2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
K 5500 : 2000
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格である。これによって,JIS K 5500 : 1977は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正では,対応国際規格との整合性を図った。
この規格には,次に示す附属書がある。
附属書1(参考) 英語索引(アルファベット順)
附属書2(参考) 索引(五十音順)
(1)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
日本工業規格
JIS
K 5500 : 2000
塗料用語
Glossary of terms for coating materials
序文 この規格は,1997年に発行されたISO/DIS 4618-1, Paints and varnishes−Terms and definitions for
coating materials−Part 1 : General terms, 1996年に発行されたISO/DIS 4618-2, Paints and varnishes−Terms and
definitions for coating materials−Part 2 : Special terms relating to paint characteristics, ISO/DIS 4618-3, Paints and
varnishes−Terms and definitions for coating materials−Part 3 : Surface preparation and application methodsを元
に,作成した日本工業規格であるが,対応国際規格には規定されていない用語及びその定義を日本工業規
格として追加した。また,用語の一部については,対応国際規格には規定されていない定義の内容を備考
として追加した。
なお,点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない用語,定義及び事項である。
1. 適用範囲 この規格は,塗料工業において用いる主な用語と,その定義について規定する。
なお,参考のために対応英語を示す。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO/DIS 4618-1 Paints and varnishes−Terms and definitions for coating materials−Part 1 : General
terms
ISO/DIS 4618-2 Paints and varnishes−Terms and definitions for coating materials−Part 2 : Special
terms relating to paint characteristics
ISO/DIS 4618-3 Paints and varnishes−Terms and definitions for coating materials−Part 3 : Surface
preparation and application methods
2. 引用規格 付表1に示す引用規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を
構成する。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
3. 分類 塗料用語は,次のように分類して番号を付ける。
a) 塗料及びその組成,構成,製造,性質
1001〜1115
b) 塗膜及びその性質
1501〜1620
c) 塗膜形成要素及びその性質
2001〜2057
d) 顔料及びその性質
2201〜2255
e) 溶剤及びその性質
2401〜2414
f) 塗料補助剤,塗装補助剤及びそれらの性質
2601〜2628
g) 塗料の塗り方,塗装の素地,素地の調整及びそれらの材料並びに機器 3001〜3091
h) 塗料の乾燥及び乾燥用の機器
3201〜3216
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2
K 5500 : 2000
i) 塗料,塗膜の試験及び試験用機器
3401〜3430
参考 この規格で参考とした文献を,次に示す。
1) 日本工業規格(塗料関係を除く)
2) 日本工業規格(塗料関係)JIS K 5400〜JIS K 5699, (JIS K 5901〜JIS K 5999, JIS A 6909〜JIS A 6917,
JIS D 0202, JIS D 0205の範囲の塗料関連規格)
3) 学術用語 化学編 増訂2版 文部省・日本化学会共編 南江堂出版 1986年
4) 塗料用語辞典 (社)色材協会編 技報堂出版 1993年
5) ASTM Standards ; Designation : D16-93a Standard Terminology Relating to Paint, Varnish, Lacquer, and
Related Products
6) Federal Specifications and Standards (FS)(塗料関係)(アメリカ連邦規格)
7) British Standard : BS 2015 : 1992 Glossary of Paints and related terms.
8) ISO/DIS 4618 Terms and definitions for coating materials Part 1 : 1997, Part 2-3 : 1996
9) ISO 4618 : 1987 Vocabulary Part 1-3 : 1984
10) ISO Standards Handbook : Paints and varnishes : Vol.1 General test methods,及びVol.2 Raw materials
11) ISO 4617 List of equivalent terms Part 1-4 : 1986
12) Coatings Encyclopedic Dictionary : Stanley LeSota, Federation of Societies for Coatings Technology, Blue Bell,
PA, 1995 (CED)
4. 定義 用語及び定義は,次による。
a) 塗料及びその組成,構成,製造,性質 (1001〜1115)
番号
用語
アクリル樹脂塗料
定義
対応英語(参考)
アクリル酸又はメタクリル酸の誘導体を重合して得た樹脂を塗
膜形成要素として用いて作った塗料。JIS K 5653, JIS K 5654参 acrylic coating
照。
亜酸化鉛さび止めぺ さび止め顔料として亜酸化鉛を用いて作った,鉄鋼のさび止め
イント
地肌塗り用の塗料。JIS K 5623参照。
油ワニス
アミノアルキド樹脂 塗膜形成要素として,アミノ樹脂とアルキド樹脂とを用いて作
塗料
った塗料。多くは加熱によって両樹脂の共縮重合反応が起こっ
て塗膜ができる。アミノ樹脂として尿素,メラミンなどとアル
デヒドとの縮合物又はそのアルキルエーテル化合物が用いられ
る。JIS K 5651参照。
アルキド樹脂塗料
塗膜形成要素として,アルキド樹脂を用いて作った塗料。アル
キド樹脂に含まれる脂肪酸には酸化形と非酸化形とがある。樹
脂は脂肪酸含有量の多少によって長油・中油・短油に分ける。
酸化形長油アルキド樹脂を用いて作った合成樹脂調合ペイント
は建築,船舶,鋼橋などの塗装の上塗りに,酸化形短油アルキ
ド樹脂又は酸化形中油アルキド樹脂を用いて作った塗料は鉄道
車両,機械などの塗装の上塗りに用いる。JIS K 5516, JIS K 5572
など参照。
アルミニウムペインアルミニウム粉を顔料分とするエナメルペイント。アルミニウalumin(i)um paint
塗膜形成要素として,乾性油と樹脂又はビチューメンなどを用
い,加熱融合して炭化水素系溶剤でうすめて作った塗料。溶剤
の蒸発,乾性油の酸化とこれに伴う重合とによって,乾燥する。
樹脂又はビチューメンに対する乾性油の比の大小によって,長
油ワニス・中油ワニス・短油ワニスに分ける。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
3
K 5500 : 2000
番号
用語
ト
定義
対応英語(参考)
ム粉又はアルミニウム粉のペーストと油ワニスとを,あらかじ
め混合したものと,別々の容器に分けて1組としたものとがあ
る。さび止めぺイントの上塗り,熱線反射塗料,銀色塗装など
に用いる。JIS K 5492参照。
一般用さび止めペイ 鉄鋼のさび止め地肌塗り用のペイント。使用するさび止め顔料
ント
が限定されていないもの。JIS K 5621参照。
糸引き
吹付け塗りのとき,塗料が糸状になってスプレーガンから出る
現象。
色合せ
数色の塗料を混合して,得られる塗膜の色が,希望の色になる
ようにする作業。調色ともいう。
ウッドシーラー
木材のクリヤラッカー塗装の際の地肌塗りに適する液状・透
明・揮発乾燥性の塗料で,硝酸セルロースを主な塗膜形成要素
とし,自然乾燥で短時間に,木材面に幾分浸透した塗膜を形成
する。硝酸セルロース,樹脂,可塑剤などを溶剤で溶かして作
る。JIS K 5533参照。
上塗り塗料
塗料を塗り重ねて塗装仕上げをするときの,上塗りに用いる塗
料。
備考1. ISO用語規格では,“top coat”と“finishing coat” finishing coat
とは同義語で,“塗装系の最終の塗料 (coat)”をい
う。
2. CEDでは,“topcoat” は“通常プライマー,アンダ
ーコート,又は素地に直接塗装される塗装系の最
