見出し画像

リーマンショックから18年。資産1.4億円を築いた会社員が、1枚のグラフを公開する理由


2008年からの18年間。ドル円の荒波に揉まれながら、一歩ずつ積み上げてきたスプレッドシートの生データです。停滞期も、暴落も、円安の加速も、すべてこの1枚に刻まれています。几帳面な性格が、今では私の最大の財産になりました。

【2026年7月 追記・アップデート】
この記事は、2008年からの資産形成の原点を記録した、本note一発目の記事です。
運用開始から18年が経過し、総資産が1.45億円を突破したことに伴い、これまでに蓄積してきた各年・各局面の具体的なプロセス(詳細記事)へスムーズにアクセスできるよう、目次(ハブ機能)を追加して全面的なアップデートを行いました。
アカウント全体の案内板(インデックス)としてご活用いただければ幸いです。

■ はじめに

2026年6月末現在、私の個人資産は 1億4,566万円 となっています。
数字だけを見ると特異に映るかもしれませんが、中身はごく普通の48歳会社員です。

ただ、昔から少し几帳面な性格であり、18年前の社会人3年目から今日に至るまで、欠かさず続けてきたことがあります。
それが、「毎月の資産残高を1円単位でスプレッドシートに記録すること」でした。

■ スプレッドシートに蓄積された18年間のデータ

2008年から現在まで、銀行の預金残高や投資信託の評価額を毎月コツコツと入力し続けてきました。

2008年のリーマンショックによる暴落の最中も、歴史的な円高局面に直面したときも、スプレッドシートを閉じることだけはしませんでした。
当時は単なる個人の記録に過ぎませんでしたが、今振り返ってみると、市場の荒波を普通の会社員がどのように通過し、資産を形成してきたのかを示す、連続性のある一次データになっています。

この18年間の推移を、当時の状況や判断とともに3つのフェーズに整理しました。

■ 18年間のデータ変遷と資産形成の軌跡(目次)

それぞれの時代の具体的な投資行動や管理手法については、個別の記事として詳細に記録しています。

① 2008年〜2013年:貯金特化とインデックス投資の黎明期

あまり深く考えずに「預金+投資信託の評価額」をメモするのみの、手探りの状態からスタートしました。
リーマンショックの直撃、歴史的円高、アベノミクスによる潮目の変化、そして住宅購入による資産の組み換えを経験した時期です。


② 2014年〜2024年:仕組み化による資産加速と「1億円」の突破

資産形成の「仕組み化」そのものが楽しくなり、手取り収入や詳細な支出の記録、NISAの活用などを本格化させた時期です。
住宅ローンの早期完済を経て負債をゼロにし、資産5,000万円、そして「1億円突破」へと至るプロセスを記録しています。


③ 2025年〜現在:出口戦略を見据えた「アセットアロケーション」の進化

資産総額が1.3億円、1.4億円と進捗するにつれ、目標である早期退職(FIRE)後の生活をリアルに意識するようになりました。
税金や社会保険料まで含めたデータ管理へと移行し、「増やす投資」から「取り崩すロジック(出口戦略)」へと舵を切り始めています。

💡 18年間の全記録をまとめたマガジンはこちら

(※18年分の時系列データと、最新の月次報告、生活最適化ロジックがすべてストックされています)

■ 今後の展望:FIRE後の「資産の行方」を実況・検証

現在のマイルストーンは、資産2億円に到達した段階で早期退職(FIRE)を果たすことです。

しかし、資産形成において誰もが抱く最大の疑問は、「退職した後、資産を枯渇させずに生活し続けることができるのか?」という点だと思います。
資産を取り崩していく過程で残高が減少すること自体は想定内ですが、それが計画通りにコントロールされ、人生の最後まで尽きないかどうかが本質的な課題です。

この18年間で培われた記録習慣を活かし、実際に早期退職を迎えた後も変わらず1円単位の記録を継続していきます。
そして、実際の生活費と照らし合わせながら、資産がどのように推移し、どう減少・変動していくのか、そのリアルをありのままに実況・検証していく予定です。

■ 最後に

投資スタイルは、オルカンやS&P500、ゴールドなど、王道かつシンプルな布陣です。
レバレッジをかけた派手な勝負や、短期のデイトレードは行いません。

休日に趣味のカメラを持って自然を巡り、モータースポーツの熱狂に触れ、日々の生活インフラ(ガジェットや固定費)をロジカルに最適化する。
そうした日常の規律を維持しながら、「データ」と「継続」を武器に歩んできた18年間です。

このnoteにストックされた足跡が、これから資産形成を始める方、あるいは出口戦略を模索している方の客観的なヒントや、一歩踏み出す安心材料になれば幸いです。

いいなと思ったら応援しよう!