親の終活|切り出して失敗…原因は知識と信頼の不足
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🟩「なかなか終活の話を切り出せない」と感じていませんか?
1年ぶりに帰省し、高齢の両親を会って、「ちょっと小さくなった?」と感じた。食べる量も減っているし、明らかに背中が曲がってきている。
「もう、そろそろ終活・介護に向けて準備しないといけない。」
「でも、何から始めたらいいんだろう?」
「財産目当てとか思われないかな?どうやって切り出そう?」
知識ゼロ・資格なしから両親の終活を終わらせた私も、皆さんと全く同じ状況でした。
デリケートな話題だし、財産目当てに思われたらどうしよう。そう思っていました。
本記事で、切り出しにくい原因や対策を解説していきます。
🟩親への終活の切り出し方
∟親に終活を切り出す完全ガイド
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∟親の終活が進まない!|親が大丈夫と頑固になる理由3選
∟親の終活|頑固な親の説得に必要なたった1つのこと
∟親の終活を話すといつも口論に…否定せずに話すコツ3選
∟親に任せてもらえない。信頼関係を築く会話の4原則
∟こんなこと言われたら、どう切り返す?
∟いきなりうまく話せる?親の終活の切り出し方の練習法
🟩原因は「知識」と「信頼関係」が足りないから
当時の私は、熱意こそあったものの、知識ゼロでした。
そして、「大丈夫!」と自信を持って話を切り出せるほどの「信頼関係」を両親と築けていませんでした。
「どう切り出せばいいのだろう?」
答えを探すなかで、まず書籍で知識をインプットし、それと同時に両親と信頼関係を深めることを始めました。
🟩話を切り出せない原因
皆さんが話を切り出せない原因はこんな理由です。
▶️終活・相続の制度に関する知識がない
▶️両親と終活の話ができる信頼関係ができていない
▶️家族間で、お金・介護に関して会話するのに慣れてない
いずれも、両親の終活をするために必要な下地・土台となるものです。
🟩私が実践したこと
原因に対して、1つずつ対策していくことで、私から自信をもって話を切り出せました。両親が納得した上で、終活に取り組んでもらえました。
【1】終活・相続・介護に関する制度の知識を学んだ
何も知らないのに話を切り出したところで、「それで、どうしたらいいの?」と家族全員でなってしまいますよね。
家族に対して、最低限の制度の内容とメリット・デメリットを説明ができるように書籍で勉強しました。
知っておいたほうが良い制度を挙げておきます。
代理人カード、予約型代理人
遺言
成年後見制度(法定後見、任意後見)
財産管理委任契約
家族信託
※記事の最後に参考図書や私の経験談を踏まえた記事を掲載しています。
【2】両親と仲良くする。信頼関係を作る
両親と、お金に関するデリケートな話ができる信頼関係を作りました。
・とにかく家族とのコンタクトを増やす。
月に1回くらいは孫を連れて、直接会うようにしました。帰省できないときは、TELやメールなどで代用しました。
・相手の困りごとを解決してあげる
帰省した時はPC設定・粗大ゴミ出しなど手伝って、両親の困りごとを解決しました。
・両親の話をしっかり聞いてあげる。
両親の話を「否定せずに」「両親の関心事について」「誠実な関心・興味をもって」聞くことを繰り返しました。
【3】両親とお金について会話する
信頼関係があったとしても、急にお金と介護の話が出てきたら、両親だってビックリします。
まずは、お金のことを話すのが、普通になるような状態にしました。
▶️こんなテーマがおすすめです。
物価高
ふるさと納税
税金、金利
NISA・IDECO・退職金
▶️会話を切り出すきっかけは
・テレビのニュース
・新聞の見出し
など高齢の両親が良く見るメディアで、取り上げられたタイミングがねらい目です。
▶️ポイントは、「両親のことではなく、自分の老後を心配している」というスタンスで会話することです。
そうすることで、財産を狙われていると両親から思われずに済みます。
▶️1つ事例を出します。テーマは資産運用で。
キャスター「新NISAは年間360万円、累計1,800万円まで非課税で運用できる制度として…」
私「このニュースの新NISA、僕もやっているんだ。」
父「そうなのか。投資は危なくないのか?増えるとは限らないみたいだぞ」
私「たくさん勉強したんだ。いまは、コツコツ毎月積み立てて投資しているよ。年利で5%くらいは増えているかな?」
父「そうか。でも、投資なんかより、家を建てたりはしないのか?教育費とかは大丈夫なのか?」
私「そう。だからこそ、投資しているんだよ。自分の老後に備えようと思っているんだ」
といったイメージです。
🟩最終的な結果
家族信託を中心とした終活を進め、契約締結まで無事に完了しました。
両親の財産は、預金・保険・有価証券を含め、すべて把握した。
無用な定期預金はやめてもらった
クレジットカードは1枚に集約した
銀行も1人2口座まで減らした。
支払い口座は1つにした。
など、お金に関することに協力してもらえました。
🟩終活の話を切り出せるためには、準備が必要です
終活の話を、いきなり切り出すことはできません。
最低限の「知識」と、デリケートな話題ができるだけの「信頼関係」が必要です。
この2つがそろったとき、皆さんは、自信をもって、両親に話を切り出せます。
🟩今からでも簡単にできること
1冊介護の本を買って、実際のイメージを持とう
1冊終活に関する本を買う・動画をみて、制度を勉強しよう
信頼関係を築くための会話の基本を勉強しよう
両親にメールか電話してみよう
週末会いに行く計画を立てよう
🟩次の記事
終活などの話をすると高齢の親はとっても頑固だと感じることが多いですよね。まずはその原因をしっかり押さえましょう!
知識を貯めて、信頼を貯めて、お金の話を普通にする。言葉にすると3行ですが、我が家は数年がかりでした。
その数年の中身、つまずいた場面も含めた全過程を、1冊のKindle本にまとめています。切り出しから家族信託の契約、そのあと3年の運用までの実録です。
『親の終活×家族信託の体験談、いつかやろうじゃ遅い!』
Kindle Unlimitedなら追加0円で読み放題です(単品は99円・2026年8月時点)。
🟩参考図書
私は、以下の書籍で勉強しました。ご参考までに。
▶️介護のイメージについて
介護のリアルを面白おかしく(といっては著者に失礼ですが)知りたいみたいなら、以下が良いですね。クスッとなりながら読めました。
家族信託の話は出てきませんが、介護の実態をイメージできます。介護費用をどう捻出しているのかは、あまり触れられていません。
▶️家族信託の制度について
1冊で大体のことは判ります。途中漫画形式になっていたり、他の制度との差を記載したりと工夫がなされています。私は、知識ゼロから親への説明、専門家とのやり取りなど、この1冊で乗り切りました。
ただし、本当に詳しいことを知りたいなら、もっと別の分厚い難解な書籍を読んだ方が良いと思います。
▶️信頼関係を築くコミュニケーションについて
有名な本なので、ご存じの方も多いかもしれませんね。
正直、終活の話ではなく、仕事でもプライベートでも人生全般において役に立つ内容です。
私はこの本を読んで、実践して、だいぶ人生が楽になりました。
🟩参考記事
家族信託についてはこちら
なぜ、家族信託という仕組みを使ったのか?についてはこちら
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この記事が少しでもお役に立ったら幸いです。
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