終塗膜に用いる塗料”をいう。
3. 上塗りは,1回又はそれ以上塗られることもある。
また,ある種の系では,上塗りが素地に直接1回
又はそれ以上塗装されることもある。
エッチングプライマ 金属塗装の際の素地処理に用いるプライマーの一つ。成分の一
ー
部が生地の金属に反応して化学的生成物を作り,生地に対する
塗膜の付着性を増すようにした,金属素地処理用の塗料。主に,
りん酸・クロム酸を含む。通常は,全成分を二つに分けて作っ
て一組として供給し,使用の直前に混合する。JIS K 5633参照。
エマルションペイン
水中に分散した有機バインダーをビヒクルとして作った塗料。 emulsion paint,
ト
備考 厳密には,ボイル油,油ワニス,樹脂などを水中に latex paint
乳化して作った液状物をビヒクルとして用いた塗料
をエマルションペイント,乳化重合で得た合成樹脂
エマルション(ラテックス)をビヒクルとして作っ
た塗料をラテックスペイント(JISでは合成樹脂エマ
ルションペイントという。)と区別する。しかし,
ASTMは,この両者を厳密に区分しているが,ISO
及びBSでは,ここに示したこの両者を含む共通の定
義を与えて,両者を同義語としている。
塩化ビニル樹脂塗料 ポリ塩化ビニルを主成分とする樹脂状物質を塗膜形成要素とし vinyl chloride resin
て,用いて作った塗料。対薬品性が優れている。塩化ビニル樹
脂ワニス・塩化ビニル樹脂エナメル・塩化ビニル樹脂プライマ
ーがある。JIS K 5581, JIS K 5582, JIS K 5583参照。
塩基性クロム酸鉛さ さび止め顔料として塩基性クロム酸鉛を用いて作った,鉄鋼の
び止めペイント
さび止め地肌塗り用の塗料。JIS K 5624参照。
鉛丹さび止めペイン さび止め顔料として鉛丹を用いて作った,鉄鋼のさび止め地肌
ト
塗り用の塗料。JIS K 5622参照。
鉛丹ジンククロメーさび止め顔料として,鉛丹とジンククロメートとを用いて作っred lead-zinc
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K 5500 : 2000
番号
用語
定義
対応英語(参考)
トさび止めペイント た鉄鋼のさび止め地肌塗り用の塗料。JIS K 5628参照。
オイルサーフェーサ ラッカーエナメル塗り,フタル酸樹脂エナメル塗りなどの塗装
ー
の際の中塗りに適する,液状・不透明・酸化乾燥性の塗料で,
乾性油と樹脂とを主な塗膜形成要素とし,自然乾燥で用いる。
塗膜は研ぎやすいのが特徴である。短油ワニスに顔料を分散し
て作る。JIS K 5591参照。
オイルパテ
ラッカーエナメル塗り,フタル酸樹脂エナメル塗りなどの塗装
の際の下塗りに適する,ペースト状・不透明・酸化乾燥性の塗
料で,乾性油と樹脂とを主な塗膜形成要素とする。へらで塗り
付け,自然乾燥で塗膜を形成する。塗膜は研ぎやすいことが特
徴である。短油ワニスに顔料を分散して作る。JIS K 5591参照。
オイルプライマー
ラッカーエナメル塗り,フタル酸樹脂エナメル塗りなどの塗装
の際の地肌塗りに適する,液状・不透明・酸化乾燥性の塗料で,
乾性油と樹脂とを主な塗膜形成要素とし,自然乾燥で塗膜を形
成する。油ワニスに顔料を分散して作る。JIS K 5591参照。
オイルプライマーサ エナメル類の塗装の際に,中塗りを兼ねた下塗りに適する液
ーフェーサー
状・不透明・酸化乾燥性の塗料で,乾性油と樹脂とを主な塗膜
形成要素とし自然乾燥で塗膜を形成する。塗膜は比較的研ぎや
すいのが特徴である。油ワニスに顔料を分散して作る。JIS K
5591参照。
外舷用塗料
船舶外板の水線部より上の部分に塗る塗料。塗膜は耐水性と耐
候性に優れている。
カシュー樹脂塗料
カシューナットセル油又はこれと類似の天然フェノール含有物
質にフェノール類を加え,この混和物とホルムアルデヒドとの
共縮合物を樹脂分とし,乾性油などを加え,それらの混合物を
塗膜形成要素とする塗料。JIS K 5641, JIS K 5646参照。
ガスの発生
塗料の貯蔵中にガスが発生する現象。
加熱減量
塗料を一定の条件で加熱したときに塗料成分が揮発又は蒸発し
て減った質量の,元の質量に対する百分率。減量は,主として
水分,溶剤などの揮発又は蒸発による。
加熱残分
塗料を一定条件で加熱したときに,塗料成分の一部が揮発又は
蒸発した後に残ったものの質量の,元の質量に対する百分率。
残分は,主としてビヒクル中の不揮発物又はこれと顔料である。
JIS K 5601-1-2参照。
かび防止塗料
皮張り
顔料体積率
顔料分
希釈安定性
揮発性有機化合物
素地又は塗膜に,かびが発生するのを防ぐために用いる塗料。
かび防止剤を加えて作る。
貯蔵中に容器の中で,塗料が空気と接触する表面に皮を作る現
象。JIS K 5600-1-3参照。
塗料の不揮発分全体の容積の中で,顔料,及び/又は体質顔料,
及び/又はその他の非塗膜形成要素の固体粒子全体の容積が占
める百分率で表した割合。塗膜の性質を同種の塗料間で比較す
るのに役立つ。
塗料中に含まれる顔料の,塗料全体に対する質量の百分率。
塗料を大量のシンナーでうすめたときの分散系の安定性。樹脂
の析出,色の変化,顔料の分離などがないことが必要である。
基本的には,接している通常の雰囲気温度及び気圧で,自然に
揮発するすべての有機の液体及び/又は固体。
備考 塗料分野における最近のVOCの用語の使い方につ VOC
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K 5500 : 2000
番号
用語
定義
対応英語(参考)
いては,揮発性有機化合物含有量の項参照。
揮発性有機化合物含 規定の条件で測定したときの,塗料中に存在する揮発性有機化
有量
合物の質量。
備考1. 考慮しなければならない揮発性有機化合物の性質 content,
と量とは,塗装環境によって異なる。塗装環境ご
とに,限界値及び測定又は算出方法は,規制又は
協定によって規定される。
2. U. Sのある種の政府規制の中では,VOCという用
語は,大気中で光化学的に活性な化合物だけに限
定して用いられている。ASTM D 3960(国家標準
協会で入手できる)参照。
揮発性ワニス
樹脂をメタノール変性エタノールに溶かして作ったワニス。自
然乾燥で短時間に溶剤が揮発して塗膜を形成する。セラックニ
ス,ダンマルワニスなどがある。JIS K 5431参照。
凝結性
塗料中の顔料が,貯蔵中に沈降して堅く固まる性質。凝結性の
有無とその大小は,塗料をへら又は棒でかき混ぜてみて調べる。
素地に塗装したとき,保護的,装飾的,又は特殊性能をもつ固
体で,透明な膜を作る塗料。顔料を含まない。
備考 主に酸化によって乾燥するクリヤ塗料は,ワニスと
いう。
クリヤ塗料
クリヤラッカー
木材の透明塗装に適し,ラッカーエナメル塗装の際の仕上げ塗
りに用いる液状・透明・揮発乾燥性の塗料。硝酸セルロースを
主な塗膜形成要素とし,自然乾燥で短時間に溶剤が蒸発して塗
膜を形成する。硝酸セルロース,樹脂,可塑剤などを溶剤に溶
かして作る。JIS K 5531参照。
黒ワニス
KU値
ゲル化
ゼリー化
ビチューメンを主な塗膜形成要素として作ったワニス。乾性油
を含む黒色ワニス(ジャパンブラック又はブラックジャパン)
もある。
ストーマー粘度計で測定して得た塗料のコンシステンシーを示
す数値。
塗料が液状から固状又は準固状に変化する現象。貯蔵中に,容
器の中でコンシステンシーが異常に上昇し,ゼリー状に固まっ
て,シンナーを加えてかき混ぜてもビヒクルが一様に溶けない
状態。
備考1. 制御されたゼリー化は,塗料にチキソトロピーを
付与するために行われる。
2. gellingの初期の状態は,liveringと呼ばれることも
ある(BS)。
合成樹脂エマルショ
水中に分散した有機バインダーをビヒクルとして作った塗料。 latex paint,
ンペイント
備考 厳密には,ボイル油,油ワニス,樹脂などを水中に emulsion paint,
乳化して作った液状物をビヒクルとして用いた塗料
をエマルションペイント,乳化重合で得た合成樹脂
エマルション(ラテックス)をビヒクルとして作っ
た塗料をラテックスペイント(JISでは合成樹脂エマ
ルションペイントという。)と区別する。ただし,
ASTMは,この両者を厳密に区分しているが,ISO
及びBSでは,ここに示したこの両者を含む共通の定
義を与えて,両者を同義語としている。JIS K 5663
参照。
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K 5500 : 2000
番号
用語
合成樹脂塗料
合成樹脂を塗膜形成主要素とする塗料の総称。
下塗り塗料
塗料を塗り重ねて塗装仕上げをするときの下塗りに用いる塗
料。塗装系に対する素地の影響を防止し,付着性を増加させる
ために用いる。
備考1. ISO用語規格では, “undercoat”と “intermediate
coat”とは同じ定義で,“地肌塗り (priming coat)”と
“上塗り (finishing coat)”との間の塗料 (coat) を
いう。また, “priming coat” は,素地に塗る塗装
系の最初の塗料 (coat) をいう。
2. BS用語規格及びCEDでは, “undercoat” は,上塗
り塗料を塗る前に,目止め,肌直し,地肌塗りな
どを行った素地面,又は素地調整を行った旧塗膜
面に塗装される塗料をいう。
シーラー
定義
対応英語(参考)
コンシステンシー
液体を変形するときに起こる力学的抵抗。液体の流動には,粘
性流動,塑性流動,チキソトロピー,ダイラタンシーなどがあ
って,抵抗の状態に違いがある。定量的には,応力−ずり速度
曲線を用いて粘度,粘度変化,降伏値などで表すことができる。
さび止めペイント
金属素地を腐食から守るために用いる塗料。さび止め顔料と塗
膜形成要素との相互の作用で,さび止め効果を現すものと,塗
膜形成要素自体のさび止め効果によるものとがある。前者には,
