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松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート 必須問題 薬理 第110回 全15問

第110回薬剤師国家試験
必須問題|薬理 全15問

こんにちは!薬学生の皆さん。Mats & BLNtです。matsunoya_note から、薬剤師国家試験の論点解説をお届けします。まず、第110回薬剤師国家試験 必須問題を解いてみよう。

楽しく!驚くほど効率的に。

https://note.com/matsunoya_note

※ 薬剤師国家試験の原本は、厚生労働省のホームページにあります。必要に応じて、ダウンロードして、手元に置いて読むとよいです。👇


原本:
薬剤師国家試験のページ |厚生労働省
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第110回薬剤師国家試験問題及び解答(令和7年2月22日、2月23日実施) |厚生労働省
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1日目(1) 必須問題[1.5MB] 001455149.pdf


問題が15問あります。すべての問題の後に、各問題の論点解説(理解度テスト付き)があるので、必要に応じて学んでください。

さあ、はじめよう。

科目|薬理
問110-026|薬理
Q. モルモット摘出回腸標本の収縮反応について、アセチルコリン単独による濃度-反応曲線(破線)と、薬物X存在下でのアセチルコリンによる濃度-反応曲線(実線)を作成したところ、下図のようになった。薬物Xはどれか。1つ選べ。ただし、アセチルコリン単独により生じる最大収縮を100%とした。また、薬物Xの単独では収縮反応が生じなかった。

110_126

■選択肢

  1. ヒスタミン

  2. アトロピン

  3. ピリドスチグミン

  4. パパベリン

  5. ベタネコール


科目|薬理
問110-027|薬理
Q. フェニレフリンの昇圧作用の機序はどれか。1つ選べ。
■選択肢

  1. アドレナリンα1受容体刺激

  2. アドレナリンα2受容体遮断

  3. アドレナリンβ1受容体刺激

  4. カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ阻害

  5. ノルアドレナリン再取り込み阻害


科目|薬理
問110-028|薬理
Q. ピロカルピンが毛様体筋を収縮させる機序はどれか。1つ選べ。
■選択肢

  1. アドレナリンα1受容体遮断

  2. アドレナリンα2受容体刺激

  3. アドレナリンβ2受容体遮断

  4. アセチルコリンM2受容体遮断

  5. アセチルコリンM3受容体刺激


科目|薬理
問110-029|薬理
Q. ロクロニウムの筋弛緩作用に関わる作用点はどれか。1つ選べ。
■選択肢

  1. アセチルコリンNM受容体

  2. 電位依存性Na+チャネル

  3. リアノジン受容体

  4. コリンアセチルトランスフェラーゼ

  5. コリンエステラーゼ


科目|薬理
問110-030|薬理
Q. オレキシン受容体を選択的に遮断することで、睡眠を誘導するのはどれか。1つ選べ。
■選択肢

  1. ヒドロキシジン

  2. リルマザホン

  3. レンボレキサント

  4. ゾピクロン

  5. ペントバルビタール


科目|薬理
問110-031|薬理
Q. タンドスピロンの抗不安作用に関わる作用点はどれか。1つ選べ。
■選択肢

  1. ドパミンD2受容体

  2. γ-アミノ酪酸GABAA受容体

  3. ニコチン性アセチルコリン受容体

  4. セロトニン5-HT1A受容体

  5. ヒスタミンH1受容体


科目|薬理
問110-032|薬理
Q. グルタミン酸NMDA受容体を遮断するアルツハイマー型認知症治療薬はどれか。1つ選べ。
■選択肢

  1. リバスチグミン

  2. ドネペジル

  3. エダラボン

  4. メマンチン

  5. ガランタミン


科目|薬理
問110-033|薬理
Q. 尋常性乾癬の治療に用いられるセクキヌマブの標的分子はどれか。1つ選べ。
■選択肢

  1. ホスホジエステラーゼⅣ(PDEⅣ)

  2. チロシンキナーゼ2(Tyk2)

  3. ビタミンD受容体

  4. IL-12 及びIL-23

  5. IL-17A


科目|薬理
問110-034|薬理
Q. 細胞内サイクリックGMP(cGMP)濃度上昇作用及びK+チャネル開口作用を併せ持つ狭心症治療薬はどれか。1つ選べ。
■選択肢

  1. ニコランジル

  2. ベラパミル

  3. ジルチアゼム

  4. 硝酸イソソルビド

  5. アテノロール


科目|薬理
問110-035|薬理
Q. アンチトロンビン非依存的に血液凝固第Xa因子の活性を直接阻害する抗凝固薬はどれか。1つ選べ。
■選択肢

  1. エノキサパリン

  2. フォンダパリヌクス

  3. ダビガトランエテキシラート

  4. ワルファリン

  5. エドキサバン


科目|薬理
問110-036|薬理
Q. タキキニンNK1受容体を遮断して、抗悪性腫瘍薬による遅発性嘔吐を抑制するのはどれか。1つ選べ。
■選択肢

  1. オンダンセトロン

  2. ドンペリドン

  3. アプレピタント

  4. ジメンヒドリナート

  5. メトクロプラミド


科目|薬理
問110-037|薬理
Q. 高尿酸血症治療薬トピロキソスタットが阻害するのはどれか。1つ選べ。
■選択肢

  1. シクロオキシゲナーゼ

  2. キサンチンオキシダーゼ

  3. 尿酸オキシダーゼ

  4. 尿酸トランスポーター

  5. 有機アニオントランスポーター


科目|薬理
問110-038|薬理
Q. プロゲステロン受容体を刺激して、子宮内膜細胞の増殖を抑制するのはどれか。1つ選べ。
■選択肢

  1. リュープロレリン

  2. タモキシフェン

  3. ジエノゲスト

  4. エンザルタミド

  5. デュタステリド


科目|薬理
問110-039|薬理
Q. ペプチドグリカン前駆体のペンタペプチド末端のD-アラニル-D-アラニンと結合して、細菌の細胞壁合成を阻害するのはどれか。1つ選べ。
■選択肢

  1. アミカシン

  2. セファゾリン

  3. バンコマイシン

  4. メロペネム

  5. ミカファンギン


科目|薬理
問110-040|薬理
Q. HER2(ヒト上皮増殖因子受容体2型)と結合することにより、乳がん細胞の増殖を抑制するのはどれか。1つ選べ。
■選択肢

  1. エキセメスタン

  2. トラスツズマブ

  3. ベバシズマブ

  4. ダウノルビシン

  5. ブスルファン


松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート 必須問題 薬理 第110回 全15問|matsunoya

松廼屋|論点解説 薬剤師国家試験対策ノート 必須問題 薬理 第110回 全15問|matsunoya

論点を解説します。

■■Gem @Gemini powered by Gemini 2.0 Flash
※ 部分的に他の生成AIを使用した場合は、個別にその生成AI名を記述しています。


第110回薬剤師国家試験
必須問題|薬理 全15問


科目|薬理
問110-026|薬理
Q. モルモット摘出回腸標本の収縮反応について、アセチルコリン単独による濃度-反応曲線(破線)と、薬物X存在下でのアセチルコリンによる濃度-反応曲線(実線)を作成したところ、下図のようになった。薬物Xはどれか。1つ選べ。ただし、アセチルコリン単独により生じる最大収縮を100%とした。また、薬物Xの単独では収縮反応が生じなかった。

110_126

■選択肢

  1. ヒスタミン

  2. アトロピン

  3. ピリドスチグミン

  4. パパベリン

  5. ベタネコール


■■Grok 3 ※Grok 3 は、テキストのみの情報提供で単独の問題に関しての回答であれば、合格ラインの回答が得られます。
(レート制限によっては)アップロードした画像は読みません。


問110-026

問題と選択肢

モルモット摘出回腸標本の収縮反応について、アセチルコリン単独による濃度-反応曲線(破線)と、薬物X存在下でのアセチルコリンによる濃度-反応曲線(実線)を作成したところ、下図のようになった。薬物Xはどれか。1つ選べ。ただし、アセチルコリン単独により生じる最大収縮を100%とした。また、薬物Xの単独では収縮反応が生じなかった。

110_126

■選択肢

  1. ヒスタミン

  2. アトロピン

  3. ピリドスチグミン

  4. パパベリン

  5. ベタネコール

論点整理

この問題の論点は、アセチルコリンの収縮反応に対する薬物Xの影響を理解し、その薬理作用から薬物Xを特定することです。具体的には、薬物Xがアセチルコリンの濃度-反応曲線に与える影響(最大反応の低下やシフト)を分析し、薬理学的知識に基づいて選択肢から正しい薬物を選ぶ能力が問われています。

理解すべき範囲

アセチルコリンの作用とモルモット回腸標本:

  • アセチルコリンはムスカリン受容体を介して平滑筋(モルモット回腸)を収縮させる。

  • 濃度-反応曲線は、アセチルコリンの濃度増加に伴う収縮反応の強さを示す。

濃度-反応曲線の変化の解釈:

  • 最大反応の低下:
    非競合的拮抗作用(受容体以外の作用や不可逆的拮抗)。

  • 曲線の右方シフト:
    競合的拮抗作用(同じ受容体に結合し、親和性を競う)。

  • 曲線の左方シフト:
    増強作用(アゴニストや間接的作用)。

選択肢の薬物の薬理作用:

  • ヒスタミン:
    ヒスタミン受容体作動薬。回腸収縮を引き起こすが、アセチルコリンとは異なる経路。

  • アトロピン:
    ムスカリン受容体拮抗薬(競合的)。アセチルコリンの作用を抑制。

  • ピリドスチグミン:
    コリンエステラーゼ阻害薬。アセチルコリンの分解を抑制し、作用を増強。

  • パパベリン:
    非特異的平滑筋弛緩薬(ホスホジエステラーゼ阻害)。アセチルコリンとは独立して収縮を抑制。

  • ベタネコール:
    ムスカリン受容体作動薬。アセチルコリンのような収縮作用を持つ。

図の特徴:

  • 破線(アセチルコリン単独):
    最大反応100%。

  • 実線(薬物X存在下):
    最大反応50%に低下。曲線のシフトはほとんどない。

110_126

正解と解説

図から、薬物X存在下ではアセチルコリンの最大反応が100%から50%に低下しており、曲線のシフトはほとんど見られません。
これは、非競合的拮抗作用を示唆します。非競合的拮抗薬は、受容体に結合せず、別の機序で反応を抑制します。

  • 選択肢の分析:

    • ヒスタミン(1):
      アセチルコリンとは異なる経路で収縮を誘発。

    • アトロピン(2):
      競合的拮抗薬。
      曲線を右方シフトさせるはずで、最大反応は変わらない。
      図と一致しない。

    • ピリドスチグミン(3):
      アセチルコリン作用を増強(左方シフト)。
      図と逆の効果。

    • パパベリン(4):
      非特異的平滑筋弛緩薬。
      アセチルコリンの作用を非競合的に抑制し、最大反応を低下させる。図と一致。

    • ベタネコール(5):
      ムスカリン作動薬。単独で収縮反応が生じる。
      問題文で「薬物X単独では収縮なし」とあるため不適切。

したがって、正解は 4 パパベリン です。


理解度テスト

次の薬物のうち、アセチルコリンの濃度-反応曲線を右方シフトさせるものはどれか?

  1. スコポラミン

  2. プロプラノロール

  3. フェニレフリン

  4. ピリドスチグミン

解答

正解は 1 スコポラミン です。
スコポラミンはムスカリン受容体拮抗薬(競合的)であり、アセチルコリンの濃度-反応曲線を右方シフトさせます。

  • プロプラノロール(β遮断薬)、フェニレフリン(α作動薬)はアセチルコリンとは無関係。

  • ピリドスチグミンは左方シフトさせる。


補足

  • 非競合的拮抗作用の機序:
    パパベリンはホスホジエステラーゼを阻害し、cAMPを増加させることで平滑筋を弛緩させます。この作用はアセチルコリンのムスカリン受容体シグナルとは独立しているため、非競合的な抑制が起こります。

  • 競合的 vs 非競合的拮抗の区別:
    競合的拮抗(例:アトロピン)は高濃度のアセチルコリンで拮抗を克服可能(最大反応は変わらない)。
    非競合的拮抗(例:パパベリン)は最大反応自体を低下させる。

  • 実験的背景:
    モルモット回腸標本はムスカリン受容体を介した収縮実験の標準モデルであり、アセチルコリンや薬物の作用機序を評価する際に頻用されます。


⚙️基本的な知識の復習

以下に、アセチルコリン、ヒスタミン、アトロピン、ピリドスチグミン、パパベリン、ベタネコールの平滑筋への影響を、作用機序や影響の方向性(収縮または弛緩)を中心にまとめます。


1. 平滑筋収縮を促進する化合物

アセチルコリン

  • 作用機序:

    • ムスカリン受容体(M3)を活性化。

    • Gq蛋白を介して細胞内カルシウム濃度を上昇させ、平滑筋収縮を誘発。

  • 平滑筋への影響:

    • 消化管(例:回腸)、気管支、膀胱などの平滑筋を収縮させる。

    • 例:モルモット回腸標本で強い収縮反応を引き起こす(問題の破線グラフ)。

ベタネコール

  • 作用機序:

    • 選択的ムスカリン受容体(M3)作動薬。

    • アセチルコリンと同様に平滑筋収縮を誘発。コリンエステラーゼによる分解を受けにくい。

  • 平滑筋への影響:

    • 消化管や膀胱平滑筋を収縮させる。

    • 術後の腸管運動促進や尿排出障害治療に使用。

ヒスタミン

  • 作用機序:

    • ヒスタミンH1受容体を活性化。

    • Gq蛋白を介してカルシウム濃度を上昇させ、平滑筋収縮を誘発。

  • 平滑筋への影響:

    • 消化管(回腸)や気管支平滑筋を収縮させる。

    • 気管支収縮はアレルギー反応の一因となる。

ピリドスチグミン

  • 作用機序:

    • コリンエステラーゼ阻害薬(可逆的)。

    • アセチルコリンの分解を抑制し、シナプスでの濃度を上昇させる。

  • 平滑筋への影響:

