見出し画像

京・近江から隠岐へ、序章 ~和歌と訪ねる隠岐、ふたたび 令和6年和歌大賞レポ~

令和6年の隠岐後鳥羽院和歌大賞の表彰式ツアーは今年の6月に開催されました。

もう夏です! 1週間も家を空けるわけですから、燃えるゴミ(つまりほとんど生ゴミ)はきちんと出して行きましょう!


日本で唯一の和歌の大会への応募経緯や大賞受賞までのプロセス、きゅうまんえん弱かかる表彰式ツアーに申し込むまでの葛藤などはこちらの連載をご覧くださいね。


こちらは今回の連載「和歌と訪ねる隠岐、ふたたび 令和6年和歌大賞レポ」の最初の記事です。




京・近江から隠岐へ、序章 ~和歌と訪ねる隠岐、ふたたび 令和6年和歌大賞レポ~

生活保護一歩手前歌人の変化

その気になればいつでも生活保護受給申請のできる、和歌に全リソースをベットする代わりに経済的な部分は堂々と世界に頼って生きることにして久しい梶間和歌です。こんにちは。


この記事でも少し触れたとおり、そんな梶間和歌も

・令和5年の和歌大賞で一番良い賞を頂き、読者の皆様のご支援でその表彰式ツアーに行ったこと

・ツアーに行くぞと決めたあと、応援するコテンラジオのコアなリスナー限定のツアーに申し込み、参加したこと

・その帰りに敬愛する光厳院の開かれた京都の常照寺(現在の常照皇寺)にうかがったこと

・スペイン在住の従弟と再会し、激動の人生を前向きに生きている様子に刺激を受けたこと

このあたりの経験をきっかけに、少しずつですが、

生活と勉強に絶対に必須であるものごと【以外】にもお金やリソースを使い、そこで得たものをより良い和歌仕事、より魅力的な人生に反映させる

ということに心が開いてきました。


令和6年の隠岐後鳥羽院和歌大賞でも城南宮・鳥羽殿賞を頂き、翌年開催される表彰式ツアーになんとしても参加するぞと決めて。
そんな私の心には、自然とこのような考えが浮かびました。

2025年1月のポストです。


そういう話題になったら素直に実年齢を言い「!!!!??? 」と反応されるのを見るのが趣味みたいな、性格の悪い若く見てもらえる私ですが、
年齢を重ねるごとに体力の衰えを感じ、「行きたい場所に行けるのも健康なうちに限るか……」「貧乏を言い訳にしている場合ではないのかも」という思いが強くなっています。不惑ももう目の前!

尊敬する光厳院は京都を中心に生きた方ですので、そのゆかりの場所にお邪魔したいとなるとだいたい関西地域ということになります。
そして梶間和歌は東京在住。

「光厳院ゆかりのどこどこに行きたい! 」
極論、その望みだけでも、どなたかが交通費や宿泊費を出してくださる可能性はあるのですが……、

せっかくなら、隠岐に行く旅程と組み合わせ、京都に早めに入り、光厳院ゆかりの土地を巡ってから隠岐の後鳥羽院に会いに行く、
というほうが私のなかで自然ですし、ご寄付を募るハードルも低かったです。


なんといっても、羽田発の隠岐便はちょっと使いにくい!
羽田から伊丹には一日何本も飛んでいるのに、【羽田から隠岐までの伊丹乗継便】を取ると問答無用で早朝の伊丹行きに乗らねばならず、
前回ツアー時は「うちから始発で出ても間に合わない!!! 」ということもありましたよね。
あと、伊丹で隠岐便を待つ4、5時間でツアーレポが1記事書けてしまうほどでした。


だからといって、午前の遅い便で伊丹まで行き、伊丹から隠岐までの便を別で取り、乗継待ちの時間を短くする、とするとお金が余計にかかります……。


ところで、これは前回の表彰式ツアーで知ったのですが。

羽田から隠岐への伊丹乗継便は羽田発が早朝なので、
前日に新幹線か飛行機で伊丹近辺まで出ておいて、前日は関西観光をし、当日のお昼にゆったりと伊丹空港から隠岐空港に向かった、

という参加者さんが何人かいらしたのです。
なるほど、その手があったか!!!


関西旅の旅程、固まる

その方法を知っていたからこそ、令和6年大会の表彰式ツアーの旅程を考え始める際にこのアイディアも浮かんだのでした。


ちょうど、私の行きたい光厳院ゆかりの地のなかに、新幹線駅のある米原まいばら市は番場ばんばの地、蓮華寺があります。

「羽田から伊丹乗り継ぎで隠岐まで、不便とはいえいちおう便があるのに、伊丹までをほかのルートで、わざわざお金をかけて行くなんて」
と考えるとちょっとざわざわしますが、

「蓮華寺に行くため、米原まで新幹線を使う。その後はJRで京都や伊丹に向かい、伊丹からは飛行機に乗る」
と考えれば悔しくなりません。


こうして早朝の飛行機に乗るコースを避けることに成功、
同時に今回も三鷹古典サロン裕泉堂様をはじめ、皆様に旅費をご支援いただきまして、
隠岐での表彰式ツアーの前に関西で光厳院ゆかりの土地を巡る旅程が固まり、現実味を帯びてきたのでした。