用いるさび止め顔料の名称を付けて呼ぶのが通例である。
サンジングシーラー 木材のクリヤラッカー塗装の際の中塗りに適する液状・半透 sanding sealer
明・揮発乾燥性の塗料で,硝酸セルロースを主な塗膜形成要素
とし,自然乾燥で研磨しやすい塗膜を形成する。硝酸セルロー
ス,樹脂,可塑剤などを溶剤に溶かして作ったビヒクルに,ス
テアリン酸塩などを分散して作る。JIS K 5533参照。
シアナミド鉛さび止 さび止め顔料としてシアナミド鉛を用いて作った,鉄鋼のさび
めペイント
止め地肌塗り用の塗料。JIS K 5625参照。
色数
透明製品の色の濃さを表すために規定した数値。よう素色数,
ガードナー色数などがある。JIS K 5600-2-1参照。
素地の多孔性による塗料の過度の吸収や素地からの浸出物によ
る塗膜の劣化などの悪影響が,上層の塗膜に及ぶのを防ぐため
に用いる素地塗り用の塗料。
シリコーン樹脂塗料 塗膜形成要素としてシリコーン樹脂を用いて作った塗料。
白ラックニス
白ラックをアルコールに溶かして作った揮発乾燥性のワニス。
JIS K 5431参照。
ジンククロメートさ さび止め顔料としてジンククロメートを用いて作った,鉄鋼の
び止めペイント
さび止め地肌塗り用の塗料。JIS K 5627参照。
ジンクリッチプライ 電気化学的防食作用を与えるのに十分な量の亜鉛末を配合した
マー
鉄鋼用のさび止め塗料。それによって,乾燥塗膜は導電性とな
り,金属亜鉛が素地より先に腐食して鉄部を保護する。塗膜形
成要素として,アルキルシリケート系ビヒクルを用いた無機系
ジンクリッチプライマーとエポキシ樹脂系ビヒクルを用いた有
機系ジンクリッチプライマーとがある。JIS K 5552参照。
ジンクリッチペイン 展色剤をできるだけ少なくし,合成樹脂ワニス又はアルキルシ
ト
リケート,アルカリシリケートなどシリケート系ビヒクルに亜
鉛末をできるだけ多く配合して作ったさび止めペイント。塗膜
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K 5500 : 2000
番号
用語
定義
対応英語(参考)
が水分に触れると,鉄よりもイオン化傾向の大きい亜鉛が陽極
となって,亜鉛から鉄に向かって防食電流が流れ,鉄は腐食か
ら守られる。塗膜中に亜鉛末が85〜95%含まれているとき,防
食効果が大きい。各種鋼構造物の防食塗装に用いられる。被塗
鉄面は,サンドブラストなどで十分にさびを除き,適度の粗さ
にしてから塗らないと効果が薄い。JIS K 5553参照。
水性塗料
水線部塗料
水で希釈できる塗料の総称。水溶性又は水分散性の塗膜形成要
素を用いて作る。粉状水性塗料,合成樹脂エマルションペイン
ト,水溶性焼付け塗料,酸硬化水溶性塗料などがある。
船舶の水線部に用いる塗料。塗膜形成要素の種類によって油性
系,ビニル樹脂系,塩素化樹脂系などがあり,用途によって防
汚用と耐候用とがある。
水溶性樹脂塗料
塗膜形成要素として水溶性樹脂を用いて作った塗料。塗膜形成
の際に樹脂が硬化して水に不溶性の塗膜ができるものが多い。 paint,
ストッパー
穴、割れ目及び類似の表面欠陥を充てんするのに用いられる堅
めのペースト。
精製漆
うるしの木(うるし科のanacardiaceaeに属する植物)の樹皮に refined rhus lacquer
傷を付けて,浸出した樹液を採取,精製し,又は更に,着色剤
などを加えて作った塗料。生漆,なし地漆,透きいろ漆,黒い
ろ漆,黒つや漆などがある。精製漆は,常温高湿では酵素の作
用で酸化して硬化し,高温では重合して硬化する。JIS K 5950
参照。
セラックニス
セラックをアルコールで溶かして作った揮発乾燥性のワニス。
木材の透明塗装に用い,木材のペイント塗装では,やにがしみ
出るのを防ぐために節などの部分に塗る。JIS K 5431参照。
セルロースラッカー 塗膜形成要素としてセルロース誘導体を用いて作った塗料。
船底塗料
船底の腐食防止,生物付着防止,生物侵入防止などに用いる塗
料。鋼船船底塗料と木船船底塗料とがある。鋼船船底塗料は,
塗膜形成要素の種類によって油性塗料,ビニル樹脂塗料,塩素
化樹脂系塗料などに分かれ,目的によってA/C (anti-corrosibe
paint), A/F (anti-fouling paint), B/T (boot topping paint) の3種類が
ある。A/Cはさび止め用で,下塗りと中塗りとに用い,A/Fは
生物付着防止のための防汚用として上塗りに用い,B/Tは水線
部の防汚用又は耐候性の上塗りに用いる。一般に,さび止め用
は,さび止め顔料を加えて作り,防汚用は防汚顔料又は防汚性
物質を加えて作る。なお,塗膜形成要素自体が防汚性能をもち,
海水中で徐々に溶出するタイプのA/Fもある。
増粘
不適切にならない程度に塗料のコンシステンシーが上昇する現
濃厚化
象。適切な作業性のためには,塗料の粘度を上げる必要のある
場合がある。増粘の方法には,ポリマーの分子量,官能基及び
溶剤の選択,増粘剤の添加などがある。
相容性
2種類又はそれ以上の物質が,互いに親和性をもっていて,混 compatibility (of
合したときに溶液又は均質な混合物を形成する性質。塗料では,
2種類又はそれ以上の塗料が沈殿・凝固・ゲル化のような不良 compatibility (of
の結果にならないで混合できる性質。ISOでは,“compatibi1ity” materials)
の意味について,更に各種素地に塗ったとき,又は塗り層につ
いて違った塗料を塗り重ねたとき,不良な結果にならない性質
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K 5500 : 2000
番号
用語
定義
対応英語(参考)
多体形製品
マルチパック製品
製造業者が指定した混合比で混合して使用するように別々の容
器に入れて供給される製品。
多彩模様塗料
チキソトロピー
着色力
調合ペイント
貯蔵安定性
貯蔵寿命
シェルフライフ
沈殿
つぶ
つやなしペイント
低温安定性
デッキペイント
2色以上の塗料が互いに溶解混合し合わないように,不溶性の multicolo(u)r paint,
媒体の中につぶ状に分散させて作り,1回の吹付け塗りで色散 multicolo(u)r finish
らし模様の塗膜ができる塗料。JIS K 5667参照。
振り混ぜ,かき混ぜ又はそれに代わる機械的にかき混ぜたとき,
粘度(コンシステンシー)が低下し,放置すると元の状態に戻
る可逆的な性質。
ある色の塗料又は顔料に混ぜて色を変えるための,塗料又は顔
料の性能。主として顔料についていう。JIS K 5101参照。
特にボイル油を加える必要がなく,かき混ぜて一様にすれば,
はけですぐ塗れるように製造したペイント。油性調合ペイント,
合成樹脂調合ペイントなど。JIS K 5511, JIS K 5516参照。
貯蔵しても変質しにくい性質。塗料を一定の条件で貯蔵した後
塗ってみて,塗る作業又はできた塗膜に支障がないかどうかを
調べて判定する。
通常の貯蔵条件で製造時の容器に密封して貯蔵したとき,塗料
が良好な状態を維持している期間。
備考 通常の貯蔵条件という言葉は,他の温度が用いられ
ることもあるが,通常は5℃〜35℃の間で貯蔵するこ
とを意味すると理解されている。
貯蔵中に,容器の底に,塗料から顔料,体質顔料などの固形成
分が沈殿する現象。沈殿した固形物は,簡単なかき混ぜでは再
分散できない。
塗料中又は塗面に肉眼で見えるつぶ状のもの。主に,塗料の皮
の小片,異物,又はビヒクルと顔料の凝結物などである。塗料
中のつぶは,つぶゲージで調べる。JIS K 5600-2-5参照。
塗膜のつやが極めて少ない塗料。
冷却しても常温に戻せば,元の性能状態に戻る性質。JIS K 5663 low temperature
参照。
船舶のデッキに塗る塗料。
電気絶縁塗料
電気絶縁性の大きい塗膜を作る塗料。コイルワニス,コアーワ
ニス,エナメル銅線用ワニス,接着用ワニス,絶縁布用ワニス
などがある。JIS C 2351, JIS C 2353参照。
凍解安定性
塗膜形成要素
水性塗料が凍結・融解を繰り返しても,常温に戻せば元の性能・
状態に戻る性質。
塗膜を形成するための主成分。例:油性塗料の乾性油,ニトロ
セルロース塗料のニトロセルロース,セラックニスのセラック
など。
塗料
まで含めている。適合性の項参照。
素地に塗装したとき,保護的,装飾的,又は特殊性能をもった
膜を形成する液状,ペースト状,又は粉末状の製品。流動状態
で物体の表面に広げると薄い膜となり,時間の経過につれてそ
の面に固着したまま固体の膜となり,連続してその面を覆うも
の。塗料を用いて,物体の表面に広げる操作を塗るといい,固
体の膜ができる過程を乾燥といい,固体の皮膜を塗膜という。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
9
K 5500 : 2000
番号
用語
定義
対応英語(参考)
流動状態とは,液状,融解状,空気懸濁体などの状態を含むも
のである。顔料を含む塗料の総称をペイントということがある。
備考1. ISO用語規格では, “coatmg material” をここに定
義される塗料として,また, “coat” を塗膜として
定義している。BS用語規格も同様に “coating
material” を塗料, “coat” を塗膜とするほか,
“coating” を塗装として定義している。しかし,
ASTMでは, “coating” をここに定義する内容の
塗料として定義しており,また,一般には,
“coating” を塗料の意味で用いる場合が多いので,
対応英語は, “coating material” だけでなく,
“coating” を併記した。
中塗り塗料
難燃塗料
ニトロセルロースラ 塗膜形成要素として硝酸セルロースを用いて作った揮発乾燥性
ッカー
の塗料。溶剤の蒸発で短時間に乾燥する。JIS K 5531参照。
尿素樹脂塗料
塗膜形成要素として尿素とホルムアルデヒドとの縮合物,又は,