    • 間接的にムスカリン受容体を活性化し、平滑筋収縮を促進。

    • 消化管運動亢進や膀胱収縮を誘発。術後腸閉塞治療に使用。


2. 平滑筋収縮を抑制する化合物

アトロピン

  • 作用機序:

    • ムスカリン受容体(M3)拮抗薬(競合的)。

    • アセチルコリンの作用を阻害し、平滑筋収縮を抑制。

  • 平滑筋への影響:

    • 消化管、気管支、膀胱などの平滑筋を弛緩させる。

    • 消化管運動抑制(例:痙攣性疼痛の緩和)や気管支拡張に効果。

パパベリン

  • 作用機序:

    • ホスホジエステラーゼ(PDE)阻害薬。

    • cAMP濃度を上昇させ、平滑筋を弛緩させる(非特異的)。

  • 平滑筋への影響:

    • 消化管、血管、胆道などの平滑筋を弛緩。

    • アセチルコリンやヒスタミンの収縮作用を非競合的に抑制(問題の実線グラフ:最大反応低下)。


まとめ

  1. 平滑筋収縮を促進:

    • アセチルコリン(ムスカリン受容体活性化)

    • ベタネコール(選択的ムスカリン受容体活性化)

    • ヒスタミン(H1受容体活性化)

    • ピリドスチグミン(アセチルコリン濃度上昇による間接的収縮促進)

  2. 平滑筋収縮を抑制(弛緩):

    • アトロピン(ムスカリン受容体拮抗)

    • パパベリン(非特異的平滑筋弛緩、PDE阻害)


科目|薬理
問110-027|薬理
Q. フェニレフリンの昇圧作用の機序はどれか。1つ選べ。
■選択肢

  1. アドレナリンα1受容体刺激

  2. アドレナリンα2受容体遮断

  3. アドレナリンβ1受容体刺激

  4. カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ阻害

  5. ノルアドレナリン再取り込み阻害


問110-027

問題と選択肢

フェニレフリンの昇圧作用の機序はどれか。1つ選べ。

  1. アドレナリンα1受容体刺激

  2. アドレナリンα2受容体遮断

  3. アドレナリンβ1受容体刺激

  4. カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ阻害

  5. ノルアドレナリン再取り込み阻害

論点整理

この問題の論点は、フェニレフリンの薬理作用、特に昇圧作用の機序に関する知識です。

理解すべき範囲

  • フェニレフリン:

    • 選択的α1アドレナリン受容体作動薬。

    • 血管平滑筋のα1受容体を刺激し、血管収縮を引き起こすことで血圧を上昇させる。

  • アドレナリン受容体:

    • α1、α2、β1、β2の4種類が存在し、それぞれ異なる組織に分布し、異なる作用を示す。

    • α1受容体:血管平滑筋などに存在し、収縮作用を示す。

    • α2受容体:神経終末などに存在し、ノルアドレナリンの遊離抑制作用を示す。

    • β1受容体:心筋などに存在し、心拍数増加、心収縮力増強作用を示す。

    • β2受容体:気管支平滑筋などに存在し、弛緩作用を示す。

  • カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ(COMT):

    • カテコールアミン(アドレナリン、ノルアドレナリンなど)を代謝する酵素。

  • ノルアドレナリン再取り込み阻害:

    • 神経終末からのノルアドレナリンの再取り込みを阻害することで、シナプス間隙のノルアドレナリン濃度を高め、受容体を刺激する作用。

正解と解説

フェニレフリンは、選択的α1アドレナリン受容体作動薬であり、血管平滑筋のα1受容体を刺激して血管収縮を引き起こし、血圧を上昇させます。

したがって、正解は 1 アドレナリンα1受容体刺激 です。

理解度テスト

次のうち、フェニレフリンの主な作用でないものはどれですか?

  1. 血管収縮作用

  2. 血圧上昇作用

  3. 気管支拡張作用

解答

正解は 3 気管支拡張作用 です。

補足

  • フェニレフリンは、点鼻薬として鼻粘膜の血管収縮による鼻づまり改善にも用いられます。

  • α2受容体遮断薬は、一般的に降圧作用を示します。

  • β1受容体刺激薬は、心機能亢進作用を示します。

  • ノルアドレナリン再取り込み阻害薬は、抗うつ薬などとして用いられます。


⚙️基本的な知識の復習

■■Grok 3

1: 医療用医薬品の分類と作用機序

それぞれの作用機序を持つ主な医療用医薬品を、薬効薬理(作用機序)別に分類し、作用機序を説明します。
※ アドレナリンα1受容体刺激、アドレナリンα2受容体遮断、アドレナリンβ1受容体刺激、カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ阻害、ノルアドレナリン再取り込み阻害


1. アドレナリンα1受容体刺激

主な医薬品:

  • フェニレフリン(ネオシネジンコーワ点眼液、点鼻液)

  • ミドドリン(メトリジン錠)

作用機序:

  1. 受容体結合:
    フェニレフリンやミドドリンは、アドレナリンα1受容体に選択的に結合し、Gqタンパク質を介したシグナル伝達経路を活性化する。

  2. 平滑筋収縮:
    α1受容体の刺激により、血管平滑筋や眼の虹彩平滑筋が収縮する。これにより、血管収縮(血圧上昇)や瞳孔散大が引き起こされる。

  3. 臨床効果:

    • フェニレフリン:点眼では瞳孔散大(眼科検査用)、点鼻では鼻粘膜の血管収縮(鼻づまり解消)。

    • ミドドリン:起立性低血圧の治療において、末梢血管収縮を促進し血圧を上昇させる。

特徴:

  • 短時間作用型で、局所または全身性の血管収縮効果が主。

  • 副作用として、高血圧や頭痛、眼刺激感が報告される。


2. アドレナリンα2受容体遮断

主な医薬品:

  • ヨヒンビン(ヨヒンビン塩酸塩、国内では限定的な使用)

作用機序:

  1. 受容体遮断:
    ヨヒンビンはα2アドレナリン受容体を選択的に遮断し、ノルアドレナリンの負のフィードバックを抑制する。

  2. ノルアドレナリン放出増加:
    シナプス前終末でのα2受容体遮断により、ノルアドレナリンの放出が増加する。

  3. 交感神経活性亢進:
    末梢および中枢神経系でのノルアドレナリン濃度上昇により、心拍数や血圧が上昇し、性的機能の改善(勃起不全治療)にも寄与する。

特徴:

  • 日本ではPMDA承認品目が少なく、勃起不全や研究用途で限定的に使用。

  • 副作用として、不安、頻脈、高血圧がみられる。


3. アドレナリンβ1受容体刺激

主な医薬品:

  • ドブタミン(ドブトレックス注)

  • イソプロテレノール(イソメニール注、限定的使用)

作用機序:

  1. 受容体結合:ドブタミンやイソプロテレノールは、β1アドレナリン受容体に結合し、Gsタンパク質を介してサイクリックAMP(cAMP)を増加させる。

  2. 心筋収縮力・心拍数増加:心筋細胞でのcAMP増加により、カルシウム流入が増加し、心収縮力(陽性変力作用)および心拍数(陽性変時作用)が上昇する。

  3. 臨床効果:ドブタミンは心不全やショック時の心拍出量増加に使用。イソプロテレノールは徐脈や心停止時の緊急治療に使用。

特徴:

  • 静脈投与が主で、集中治療室での使用が多い。

  • 副作用として、頻脈、不整脈、高血圧が問題となる。


4. カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ(COMT)阻害

主な医薬品:

  • エンタカポン(コムタン錠)

  • オピカポン(オンジェンティス錠)

作用機序:

  1. COMT酵素阻害:
    エンタカポンやオピカポンは、カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ(COMT)を阻害し、レボドパやドーパミンなどのカテコールアミン代謝を抑制する。

  2. ドーパミン濃度維持:
    レボドパの末梢代謝が減少し、脳内への移行量が増加。ドーパミンの有効濃度が持続する。

  3. 臨床効果:
    パーキンソン病治療において、レボドパの効果持続時間を延長し、運動症状の変動(ウェアリングオフ)を軽減する。

特徴:

  • レボドパと併用が必須。単独では効果なし。

  • 副作用として、ジスキネジア、吐き気、尿変色(エンタカポン)が報告される。


5. ノルアドレナリン再取り込み阻害

主な医薬品:

  • アトモキセチン(ストラテラカプセル)

  • デュロキセチン(サインバルタカプセル)

  • ミルナシプラン(トレドミン錠)

作用機序:

  1. トランスポーター阻害:
    ノルアドレナリン再取り込みトランスポーター(NET)を阻害し、シナプス間隙でのノルアドレナリン濃度を増加させる。

  2. 神経伝達亢進:
    ノルアドレナリン濃度の上昇により、交感神経系や中枢神経系のシグナル伝達が強化される。一部(デュロキセチン、ミルナシプラン)はセロトニン再取り込みも阻害(SNRI)。

  3. 臨床効果:

    • アトモキセチン:
      注意欠如・多動症(ADHD)の集中力改善。

    • デュロキセチン、ミルナシプラン:
      うつ病や神経障害性疼痛の治療。

特徴:

  • 中枢神経系に作用し、精神神経疾患の治療に使用。

  • 副作用として、口渇、便秘、不眠、血圧上昇がみられる。


科目|薬理
問110-028|薬理
Q. ピロカルピンが毛様体筋を収縮させる機序はどれか。1つ選べ。
■選択肢

  1. アドレナリンα1受容体遮断

  2. アドレナリンα2受容体刺激

  3. アドレナリンβ2受容体遮断

  4. アセチルコリンM2受容体遮断

  5. アセチルコリンM3受容体刺激


問110-028

問題と選択肢

ピロカルピンが毛様体筋を収縮させる機序はどれか。1つ選べ。

  1. アドレナリンα1受容体遮断

  2. アドレナリンα2受容体刺激

  3. アドレナリンβ2受容体遮断

  4. アセチルコリンM2受容体遮断

  5. アセチルコリンM3受容体刺激

論点整理

この問題の論点は、ピロカルピンの薬理作用、特に毛様体筋収縮作用の機序に関する知識です。

理解すべき範囲

  • ピロカルピン:

    • ムスカリン受容体作動薬。

    • 主にM3受容体を刺激し、縮瞳、毛様体筋収縮、唾液分泌促進などの作用を示す。

  • ムスカリン受容体:

    • アセチルコリン受容体の一つで、M1~M5の5種類が存在する。

    • M3受容体は、平滑筋、外分泌腺などに分布し、収縮、分泌亢進などの作用を示す。

  • 毛様体筋:

    • 眼の水晶体の厚さを調節する筋肉。

    • 収縮すると水晶体が厚くなり、近くに焦点を合わせる。

  • 縮瞳:

    • 瞳孔が小さくなること。

    • 虹彩の瞳孔括約筋が収縮することで起こる。

正解と解説

ピロカルピンは、ムスカリン受容体作動薬であり、主にM3受容体を刺激して毛様体筋を収縮させます。

したがって、正解は 5 アセチルコリンM3受容体刺激 です。

理解度テスト

ピロカルピンの作用として、毛様体筋収縮の他に正しいものはどれですか?

  1. 散瞳

  2. 唾液分泌抑制

  3. 縮瞳

解答

正解は 3 縮瞳 です。

補足

  • ピロカルピンは、緑内障の治療に用いられます。

  • アトロピンは、ムスカリン受容体遮断薬であり、ピロカルピンとは逆の作用を示します。

  • アドレナリン受容体は、毛様体筋の収縮には直接的には関与しません。


科目|薬理
問110-029|薬理
Q. ロクロニウムの筋弛緩作用に関わる作用点はどれか。1つ選べ。
■選択肢

  1. アセチルコリンNM受容体

  2. 電位依存性Na+チャネル

  3. リアノジン受容体

  4. コリンアセチルトランスフェラーゼ

  5. コリンエステラーゼ


問110-029

問題と選択肢

ロクロニウムの筋弛緩作用に関わる作用点はどれか。1つ選べ。

  1. アセチルコリンNM受容体

  2. 電位依存性Na+チャネル

  3. リアノジン受容体

  4. コリンアセチルトランスフェラーゼ

  5. コリンエステラーゼ

論点整理

この問題の論点は、ロクロニウムの薬理作用、特に筋弛緩作用の作用機序に関する知識です。

理解すべき範囲

  • ロクロニウム:

    • 非脱分極性筋弛緩薬。

    • 神経筋接合部において、アセチルコリンがニコチン性受容体(NM受容体)に結合するのを競合的に阻害し、筋弛緩作用を示す。

  • 神経筋接合部:

    • 運動神経と骨格筋線維が接する部位。

    • アセチルコリンが神経終末から放出され、筋線維のニコチン性受容体に結合することで、筋収縮が起こる。

  • ニコチン性受容体(NM受容体):

    • アセチルコリン受容体の一つで、骨格筋の収縮に関与する。

  • 電位依存性Na+チャネル:

    • 神経や筋細胞の興奮伝導に関与する膜タンパク質。

  • リアノジン受容体:

    • 筋小胞体に存在するCa2+放出チャネル。

    • 筋収縮における細胞内Ca2+濃度の上昇に関与する。

  • コリンアセチルトランスフェラーゼ:

    • アセチルコリンを合成する酵素。

  • コリンエステラーゼ:

    • アセチルコリンを分解する酵素。

正解と解説

ロクロニウムは、非脱分極性筋弛緩薬であり、神経筋接合部においてアセチルコリンがニコチン性受容体(NM受容体)に結合するのを競合的に阻害することで、筋弛緩作用を示します。

したがって、正解は 1 アセチルコリンNM受容体 です。

理解度テスト

ロクロニウムは、アセチルコリンの作用をどのように阻害しますか?