・自宅最寄り駅から伊丹駅までは4日間途中下車可能な距離なので、JRの乗車券は伊丹まで買う

・6月20日、米原駅まで新幹線で向かい、番場の蓮華寺へ

・京都のゲストハウスで2泊、初日の夜は滋賀県の歌友と京都のレストランでキャッキャウフフ

・前年のコテンラジオツアーの翌日と同じように、21日はバスを乗り継いで京北地域の常照皇寺に、その夜はやはりコテンラジオツアー翌日と同じく京都の北朝仲間とオフ会……のつもりが、その仲間たちと朝からわいわい常照皇寺その他史跡を巡ることに

・22日、ゲストハウスから伊丹に向かい、隠岐へ

こんな感じ。


燃えるゴミ(略)を出して

そして、いよいよ当日です!


昨年はツアー前に出し忘れた燃えるゴミ(つまりほとんど生ゴミ)を今年は出して、いつもの中央線に、そしてしばらくぶりの新幹線に。

この続きは次の記事にしようと思います。
マガジンをフォローのうえ、次の更新をお待ちくださいませ。


連載 和歌への情熱で道を拓く

1記事目:隠岐後鳥羽院和歌大賞への応募経緯~
2記事目:挑戦2年目の転機
3記事目:アルバイトでの成長と可能性
4記事目:信念で詠み上げた作品の行方
5記事目:大賞受賞、そして立ちはだかる壁
6記事目:元ホームレス、和歌にフルベットして
7記事目:友情と応援の表彰式チケット
8記事目:終わらぬ挑戦、広がる波紋


連載 隠岐に至る和歌心 和歌大賞表彰式ツアーレポ

1記事目:友の優しさを携えて
2記事目:おもしろすぎるガイド様 in 隠岐の島町
3記事目:眠りに就くまでがツアーです
4記事目:wktkウマPタイム in 西ノ島町
5記事目:この時代に、なぜ和歌なのか
6記事目:何度でも、月を分け行く舟のあと
7記事目:縁を結び直す島根旅、松江編
8記事目:縁を結び直す島根旅、浜田編
9記事目:縁を結び直す島根旅、益田編
10記事目:黒歴史生産装置が、和歌で輝くまで
11記事目:ひとりでは行けない場所に


連載 和歌と訪ねる隠岐、ふたたび 令和6年和歌大賞レポ

1記事目:仲間とともに「島」を詠む
2記事目:京・近江から隠岐へ、序章【イマココ】
3記事目:蓮華寺にて、光厳さんのお導き
4記事目:山陵の風を訪ねて
5記事目:黒歴史は海を越えて
6記事目:船は澪引く惑星の海
7記事目:島へいざなう言葉たち
8記事目:やさしい光の残る夜
9記事目:自然よりも、食よりも
10記事目:会えなかった人、また会える人
11記事目:次の歌へ、次の旅へ


マガジンをフォローする

梶間和歌の出身地島根県とゆかりの深い隠岐後鳥羽院和歌大賞への応募経緯や、令和5年分の大会結果、そしてその後……noteのマガジンとして連載して参ります。
マガジンをフォローいただきますと、更新時に通知が行きます。こちらのフォローもよろしくお願いいたします。


和歌物語の維持メンバーになる

noteをはじめとした梶間和歌の和歌活動は、
メンバーシップ・チップ・寄付や有料コンテンツの購入などで支えてくださる皆様のお力で成り立っています。

お寄せいただいたご支援で生活を回しながら、和歌(特に京極派和歌)の発信をし、
また和歌にゆかりのある土地を旅してレポートを書いたり、歴史の勉強をしてエッセイを書いたりしてきました。
皆様のご支援があってこそ、多くの記事やコンテンツを無料または低価格で届けてこられましたし、これからも届け続けることができます。

「梶間和歌の活動や生き方に意義を感じている」
そして
「経済的に余裕がある」
という方には、この活動の維持メンバーとしてご参加いただけましたら幸いです。


noteのチップやメンバーシップなど、 ご無理のない形でお力添えください。

寄付という形に躊躇のお気持ちがありましたら、低価格のコンテンツのご購入という形でも等しく有難いです。

もちろん、あなたが作品や記事を読んでくださること、私の発信を受け取ってくださること、それ自体が私にとって大きな力。
経済的に余裕はないが価値や意義を感じている――そんな皆様からのスキやシェアなどにも、あらためて、心より感謝申し上げます。


皆様から頂いた支えを、これからも和歌をはじめとした人文知の発信という形で社会に還元してまいります。

今後とも、あなたはあなたの領分において、私は私の領分において、ともに世界を美しくしてゆきましょう。


この記事を書いた人

フォローはこちらから


いいなと思ったら応援しよう!

梶間和歌(令和の京極派) 応援ありがとうございます。頂いたサポートは、書籍代等、より充実した創作や勉強のために使わせていただきます!

この記事が参加している募集