そのエーテル化合物を用いて作った塗料。
ハイソリッド塗料
ハイビルド塗料
バインダー
パテ
ビヒクル
塗料を塗り重ねて塗装仕上げをするときの,中塗りに用いる塗
料。下塗り塗膜と上塗り塗膜との中間にあって,両者に対する
付着性をもち,塗装系の耐久性を向上させる目的に用いるもの,
下塗り塗面の平滑さの不足を補うために用いるものなどがあ
る。後者では,塗膜が厚くて研磨しやすいことが特徴である。
備考1. ISO用語規格では, “intermediate coat” と
“undercoat” とは同義で,“地肌塗り (priming coat)
と上塗り (finshing coat) の間のコート (coat)”をい
う。
2. BS用語規格及びCEDでは, “undercoat” は,上
塗り塗料を塗る前に,目止め,肌直し,地肌塗り
などを行った素地面,又は素地調整を行った旧塗
膜面に塗装される塗料をいう。
燃えにくい塗膜を作る塗料。
適切な成分を選択することによって,揮発成分をできるだけ低
く抑え,かつ,満足できる塗装作業性を維持している塗料の総
称。
1回の塗装で,通常よりも厚い塗膜が得られる塗料の総称。ハ high-build
イビルドは,チキソトロピー,低揮発分又は低粘度成分の化学
反応による硬化によって達成される。
顔料を結合 (bind) し,膜を形成するビヒクルの不揮発性部分。 binder
下地のくぼみ,割れ,あななどの欠陥を埋めて,塗装系の平滑
さを向上させるために用いる肉盛り用の塗料。顔料分を多く含
み,多くはペースト状である。
塗料の液相の構成成分の総称。
備考1. この定義は,粉体塗料には適用しない。
2. ISO用語規格では, “vehicle” と “medium” とは
同義としている。
フェノール樹脂塗料 フェノール類とアルデヒド類とを縮合させて得た合成樹脂を塗 phenolic coating,
膜形成要素とする塗料。ロジン変性フェノール樹脂又はアルキ
ルフェノール樹脂と乾性油とを塗膜形成要素として作った油性
塗料,アルコール可溶性フェノール樹脂をアルコールに溶かし
て作ったアルコール性塗料などがある。塗膜は,一般に耐酸性,
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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K 5500 : 2000
番号
用語
定義
対応英語(参考)
耐アルカリ性,耐油性,耐水性,電気絶縁性などが優れている。
JIS K 5554参照。
不揮発物
フタル酸樹脂塗料
不飽和ポリエステル 塗膜形成要素として不飽和ポリエステルとビニル単量体とを用
樹脂塗料
いて作った塗料。不飽和ポリエステルとして,例えば無水マレ
イン酸と2価アルコールとの縮合物を用いる。この縮合物は可
溶可融性で,スチレンのようなビニル単量体に溶けて液状にな
るが,加熱するか過酸化物の作用かで不飽和基とビニル基とが
付加重合を起こして不溶不融の塗膜を作る。この塗料の乾燥に
は溶剤の蒸発及び酸素の供給は必要がなく,副生物の放出がな
くて硬化するので,厚く塗り付けても,短時間であっても,塗
膜ができる。他の塗料と比べて,特に厚塗り用のワニス及びパ
テが優れている。
プライマー
塗装系の中で素地に初めに用いる塗料。プライマーは,素地の
種類や塗装系の種類に応じた各種のものがある。JIS K 5535,
JIS K 5552, JIS K 5583, JIS K 5591, JIS K 5633, JIS K 5646参
照。
プライマーサーフェ
中塗りの性質を兼ねた素地塗り用の塗料。塗膜は研磨しやすい。 primer surfacer
ーサー
フロキュレーション 塗料中に緩く結合した顔料の凝集(アグロメレート)ができる flocculation
状態。一次粒子に分散された顔料粒子が静かに沈降し,緩い結
合で再凝集する状態,又は再凝集した状態をいう。アグロメレ
ートは,一次粒子の会合であるため,間げきには空気は存在し
ない。このため,フロキュレーションは弱い力で容易に一次粒
子に再分散する。
粉体塗料
塗料を一定条件で加熱したときに塗料成分の一部が揮発又は蒸
発した後に残った物質。残分は,主としてビヒクル中の不揮発
物又は,これと顔料である。JIS K 5601-1-2参照。
無水フタル酸を原料とするアルキド樹脂を塗膜形成要素とする
塗料。耐候性が優れている。フタル酸樹脂エナメル。JIS K 5562, coating,
JIS K 5572参照。
溶融して,硬化した後に連続する膜を形成する,溶剤を含まな
い粉末状の塗料。通常,樹脂,顔料及びその他の添加剤からな
り,適切な素地に粉状のまま塗装される。
ペイント
素地に塗付したとき,保護,装飾又は特殊な性能をもつ不透明
膜を形成する,液状,ペースト状又は粉末状の顔料を含む塗料。
備考 広義では,顔料を含む塗料の総称。狭義では,顔料
をボイル油で練り合わせて作った塗料をいう。JIS K
5511, JIS K 5516参照。
防火塗料
難燃性の塗膜形成要素を用いるか,加熱したとき塗膜が泡立ち,
膨れ上がって断熱層になるように作った塗料。
ポットライフ
幾つかの成分に分けて供給される塗料を混合した後,使用でき
る最長の時間。JIS K 5600-2-6参照。
ホールドペイント
船倉の内部を塗る塗料。
メタリックエナメル 塗膜の中で,金属光沢がランダムな方向から見えるように作っ metallic enamel,
たエナメル。ラッカーエナメル,アクリル樹脂エナメル,アミ
ノアルキド樹脂エナメルなどの,幾分透明性のあるものに,ノ
ンリーフィング形のアルミニウムペーストを混入して作る。
メラミン樹脂塗料
メラミンとホルムアルデヒドとの縮合物又はそのアルキルエーmelamine resin
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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K 5500 : 2000
番号
用語
定義
対応英語(参考)
テル化物を塗膜形成要素とする塗料。
生地に塗ってから加熱して塗膜が形成できるように作った塗
料。加熱の温度は,通常100℃以上とする。ASTM, BSでは強
制乾燥(66℃以下)より高い温度とする。
塗膜形成要素の主成分が乾性油である塗料の総称。
塗料を容器に入れて貯蔵した後の状態。顔料を含む塗料では,
かき混ぜるか練り混ぜるかしてみて,一様な状態になればよい
とする。JIS K 5600-1-1参照。
塗料の中の,溶剤に溶ける不揮発性の成分。塗膜形成要素,可
塑剤の混合物などが含まれる。
塗料の中の,溶剤に溶けない成分。主に顔料。
焼付け塗料
油性塗料
容器の中での状態
溶剤可溶物
溶剤不溶物
ラッカーエナメル
ラッカーサーフェー ラッカーエナメル塗装の際の中塗りに適する液状・不透明・揮
サー
発乾燥性の塗料で,硝酸セルロースを主な塗膜形成要素とし,
自然乾燥で短時間に研磨しやすい塗膜を形成する。硝酸セルロ
ース,樹脂,可塑剤などを溶剤に溶かして作ったビヒクルに,
顔料を分散して作る。JIS K 5535参照。
ラッカーパテ
ラッカーエナメル塗装の際の下地塗りに適するペースト状・不
透明・揮発乾燥性の塗料で,硝酸セルロースを主な塗膜形成要
素とし,へらで塗り付け,自然乾燥で短時間に研磨しやすい塗
膜を形成する。硝酸セルロース,樹脂,可塑剤などを溶剤に溶
かして作ったビヒクルに,顔料を分散して作る。JIS K 5535参
照。
金属面・木材面の有色不透明な塗装に適する液状・揮発乾燥性
の塗料で,セルロース誘導体を塗膜形成要素とし,自然乾燥で
塗膜を形成する。セルロース誘導体,樹脂,可塑剤などを溶剤
に溶かして作ったビヒクルに顔料を分散して作る。JIS K 5531
参照。
ラッカープライマー ラッカーエナメル塗装の際の地肌塗りに適する液状・不透明・ lacquer primer
揮発乾燥性の塗料で,硝酸セルロースを主な塗膜形成要素とし,
自然乾燥で短時間に塗膜を形成する。硝酸セルロース,樹脂,
可塑剤などを溶剤に溶かして作ったビヒクルに,顔料を分散し
て作る。JIS K 5535参照。
臨界顔料体積濃度
固体粒子間の空げきがバインダーでちょうど充てんされて,そ
の近傍で,ある種の塗膜の性質が急激に変化する顔料体積濃度
の値。それを超えると,顔料粒子をつなぐバインダーが不足し
て塗膜が多孔質になり始める。
路面標示用塗料
交通標識線などを描くのに用いる路面用の塗料。常温施工用と
融解塗装用とがある。JIS K 5665参照。
ワニス
樹脂などを溶剤に溶かして作った塗料の総称。顔料は含まれて
いない。塗膜は概して透明である。
備考1. ISO用語規格では,“ワニスはクリヤー塗料の一
種。主に酸化乾燥によって透明塗膜を形成するク
リヤー塗料をワニスという。”と定義している。ク
リヤー塗料の項参照。
2. BS用語規格では,“ワニスは,主に樹脂及び/又
は乾性油から作られる透明塗料。”と定義してい
る。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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K 5500 : 2000
番号
用語
定義
対応英語(参考)
3. ASTM用語規格では,“ワニスは,薄い層に塗った
とき透明な又は,半透明な固体膜を形成する液状
組成物。”をいい,ビチューミナスワニス,油ワニ
ス,スパーワニス,揮発性ワニスなどを含めてい
る。
b) 塗膜及びその性質 (1501〜1620)
番号
用語
定義
対応英語(参考)
汗かき
泡(塗膜の)
移行
色(塗膜の)
色の安定性(塗膜の) 強い光に照らされても変色・退色しにくい塗膜の性質。主とし colo(u)r stability,
て屋内用の塗料の塗膜について,カーボンアーク灯又はキセノ
ンランプの光を照射して試験することが定めてある。JIS K lightfastness