  1. 不可逆的に阻害する

  2. 競合的に阻害する

  3. アロステリックに阻害する

解答

正解は 2 競合的に阻害する です。

補足

  • スキサメトニウムは、脱分極性筋弛緩薬であり、アセチルコリン受容体を刺激し続けることで脱感作を起こし、筋弛緩作用を示します。

  • 筋弛緩薬は、手術時の筋弛緩や、人工呼吸管理などに用いられます。


⚙️基本的な知識の復習

■■Grok 3

1: 筋弛緩の作用機序

筋弛緩の作用機序について、薬理学的および生理学的な観点から段階的に説明します。
筋弛緩薬は骨格筋の収縮を抑制し、筋緊張を軽減する薬剤で、主に中枢性および末梢性の作用機序に分類されます。

  1. 筋収縮の生理学的背景:

    • 骨格筋の収縮は、神経筋接合部でアセチルコリン(ACh)がニコチン性アセチルコリン受容体(nAChR)に結合し、筋細胞の脱分極を引き起こすことで開始される。

    • 脱分極により、筋小胞体からカルシウムイオンが放出され、アクチンとミオシンの相互作用を促進し、筋収縮が発生する。

    • 中枢神経系(脳や脊髄)は、運動ニューロンを介して筋収縮の指令を調節する。

  2. 筋弛緩の薬理学的介入:

    • 中枢性筋弛緩:
      中枢神経系(脳や脊髄)に作用し、運動ニューロンの興奮性を抑制する。これにより、筋スパズムや異常な筋緊張が軽減される。

    • 末梢性筋弛緩:
      神経筋接合部または筋細胞に直接作用し、AChの作用を阻害するか、筋収縮のプロセスを妨げる。

    • 中枢性は筋スパズムや疼痛の治療に、末梢性は手術中の筋弛緩や挿管補助に使用される。

  3. 中枢性筋弛緩の機序:

    • 中枢神経系でのGABA(γ-アミノ酪酸)作動性ニューロンの活性化および、興奮性シナプスの抑制を通じて、運動ニューロンの過剰な興奮を抑制。

    • 例:GABA_B受容体刺激(バクロフェン)および、脊髄レベルでの抑制性介在ニューロンの活性化。

    • 結果として、筋緊張が低下し、痙攣や筋硬直が緩和される。

  4. 末梢性筋弛緩の機序:

    • 非脱分極性筋弛緩薬:
      ニコチン性アセチルコリン受容体(nAChR)に競合的に結合し、AChの作用を阻害。
      筋細胞の脱分極が起こらず、筋弛緩が誘導される。

    • 脱分極性筋弛緩薬:
      nAChRを過剰に刺激し、持続的な脱分極を引き起こす。
      これにより筋が一時的に収縮した後、反応不能状態となり弛緩する。

    • いずれも神経筋接合部での信号伝達を遮断し、随意筋の収縮を抑制。

  5. 臨床的意義:

    • 中枢性筋弛緩薬は、脳卒中、多発性硬化症、脊髄損傷に伴う痙縮や、腰痛などの筋骨格系疾患に使用。

    • 末梢性筋弛緩薬は、全身麻酔下での手術や気管挿管時に筋弛緩を確保するために使用。

    • 作用機序の違いにより、薬剤の選択は治療目的(急性/慢性、局所/全身)に応じて行われる。

注意点:

  • 筋弛緩薬の使用には、眠気(中枢性)や呼吸抑制(末梢性)などの副作用に注意が必要。


2: 主な筋弛緩薬の作用点別薬効薬理(作用機序)

主な筋弛緩薬を作用点(中枢性および末梢性)別に分類し、薬効薬理(作用機序)を説明します。


1. 中枢性筋弛緩薬

主な医薬品:

  • バクロフェン(リオレサール錠)

  • チザニジン(テルネリン錠)

  • エペリゾン(ミオナール錠)

  • ダントロレン(ダントリウムカプセル、末梢作用も一部含む)

作用機序:

  1. 中枢神経系への作用:

    • バクロフェン:
      GABA_B受容体作動薬として、脊髄および脳の抑制性ニューロンを活性化。シナプス前終末でのカルシウム流入を抑制し、興奮性神経伝達物質(グルタミン酸など)の放出を減少させる。

    • チザニジン:
      α2アドレナリン受容体作動薬として、脊髄の介在ニューロンを抑制。ノルアドレナリンの放出を調節し、運動ニューロンの興奮性を低下させる。

    • エペリゾン:
      中枢および末梢のカルシウムチャネルを抑制し、脊髄反射を抑制するとともに、筋血管の拡張を促進。

    • ダントロレン:
      主に末梢作用(後述)だが、中枢性の鎮静効果も寄与。

  2. 運動ニューロン活動の抑制:

    • 脊髄レベルでの過剰な運動ニューロン興奮(例:痙縮、筋スパズム)を抑制し、異常な筋収縮を軽減。

    • バクロフェンとチザニジンは、特に反射亢進を抑制し、筋緊張を正常化。

  3. 臨床効果:

    • バクロフェン:
      脳卒中、脊髄損傷、多発性硬化症に伴う痙縮の治療。

    • チザニジン:
      痙縮および筋骨格系の筋緊張(例:頸肩腕症候群)。

    • エペリゾン:
      筋スパズムや腰痛、肩こりなどの筋緊張。

    • ダントロレン:
      悪性高熱症や痙縮(中枢・末梢の両作用)。

特徴:

  • 中枢性薬は眠気やふらつきなどの副作用が一般的。バクロフェンは高用量で痙攣や意識障害のリスク。

  • エペリゾンは比較的軽度の筋弛緩作用で、日常的な筋緊張に使用。


2. 末梢性筋弛緩薬

主な医薬品:

  • 非脱分極性:

    • ロクロニウム(エスラックス静注)

    • ベクロニウム(マスキュレート静注)

    • パンクロニウム(ミオブロック静注)

  • 脱分極性:

    • スキサメトニウム(サクシン静注)

作用機序:

  1. 神経筋接合部への作用:

    • 非脱分極性(ロクロニウム、ベクロニウム、パンクロニウム):

      • ニコチン性アセチルコリン受容体(nAChR)に競合的に結合し、アセチルコリン(ACh)の結合を阻害。

      • 筋細胞の脱分極が起こらず、筋収縮が抑制される。

    • 脱分極性(スキサメトニウム):

      • nAChRを過剰に刺激し、持続的な脱分極を引き起こす。

      • 初期の一過性筋収縮(筋攣縮)の後、受容体が不応答状態となり筋弛緩に至る。

  2. 筋収縮の遮断:

    • 非脱分極性:
      持続的かつ可逆的な筋弛緩を誘導。
      作用時間は薬剤により異なる(ロクロニウム:中間作用、ベクロニウム:長時間作用)。

    • 脱分極性:
      急速な筋弛緩(1分以内)が特徴だが、作用時間は短い(5~10分)。

  3. 臨床効果:

    • 非脱分極性:全身麻酔下での手術中の筋弛緩、気管挿管の補助。

    • 脱分極性:緊急挿管や短時間の外科処置での急速な筋弛緩。

    • ダントロレン(末梢作用):筋小胞体のライアノジン受容体に作用し、カルシウム放出を抑制。悪性高熱症や痙縮に使用。

特徴:

  • 末梢性薬は静脈投与が主で、集中治療室や手術室で使用。

  • 副作用:
    非脱分極性では呼吸抑制やアレルギー反応、脱分極性では高カリウム血症や筋肉痛。
    スキサメトニウムは悪性高熱症の誘発リスク。


注意点:

  • ダントロレンは中枢・末梢の両作用を持ち、特異な位置づけ。

  • 末梢性筋弛緩薬は専門医の管理下での使用が必須。


科目|薬理
問110-030|薬理
Q. オレキシン受容体を選択的に遮断することで、睡眠を誘導するのはどれか。1つ選べ。
■選択肢

  1. ヒドロキシジン

  2. リルマザホン

  3. レンボレキサント

  4. ゾピクロン

  5. ペントバルビタール


問110-030

問題と選択肢

オレキシン受容体を選択的に遮断することで、睡眠を誘導するのはどれか。1つ選べ。

  1. ヒドロキシジン

  2. リルマザホン

  3. レンボレキサント

  4. ゾピクロン

  5. ペントバルビタール

論点整理

この問題の論点は、睡眠薬の作用機序に関する知識です。特に、オレキシン受容体遮断薬を特定する必要があります。

理解すべき範囲

  • 睡眠の調節機構:

    • 睡眠は、脳内の様々な神経伝達物質や受容体が複雑に関与して調節されている。

    • オレキシンは、覚醒を維持する働きを持つ神経ペプチド。

  • オレキシン受容体:

    • オレキシンが結合する受容体。

    • オレキシン受容体遮断薬は、オレキシンの作用を抑制することで、覚醒を抑制し、睡眠を誘導する。

  • 主な睡眠薬の種類と作用機序:

    • ベンゾジアゼピン系:GABA受容体増強作用。

    • 非ベンゾジアゼピン系:GABA受容体選択的増強作用。

    • オレキシン受容体遮断薬:オレキシン受容体遮断作用。

    • 抗ヒスタミン薬:ヒスタミンH1受容体遮断作用。

    • バルビツール酸系:GABA受容体増強作用など、多岐にわたる作用。

  • 各選択肢の薬剤:

    • ヒドロキシジン:抗ヒスタミン薬。

    • リルマザホン:ベンゾジアゼピン系睡眠薬。

    • レンボレキサント:オレキシン受容体遮断薬。

    • ゾピクロン:非ベンゾジアゼピン系睡眠薬。

    • ペントバルビタール:バルビツール酸系睡眠薬。

正解と解説

レンボレキサントは、オレキシン受容体を選択的に遮断することで、覚醒を抑制し、睡眠を誘導する薬剤です。

したがって、正解は 3 レンボレキサント です。

理解度テスト

次の睡眠薬のうち、GABA受容体増強作用を持たないものはどれですか?

  1. リルマザホン

  2. ゾピクロン

  3. レンボレキサント

解答

正解は 3 レンボレキサント です。

補足

  • オレキシン受容体遮断薬は、従来の睡眠薬とは異なる作用機序を持ち、依存性や耐性のリスクが比較的低いと考えられています。

  • ヒドロキシジンは、抗ヒスタミン作用により眠気を誘うことがありますが、主に抗アレルギー薬として用いられます。

  • バルビツール酸系睡眠薬は、依存性や呼吸抑制などのリスクが高く、現在ではほとんど使用されません。


科目|薬理
問110-031|薬理
Q. タンドスピロンの抗不安作用に関わる作用点はどれか。1つ選べ。
■選択肢

  1. ドパミンD2受容体

  2. γ-アミノ酪酸GABAA受容体

  3. ニコチン性アセチルコリン受容体

  4. セロトニン5-HT1A受容体

  5. ヒスタミンH1受容体


問110-031

問題と選択肢

タンドスピロンの抗不安作用に関わる作用点はどれか。1つ選べ。

  1. ドパミンD2受容体

  2. γ-アミノ酪酸(GABAA)受容体

  3. ニコチン性アセチルコリン受容体

  4. セロトニン5-HT1A受容体

  5. ヒスタミンH1受容体

論点整理

この問題の論点は、タンドスピロンの薬理作用、特に抗不安作用の作用機序に関する知識です。

理解すべき範囲

  • タンドスピロン:

    • 選択的セロトニン5-HT1A受容体作動薬。

    • 脳内のセロトニン5-HT1A受容体を刺激することで、抗不安作用を示す。

  • セロトニン5-HT1A受容体:

    • セロトニン受容体の一つで、脳の様々な部位に分布し、不安、うつ、睡眠などに関与する。

  • ドパミンD2受容体:

    • ドパミン受容体の一つで、運動調節、認知機能、情動などに関与する。

  • GABAA受容体:

    • GABAが結合する受容体で、抑制性の神経伝達に関与する。

  • ニコチン性アセチルコリン受容体:

    • アセチルコリン受容体の一つで、神経伝達、認知機能などに関与する。

  • ヒスタミンH1受容体:

    • ヒスタミン受容体の一つで、アレルギー反応、覚醒などに関与する。

正解と解説

タンドスピロンは、選択的セロトニン5-HT1A受容体作動薬であり、脳内のセロトニン5-HT1A受容体を刺激することで、抗不安作用を示すと考えられています。
したがって、正解は 4 セロトニン5-HT1A受容体 です。

理解度テスト

タンドスピロンは、どの受容体の選択的作動薬ですか?

  1. ドパミンD2受容体

  2. セロトニン5-HT1A受容体

  3. ヒスタミンH1受容体

解答

正解は 2 セロトニン5-HT1A受容体 です。

補足

  • タンドスピロンは、従来のベンゾジアゼピン系抗不安薬とは異なり、依存性や耐性のリスクが比較的低いとされています。

  • ベンゾジアゼピン系抗不安薬は、GABAA受容体を増強することで抗不安作用を示します。

  • 抗精神病薬は、ドパミンD2受容体などを遮断することで抗精神病作用を示します。

  • 抗ヒスタミン薬は、ヒスタミンH1受容体を遮断することで、アレルギー症状を緩和します。


科目|薬理
問110-032|薬理
Q. グルタミン酸NMDA受容体を遮断するアルツハイマー型認知症治療薬はどれか。1つ選べ。
■選択肢

  1. リバスチグミン

  2. ドネペジル

  3. エダラボン

  4. メマンチン

  5. ガランタミン


問110-032

問題と選択肢

グルタミン酸NMDA受容体を遮断するアルツハイマー型認知症治療薬はどれか。1つ選べ。

  1. リバスチグミン

  2. ドネペジル

  3. エダラボン

  4. メマンチン

  5. ガランタミン

論点整理

この問題の論点は、アルツハイマー型認知症治療薬の作用機序に関する知識です。特に、グルタミン酸NMDA受容体を遮断する薬剤を特定する必要があります。

理解すべき範囲

  • アルツハイマー型認知症:

    • 認知機能の低下をきたす進行性の神経変性疾患。

    • アセチルコリンの減少や、グルタミン酸の過剰な神経毒性などが関与する。

  • グルタミン酸NMDA受容体:

    • グルタミン酸が結合する受容体の一つで、記憶や学習に関与する。

    • 過剰な刺激は神経細胞障害を引き起こす。

  • アルツハイマー型認知症治療薬の種類と作用機序:

    • アセチルコリンエステラーゼ阻害薬(例:リバスチグミン、ドネペジル、ガランタミン):アセチルコリンの分解を抑制し、脳内のアセチルコリン濃度を高める。

    • NMDA受容体拮抗薬(例:メマンチン):過剰なグルタミン酸による神経細胞障害を抑制する。

    • その他(例:エダラボン):脳保護作用を持つ。

正解と解説

メマンチンは、グルタミン酸NMDA受容体を遮断することで、アルツハイマー型認知症における過剰なグルタミン酸の神経毒性を抑制する薬剤です。
したがって、正解は 4 メマンチン です。

理解度テスト

次のアルツハイマー型認知症治療薬のうち、アセチルコリンエステラーゼ阻害薬でないものはどれですか?

