【#文学フリマで買った本】「朧月 ~短編集~」夏野さんご
文学フリマで買った本
「朧月 ~短編集~」
「稲麻竹葦 準備号 第十二号テーマ:斎宮」
「京都の美味しい食いもん」
「寺×走るアンソロジー」
「京のれん歩きvol.10 わらび餅大作戦」
「京都の風呂屋を歩く」
「本屋図鑑 だから書店員はやめられない!」
文学イベントの一日
愛読書の出会い
四条大橋と先斗町
誓願寺と誠心院
新京極通を歩き尽くす
キッチンくじらで日替わり定食
静かな熱気の中で感じたこと
白川筋を歩く
東三条社こと大将軍神社[完]
文学フリマ京都10に行ってきました。読書感想文の一冊目はもちろんこちら。さんごさんの作品です。
タイトルにもなっている『朧月』。
一篇目から胸がじんわりと熱くなりました。
月を幻想的に映し出す朧雲は、次第に分厚くなっていき、雨を降らせます。遊女の世界はとかく華やかだと思われがちですが、実際はそうではありません。美しさと切なさが同居している主人公の姿は、まさに「朧月」そのものだと感じました。

短編集ということで、どの話も展開・伏線・結末が素晴らしく、さんごさんの描く世界観に深く引き込まれました。
一度読み終えたあとに読み返してみると、「なるほど、そういうことか」と膝を打つような発見があり、伏線を追いながら、繰り返し味わえる物語ばかりです。淡く揺れる朧月のように、心に長く残る光を受け取った気がした一冊でした。
追記
さんごさんより、『私の言葉の宝石箱』マガジンの追加をして頂きました。ありがとうございます。
《了》
いいなと思ったら応援しよう!
サポート大歓迎。活動の励みになります。コメントは基本不要です。スキとフォローをして頂ければそれだけで充分です。