5600-7-5参照。
色むら(塗膜の)
塗膜の色が部分的に不均等な状態。塗料の欠陥,塗装の欠陥,
塗膜の成分の分解,変質などで起こる。
隠ぺい率(塗膜の) 塗膜が下地の色の差を覆い隠す度合。黒と白とに塗り分けて作 contrast ratio
った下地の上に,同じ厚さに塗ったときの,塗膜の45度,0度
拡散反射率又は三刺激値Yの比で表す。JIS K 5600-4-1, JIS K
5600-4-2参照。
塗料の液状成分の一つ又はそれ以上が,乾燥した塗膜の表面に
しみ出してくる現象。また,研ぎ下ろした乾燥塗膜につやが現
れる現象をいう。
塗った膜の中の一時的又は永続的な泡。塗料を塗ったときにで
きた空気若しくは溶剤蒸気又はその両者の泡が消えないで残っ
たものが多い。
塗膜に含まれる顔料が表面に移り出てくる現象。表面を布など
でこすると,顔料が布などに付着するので分かる。又は,下層
の可塑剤が表面に移り出てくる現象。
塗膜から反射又は透過する光の分光組成の差によって,性質の
差が認められる視感覚の特性。一般に色相,明度,彩度の三属
性によって表される。JIS K 5600-4-3, JIS Z 8721参照。
隠ぺい力(塗膜の) 塗料が素地の色又は色差を覆い隠す能力。黒と白とに塗り分け hiding power
て作った下地の上に,同じ厚さに塗ったときの塗膜について,
色分けが見えにくくなる程度を,見本品の場合と比べて判断す
る。JIS K 5600-4-1, JIS K 5600-4-2参照。
浮き色(塗膜の)
表面全体が一様であるが,顔料粒子が分離して,塗装直後のぬ
れ塗膜と著しく異なる色が浮き上がってくる現象。
備考 塗料が乾燥する過程で,顔料と顔料との分布が上層
と下層とで不均等になり,できた塗膜の色が上層で
密になった顔料の色で強められる現象。
浮きまだら
塗料が乾燥する過程で,数種の顔料を混ぜて調色した塗料から,
ある顔料が分離して塗料の表面にしま又はまだらな部分を生ず
る現象。
上塗り(層)
上塗りをして得られた上塗り用塗料の塗膜。
備考1. ISO用語規格では, “finishing coat” と “top coat” top coat,
とは同義で,“塗装系の最終の塗膜”をいう。
2. BS用語規格及びCEDでは, “finish” は塗装系の
最終塗膜をいう。
上塗り適合性
黄変(塗膜の)
ある塗料の塗膜の上に,決められた塗料を塗り重ねたときに,
塗装上の支障が起こらず,正常な組合せ塗膜層が得られるため
の下地塗膜の性状。
塗膜の色が黄味を帯びる現象。日光の直射,高温又は暗所,高yellowing,
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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K 5500 : 2000
番号
用語
定義
オフホワイト
白まがい
いくぶん黄味がかった白灰色で,白とはいえないが,白のよう
な色。
拡散反射率
重ね塗り適合性
ガスチェッキング
カーテン
かび抵抗性
かぶり
面の入射光に対する拡散光の割合。面の色の明るさを表す。通
常は,面の法線に対して入射角45度,受光角0度で測る。これ reflectance
を45度,0度拡散反射率という。
乾燥してできた塗膜の上に,同じ塗料を塗り重ねたときに,塗
装上の支障が起こらず,正常な塗り重ね塗膜層が得られるため
の塗料の性状。
塗料が乾燥するときに,燃焼生成ガスの影響で塗面に半透明で
微細なしわ,割れ(チェッキング)などが生じる現象。
垂直又は傾斜した面に塗料を塗ったとき,乾燥までの間に,塗
料の層が下方に移動して起こる局部的な膜厚の異常。垂直表面
の局部的な範囲に,波状又は幅広のカーテンのひだ(絞り)の
ような特徴的な外観を呈して現れる。たるみの項参照。
かびが繁殖しにくい性質。JIS Z 2911参照。
塗料の乾燥過程で起こる塗膜の白化現象(ミルク状の乳白色を
呈する現象)。溶剤の蒸発で空気が冷やされ,その結果,凝縮し
た水分が塗料の表層に侵入し,又は溶剤の蒸発中に混合溶剤間
の溶解力の均衡が失われて,塗膜成分のどちらかが析出するた
めに起こる。通常,ラッカーなど揮発乾燥形塗料に起こりやす
い。高湿で起こるものを “moisture blushing” といい,セルロー
ス誘導体が析出する現象を “cotton blushing” といい,樹脂が析
出する現象を “gum blushing” という。
からす足状割れ
鏡面光沢度
くぼみ
曇り
クレージング
研磨容易性
光沢
硬度
彩度
湿の環境などにあるときに現れやすい。
対応英語(参考)
からすの足跡のようなパターンの割れ。ISO/DIS 4618の図5参 crowʼs foot cracking
照。割れの項参照。
面の入射光に対して,等しい角度での反射光,すなわち鏡面反
射光の基準面における同じ条件での反射光に対する百分率。面
の光沢の程度を表す。光沢度が比較的大きい塗面では,法線に
対して入射角60度,反射角60度で測る。これを60度鏡面光沢
度という。鏡面光沢度の基準面として屈折率1.567のガラスの
平面を用いる。JIS K 5600-4-7, JIS Z 8741参照。
塗料を塗ったときに,塗膜にできた小さなへこみ。塗膜の欠陥
の一つ。
塗膜のつやがなくなる現象。
チェッキングに似ているが,もっと深く広い割れ。(ISO/DIS crazing
4618の図3参照)。割れの項参照。
塗膜を研磨紙,研磨材などで研ぐときに,研ぐ作業が容易で,
研いだ面が平らになる性質。塗膜の試験項目の一つ。
光の反射(能力)で特徴付けられる表面の(光学的)性質。JIS gloss
Z 8105参照。
固体の物体による押し込み又は貫通に抵抗する乾燥塗膜の能力
(性能)。JIS K 5600-5-4, JIS K 5600-5-5参照。
物体表面色の,同じ明るさの無彩色からの隔たりに関する,視
知覚の属性を尺度としたもの。色のさえ。色の鮮やかさ。JIS Z chroma
8105参照。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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K 5500 : 2000
番号
用語
残留粘着
色差
色相
下塗り(層)
しま
しみ
シルキング
しわ
シーン光沢
浸食
エロージョン
吸込み
吸込みむら
透け
ぜい(脆)化
ぜい(脆)化
促進黄色度
耐アルカリ性
耐塩水性
耐揮発油性
定義
対応英語(参考)
流動性はなくなったが,真の不粘着状態に達しないで,塗料塗
膜に残る粘着の程度。
色の知覚的な相違を定量的に表したもの。JIS Z 8105, JIS K colo(u)r difference
5600-4-6参照。
赤・黄・緑・青・紫のように特性づける色の属性。JIS Z 8105 hue
参照。
下塗りで得られた下塗り用塗料の塗膜。
備考1. ISO用語規格では, “priming coat” は,素地に塗 undercoat
られる最初の塗膜 (coat) をいい,素地は旧塗膜の
ある場合も含む。
2. BS用語規格及びCEDでは, “undercoat” は,上塗
り塗料を塗る前に,目止め,肌直し,地肌塗りな
どを行った素地面,又は素地調整を行った旧塗膜
面に塗装される塗膜をいう。
塗膜にできるしま模様。
塗面に,他の大部分と違った色が小部分となって発生する現象。
異種の物質の混入,侵入,付着などで起こる。
乾燥塗膜の表面の上又は中に残された波紋様の絹状に見える極
めて細かい平行な筋跡。
備考 浸し塗り若しくは流し塗りの際の流れの方向に,又
ははけ塗りの際の最終のはけの運行の方向に現れる
現象をいう。
乾燥中に塗膜に発生するしわ。通常は上乾きが著しいときに,
表層の面積が大きくなってできる。しわには,平行線状,不規
則線状,ちりめんじわ状などがある。“ちぢみ”とはいわない。 shrivelling,
(入射光を)見る角度によって,見掛け上つやなしの表面に見
られる光沢。
天然暴露中に白亜化によって,又は風に運ばれた砂の研削作用
によって塗膜の表面が摩滅する現象。その結果,下地が現れる
現象もある。
塗ったときに,素地又は下層塗膜に塗料が過度に吸収される現
象。
塗膜が素地に部分的に吸収される現象。主に,つや及び/又は
模様の局部的な異常として現れる。
下地が透けて見える現象。一般に隠ぺい力が小さい塗料を用い
たり,下塗りと上塗りとの色差が大きいときに起こりやすい。
膜がたわみ性を損なう現象。
時間の経過に伴って,塗膜が柔軟性を失って小さな細片に容易
に分解するようになる状態。
白塗料及び透明塗料について,時日の経過で塗膜が黄変する傾
向を試験するために,塗膜を湿度の高い暗所に置いて黄変を促
進させ,測色して,色の三刺激値から黄色さを求め,これを促
進黄色度の値とする。黄色促進には,アンモニアの蒸気に触れ
させたり,紫外線を照射するなどの方法もある。
アルカリの作用に対して変化しにくい塗膜の性質。JIS K alkaliproof,
5600-6-1参照。
食塩水の作用に対して変化しにくい塗膜の性質。JIS K 5600-6-1 salt water resistance
参照。
揮発油の作用に対して変化しにくい塗膜の性質。JIS K 5600-6-1gasoline resistance
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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K 5500 : 2000
番号
用語
定義
対応英語(参考)
参照。
耐久性
物体の保護,美粧など,塗料の使用目的を達成するための,塗
膜の性質の持続性。
耐屈曲性
耐光性
耐候性
耐酸性
耐衝撃性
乾燥塗膜が塗られている素地の変形に損傷を起こさずに順応す
る能力。屈曲試験では,試験片を,塗膜を外に,素地の板を内
側にして丸棒に沿って180度折り曲げ,塗膜の割れの有無を調