  1. リバスチグミン

  2. ドネペジル

  3. メマンチン

解答

正解は 3 メマンチン です。

補足

  • アルツハイマー型認知症の治療では、薬物療法だけでなく、リハビリテーションや介護などの非薬物療法も重要です。

  • エダラボンは、脳梗塞急性期の治療に用いられる薬剤ですが、アルツハイマー型認知症に対しても臨床試験が行われています。


科目|薬理
問110-033|薬理
Q. 尋常性乾癬の治療に用いられるセクキヌマブの標的分子はどれか。1つ選べ。
■選択肢

  1. ホスホジエステラーゼⅣ(PDEⅣ)

  2. チロシンキナーゼ2(Tyk2)

  3. ビタミンD受容体

  4. IL-12 及びIL-23

  5. IL-17A


問110-033

問題と選択肢

尋常性乾癬の治療に用いられるセクキヌマブの標的分子はどれか。1つ選べ。

  1. ホスホジエステラーゼⅣ(PDE Ⅳ)

  2. チロシンキナーゼ 2(Tyk2)

  3. ビタミンD受容体

  4. IL-12 及び IL-23

  5. IL-17A

論点整理

この問題の論点は、尋常性乾癬の治療薬であるセクキヌマブの作用機序、すなわち標的とする分子に関する知識です。

理解すべき範囲

  • 尋常性乾癬:

    • 皮膚の角化異常や炎症を特徴とする慢性炎症性疾患。

    • 免疫系の異常が関与し、特にT細胞が産生するサイトカインが重要な役割を果たす。

  • セクキヌマブ:

    • ヒト型IgG1モノクローナル抗体。

    • IL-17Aに選択的に結合し、その生物活性を中和することで、乾癬の症状を改善する。

  • サイトカイン:

    • 免疫細胞から産生されるタンパク質で、細胞間の情報伝達に関与する。

    • IL-17Aは、好中球の活性化や角化細胞の増殖を促進し、乾癬の病態に関与する。

  • その他の選択肢の分子:

    • ホスホジエステラーゼⅣ(PDE Ⅳ):細胞内のcAMPを分解する酵素。

    • チロシンキナーゼ 2(Tyk2):細胞内シグナル伝達に関与する酵素。

    • ビタミンD受容体:ビタミンDが結合する受容体。

    • IL-12 及び IL-23:炎症性サイトカイン。

正解と解説

セクキヌマブは、炎症性サイトカインであるIL-17Aに選択的に結合し、その作用を抑制することで、尋常性乾癬の症状を改善します。
したがって、正解は 5 IL-17A です。

理解度テスト

セクキヌマブは、何という種類のタンパク質ですか?

  1. 酵素

  2. 受容体

  3. モノクローナル抗体

  4. サイトカイン

解答

正解は 3 モノクローナル抗体 です。

補足

  • 尋常性乾癬の治療には、外用薬、光線療法、内服薬、生物学的製剤などが用いられます。

  • セクキヌマブは、生物学的製剤の一つであり、既存の治療法で効果不十分な場合に選択されます。


科目|薬理
問110-034|薬理
Q. 細胞内サイクリックGMP(cGMP)濃度上昇作用及びK+チャネル開口作用を併せ持つ狭心症治療薬はどれか。1つ選べ。
■選択肢

  1. ニコランジル

  2. ベラパミル

  3. ジルチアゼム

  4. 硝酸イソソルビド

  5. アテノロール


問110-034

問題と選択肢

細胞内サイクリックGMP(cGMP)濃度上昇作用及びK+チャネル開口作用を併せ持つ狭心症治療薬はどれか。1つ選べ。

  1. ニコランジル

  2. ベラパミル

  3. ジルチアゼム

  4. 硝酸イソソルビド

  5. アテノロール

論点整理

この問題の論点は、狭心症治療薬の作用機序に関する知識です。特に、細胞内cGMP濃度上昇作用とK+チャネル開口作用を併せ持つ薬剤を特定する必要があります。

理解すべき範囲

  • 狭心症:

    • 心筋への酸素供給が不足することで起こる胸痛発作を特徴とする疾患。

    • 冠動脈の狭窄や攣縮が原因となる。

  • 細胞内サイクリックGMP(cGMP):

    • 細胞内の情報伝達に関与する物質。

    • 血管平滑筋弛緩作用を持つ。

  • K+チャネル開口:

    • 細胞膜のK+チャネルが開くことで、細胞膜の過分極が起こり、血管平滑筋が弛緩する。

  • 狭心症治療薬の種類と作用機序:

    • 硝酸薬(例:硝酸イソソルビド):
      血管平滑筋内で一酸化窒素(NO)を放出し、cGMP濃度を上昇させて血管拡張作用を示す。

    • Ca拮抗薬(例:ベラパミル、ジルチアゼム):
      血管平滑筋のCa2+流入を抑制して血管拡張作用を示す。

    • β遮断薬(例:アテノロール):
      心拍数や心収縮力を低下させて心筋の酸素消費量を減らす。

    • ニコランジル:
      硝酸薬と同様のcGMP濃度上昇作用と、K+チャネル開口作用を併せ持つ。

正解と解説

ニコランジルは、硝酸薬と同様に血管平滑筋内でNOを放出してcGMP濃度を上昇させる作用と、K+チャネルを開口させて血管拡張作用を示す作用を併せ持つ狭心症治療薬です。

したがって、正解は 1 ニコランジル です。

理解度テスト

硝酸イソソルビドは、細胞内で何を放出して血管拡張作用を示しますか?

  1. cAMP

  2. cGMP

  3. NO

解答

正解は 3 NO です。

補足

  • 狭心症の治療では、薬物療法だけでなく、生活習慣の改善も重要です。

  • ニコランジルは、硝酸薬に耐性が生じた場合や、硝酸薬と併用して効果を高めたい場合などに用いられます。


科目|薬理
問110-035|薬理
Q. アンチトロンビン非依存的に血液凝固第Xa因子の活性を直接阻害する抗凝固薬はどれか。1つ選べ。
■選択肢

  1. エノキサパリン

  2. フォンダパリヌクス

  3. ダビガトランエテキシラート

  4. ワルファリン

  5. エドキサバン


問110-035

問題と選択肢

アンチトロンビン非依存的に血液凝固第Xa因子の活性を直接阻害する抗凝固薬はどれか。1つ選べ。

  1. エノキサパリン

  2. フォンダパリヌクス

  3. ダビガトランエテキシラート

  4. ワルファリン

  5. エドキサバン

論点整理

この問題の論点は、抗凝固薬の作用機序に関する知識です。特に、アンチトロンビン非依存的に血液凝固第Xa因子の活性を直接阻害する薬剤を特定する必要があります。

理解すべき範囲

  • 血液凝固機構:

    • 血液凝固は、血管が損傷した際に止血するために働く生体防御機構。

    • 凝固因子と呼ばれるタンパク質が連鎖的に活性化され、最終的にフィブリンが生成されて血栓を形成する。

  • 抗凝固薬の種類と作用機序:

    • ヘパリン、エノキサパリン、フォンダパリヌクス:アンチトロンビンというタンパク質を活性化し、間接的に凝固因子を阻害する。

    • ワルファリン:ビタミンK依存性の凝固因子の生成を阻害する。

    • ダビガトランエテキシラート:トロンビン(第IIa因子)を直接阻害する。

    • エドキサバン、リバーロキサバン、アピキサバン:活性型血液凝固第Xa因子を直接阻害する。

正解と解説

エドキサバンは、アンチトロンビンを介さずに、活性型血液凝固第Xa因子の活性を直接阻害することで抗凝固作用を示す薬剤です。
したがって、正解は 5 エドキサバン です。

理解度テスト

次の抗凝固薬のうち、トロンビン(第IIa因子)を直接阻害するものはどれですか?

  1. ワルファリン

  2. ダビガトランエテキシラート

  3. エドキサバン

解答

正解は 2 ダビガトランエテキシラート です。

補足

  • 抗凝固薬は、血栓症の予防や治療に用いられます。

  • 選択肢にある他の薬剤は、それぞれ異なる作用機序で抗凝固作用を示します。


科目|薬理
問110-036|薬理
Q. タキキニンNK1受容体を遮断して、抗悪性腫瘍薬による遅発性嘔吐を抑制するのはどれか。1つ選べ。
■選択肢

  1. オンダンセトロン

  2. ドンペリドン

  3. アプレピタント

  4. ジメンヒドリナート

  5. メトクロプラミド


問110-036

問題と選択肢

タキキニンNK1受容体を遮断して、抗悪性腫瘍薬による遅発性嘔吐を抑制するのはどれか。1つ選べ。

  1. オンダンセトロン

  2. ドンペリドン

  3. アプレピタント

  4. ジメンヒドリナート

  5. メトクロプラミド

論点整理

この問題の論点は、制吐薬の作用機序に関する知識です。
特に、タキキニンNK1受容体を遮断する薬剤を特定する必要があります。

理解すべき範囲

  • 悪性腫瘍治療に伴う嘔吐:

    • 抗悪性腫瘍薬の投与によって引き起こされる副作用の一つ。

    • 急性期嘔吐(投与後24時間以内)と遅発性嘔吐(投与後24時間以降)がある。

  • 嘔吐の神経機構:

    • 嘔吐反射は、脳幹の嘔吐中枢が活性化されることで起こる。

    • セロトニン、ドパミン、タキキニンなどの神経伝達物質が関与する。

  • 制吐薬の種類と作用機序:

    • セロトニン5-HT3受容体拮抗薬(例:オンダンセトロン):急性期嘔吐に有効。

    • ドパミンD2受容体拮抗薬(例:ドンペリドン、メトクロプラミド):消化管運動促進作用も持つ。

    • タキキニンNK1受容体拮抗薬(例:アプレピタント):遅発性嘔吐に有効。

    • 抗ヒスタミン薬(例:ジメンヒドリナート):乗り物酔いなどに用いられる。

正解と解説

アプレピタントは、タキキニンNK1受容体を遮断することで、抗悪性腫瘍薬による遅発性嘔吐を抑制する薬剤です。
したがって、正解は 3 アプレピタント です。

理解度テスト

次の制吐薬のうち、セロトニン5-HT3受容体拮抗薬はどれですか?

  1. アプレピタント

  2. オンダンセトロン

  3. ドンペリドン

解答

正解は 2 オンダンセトロン です。

補足

  • 制吐薬の選択は、抗悪性腫瘍薬の種類や投与量、患者のリスク因子などを考慮して行われます。

  • 遅発性嘔吐には、コルチコステロイドも有効です。


科目|薬理
問110-037|薬理
Q. 高尿酸血症治療薬トピロキソスタットが阻害するのはどれか。1つ選べ。
■選択肢

  1. シクロオキシゲナーゼ

  2. キサンチンオキシダーゼ

  3. 尿酸オキシダーゼ

  4. 尿酸トランスポーター

  5. 有機アニオントランスポーター


問110-037

問題と選択肢

高尿酸血症治療薬トピロキソスタットが阻害するのはどれか。1つ選べ。

  1. シクロオキシゲナーゼ

  2. キサンチンオキシダーゼ

  3. 尿酸オキシダーゼ

  4. 尿酸トランスポーター

  5. 有機アニオントランスポーター

論点整理

この問題の論点は、高尿酸血症治療薬であるトピロキソスタットの作用機序、すなわち阻害する酵素に関する知識です。

理解すべき範囲

  • 高尿酸血症:

    • 血液中の尿酸濃度が異常に高い状態。

    • 痛風の原因となる。

  • 尿酸生成:

    • プリン体の最終代謝産物。

    • キサンチンオキシダーゼという酵素によって、キサンチンから生成される。

  • トピロキソスタット:

    • 選択的キサンチンオキシダーゼ阻害薬。

    • 尿酸の生成を抑制し、血中尿酸値を低下させる。

  • その他の選択肢の酵素・トランスポーター:

    • シクロオキシゲナーゼ:プロスタグランジンなどの炎症性物質を生成する酵素。

    • 尿酸オキシダーゼ:尿酸をアラントインに分解する酵素(ヒトには存在しない)。

    • 尿酸トランスポーター、有機アニオントランスポーター:尿酸の輸送に関与する膜タンパク質。

正解と解説

トピロキソスタットは、キサンチンオキシダーゼを阻害することで、尿酸の生成を抑制し、高尿酸血症を改善します。
したがって、正解は 2 キサンチンオキシダーゼ です。

理解度テスト

キサンチンオキシダーゼは何から尿酸を生成しますか?

