芥川賞50冊読んだからおすすめしてみる
どんな小説が好きですか?

これまで読んだ50冊

まだまだ道のりは長いですが、50冊でも傾向は掴めてきたなという感じがします。
大まかな概要や芥川賞の流れは以下にまとめました。今回の記事では個々の作品に焦点を当てていきます。
AIは一切使わずに全て自分ですべて作成しています
【完成度】の高い作品

重厚な物語に沈みたい人におすすめです
海峡の光
函館の青年刑務所に転職した男がかつてのいじめっ子と再会し、古い記憶を回想しながら話は展開していく。ストーリー性だけでなく『自由とは何か』と読者に絶えず問いかけてくる哲学的な作品でもあります。作者の辻仁成さんは演出家でもあり、2014年には自らの手で本作の舞台化を成し遂げています。
榧の木祭り
古い風習が残る閉鎖的な里で榧の木様を決める祭りが開かれる。謎のオンボ掘り、姿の見えない青と呼ばれる何か、説明のないまま読者を煙に巻きながら話は進みます。しかし、読み進めるにしたがって次第に一つ一つの物事が繋がり合い、あらゆる意味が最後には明らかになります。知ることは本当に良いことなのか、人はどのように物事を信じるのか、そんな哲学を孕んだ小説です。
飼育
谷間の村に外国の飛行機が墜落し黒人が捕らえられる。村と町を繋ぐ橋が雨の影響で崩落していたため、黒人はしばらくのあいだ村で”飼育”される。最初は好奇の目を向けていた村の人間たちも時が経つにつれて黒人の存在に慣れていく。そんな中安心し切っていた子どもが逆に黒人に捕らえられてしまう。ノーベル文学賞作家の大江健三郎が土臭く重たい文章で『決して届いてこない筈の戦争』を描く。ただ、短編だから読みやすいです。
【人気】な作品

さくっと面白いものを読みたい人におすすめです!
コンビニ人間
印象に残っている芥川賞を聞くと多くの人がこの本を上げる。日常的なコンビニを舞台として社会に馴染まなければいけないという誰もが感じたことのあるテーマを取り上げた作品です。2016年の単行本出版を皮切りに、又吉直樹の『火花』に次いで爆発的な売れ行きを記録したミリオンセラー。
蛇にピアス
2003年、当時19歳の最年少で受賞した綿矢りさ、次点で若い20歳の金原ひとみのダブル受賞で大きく話題を集めた。5年後には『19歳、痛みだけがリアルなら 痛みすら、私の一部になればいい』のキャッチコピーで吉高由里子主演で映画化した。文章は読みやすく一気読みさせるストーリー力がある。たださっぱりした作品ではなくどろどろとした雰囲気を持っています。
むらさきスカートの女
水玉模様の不穏なスカートの表紙が印象に残る。「何も起こらないのに面白い」と気付けば話に読者を引きずり込む。どことなくホラーテイストを感じさせる点で小山田浩子の『穴』と似ている。どちらも読みやすくゾクソクした芥川賞を読みたいならおすすめ。ところで、むらさきスカートなのになんで表紙は水玉模様なんでしょう?
モザイクを消したオススメ図は有料部にあります。
もし「芥川賞読みたいけど自分に合った作品がわからない」と思ったら、コメントいただければ考えておすすめします!その際、どんな本が読みたいか簡単に教えていただければ大丈夫です。お気軽にどうぞ。作品の感想とかも大歓迎です!
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