べる。素地の板が厚いほど,丸棒の直径が小さいほど,塗膜に
与えられる伸び率と,塗膜に起こる上面から下面にかけての伸
び率の不均等性は大きい。塗膜がもろくなくて伸び率が大きい
とたわみ性が優れていると判定される。JIS K 5600-5-1参照。
備考 膜のたわみ性を説明するため, “elasticity” という用
語を用いることは正しくない。
顔料及び塗膜の性質。特に色が,光の作用に抵抗して変化しに
くい性質。JIS K 5600-7-5参照。
屋外で,日光,風雨,露霜,寒暖,乾湿などの自然の作用に抵
抗して変化しにくい塗膜の性質。JIS K 5600-7-6参照。
酸の作用に抵抗して変化しにくい塗膜の性質。JIS K 5600-6-1 acid resistance,
参照。
塗膜が物体の衝撃を受けても破壊されにくい性質。衝撃試験で
は,試験片の塗面におもりを落下して,割れ・はがれの有無を
調べる。JIS K 5600-5-3参照。
退色
耐水性
耐洗浄性
耐熱性
耐沸騰水性
耐薬品性
耐油性
塗膜の色あせ。主として彩度が小さくなり,又は更に明度が大
きくなる現象。
塗膜が,水の化学的作用又は物理的作用に対して変化しにくい
性質。耐水試験では,試験片を水に浸して,しわ,膨れ,割れ,
はがれ,つやの減少,曇り,変色などの有無や程度を調べる。
JIS K 5600-6-2参照。
塗膜を洗浄したとき,塗膜の特性を損ねないでじんあい,汚れ,
表面のしみなどを除去できる容易さ。また,汚れを除くために
洗浄したとき,塗膜が摩耗・損傷されにくい性質をいう。エマ
ルションペイント,水性塗料などについて試験する。汚染除去
の容易さをcleanability,塗膜の摩耗・損傷しにくさをwet-scrub
resistanceといい,それぞれ分けて試験する。JIS K 5600-5-11参
照。
塗膜が加熱されても変化しにくい性質。耐熱試験では,試験片
を規定の温度に保ち,塗膜の泡,膨れ,割れ,はがれ,つやの
減少,色の変化などの有無や程度を調べる。JIS K 5600-6-3参 thermal resistance
照。
塗膜が沸騰水に浸しても変化しにくい性質。耐沸騰水試験では,
試験片を沸騰水に浸して,塗膜のしわ,膨れ,割れ,はがれ,
つやの減少,曇り,白化,変色などの有無・程度を調べる。
塗膜が酸,アルカリ,塩などの薬品の溶液に浸しても変化しに
くい性質。耐薬品試験では,試験片を規定の溶液に浸して,塗
膜のしわ,膨れ,割れ,はがれなど,また,色,つやの変化,
膨潤,軟化,溶出などの変化の有無を調べる。JIS K 5600-6-1
参照。
塗膜が油類に浸しても変化しにくい性質。耐油試験では,試験oil resistance,
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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K 5500 : 2000
番号
用語
定義
対応英語(参考)
片を規定の油に浸し,塗膜のしわ,膨れ,割れ,はがれなど,
また,色,つやの変化,粘着性の増加,膨潤,軟化,溶出など
の変化,更に油の着色,濁りの有無を調べる。JIS K 5600-6-1
参照。
耐溶剤性
塗膜が溶剤に浸しても変化しにくい性質。耐溶剤試験では,試
験片を規定の溶剤に浸し,塗膜のしわ,膨れ,割れ,はがれな
ど,また,色,つやの変化,粘着性の増加,膨潤,軟化,溶出
などの変化,更に液の着色,濁りの有無・程度を調べる。JIS K
5600-6-1参照。
ダートピックアップ
汚染誘引性
ダートリテンション
汚染保持性
たるみ
たれ
乾燥膜の表面に感知できるほどの量の汚染物を引きつける性
質。 “dirt collection” ともいう(CED)。
乾燥膜の表面に通常の洗浄では取れない汚染物質を保持する性
質。
垂直又は傾斜した面に塗料を塗ったとき,乾燥までの間に,塗
料の層が下方に移動して起こる局部的な膜厚の異常。半円状,
つらら状,波状又はカーテンのひだ状などになる現象をいう。
厚く塗り過ぎたとき,塗料の流動特性の不適,大気状態の不適
などによって起こりやすい。
備考 小さなsagsは流れ (runs),涙滴 (tears),小滴 (droplets)
と呼ばれ,幅広のカーテンのひだ状の外観を呈する
大きなsagsはカーテン (curtains) と呼ばれる。
白に近いうすい色。白塗料に有彩塗料を混合して作った塗料の
塗膜について,灰色・ピンク・クリーム色・うす緑・水色のよ
うなうすい色で,JIS Z 8721による明度Vが6以上で彩度が大
きくない色をいう。
淡彩
チェッキング
つや
つやむら
つやなし又は半つや状態の塗面に部分的につやが現れたり,光
沢塗面に部分的に光沢不足が起こったりする現象。下地の吸収
性の不均など,塗面に対する水分,特定のガス,蒸気などの影
響によって起こることが多い。また,特に塗合わせ(塗り継ぎ)
に起こることが多い。
低温割れ
低温に暴された塗膜に起こる割れ。
多少規則的に乾燥膜の表面に分布する微細な割れを特徴とする
割れの形態の一つ。割れの深さは,上塗り塗膜の底に達してい
ない。ISO/DIS 4618の図1参照。割れの項参照。
物体の表面から受ける正反射光成分の多少によって起こる感覚
の属性。一般に,正反射光成分が多いときに,つやが多いとい
う。塗膜では,光沢度計を用いて,入射角・反射角を45度・45
度,60度・60度などとして鏡面光沢度を測定して,つやの大小
の目安とする。光沢の項参照。
備考 塗膜のつやを表す用語には,つやの程度によって,
次のようなものがある。
高光沢 (high gloss) 光沢が高い状態。
つやあり (glossy) 塗膜のつやがある状態。
エッグシェル(卵殻)光沢 (eggshell gloss) 卵の殻の
表面のような半つやに近い状態。
つやなし(つや消し)(flat, matt) 塗膜のつやがない状
態。
しゅす(繻子)つや (satin gloss) 絹のようなつや。
適合性(製品と素地 素地に対する製品の適合性。素地に塗装したとき,製品の性能
の)
又は素地の性質のいずれにも悪影響を及ぼさずに固着した乾燥
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K 5500 : 2000
番号
用語
定義
塗膜を形成する能力。
対応英語(参考)
適合性(塗装系中の
2種類又は2種類以上の塗料を,はがれ,膨れのような悪影響 compatibility (of
製品の)
を生じさせないで一つの塗装系に組み合わせることができる能
力。
塗膜
塗られた塗料が乾燥してできた固体皮膜。
備考 ISO用語規格では,単一の(1回の)塗装でできる塗 film,
料の連続層を “coat”,素地に1回又はそれ以上塗装 paint film
してできる連続層を “film” と定義している。また,
BS,CEDの定義も同じである。
塗膜の外観
肉眼で見たときの塗膜の状態。塗料一般試験方法では,塗膜を
拡散昼光の下で見本品と比べて,色の差異・色むらの程度・つ
やの差異・つやむらの程度・厚さのむらの程度・レベリング・
はけ目・ゆず肌・しわ・つぶ・くぼみ・穴の程度・流れ・はじ
き・泡・膨れ・割れ・はがれ・白化の程度を調べる。JIS K 5600-1-1
参照。
塗膜又は塗膜層の表面。
中塗りをして得られた中塗り用塗料の塗膜。
備考1. ときどき “undercoat” という用語が “intermediate undercoat
coat” と同義に用いられ,通常上塗りのすぐ前に塗
装される塗膜をいう。
2. BS用語規格及びCEDでは, “undercoat” は,上塗
り塗料を塗る前に,目止め,肌直し,地肌塗りな
どを行った素地面,又は素地調整を行った旧塗膜
面に塗装される塗膜をいう。
塗面
中塗り(層)
流れ
にじみ
塗り残し
ある大きさで全く塗れていない被塗面ができる状態。
粘着性
塗膜表面のねばつき。
はがれ
付着性が失われてある広さの膜が自然に素地から分離する現
象。一般に,割れ,膨れが生じた後に,付着性が失われた結果,
塗装系の1層又はそれ以上の塗膜が下層塗膜から,又は塗装系 scaling
全体が素地からはがれる。はがれは,その形状,程度及び深さ
によって評価する。JIS K 5600-8-5の規定及び図参照。
備考 “peeling” はリボン又はシート上の大きなはがれ,
“flaking” はりん片状の小さなはがれ, “scaling” は
スケール状の大きなはがれをいうこともある。なお,
“scaling” ははがれの他にさび落としの意味にも用い
小さなたるみ。不均等な垂直表面に塗ったとき,例えば,割れ,
あななどに塗料が過剰に集まり,余った塗料が周囲の流動が止
まってからも流動して起きる下方への細い塗料層の移動。移動
距離の短いものはtears又はdropletsと呼ばれることもある。た
るみの項参照。
備考 流れは,吹付け塗りの際,各表面の膜厚の調整が難
しいナット,ボルトなどの複雑な部位の周りで起こ
ることが多い(CED)。
塗膜の下から着色物質が拡散して汚れや変色を起こす現象。こ
の欠陥を引き起こす物質の例は,歴青質系塗料,木材防腐剤,
節からの油性樹脂,有機顔料及びステインなどである。
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K 5500 : 2000
番号
用語
定義
対応英語(参考)
られる。
白亜化
白亜化抵抗性
はけ目
はじき
引っかき抵抗性
引っかきに耐えて傷がつきにくい塗膜の性質。
ピンホール
塗膜に針で作ったような小さなあな(孔)がある欠陥。肉眼で
あな(孔)(塗膜の) 見分けられる程度の小さなあなをいう。
フィッシュアイ
塗膜にできる中心に小粒子の異物があるクレーター(へこみ)。 fish eyes
深割れ
少なくとも1層を貫通している,最終的には塗膜の完全な破壊 deep cracks
につながるような割れ。割れの項参照。
膨れ
塗膜に泡が生成する現象。水分・揮発成分・溶剤を含む面に塗