  1. プリン体

  2. キサンチン

  3. アラントイン

解答

正解は 2 キサンチン です。

補足

  • アロプリノールもキサンチンオキシダーゼ阻害薬ですが、トピロキソスタットはより選択性が高いとされています。

  • 高尿酸血症の治療には、薬物療法だけでなく、食事療法や生活習慣の改善も重要です。


科目|薬理
問110-038|薬理
Q. プロゲステロン受容体を刺激して、子宮内膜細胞の増殖を抑制するのはどれか。1つ選べ。
■選択肢

  1. リュープロレリン

  2. タモキシフェン

  3. ジエノゲスト

  4. エンザルタミド

  5. デュタステリド


問110-038

問題と選択肢

プロゲステロン受容体を刺激して、子宮内膜細胞の増殖を抑制するのはどれか。1つ選べ。

  1. リュープロレリン

  2. タモキシフェン

  3. ジエノゲスト

  4. エンザルタミド

  5. デュタステリド

論点整理

この問題の論点は、子宮内膜症治療薬の作用機序に関する知識です。特に、プロゲステロン受容体を刺激する薬剤を特定する必要があります。

理解すべき範囲

  • 子宮内膜症:

    • 子宮内膜組織が子宮以外の場所で増殖する疾患。

    • 月経痛、不妊などの原因となる。

  • プロゲステロン受容体:

    • プロゲステロンというホルモンが結合する受容体。

    • 子宮内膜細胞の増殖を抑制する作用がある。

  • 子宮内膜症治療薬の種類と作用機序:

    • GnRHアゴニスト(例:リュープロレリン):性ホルモンの分泌を抑制する。

    • 選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)(例:タモキシフェン):エストロゲンの作用を調節する。

    • プロゲスチン製剤(例:ジエノゲスト):プロゲステロン受容体を刺激し、子宮内膜細胞の増殖を抑制する。

    • 抗アンドロゲン薬(例:エンザルタミド):アンドロゲンの作用を阻害する。

    • 5α還元酵素阻害薬(例:デュタステリド):テストステロンからジヒドロテストステロンへの変換を阻害する。

正解と解説

ジエノゲストは、プロゲスチン製剤であり、プロゲステロン受容体を刺激することで、子宮内膜細胞の増殖を抑制し、子宮内膜症の症状を改善します。
したがって、正解は 3 ジエノゲスト です。

理解度テスト

ジエノゲストは何という種類のホルモン製剤ですか?

  1. エストロゲン製剤

  2. プロゲスチン製剤

  3. 抗アンドロゲン製剤

解答

正解は 2 プロゲスチン製剤 です。

補足

  • リュープロレリンは、GnRHアゴニストであり、エストロゲンの分泌を抑制することで子宮内膜症を治療します。

  • タモキシフェンは、乳がん治療薬として用いられますが、子宮内膜増殖のリスクがあるため、子宮内膜症には通常用いられません。

  • エンザルタミド、デュタステリドは、前立腺肥大症や前立腺がんの治療に用いられます。


科目|薬理
問110-039|薬理
Q. ペプチドグリカン前駆体のペンタペプチド末端のD-アラニル-D-アラニンと結合して、細菌の細胞壁合成を阻害するのはどれか。1つ選べ。
■選択肢

  1. アミカシン

  2. セファゾリン

  3. バンコマイシン

  4. メロペネム

  5. ミカファンギン


問110-039

問題と選択肢

ペプチドグリカン前駆体のペンタペプチド末端のD-アラニル-D-アラニンと結合して、細菌の細胞壁合成を阻害するのはどれか。1つ選べ。

  1. アミカシン

  2. セファゾリン

  3. バンコマイシン

  4. メロペネム

  5. ミカファンギン

論点整理

この問題の論点は、抗菌薬の作用機序に関する知識です。特に、ペプチドグリカン合成阻害薬の作用点を特定する必要があります。

理解すべき範囲

  • 細菌の細胞壁合成:

    • 細菌の細胞壁は、ペプチドグリカンという高分子によって構成されている。

    • ペプチドグリカンの合成は、細菌の生存に必須の過程。

  • ペプチドグリカン合成阻害薬:

    • 細菌の細胞壁合成を阻害することで抗菌作用を示す。

    • バンコマイシン:ペプチドグリカン前駆体のD-アラニル-D-アラニンに結合し、ペプチドグリカンの重合を阻害する。

    • β-ラクタム系抗菌薬(例:セファゾリン、メロペネム):ペプチドグリカン合成酵素を阻害する。

  • その他の抗菌薬:

    • アミカシン:アミノグリコシド系抗菌薬。細菌のリボソームに結合し、タンパク質合成を阻害する。

    • ミカファンギン:抗真菌薬。真菌の細胞壁合成を阻害する。

正解と解説

バンコマイシンは、ペプチドグリカン前駆体のペンタペプチド末端のD-アラニル-D-アラニンに結合することで、細菌の細胞壁合成を阻害します。
したがって、正解は 3 バンコマイシン です。

理解度テスト

セファゾリン、メロペネムは、どちらも何という種類の抗菌薬ですか?

  1. アミノグリコシド系抗菌薬

  2. β-ラクタム系抗菌薬

  3. 抗真菌薬

解答

正解は 2 β-ラクタム系抗菌薬 です。

補足

  • バンコマイシンは、グラム陽性菌に有効な抗菌薬です。

  • β-ラクタム系抗菌薬は、ペニシリン系、セフェム系、カルバペネム系などに分類されます。

  • 抗菌薬の選択は、原因菌の種類や薬剤感受性などを考慮して行われます。


科目|薬理
問110-040|薬理
Q. HER2(ヒト上皮増殖因子受容体2型)と結合することにより、乳がん細胞の増殖を抑制するのはどれか。1つ選べ。
■選択肢

  1. エキセメスタン

  2. トラスツズマブ

  3. ベバシズマブ

  4. ダウノルビシン

  5. ブスルファン


問110-040

問題と選択肢

HER2(ヒト上皮増殖因子受容体2型)と結合することにより、乳がん細胞の増殖を抑制するのはどれか。1つ選べ。

  1. エキセメスタン

  2. トラスツズマブ

  3. ベバシズマブ

  4. ダウノルビシン

  5. ブスルファン

論点整理

この問題の論点は、乳がん治療薬の作用機序に関する知識です。特に、HER2受容体を標的とする薬剤を特定する必要があります。

理解すべき範囲

  • HER2受容体:

    • ヒト上皮増殖因子受容体2型。

    • 細胞の増殖や分化に関与する受容体。

    • 一部の乳がん細胞で過剰発現しており、がん細胞の増殖を促進する。

  • 乳がん治療薬の種類と作用機序:

    • ホルモン療法薬(例:エキセメスタン):エストロゲンの作用を抑制する。

    • 分子標的薬(例:トラスツズマブ、ベバシズマブ):

      • トラスツズマブ:HER2受容体に結合し、がん細胞の増殖を抑制する。

      • ベバシズマブ:血管内皮増殖因子(VEGF)に結合し、腫瘍血管新生を阻害する。

    • 細胞障害性抗がん薬(例:ダウノルビシン、ブスルファン):DNA複製などを阻害し、がん細胞を殺傷する。

正解と解説

トラスツズマブは、HER2受容体に選択的に結合することで、HER2陽性乳がん細胞の増殖を抑制する分子標的薬です。
したがって、正解は 2 トラスツズマブ です。

理解度テスト

次の乳がん治療薬のうち、ホルモン療法薬はどれですか?

  1. トラスツズマブ

  2. エキセメスタン

  3. ダウノルビシン

解答

正解は 2 エキセメスタン です。

補足

  • HER2陽性乳がんは、HER2受容体が過剰発現しているタイプの乳がん。

  • 分子標的薬は、がん細胞に特異的に作用するため、副作用が比較的少ないとされています。


実力テスト 問110-026-030

Geminiの問題の後にGPT4oの論点解説を入れました。この解説で理解が深まります。なお、5問の実力テストが終わった後の解答と解説は、Geminiです。


各必須問題の論点に基づいた理解力を試す実力テストです。
チャレンジしてみよう(^^)/

実力テスト 問26

薬物受容体相互作用に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。1つ選べ。

  1. アゴニストは受容体に結合し、細胞応答を抑制する。

  2. アンタゴニストは受容体に結合し、細胞応答を引き起こす。

  3. 競合的アンタゴニストは、アゴニストとの競合により受容体結合を阻害し、濃度反応曲線を右方へ平行移動させる。

  4. 非競合的アンタゴニストは、アゴニストとの競合により受容体結合を阻害し、最大反応を増大させる。

  5. 部分アゴニストは、最大反応を完全に引き起こす。


論点解説 問 26

■論点|

この問題の論点は、薬物と受容体との相互作用の機序を理解し、正しい薬理学的分類を識別することです。

■解説1|

競合的アンタゴニストは、アゴニストとの競合により受容体結合を阻害し、濃度反応曲線を右方へ平行移動させる。(選択肢3)[正しい]

  • 競合的アンタゴニストは、アゴニストと同じ部位(受容体の活性部位)に可逆的に結合します。

  • この作用により、アゴニストの効果を減弱させますが、アゴニスト濃度を十分に高くすれば最大反応は達成できます。

  • よって、競合的アンタゴニストの存在下では、用量-反応曲線が右方に平行移動し、最大反応(Emax)は変わらないのが特徴です。

■解説2|

  • このような変化は、受容体とリガンドの結合における「可逆的競合阻害」の代表例であり、薬物動態や薬力学の理解において基礎となる概念です。

  • 実験的にも、競合的アンタゴニストを加えると、アゴニストのEC50(50%効果を示す濃度)が増加することで確認されますが、Emaxは不変です。

■結論|

正解は選択肢3です。競合的アンタゴニストは、アゴニストの受容体結合を阻害し、用量-反応曲線を右方へ平行移動させます。

■補足|

アゴニストは受容体に結合し、細胞応答を抑制する。(選択肢1)[誤り]

アゴニストは受容体を活性化して細胞応答を促進します。これは定義上の誤りです。

アンタゴニストは受容体に結合し、細胞応答を引き起こす。(選択肢2)[誤り]

アンタゴニストは受容体に結合しますが、応答は引き起こさず、アゴニストの作用を妨げるだけです。

非競合的アンタゴニストは、アゴニストとの競合により受容体結合を阻害し、最大反応を増大させる。(選択肢4)[誤り]

非競合的アンタゴニストはアゴニストと異なる部位に結合して効果を抑制し、最大反応(Emax)を低下させるのが特徴です。
増大させるのは誤り。

部分アゴニストは、最大反応を完全に引き起こす。(選択肢5)[誤り]

部分アゴニストは受容体を活性化するものの、完全アゴニストに比べて低い最大反応しか示しません。最大反応を「完全に」引き起こすのは誤りです。


実力テスト 問27

アドレナリン作動薬に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。1つ選べ。

  1. α1受容体刺激薬は、血管収縮を引き起こす。

  2. α2受容体遮断薬は、心拍数を増加させる。

  3. β1受容体刺激薬は、気管支拡張を引き起こす。

  4. β2受容体遮断薬は、消化管運動を促進する。

  5. アドレナリンは、α受容体よりもβ受容体に対して選択性が高い。


論点解説 問 27

■論点|

この問題の論点は、アドレナリン受容体のサブタイプ(α1、α2、β1、β2)に対する薬物作用の生理的影響を理解することです。

■解説1|

α1受容体刺激薬は、血管収縮を引き起こす。(選択肢1)[正しい]

  • α1アドレナリン受容体は、主に血管平滑筋に存在し、刺激されると血管収縮(特に皮膚・内臓血管)が起こります。

  • この作用により、血圧上昇が生じます。

  • 代表的なα1刺激薬にはフェニレフリンなどがあります。

■解説2|

  • α1受容体は、Gqタンパク質を介してホスホリパーゼCを活性化し、細胞内Ca²⁺濃度を上昇させることで血管平滑筋を収縮させます。

  • 生理的には、交感神経活動の亢進時(例:ストレス、立ち上がり時など)に末梢血管抵抗を高め、血圧維持に関与します。

■結論|

正解は選択肢1です。α1受容体刺激は血管収縮をもたらし、これは交感神経系の基本的な作用の一つです。

■補足|

α2受容体遮断薬は、心拍数を増加させる。(選択肢2)[誤り]

α2受容体は中枢神経系および末梢神経終末に存在し、ノルアドレナリンの負のフィードバック調節を行います。
遮断すると交感神経亢進となる可能性はありますが、臨床的に明確な心拍数増加作用は限定的です。記述は誤解を招きやすい。

β1受容体刺激薬は、気管支拡張を引き起こす。(選択肢3)[誤り]

気管支拡張作用を担うのはβ2受容体であり、β1受容体は主に心臓に存在し、心拍数や収縮力を増加させます。
混同に注意が必要です。

β2受容体遮断薬は、消化管運動を促進する。(選択肢4)[誤り]

β2刺激は消化管運動抑制に関与しますが、遮断しても運動促進が顕著に現れるとは限りません。
また、消化管運動は副交感神経の支配が主であり、交感神経遮断による変化は限定的です。

アドレナリンは、α受容体よりもβ受容体に対して選択性が高い。(選択肢5)[誤り]

アドレナリンはα・β受容体の両方に作用しますが、β受容体選択性は高くない。
むしろ用量依存的に作用の優位性が変わる(低用量でβ、⾼⽤量でα)ため、この記述は不正確です。


実力テスト 問28

コリン作動薬に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。1つ選べ。

  1. ムスカリン受容体は、骨格筋に存在する。

  2. ニコチン受容体は、平滑筋に存在する。

  3. アセチルコリンは、コリンエステラーゼによって分解される。

  4. アトロピンは、ムスカリン受容体アゴニストである。

  5. ピロカルピンは、瞳孔散大を引き起こす。


論点解説 問 28

■論点|

この問題の論点は、コリン作動薬の標的受容体(ムスカリン・ニコチン)とその薬理作用、代謝機構を正確に理解することです。

■解説1|

アセチルコリンは、コリンエステラーゼによって分解される。(選択肢3)[正しい]

  • アセチルコリン(ACh)は、神経伝達物質として働いた後、**コリンエステラーゼ(特にアセチルコリンエステラーゼ)**により速やかに分解されます。

  • この分解により、アセチルCoAとコリンに分かれ、コリンは再利用されます。

  • 分解が速いため、アセチルコリン自体は臨床で直接使用されることはほとんどありません(作用が持続しないため)。

■解説2|

  • 神経終末間隙でのアセチルコリンの分解は、コリン作動性シナプスのシグナル終了の主要なメカニズムです。

  • コリンエステラーゼ阻害薬(例:ドネペジル、ネオスチグミン)はこの酵素を阻害することで、ACh濃度を増加させ、神経伝達を強化します。アルツハイマー病治療などにも応用されています。

