説の読者はどこに? 多和田葉子✖️読売新聞

新聞をとっていたことは過去にありますが、新聞小説を読んだことがあるかといえば、これというものを思い出せません。おそらくないのでしょう。
ひとつあるすれば、東京新聞が平野啓一郎の『本心』を連載していたとき、「紙面から4日遅れで」ネットで掲載されていたことがあり、それをバックナンバーで読んだ記憶はあります。
東京新聞によると、<「新しい小説の楽しみ方」を読者の皆さまとともに創造したい>とのことで、ネット掲載は著者の希望によるものだったとのこと。単行本出版後は、ネットでの掲載を終了しているようです。


Web Press 葉っぱの坑夫/エディター・K.Daikoku/happanokofu@gmail.com


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