料を塗ったとき,又は塗膜形成後に,下層面にガス,蒸気,水
分などが発生,浸入したときなどに起こる。発生した膨れは,
その大きさと密度を調べる。JIS K 5600-8-2参照。
付着性
付着強さ
不粘着
不粘着性
ブルーミング
フロスチング
霜状しわ
ブロッキング
粘着
膜の成分の一つ又はそれ以上が劣化して膜の表面に微粉がゆる
く付着したような外観になる現象。白亜化の程度を調べるには,
指先,フェルト,ビロードなどで塗膜の表面をかるくこすって,
粉末状のものが塗面から離れて指先などに付着する程度を見る
か,湿らせて表面を粘着性にした写真印画紙を一定の荷重で塗
面に圧着したときの,塗面から離れて粘着した粉状物質による
印画紙の面の汚れの濃さを比較して見るか,又は指定の粘着テ
ープを塗面において,指で強くこすり,付着した粉末状物質の
量を標準写真と比較して調べる。白亜化の程度を白亜化度とい
う。JIS K 5600-8-6参照。
塗膜が光線などの作用に抵抗して白亜化しにくい性質。白亜化
試験では,耐候試験,促進耐候試験などの後,塗膜表面の粉化
の有無・程度の大小を調べる。JIS K 5511参照。
流展性の悪い塗料をはけで塗ったとき,はけ目が消えずに残る
現象。ロピネスの項参照。
塗膜の表面が不均一で,その分布とその程度が一様でない現象。
下地面と塗料との間の表面張力の不均等などによって起こる。 crawling
備考 crawlingはcissingの極端な形である。
塗膜が下地面に付着して離れにくい性質。
乾燥した塗膜と素地との間の付着力の総和。JIS K 5600-5-6, JIS adhesive strength
K 5600-5-7参照。
備考 素地は未塗装又は既塗装でもよい。
規定されたグレードの合成繊維製ガーゼを,規定された時間,
規定された負荷を掛けて圧着したとき,正常な視力の肉眼で見
て,表面に跡の残らない塗料塗膜の状態。JIS K 5600-3-6参照。
塗膜の表面の粘着しにくい性質。多くの塗料の塗膜は,湿度が
高いときや,温度が高いときに粘着性を生じる。塗料一般試験
方法は,塗面にガーゼを置き,おもりを載せて一定時間おき,
ガーゼをはがして,粘着の程度と塗面にできた布目の程度とを
調べて不粘着の大小を評価する。JIS K 5600-3-6参照。
初期につやあり塗膜であった表面上に粉末状物質を生じる現
象。そのため,つや及び色の冴えが失われる。
塗膜表面にフロスト(霜)状の非常に細かいしわが多量に発生
する現象。この現象を意図的に作って装飾模様とすることもあ
る。
規定の時間乾燥してから,(被塗)物体を荷重を掛けて重ねたと
き,両者の塗膜面の間に生じる望ましくない付着性。JIS K
5600-3-5参照。
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
ブロンズ光沢
ブロンジング
塗膜の表面の色が劣化・変色して古くなったブロンズ状の金属
光沢のある外観になる現象。特に,紺,赤,黒の塗膜に起こる
ことがある。
ヘーズ
へこみ
ヘアクラック
膜の表面上又は,すぐ下に形成された散乱する粒子によって,
写る映像の輪郭がぼやけて見える現象。
乾燥後の膜の表面にできる小さな円形のくぼみ。
最上層塗膜の表面だけに起こるごく細い割れ。形は不規則で,
ところかまわず起こる。割れの項参照。
変色
防汚性
膨潤
まだら
マドクラック
泥状割れ
無彩色
明度
目やせ
木目の白化
もどり
有彩色
ゆず肌
溶出(塗膜の)
リフティング
レベリング
塗膜の色の色相・彩度・明度のどれか一つ又は一つ以上が変化
する現象。主として彩度が小さくなり,又は,更に明度が大き
くなる現象を退色という。
表面に有害な生物などが付着するのを防ぐ塗膜の性質。主とし
て船底塗料の塗膜に,セルプラ,ふじつぼ,群体,海草などが
付着するのを防ぐ性質。汚れ止め。
液体又は蒸気を吸収し,その結果,膜の体積が増加する現象。 swelling
塗面が部分的に,つやがなかったり,ぼかしになったり,不規
則な模様になったりしている状態。
乾燥中に生じる深い割れ。主に顔料成分の非常に多い塗料を多
孔質の素地に厚く塗装したときに起こる。
白・灰色・黒のような,色相のない色。JIS Z 8105参照。
物体表面の反射率が,他に比べて多いか,少ないかを判定する
視感覚の属性を尺度としたもの。色の明るさについていう。JIS lightness
Z 8105参照。
素地面,下地面の高低,組織などの不均などによって,仕上げ
塗面に細かなくぼみができる性質。木材塗装で目やせを防ぐに
は,素地木材を十分に乾燥した後,露出導管部に目止め剤を埋
め込み,乾燥後よく研磨しておくことが大切であり,木材塗装・
金属塗装を問わず,塗り重ねるごとに,塗膜を十分に乾燥し研
磨することが必要である。
主に木目のはっきりした木材で,透明膜が形成されるにつれて
現れる白又は銀白色の領域。
一度乾燥した塗面に,再び粘着性が現れる性質。
備考 ISO用語規格では“正常な乾燥又は硬化した後に粘 after-tack
着性が残る性質。”をいう。
赤・黄・青のような,色相をもった色。JIS Z 8105参照。
オレンジの表面の肌に似ている感じの塗膜の外観。吹付け塗り
のときに,塗料の流展性の不足によって起こる塗料又は塗装上
の欠陥。蒸発の遅い溶剤を添加するか,うすめ方を多くすれば,
ゆず肌は少なくなる。塗膜について“みかん肌”というのは適
切でない。
塗膜を液体に浸したとき,塗膜から成分の一部が溶けて出る現
象。
次の塗料を塗ったことによって乾燥塗膜の軟化,膨潤して素地
から浮き上がる現象。この欠陥は,下層塗膜の塗膜形成要素に
対する上層塗料の溶剤の作用によって塗装又は乾燥の間に発生
する。
塗料を塗った後,塗料が流動して,平らで滑らかな塗膜ができ
る性質。塗膜の表面に,はけ目・ゆず肌・うねりのような微視
的な高低が多くないことを見て,レベリングがよいと判断する。
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
老化
塗膜の性質が経時的に不可逆な変化をする現象。この経時的な
変化には,劣化を意味する老化と品質向上を意味する熟成とが
ある。
ロピネス
わに皮割れ
ある種の塗装方法で起こる欠陥。ぬれ塗膜の表面にレベリング
が不十分なためにほぼ平行なしまができ,乾燥後もそのまま残
る現象。はけ塗りの際,乾きかけにはけを通して残るはっきり
したはけ目はその典型的な例。
わに皮のようなパターンの広い割れ。クレージングの激しいも
の。ISO/DIS 4618の図4参照。1620参照。
割れ
老化の結果,塗膜に現れる部分的な裂け目。ISOでは,割れの cracking
方向性の有無,発生密度,割れの幅と深さによって評価する。
JIS K 5600-8-4参照。また,割れの形態によっても区別する。
備考 ヘヤクラック,わに皮割れ及びからす足状割れは,
割れの形状の自明な例。塗膜に現れる部分的な割れ
の状態によって,次のように分ける。
ヘヤクラック (hair cracking) 非常に細かい表面の割れ。形
は不規則で,ところかまわずに起こる。
チェッキング (checkmg) 多少規則的に乾燥膜の表面に分
布する微細な割れを特徴とする割れ(ISO/DIS 4618
図1参照)。
クレージング (crazing) チェッキングに似ているが,もっと
深く広い割れ(ISO/DIS 4618 図3参照)。
わに皮割れ (alligatoring, crocodiling) わに皮のようなパタ
ーンの広い割れ。フレージングの激しいもの
(ISO/DIS 4618 図4参照)。
深割れ (deep cracks) 少なくとも1層を貫通している,最終
的には塗膜の完全な破壊につながるような割れ。
からす足状割れ (crowʼs foot cracking) からすの足跡のよう
なパターンの割れ(ISO/DIS 4618 図5参照)。
c) 塗膜形成要素及びその性質 (2001〜2057)
番号
用語
アクリル樹脂
アスファルト
あまに油
アミノ樹脂
アルキド樹脂
定義
対応英語(参考)
いろいろなアクリル又はメタクリルモノマーから,及び,それ
以外のモノマーも加えて,重合又は共重合によって作られる合
成樹脂。
軽質又は揮発性の成分が蒸発して残った複雑な炭化水素化合物
の混合物。黒茶色の半固体。二硫化炭素,アセトン,トルエン
などに溶ける。天然アスファルトと石油アスファルトとがあり,
石油アスファルトにはストレートアスファルトとブローンアス
ファルトとがある。黒ワニスの塗膜形成要素として,また油ワ
ニス・オイルステインの着色剤として用いる。石油アスファル
トは,JIS K 2207参照。
あまに種子(含油分35〜40%)から得られる液状植物油。リノ linseed oil
レン酸を主成分とし,乾性油の代表的な油脂。あまに種子は,
カナダ,アルゼンチンなどの寒帯地域で生産される。塗料,印
刷インキ,油ワニス,リノリウムなどに用いられる。生あまに
油,精製あまに油,ノンブレークあまに油などがある。
アミン類又はアミド類とアルデヒド類との縮重合によって,又
はアルコール類でエーテル化して作られる合成樹脂。
多塩基酸及び脂肪酸(又は脂肪油)と多価アルコール類との縮
重合によって作られる合成樹脂。多価アルコールとしてグリセ
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番号
用語
魚油
きり油
ギルソナイト
ゲル化時間
けん化
対応英語(参考)
リン,ぺンタエリトリトールなど,多塩基酸として無水フタル
酸,無水マレイン酸など,脂肪酸としてあまに油,大豆油,ひ
まし油などの脂肪酸が使われる。樹脂中に結合する脂肪酸の割
合が大きいものから小さいものへの順に,長油アルキド・中油
アルキド・短油アルキドという。
イソシアネート樹脂 芳香族,脂肪族又は脂環族のイソシアネート類による遊離若し isocyanate resin,
くはブロックされたイソシアネート基を含む合成樹脂。
備考 イソシアネート類は,モノマー又は通常ポリマー, isocyanates