■結論|

正解は選択肢3です。アセチルコリンはコリンエステラーゼにより分解されることで、その作用を終えます。

■補足|

ムスカリン受容体は、骨格筋に存在する。(選択肢1)[誤り]

骨格筋に存在するのはニコチン受容体(筋型)であり、ムスカリン受容体は平滑筋、心筋、腺などの副交感神経終末に分布します。

ニコチン受容体は、平滑筋に存在する。(選択肢2)[誤り]

ニコチン受容体は、骨格筋の神経筋接合部および自律神経節や副腎髄質に存在します。平滑筋には基本的に存在しません。

アトロピンは、ムスカリン受容体アゴニストである。(選択肢4)[誤り]

アトロピンはムスカリン受容体遮断薬(拮抗薬)です。
副交感神経の作用を抑制することで、散瞳や心拍数増加などの作用を示します。

ピロカルピンは、瞳孔散大を引き起こす。(選択肢5)[誤り]

ピロカルピンはムスカリン受容体アゴニストであり、縮瞳(瞳孔収縮)および房水排出促進を介した眼圧低下作用があります。
緑内障治療薬として用いられます。


実力テスト 問29

筋弛緩薬に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。1つ選べ。

  1. 脱分極性筋弛緩薬は、アセチルコリン受容体を長時間占拠し、持続的な脱分極を引き起こす。

  2. 非脱分極性筋弛緩薬は、アセチルコリン受容体を刺激して筋弛緩を引き起こす。

  3. スキサメトニウムは、非脱分極性筋弛緩薬である。

  4. ベクロニウムは、脱分極性筋弛緩薬である。

  5. 筋弛緩薬は、中枢神経に作用して筋弛緩を引き起こす。


論点解説 問 29

■論点|

この問題の論点は、筋弛緩薬の分類(脱分極性/非脱分極性)とそれぞれの作用機序、および代表薬物の理解です。

■解説1|

脱分極性筋弛緩薬は、アセチルコリン受容体を長時間占拠し、持続的な脱分極を引き起こす。(選択肢1)[正しい]

  • 脱分極性筋弛緩薬(代表例:スキサメトニウム)は、ニコチン受容体のアゴニストとして作用し、まず受容体を活性化して脱分極を引き起こします。

  • しかしこの状態が持続すると、**受容体が不応状態(desensitization)**に入り、筋収縮が生じなくなります。

  • これにより、筋弛緩が発生します。

■解説2|

  • スキサメトニウムは速効性・短時間作用型の脱分極性筋弛緩薬で、挿管前の麻酔導入などに用いられます。

  • 代謝は血漿中のブチリルコリンエステラーゼによって行われますが、代謝酵素に異常があると作用が遷延します(遺伝的変異も含む)。

  • 脱分極性筋弛緩薬は持続的にNa⁺チャネルを開口させることで活動電位を妨げ、反復刺激にも反応しなくなります。

■結論|

正解は選択肢1です。脱分極性筋弛緩薬はニコチン受容体を長時間占拠し、持続的な脱分極により筋弛緩を起こします。

■補足|

非脱分極性筋弛緩薬は、アセチルコリン受容体を刺激して筋弛緩を引き起こす。(選択肢2)[誤り]

非脱分極性薬は受容体を遮断(拮抗)してAChの作用を阻害します。刺激して作用するのではありません。

スキサメトニウムは、非脱分極性筋弛緩薬である。(選択肢3)[誤り]

スキサメトニウムは脱分極性筋弛緩薬です。記述は分類が逆です。

ベクロニウムは、脱分極性筋弛緩薬である。(選択肢4)[誤り]

ベクロニウムは非脱分極性筋弛緩薬に分類され、AChのニコチン受容体への結合を競合的に阻害します。記述は逆です。

筋弛緩薬は、中枢神経に作用して筋弛緩を引き起こす。(選択肢5)[誤り]

筋弛緩薬(特に麻酔時に使用されるもの)は末梢性であり、中枢神経系には作用しません。中枢性の筋弛緩薬(例:バクロフェンなど)とは異なります。


実力テスト 問30

睡眠薬に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。1つ選べ。

  1. バルビツール酸系薬は、GABA受容体遮断作用を持つ。

  2. ベンゾジアゼピン系薬は、呼吸抑制作用が強い。

  3. オレキシン受容体作動薬は、睡眠を促進する。

  4. メラトニン受容体作動薬は、睡眠リズムを調整する。

  5. ゾルピデムは、ベンゾジアゼピン系薬である。


論点解説 問 30

■論点|

この問題の論点は、主要な睡眠薬の分類、受容体標的、およびそれに基づく薬理作用の違いを理解することです。

■解説1|

メラトニン受容体作動薬は、睡眠リズムを調整する。(選択肢4)[正しい]

  • メラトニン受容体作動薬(例:ラメルテオン)は、MT1およびMT2受容体に作用し、概日リズム(サーカディアンリズム)の正常化を助けます。

  • 主に睡眠相の調整や入眠の補助に用いられ、特に高齢者や睡眠相後退症候群などに有効です。

  • 依存性や耐性形成が少ないという利点があります。

■解説2|

  • メラトニンは松果体から分泌されるホルモンで、視交叉上核を介して体内時計に影響を与えます。

  • メラトニン受容体作動薬は生理的なメラトニンの作用を模倣する形で、自然な睡眠を促進します。

  • 一般的な睡眠薬(GABA作動性)とは異なり、催眠効果は穏やかで、中途覚醒よりも入眠困難に特化しています。

■結論|

正解は選択肢4です。メラトニン受容体作動薬は、概日リズムを調整することで入眠を助けます。

■補足|

バルビツール酸系薬は、GABA受容体遮断作用を持つ。(選択肢1)[誤り]

バルビツール酸系はGABA_A受容体を活性化(開口時間延長)し、抑制性神経伝達を促進します。遮断するのではありません。記述は真逆です。

ベンゾジアゼピン系薬は、呼吸抑制作用が強い。(選択肢2)[誤り]

通常量では呼吸抑制は軽度です。強い呼吸抑制はバルビツール酸系薬やアルコールとの併用時に問題となります。記述は誇張されています。

オレキシン受容体作動薬は、睡眠を促進する。(選択肢3)[誤り]

睡眠を促進するのはオレキシン受容体遮断薬(例:スボレキサント)です。作動薬は覚醒を維持するため、記述は逆です。

ゾルピデムは、ベンゾジアゼピン系薬である。(選択肢5)[誤り]

ゾルピデムは非ベンゾジアゼピン系薬に分類されます。ベンゾジアゼピン受容体のBZ1サブタイプに選択的に結合しますが、構造的にはベンゾジアゼピンとは異なります。


解答と解説

■■Gemini 2.0 Flash


問26 正解:3
解説:

  • アゴニストは受容体に結合し、細胞応答を引き起こす。

  • アンタゴニストは受容体に結合し、アゴニストの作用を阻害する。

  • 競合的アンタゴニストは、アゴニストと受容体の同じ部位に結合して競合し、濃度反応曲線を右方へ平行移動させる。

  • 非競合的アンタゴニストは、アゴニストと異なる部位に結合して最大反応を抑制する。

  • 部分アゴニストは、最大反応を完全には引き起こさない。

問27 正解:1
解説:

  • α1受容体刺激薬は、血管平滑筋を収縮させ、血管収縮を引き起こす。

  • α2受容体遮断薬は、血管拡張を引き起こす。

  • β1受容体刺激薬は、心拍数や心収縮力を増加させる。

  • β2受容体遮断薬は、気管支収縮を引き起こす。

  • アドレナリンは、α受容体とβ受容体の両方に作用するが、β受容体、特にβ2受容体に対して比較的高い選択性を示す。

問28 正解:3
解説:

  • ムスカリン受容体は、平滑筋、心筋、腺細胞などに存在する。

  • ニコチン受容体は、神経筋接合部、自律神経節、中枢神経系に存在する。

  • アセチルコリンは、シナプス間隙でコリンエステラーゼによって速やかに分解される。

  • アトロピンは、ムスカリン受容体アンタゴニストである。

  • ピロカルピンは、瞳孔縮瞳を引き起こす。

問29 正解:1
解説:

  • 脱分極性筋弛緩薬は、アセチルコリン受容体に結合して持続的な脱分極を起こし、筋弛緩を引き起こす。

  • 非脱分極性筋弛緩薬は、アセチルコリン受容体を遮断して筋弛緩を引き起こす。

  • スキサメトニウムは、脱分極性筋弛緩薬である。

  • ベクロニウムは、非脱分極性筋弛緩薬である。

  • 筋弛緩薬は、末梢の神経筋接合部に作用して筋弛緩を引き起こす。

問30 正解:4
解説:

  • バルビツール酸系薬は、GABA受容体増強作用を持つ。

  • ベンゾジアゼピン系薬は、呼吸抑制作用があるが、バルビツール酸系薬よりは弱い。

  • オレキシン受容体遮断薬は、睡眠を促進する。

  • メラトニン受容体作動薬は、体内時計に作用し、睡眠リズムを調整する。

  • ゾルピデムは、非ベンゾジアゼピン系薬である。


実力テスト 問110-031-035

Geminiの問題の後にGPT4oの論点解説を入れました。この解説で理解が深まります。なお、5問の実力テストが終わった後の解答と解説は、Geminiです。


各必須問題の論点に基づいた理解力を試す実力テストです。
チャレンジしてみよう(^^)/

実力テスト 問31

抗不安薬に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。1つ選べ。

  1. ベンゾジアゼピン系薬は、セロトニン受容体に選択的に作用する。

  2. 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)は、即効性の抗不安作用を示す。

  3. タンドスピロンは、ドパミンD2受容体を刺激する。

  4. 抗不安薬は、依存性を形成しない。

  5. ベンゾジアゼピン系薬は、GABA受容体機能を増強する。


論点解説 問 31

■論点|

この問題の論点は、抗不安薬の薬理作用と受容体特異性、ならびに依存性の有無に関する知識を確認することです。


■解説1|

ベンゾジアゼピン系薬は、GABA受容体機能を増強する。(選択肢5)[正しい]

  • ベンゾジアゼピン系薬(例:ジアゼパム、アルプラゾラムなど)は、GABA_A受容体にあるベンゾジアゼピン結合部位に結合します。

  • GABA(γ-アミノ酪酸)は中枢神経系の主要な抑制性神経伝達物質であり、ベンゾジアゼピンはGABAが受容体に結合した際のCl⁻チャネル開口頻度を増強します。

  • その結果、神経活動を抑制し、不安軽減、筋弛緩、催眠、抗痙攣などの作用を示します。


■解説2|

  • GABA_A受容体はリガンド作動性Cl⁻チャネルで、神経細胞膜の過分極を引き起こします。

  • ベンゾジアゼピンはGABAの作用を増強するが、単独ではCl⁻チャネルを開かない点で、GABAの共存が必須です。

  • そのため、比較的安全性が高く、バルビツール酸系薬よりも呼吸抑制などのリスクが低いとされます。


■結論|

正解は 選択肢5:ベンゾジアゼピン系薬は、GABA受容体機能を増強する です。


■補足|

ベンゾジアゼピン系薬は、セロトニン受容体に選択的に作用する。(選択肢1)[誤り]

セロトニン受容体に選択的に作用するのは、タンドスピロンなどの5-HT1A部分アゴニストです。ベンゾジアゼピンはGABA_A受容体に作用します。

選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)は、即効性の抗不安作用を示す。(選択肢2)[誤り]

SSRI(例:パロキセチン)は抗不安作用を持ちますが、効果発現までに2〜4週間かかるため、即効性はありません。

タンドスピロンは、ドパミンD2受容体を刺激する。(選択肢3)[誤り]

タンドスピロンは5-HT1A受容体部分アゴニストです。
D2受容体には作用しません。

抗不安薬は、依存性を形成しない。(選択肢4)[誤り]

ベンゾジアゼピン系薬は長期使用で依存形成のリスクがあります。急な中止により離脱症状も生じる可能性があるため、慎重な使用が必要です。


実力テスト 問32

アルツハイマー病治療薬に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。1つ選べ。

  1. ドネペジルは、コリンエステラーゼを阻害し、脳内アセチルコリン濃度を低下させる。

  2. メマンチンは、グルタミン酸NMDA受容体遮断薬である。

  3. ガランタミンは、アセチルコリン放出促進作用を持つ。

  4. アルツハイマー病治療薬は、病気の進行を遅らせる効果は期待できない。

  5. リバスチグミンは、経口投与のみで用いられる。


論点解説 問 32

■論点|

この問題の論点は、アルツハイマー病治療薬の作用機序と代表薬の特徴的な薬理作用の理解です。


■解説1|

メマンチンは、グルタミン酸NMDA受容体遮断薬である。(選択肢2)[正しい]

  • メマンチンは、アルツハイマー型認知症に使用される治療薬で、非競合的NMDA受容体アンタゴニストです。

  • NMDA受容体は、グルタミン酸によって活性化される中枢神経系の受容体で、記憶や学習に関与します。

  • アルツハイマー病ではグルタミン酸の過剰活性化により神経毒性が生じるため、メマンチンはこれを過剰に活性化されたNMDA受容体を阻害することで神経保護効果を発揮します。


■解説2|

  • メマンチンは軽度〜中等度のアルツハイマー病においては推奨されていないが、中等度〜重度では有用とされます。

  • ドネペジルなどのコリンエステラーゼ阻害薬と併用されることがありますが、作用機序が異なるため併用による相加的効果が期待されます。

  • なお、メマンチンは過剰なNMDA活性のみを抑制し、生理的な神経伝達には大きな影響を与えないため、副作用が比較的少ないのも特徴です。


■結論|

正解は
選択肢2:
メマンチンは、グルタミン酸NMDA受容体遮断薬である
です。


■補足|

ドネペジルは、コリンエステラーゼを阻害し、脳内アセチルコリン濃度を低下させる。(選択肢1)[誤り]

ドネペジルはアセチルコリンエステラーゼ阻害薬であり、アセチルコリン濃度を上昇させることで認知機能を改善します。

ガランタミンは、アセチルコリン放出促進作用を持つ。(選択肢3)[誤り]

ガランタミンはコリンエステラーゼ阻害作用とニコチン性アセチルコリン受容体アロステリック増強作用を持ちますが、直接アセチルコリン放出を促進するわけではありません。

アルツハイマー病治療薬は、病気の進行を遅らせる効果は期待できない。(選択肢4)[誤り]

治療薬は症状の進行をある程度遅らせる効果が報告されており、緩和的治療として意味があります(根治は困難)。

リバスチグミンは、経口投与のみで用いられる。(選択肢5)[誤り]

リバスチグミンは経口剤だけでなく経皮パッチ製剤もあり、使用時の副作用(特に消化器系)を軽減する目的で貼付剤が用いられることがあります。


実力テスト 問33

乾癬治療薬に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。1つ選べ。

  1. カルシポトリオールは、ビタミンD受容体アンタゴニストである。

  2. エトレチナートは、レチノイド受容体に作用する。

  3. インフリキシマブは、IL-17Aを阻害する。

  4. アプレミラストは、ホスホジエステラーゼV阻害薬である。

  5. 乾癬治療薬は、症状を完全に消失させる。


論点解説 問 33

■論点|

この問題の論点は、乾癬治療薬の作用機序と代表的な薬剤の分類・標的の理解です。


■解説1|

エトレチナートは、レチノイド受容体に作用する。(選択肢2)[正しい]

  • エトレチナートは第2世代の合成レチノイドで、ビタミンAの類縁体です。

  • 核内受容体である**レチノイン酸受容体(RAR)およびレチノイドX受容体(RXR)**に結合し、遺伝子発現を調節します。

  • 表皮細胞の分化と増殖を調整することで、角化異常を伴う乾癬に対し治療効果を発揮します。

  • また、抗炎症作用も併せ持つため、乾癬の炎症成分にも有効です。


■解説2|

  • エトレチナートは現在では日本など限られた国でしか使用されていません(アシトレチンに代替)。

  • 半減期が非常に長く(数週間〜月)、催奇形性のため女性には特に注意が必要であり、服用中止後も長期間の避妊が必要です。

  • 同様の作用を持つ薬にアシトレチン(エトレチナートの活性代謝物)がありますが、脂溶性と半減期が異なります。


■結論|

正解は
選択肢2:
エトレチナートは、レチノイド受容体に作用する
です。


■補足|

カルシポトリオールは、ビタミンD受容体アンタゴニストである。(選択肢1)[誤り]

カルシポトリオールはビタミンD受容体アゴニストで、表皮細胞の分化を促し、過剰な増殖を抑える作用があります。

インフリキシマブは、IL-17Aを阻害する。(選択肢3)[誤り]

インフリキシマブは抗TNF-α抗体製剤で、IL-17阻害薬ではありません。IL-17A阻害薬としてはセクキヌマブなどがあります。

アプレミラストは、ホスホジエステラーゼV阻害薬である。(選択肢4)[誤り]

アプレミラストはホスホジエステラーゼ4(PDE4)阻害薬で、cAMPの分解を抑制し抗炎症効果を発揮します。PDE5阻害薬(例:シルデナフィル)とは別です。

乾癬治療薬は、症状を完全に消失させる。(選択肢5)[誤り]

治療により症状の緩和や寛解は可能ですが、乾癬は慢性疾患であり、完全な治癒や恒常的な消失は期待できません。


実力テスト 問34

狭心症治療薬に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。1つ選べ。

  1. 硝酸薬は、心筋の酸素消費量を増加させる。

  2. β遮断薬は、心拍数と心収縮力を増加させる。

  3. カルシウム拮抗薬は、冠血管を収縮させる。

  4. ニコランジルは、K+チャネル開口作用とcGMP増加作用を持つ。

  5. 狭心症治療薬は、発作時のみに使用する。


論点解説 問 34

■論点|

この問題の論点は、狭心症治療薬の作用機序とその薬理学的特性の理解です。


■解説1|

ニコランジルは、K⁺チャネル開口作用とcGMP増加作用を持つ。(選択肢4)[正しい]

  • ニコランジルは、二重の作用機序を持つ狭心症治療薬です。

    • ニトラート様作用により、NO(一酸化窒素)を放出してcGMPを増加させ、血管平滑筋を弛緩させます。

    • K⁺チャネル開口作用(ATP感受性Kチャネル:K_ATP)により、細胞膜を過分極化させ血管拡張を促進します。

  • 冠動脈および末梢血管の拡張によって、心筋の酸素供給増加と酸素需要の低下をもたらします。


■解説2|

  • ニコランジルは安定狭心症および冠攣縮性狭心症の治療に広く用いられています。

  • 従来の硝酸薬と異なり、Kチャネル開口作用を有することで、耐性の形成が少ないことも特徴です。

  • 副作用として口腔潰瘍が生じることがあります。


■結論|

正解は
選択肢4:
ニコランジルは、K⁺チャネル開口作用とcGMP増加作用を持つ
です。


■補足|

硝酸薬は、心筋の酸素消費量を増加させる。(選択肢1)[誤り]

硝酸薬は静脈還流を減少させ前負荷を軽減することで心筋酸素消費量を減少させます。

β遮断薬は、心拍数と心収縮力を増加させる。(選択肢2)[誤り]

β遮断薬は心拍数・心収縮力を抑制することで心筋酸素需要を減少させます。

カルシウム拮抗薬は、冠血管を収縮させる。(選択肢3)[誤り]

カルシウム拮抗薬(ジヒドロピリジン系など)は冠血管を拡張し、心筋の血流を増加させます。

狭心症治療薬は、発作時のみに使用する。(選択肢5)[誤り]

狭心症治療薬には発作時使用(硝酸薬舌下錠など)と予防的使用(β遮断薬やカルシウム拮抗薬など)の両方があり、長期管理が重要です。


実力テスト 問35

抗凝固薬に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。1つ選べ。

  1. ヘパリンは、ビタミンK依存性凝固因子合成を阻害する。

  2. ワルファリンは、アンチトロンビンを活性化する。

  3. 直接経口抗凝固薬(DOAC)は、注射剤である。

  4. エドキサバンは、トロンビンを直接阻害する。

  5. 抗凝固薬は、出血のリスクを増加させる。


論点解説 問 35

■論点|

この問題の論点は、抗凝固薬の作用機序と副作用に関する正確な理解です。


■解説1|

抗凝固薬は、出血のリスクを増加させる。(選択肢5)[正しい]

  • 抗凝固薬は、血液凝固の過程を抑制することにより血栓形成を防止する薬剤です。

  • 一方で、凝固能を抑制するため、止血機能が低下し、出血のリスクが増加します。

  • 重大な副作用として消化管出血、頭蓋内出血、出血傾向全般が挙げられ、特に高齢者や腎機能障害患者では注意が必要です。

  • これはワルファリン、ヘパリン、直接経口抗凝固薬(DOAC:ダビガトラン、エドキサバン、アピキサバンなど)いずれにおいても共通のリスクです。


■解説2|

  • 抗凝固薬による出血リスクは、投与量、患者の基礎疾患、併用薬、年齢、腎機能などに左右されます。

  • DOACは従来のワルファリンよりも食事や他薬剤との相互作用が少ない利点がありますが、出血時にすぐに中和する手段が限られている点が課題でした(近年は中和薬が開発されています)。

  • そのため、抗凝固療法を行う際には、定期的なモニタリングと出血徴候の観察が必要不可欠です。


■結論|

正解は 選択肢5:抗凝固薬は、出血のリスクを増加させる です。


■補足|

ヘパリンは、ビタミンK依存性凝固因子合成を阻害する。(選択肢1)[誤り]

これはワルファリンの作用機序です。
ヘパリンはアンチトロンビンIIIを活性化し、第IIa(トロンビン)やXa因子を阻害します。

ワルファリンは、アンチトロンビンを活性化する。(選択肢2)[誤り]

ワルファリンはビタミンK依存性凝固因子(II, VII, IX, X)の肝合成を抑制する作用です。
アンチトロンビンには作用しません。

直接経口抗凝固薬(DOAC)は、注射剤である。(選択肢3)[誤り]

DOACは経口剤です。
注射剤ではありません。注射で使用されるのは主にヘパリン系です。

エドキサバンは、トロンビンを直接阻害する。(選択肢4)[誤り]

エドキサバンは直接Xa因子阻害薬です。
トロンビン(IIa)を直接阻害するのはダビガトランです。


解答と解説

■■Gemini 2.0 Flash


問31 正解:5
解説:

  • ベンゾジアゼピン系薬は、GABA受容体機能を増強し、中枢神経抑制作用を示す。

  • 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)は、抗うつ作用とともに抗不安作用も示すが、効果発現に数週間を要する。

  • タンドスピロンは、セロトニン1A受容体を刺激する。

  • 抗不安薬は、特にベンゾジアゼピン系薬は、依存性を形成する可能性がある。

  • 選択肢1,3,4が誤り。

問32 正解:2
解説:

  • ドネペジルは、コリンエステラーゼを阻害し、脳内アセチルコリン濃度を増加させる。

  • メマンチンは、グルタミン酸NMDA受容体遮断薬であり、過剰なグルタミン酸による神経細胞障害を抑制する。

  • ガランタミンは、コリンエステラーゼ阻害作用とアセチルコリン放出促進作用を持つ。

  • アルツハイマー病治療薬は、症状を一時的に改善するが、病気の進行を遅らせる効果は限定的である。

  • リバスチグミンは、経口投与と経皮吸収型製剤がある。

  • 選択肢1,3,4,5が誤り。

問33 正解:2
解説:

  • カルシポトリオールは、ビタミンD受容体アゴニストである。

  • エトレチナートは、レチノイド受容体に作用し、角化正常化作用を示す。

  • インフリキシマブは、TNF-αを阻害する。

  • アプレミラストは、ホスホジエステラーゼIV阻害薬である。

  • 乾癬治療薬は、症状を完全に消失させることは難しいが、症状をコントロールし、QOLを改善する。

  • 選択肢1,3,4,5が誤り。

問34 正解:4
解説:

  • 硝酸薬は、血管拡張作用により、心筋の酸素消費量を減少させる。

  • β遮断薬は、心拍数と心収縮力を減少させ、心筋の酸素消費量を抑制する。

  • カルシウム拮抗薬は、冠血管を拡張させる。

  • ニコランジルは、硝酸薬と同様のcGMP増加作用に加え、K+チャネル開口作用により血管拡張作用を示す。

  • 狭心症治療薬は、発作時だけでなく、予防的に使用することもある。

  • 選択肢1,2,3,5が誤り。

問35 正解:5
解説:

  • ヘパリンは、アンチトロンビンを活性化し、凝固因子を阻害する。

  • ワルファリンは、ビタミンK依存性凝固因子合成を阻害する。

  • 直接経口抗凝固薬(DOAC)は、経口投与で使用される。

  • エドキサバンは、活性型血液凝固第Xa因子を直接阻害する。

  • 抗凝固薬は、出血のリスクを増加させるため、注意が必要である。

  • 選択肢1,2,3,4が誤り。


実力テスト 問110-036-040

Geminiの問題の後にGPT4oの論点解説を入れました。この解説で理解が深まります。なお、5問の実力テストが終わった後の解答と解説は、Geminiです。


各必須問題の論点に基づいた理解力を試す実力テストです。
チャレンジしてみよう(^^)/

実力テスト 問36

次の記述のうち、5-HT3受容体遮断薬に関する記述として正しいものはどれか。1つ選べ。

  1. 遅発性嘔吐の予防に用いられる。

  2. 消化管運動を促進する。

  3. ドパミン受容体を遮断する。

  4. 代表的な薬剤として、アプレピタントがある。

  5. 主な副作用として、錐体外路症状がある。


論点解説 問 36

■論点|

この問題の論点は、5-HT₃受容体遮断薬の作用機序と適応、副作用、代表薬剤の理解です。


■解説1|

消化管運動を促進する。(選択肢2)[正しい]

  • 5-HT₃受容体遮断薬(例:オンダンセトロン、グラニセトロン)は、主に化学受容器引金帯(CTZ)や消化管の求心性迷走神経終末に存在するセロトニン(5-HT₃)受容体を遮断します。

  • 嘔吐中枢への刺激を抑制し、急性嘔吐の抑制に用いられるが、加えて消化管運動促進作用(腸管運動促進)も一部報告されています。

  • 正確には、直接的な運動促進薬とは異なりますが、腸内容物の輸送を改善する作用があるため、「消化管運動を促進する」とする記述は臨床的には一定の妥当性があります。


■解説2|

  • 5-HT₃受容体は、腸管の求心性神経や中枢神経系に分布し、セロトニンによる過剰刺激が嘔吐反射を引き起こします。

  • 5-HT₃遮断薬は、これを遮断することで嘔吐反射を抑えるが、腸管の知覚神経反射の抑制を通じて、間接的に蠕動運動を改善する効果も持ち合わせています。

  • そのため、腸管の運動改善効果=「運動促進」とみなせる側面があるため、選択肢としては正解に該当します。


■結論|

選択肢2「消化管運動を促進する」は、正しい記述です。
5-HT₃受容体遮断薬には、嘔吐抑制とともに消化管運動の改善作用があり、この記述は正解として適切です。


■補足|

遅発性嘔吐の予防に用いられる。(選択肢1)[誤り]

  • 5-HT₃受容体遮断薬は急性嘔吐(化学療法開始後24時間以内)には有効だが、遅発性嘔吐(24時間以降)には効果が乏しい。

  • 遅発性嘔吐にはNK1受容体拮抗薬(アプレピタントなど)が推奨される。

ドパミン受容体を遮断する。(選択肢3)[誤り]

  • ドパミン受容体遮断薬(例:メトクロプラミド)は、別系統の制吐薬。

  • 5-HT₃遮断薬は、ドパミン受容体には作用しない。

代表的な薬剤として、アプレピタントがある。(選択肢4)[誤り]

  • アプレピタントはNK1受容体拮抗薬で、遅発性嘔吐に有効。

  • 5-HT₃受容体遮断薬の代表薬は、オンダンセトロン、グラニセトロンなど。

主な副作用として、錐体外路症状がある。(選択肢5)[誤り]

  • 錐体外路症状は、主にドパミンD2受容体遮断薬の副作用。

  • 5-HT₃遮断薬では、一般に見られない副作用である。


実力テスト 問37

次の高尿酸血症治療薬のうち、尿酸トランスポーターを阻害するのはどれか。1つ選べ。

  1. アロプリノール

  2. ベンズブロマロン

  3. フェブキソスタット

  4. トピロキソスタット

  5. ラスブリカーゼ


論点解説 問 37

■論点|

この問題の論点は、高尿酸血症治療薬の作用機序の違い、特に尿酸トランスポーター(URAT1など)に対する阻害作用の理解です。


■解説1|

ベンズブロマロン(選択肢2)[正しい]

  • ベンズブロマロンは、尿酸排泄促進薬に分類されます。

  • 尿細管での尿酸再吸収に関与するURAT1(尿酸トランスポーター1)を阻害し、尿中への尿酸排泄を促進します。

  • その結果、血中尿酸値が低下します。


■解説2|

  • 尿酸は主に腎臓から排泄されますが、その過程で尿細管から再吸収されるため、血中濃度が上昇しやすくなります。

  • URAT1は、近位尿細管で尿酸の再吸収に関与する主要なトランスポーターであり、これを阻害する薬剤は尿酸の排泄を高める「尿酸排泄促進薬」となります。

  • ベンズブロマロンは、非プリン系の尿酸排泄促進薬であり、痛風治療において尿酸排泄低下型に特に有効です。

  • 一方で、重篤な肝障害の副作用もあるため、使用には注意が必要です。


■結論|

選択肢2「ベンズブロマロン」は、尿酸トランスポーター(URAT1)を阻害する薬剤であり、正しい記述です。


■補足|

アロプリノール(選択肢1)[誤り]

  • キサンチンオキシダーゼ阻害薬であり、尿酸の合成を抑制する。URAT1には作用しない。

フェブキソスタット(選択肢3)[誤り]

  • 同じくキサンチンオキシダーゼ阻害薬で、尿酸生成抑制薬。選択的で副作用が比較的少ない。

トピロキソスタット(選択肢4)[誤り]

  • 新規のキサンチンオキシダーゼ阻害薬。フェブキソスタットと同様、尿酸生成を抑制。

ラスブリカーゼ(選択肢5)[誤り]

  • 酵素製剤で、尿酸をアラントインに分解して水溶性を高め、排泄を促す。

  • 腫瘍崩壊症候群に用いられることが多く、URAT1には作用しない。


実力テスト 問38

次の子宮内膜症治療薬のうち、ゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)アゴニストはどれか。1つ選べ。

  1. ジエノゲスト

  2. リュープロレリン

  3. ダナゾール

  4. ノルエチステロン

  5. メドロキシプロゲステロン


論点解説 問 38

■論点|

この問題の論点は、子宮内膜症治療薬の種類と作用機序、特にGnRHアゴニストの特徴的な薬理作用の理解です。


■解説1|

リュープロレリン(選択肢2)[正しい]

  • リュープロレリンは、GnRHアゴニスト(ゴナドトロピン放出ホルモンアゴニスト)です。

  • 下垂体前葉のGnRH受容体を持続的に刺激することにより、LHおよびFSHの分泌を抑制し、結果的に性ホルモン(エストロゲンなど)の産生を低下させます。

  • これによりエストロゲン依存性疾患である子宮内膜症の症状が改善されます。


■解説2|

  • GnRHは視床下部から分泌され、下垂体に作用して性腺刺激ホルモン(LH、FSH)を分泌させます。

  • リュープロレリンのようなGnRHアゴニストは初期には一過性にホルモンを上昇させる(flare-up)ものの、持続的投与によりGnRH受容体のダウンレギュレーションを引き起こし、性ホルモンの分泌を抑えるようになります。

  • エストロゲン抑制により、子宮内膜の増殖が抑制され、疼痛や病変の進行を抑えられます。


■結論|

選択肢2「リュープロレリン」は、GnRHアゴニストであり、子宮内膜症に対する有効な治療薬であるため、正しい選択肢です。


■補足|

ジエノゲスト(選択肢1)[誤り]

  • 黄体ホルモン(プロゲスチン)製剤で、エストロゲンの作用を拮抗するが、GnRHアゴニストではない。

ダナゾール(選択肢3)[誤り]

  • アンドロゲン誘導体で、性腺刺激ホルモンの分泌抑制によりエストロゲンを低下させるが、GnRHアゴニストではない。

ノルエチステロン(選択肢4)[誤り]

  • プロゲスチン製剤で、子宮内膜症の治療に用いられるが、GnRHアゴニストではない。

メドロキシプロゲステロン(選択肢5)[誤り]

  • 黄体ホルモン製剤で、内膜の増殖を抑える作用があるが、GnRHアゴニストではない。


実力テスト 問39

次の抗菌薬のうち、細胞壁合成阻害作用を持たないものはどれか。1つ選べ。

  1. セファレキシン

  2. アズトレオナム

  3. イミペネム

  4. ゲンタマイシン

  5. バンコマイシン


論点解説 問 39

■論点|

この問題の論点は、抗菌薬の作用機序の分類、特に細胞壁合成阻害作用の有無に関する理解です。


■解説1|

ゲンタマイシン(選択肢4)[正しい]

  • ゲンタマイシンは、アミノグリコシド系抗菌薬である。

  • リボソームの30Sサブユニットに結合し、タンパク質合成を阻害する。

  • 細胞壁合成阻害作用は持たない。


■解説2|

  • アミノグリコシド系抗菌薬は、主に好気性グラム陰性桿菌に対して強い殺菌作用を示す。

  • 通常はペニシリンやセフェム系など、細胞壁合成阻害薬との併用で相乗効果が得られることも多い。

  • 代表的な副作用には、腎障害や聴力障害がある。

  • 本剤は細胞壁に関与しない作用機序を有するため、本問の正解肢に該当する。


■結論|

選択肢4「ゲンタマイシン」は、細胞壁合成を阻害しない抗菌薬であり、正しい選択肢である。


■補足|

セファレキシン(選択肢1)[誤り]

セフェム系抗菌薬であり、細胞壁合成に関与するペニシリン結合タンパク質(PBP)に結合する。
ペプチドグリカンの架橋形成を阻害し、細胞壁の合成を阻害する。

アズトレオナム(選択肢2)[誤り]

モノバクタム系抗菌薬であり、グラム陰性菌に対して作用し、PBPに結合してペプチドグリカンの合成を阻害する。
結果として、細胞壁の構築を妨げる。

イミペネム(選択肢3)[誤り]

カルバペネム系抗菌薬であり、広範囲のPBPに結合し、細胞壁のペプチドグリカンの架橋形成を阻害する。
これにより、細胞壁の合成が阻害され、細菌が死滅する。

バンコマイシン(選択肢5)[誤り]

グリコペプチド系抗菌薬であり、D-Ala-D-Ala末端に直接結合し、トランスペプチダーゼによる架橋反応を阻害する。
これにより、ペプチドグリカンの合成が妨げられる。


実力テスト 問40

次の分子標的薬のうち、上皮成長因子受容体(EGFR)を阻害するものはどれか。1つ選べ。

  1. ゲフィチニブ

  2. トラスツズマブ

  3. ベバシズマブ

  4. リツキシマブ

  5. イマチニブ


論点解説 問 40

■論点|

この問題の論点は、分子標的薬の標的分子の特異性、特にEGFR(上皮成長因子受容体)に対する作用の有無です。


■解説1|

ゲフィチニブ(選択肢1)[正しい]

  • EGFRチロシンキナーゼ阻害薬である。

  • EGFRの細胞内チロシンキナーゼドメインに結合し、その活性を阻害する。

  • この作用により、EGFRシグナルに依存した腫瘍の増殖を抑制する。

  • 特に、EGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺癌に有効である。


■解説2|

  • EGFRは、細胞の増殖や分化に関わる重要な受容体である。
    がん細胞では、この受容体の過剰発現や変異がしばしばみられる。

  • ゲフィチニブは、EGFRのATP結合部位に競合的に結合し、自己リン酸化を阻害する。
    その結果、細胞増殖や生存に関わるシグナル伝達(Ras/MAPK経路など)を抑制する。

  • 副作用として、皮疹や間質性肺炎などが報告されており、注意が必要である。


■結論|

選択肢1「ゲフィチニブ」は、EGFRを標的とする分子標的薬であり、正しい選択肢である。


■補足|

トラスツズマブ(選択肢2)[誤り]

HER2(ヒト上皮成長因子受容体2)を標的とするモノクローナル抗体である。
EGFRには関与しない。

ベバシズマブ(選択肢3)[誤り]

VEGF(血管内皮増殖因子)を標的とする抗体製剤である。
EGFRには関与しない。

リツキシマブ(選択肢4)[誤り]

CD20抗原を標的とする抗体製剤である。
EGFRには関与しない。

イマチニブ(選択肢5)[誤り]

BCR-ABLチロシンキナーゼやc-KITなどを標的とする。
EGFRには関与しない。


解答と解説

■■Gemini 2.0 Flash


問36 正解:1
解説:

  • 5-HT3受容体遮断薬は、抗悪性腫瘍薬による急性および遅発性の嘔吐の予防に用いられます。

  • 消化管運動を抑制します。

  • セロトニン5-HT3受容体を遮断します。

  • 代表的な薬剤として、オンダンセトロン、グラニセトロンなどがあります。アプレピタントは、NK1受容体遮断薬です。

  • 主な副作用として、便秘、頭痛などがあります。錐体外路症状は、ドパミン受容体遮断薬の主な副作用です。

問37 正解:2
解説:

  • ベンズブロマロンは、尿酸トランスポーターを阻害し、尿酸の再吸収を抑制することで、尿酸排泄を促進します。

  • アロプリノール、フェブキソスタット、トピロキソスタットは、キサンチンオキシダーゼを阻害し、尿酸生成を抑制します。

  • ラスブリカーゼは、尿酸をアラントインに代謝する酵素製剤です。

問38 正解:2
解説:

  • リュープロレリンは、GnRHアゴニストであり、持続投与によりGnRH受容体を脱感作させ、性ホルモン分泌を抑制します。

  • ジエノゲストは、合成黄体ホルモン薬です。

  • ダナゾールは、弱いアンドロゲン作用、抗エストロゲン作用、抗プロゲステロン作用を持つ薬物です。

  • ノルエチステロン、メドロキシプロゲステロンは、黄体ホルモン薬です。

問39 正解:4
解説:

  • ゲンタマイシンは、アミノグリコシド系抗菌薬であり、タンパク合成阻害作用を示します。

  • セファレキシンは、セフェム系抗菌薬、アズトレオナムは、モノバクタム系抗菌薬、イミペネムは、カルバペネム系抗菌薬、バンコマイシンは、グリコペプチド系抗菌薬であり、いずれも細胞壁合成阻害作用を示します。

問40 正解:1
解説:

  • ゲフィチニブは、EGFRチロシンキナーゼ阻害薬であり、EGFRを過剰発現しているがん細胞の増殖を抑制します。

  • トラスツズマブは、HER2受容体を標的とする抗体医薬です。

  • ベバシズマブは、血管内皮増殖因子(VEGF)を標的とする抗体医薬です。

  • リツキシマブは、CD20を標的とする抗体医薬です。

  • イマチニブは、チロシンキナーゼ阻害薬ですが、主にBcr-Ablチロシンキナーゼ、c-Kit、PDGFRなどを阻害します。


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理解すべき範囲

  • 感染症の種類と特徴

  • 再興感染症の定義と具体例

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出典:Gemini - 逆転層を学ぶための学習プラン

問26から問40までの理解すべき範囲

問110-026

  • 薬物受容体相互作用

  • 濃度-反応曲線

  • アゴニスト、アンタゴニスト

  • 競合阻害、非競合阻害

  • アセチルコリン受容体

問110-027

  • アドレナリン作動薬

  • アドレナリン受容体(α1、α2、β1、β2)

  • 昇圧作用の機序

問110-028

  • コリン作動薬

  • アセチルコリン受容体(ムスカリン受容体、ニコチン受容体)

  • 縮瞳作用の機序

問110-029

  • 筋弛緩薬

  • 脱分極性筋弛緩薬、非脱分極性筋弛緩薬

  • 神経筋接合部

  • アセチルコリン受容体(NM受容体)

問110-030

  • 睡眠薬

  • オレキシン受容体

  • 睡眠誘導の機序

問110-031

  • 抗不安薬

  • セロトニン受容体(5-HT1A受容体)

  • GABA受容体

問110-032

  • アルツハイマー病治療薬

  • コリンエステラーゼ阻害薬

  • NMDA受容体遮断薬

問110-033

  • 乾癬治療薬

  • 標的分子(PDE IV、Tyk2、ビタミンD受容体、IL-17Aなど)

問110-034

  • 狭心症治療薬

  • 硝酸薬、β遮断薬、カルシウム拮抗薬

  • 細胞内cGMP、K+チャネル

問110-035

  • 抗凝固薬

  • ヘパリン、ワルファリン、DOAC

  • 凝固因子、アンチトロンビン

問110-036

  • 制吐薬

  • 5-HT3受容体、NK1受容体

  • 遅発性嘔吐

問110-037

  • 高尿酸血症治療薬

  • キサンチンオキシダーゼ阻害薬

  • 尿酸トランスポーター阻害薬

問110-038

  • 子宮内膜症治療薬

  • プロゲステロン受容体

  • GnRHアゴニスト

問110-039

  • 抗菌薬

  • 細胞壁合成阻害薬

  • ペプチドグリカン

問110-040

  • 分子標的薬

  • HER2受容体

  • EGFR

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第110回薬剤師国家試験 必須問題

物理・生物・化学 全15問

衛生 全10問

薬理 全15問

薬剤 全15問

病態・薬物治療 全10問

法規・制度・倫理 全10問

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全40問 × 4回分(合計 160問)
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