アダクト若しくはプレポリマーとして,反応性ヒド
ロキシル基をもつ化合物とともにポリウレタン塗料
に使用される。
エステル価
中性の試料をけん化するのに消費された水酸化カリウムの量。
試料をけん化したときの量から酸価を差し引く。試料1gに対す ester number
る水酸化カリウムのmg数で表す。
エステルガム
ロジンを多価アルコールでエステル化して作った樹脂。グリセ
リンエステルが多い。
エポキシ樹脂
分子中にエポキシ基を2個以上含む化合物を重合して得た樹脂 epoxy resin,
状物質。エピクロルヒドリンとビスフェノールとを重合して作
ったものなどがある。
塩化ゴム樹脂
天然又は合成ゴムに塩素を作用させて作られる樹脂。
塩素化ゴム
乾性油
薄膜にし空気中に置くと,酸素を吸収して酸化し,これに伴っ
て重合が起こって固化し,塗膜を形成する脂肪油。一般に,よ
う素価130以上のもの。あまに油,シナきり油など。
定義
いわし,にしん,いかなどの魚体又は内臓から採った脂肪油。
高度不飽和脂肪酸を含む。
きりの種子から採った乾性油。共役二重結合をもつエレオステ
アリン酸のグリセリドを多量に含み,重合しやすく,乾燥が速
い。シナきり油と日本きり油が知られている。
ユタ州産のアスファルタイトの商品名。硬質ビチューメンの一
種で,良質の黒ワニスの塗膜形成要素として用いる。
所定の条件のもとで,ゲル化するまでの時間。きり油のゲル化
時間は,280℃で12分以内。
油脂,脂肪,エステルなどをアルカリで処理するとアルコール
と酸とに分解し,次いでアルカリ塩を生成する反応。酸が長鎖
の脂肪酸のときに生成するアルカリ塩をアルカリ石けんとい
う。
けん化価
試料の1gをけん化するのに必要な水酸化カリウムのmg数。 saponification
工業用ニトロセルロ 塗料,フィルムなどの製造に使われる硝酸セルロース。ニトロ
ース
セルロースラッカーの塗膜形成要素として用いる。工業用製品
は取扱上の安全のため,通常はアルコールなどの溶剤で湿潤さ
れている。JIS K 6703参照。
合成樹脂
酢酸セルロース
サフラワー油
それ自身は樹脂の特性をもっていない,反応成分から重合,縮
合のような制御された化学反応によって作られた樹脂。
繊維素の酢酸エステル。
べにばなの種子から採った乾性油。ペイント・油ワニスの塗膜safflower oil
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番号
用語
酸価
樹脂
硝酸セルロース
シリコーン樹脂
水溶性ゴム
水溶性樹脂
スタンド油
スチレン樹脂
定義
対応英語(参考)
形成要素として用いる。
製品の不揮発分1g中の遊離酸を中和するのに要する,水酸化カ acid value
リウム (KOH) のmg数。JIS K 5601-2-1参照。
備考 試料が脂肪酸のようなカルボン酸単体の場合は,む
しろ中和価といい,主としてエステル化合物中の遊
離酸の測定の場合に酸価ということが多い。
固体,準固体又は疑似固体の有機物。通常分子量が高く,熱す
ると一般に広い温度範囲で軟化又は溶融する。適切な溶剤に可
溶性で,その溶液を塗付すると連続した皮膜を作る。このよう
な物質を総称して樹脂という。天然樹脂と合成樹脂の2種があ
る。天然樹脂にはセラックのように動物の分泌物として得られ
るものや,揮発性油を多量に含むバルサム,又は揮発性油の含
量が少ないオレオレジンのような形で樹木から分泌されるも
の,及びこれらのものが地中に埋もれて半ば化石化したコーパ
ルゴムのようなものなどがある。合成樹脂には,フェノール樹
脂,ユリア樹脂,アルキド樹脂などの縮合樹脂と,ビニル樹脂,
クマロン樹脂などの重合樹脂がある。
セルロースの硝酸エステル。
有機シリコーン重合体又はその変性品を主成分とするシロキサ
ン基を含む合成樹脂。
植物に起源をもつ,水中で粘度の高いコロイド溶液を与える重
合物。
備考 “ゴム”という言葉は伝統的に化石樹脂にも,また,
水に不溶なそれ以外の天然産物にも使われてきた
が,反対が強い。
分子内に親水基を多くもつ樹脂状化合物及び塩基性中和物の重
合体で水に溶解するもの。天然樹脂と合成樹脂とがある。硬化
性の合成樹脂は,水性塗料の塗膜形成要素として使われる。縮
合,重合などで親水基が失われて高分子化すれば硬化して水不
溶性になる。
乾性油を加熱重合して作った粘度の高い油。主に,油ワニスの
塗膜形成要素として用いる。原料油は,主にあまに油で,きり
油などを混ぜることがある。
スチレンの重合又は他のモノマー類との共重合によって得られ
る合成樹脂。
スチレン化アルキド スチレンで変性したアルキド樹脂。速乾塗料の塗膜形成要素と
樹脂
して用いる。
セラック
ラック虫 (Taccardia Lacca) が,ある種の植物に寄生して出した shellac,
分泌物の塊を採取して精製した樹脂状物質。エチルアルコール
に溶け,セラックニスの塗膜形成要素として用いる。JIS K 5909
参照。
大豆油
大豆から採取した脂肪油。通常半乾性油の区分に入れられる。 soybean oil,
脱水ひまし油
天然油
ひまし油を化学的に脱水して作った乾性油。脱水反応で共役二
重結合ができ,きり油の代用になる。
天然物から採取した脂肪油。主成分は脂肪酸のグリセリンエス
テル。乾燥性の程度によって,乾性油・半乾性油・不乾性油に
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番号
用語
定義
対応英語(参考)
分ける。乾燥性の目安として,よう素価が用いられる。よう素
価130以上を乾性油,130〜100を半乾性油,100以下を不乾性
油ということがあるが,明確な区分の定義はない。(ASTMで
は,区分の定義はないとしている。)
天然樹脂
樹木又は虫類から分泌されてできた,主に塊状のもの,又はこ
れらが地中に埋もれて半化石状態になったものの総称。ロジン,
セラック,ダンマル,コーパル,こはくなど。
トール油
亜硫酸パルプの廃液から採った油状の物質。脂肪酸エステルと
樹脂酸エステルとを含む。塗料用には,加工・分離によって脂
肪酸を主成分とした製品が主に使用される。
煮あまに油
あまに油を原料とするボイル油。JIS K 5421参照。
熱可塑性
熱を加えれば軟らかくなり,冷却すれば硬くなることを繰り返
す性質。
熱硬化性
樹脂などが,加熱すれば硬化して不溶性・不融性になり,元の
軟らかさには戻らない性質。
半乾性油
乾性油ほど速くはないが,空気中で乾燥する性質のある脂肪油。
一般によう素価100〜130のもの。大豆油など。
ビチューメン
元来は,色,硬度,揮発性など不定の天然炭化水素化合物の総
称。現在では,石油化学工業・石炭化学工業でできるタール・
アスファルト・ピッチも含めた黒又は黒褐色の液状ないし樹脂
状の物質の総称。大部分は二硫化炭素に溶ける。
ヒドロキシル価
原料1g中のヒドロキシ基に対応する水酸化ナトリウムのmg hydroxyl value
数。試料中の水酸基 (-OH) をアセチル化して,アセチル化に要
した酢酸を中和するのに要する水酸化カリウムの量を,試料1g
に対するmg数で表したもので,試料中のOH基の含有量を示
す尺度。アセチル化には各種の試薬が使用されるが,通常ピリ
ジンと無水酢酸混合物が使用され,アセチル化前後の酸濃度の
差を滴定することによって測定される。
ビニル樹脂
ビニル基を含むモノマー類の重合によって得られる合成樹脂。 vinyl resin,
備考 スチレン,アクリル,酢酸ビニルなどの樹脂は,そ vinyl resins
れぞれ該当するモノマーから同じ方法で作られる。
ひまし油
ひまの種子から採った不乾性油。リシノール酸のグリセリンエ
ステルが主成分。
フェノール樹脂
各種のアルデヒド,特にホルムアルデヒドと,フェノール及び
その同族体又は誘導体との縮重合によって作られる合成樹脂。 phenolic resins
不乾性油
液状の脂肪油で,空気中で乾燥しないもの。よう素価100以下 nondrying oil
のもの。ひまし油,つばき油,なたね油,オリーブ油など。
不けん化物
油脂,ろうなどのような,主成分がエステルである物質を,ア
ルカリ溶液で加水分解したときに,けん化されないで残る物質。
多くは炭化水素化合物。JIS K 5601-2-4参照。
不飽和ポリエステル ポリマー鎖の中に後で架橋ができるような炭素−炭素二重結合
樹脂
によって特徴付けられているポリエステル。
ブローンアスファル ストレートアスファルトに加熱しながら空気を吹き込んで作
ト
る。防水用,電気絶縁用,耐薬品用などの黒ワニスに用いる。
変性天然樹脂
ボイル油
ポリウレタン樹脂
天然樹脂を適切な化学反応で部分的に変えたもの。
乾性油・半乾性油を加熱し,又は空気を吹き込みながら加熱し
て,乾燥性を増進させて得た油。JIS K 5421参照。
多官能イソシアネート類と反応性ヒドロキシル基をもつ化合物polyurethane resin,
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番号
用語
ポリエステル樹脂
やし油
油長
よう素価
ロジン
定義
との反応によって作られる合成樹脂。
対応英語(参考)
多塩基酸と多価アルコールとの縮重合によって作られる合成樹
脂。
備考 この樹脂は,その構造によって分類される。例えば,
飽和及び不飽和ポリエステル樹脂。
コプラやしの実から採取した固形の不乾性油。
油変性樹脂,又は油性系ワニスにおいて,含有脂肪酸量をトリ
グリセリドに換算した値を百分率 (%) で表したもの。油長45%
以下を短油,油長45〜58%を中油,58%以上を長油ということ
がある。油ワニスでは,短油,中油,長油をそれぞれ短油ワニ
ス,中油ワニス,長油ワニスという。
油脂・樹脂に化学的に結合する酸素の量に比例し,不飽和度を
推定するために用いる。試料100gと結合するハロゲンの量を換 iodine number
算して得るよう素のg数で表す。ウィス法とハンス法とがある。
JIS K 5421参照。
生松やに,又は松の木のくずを水蒸気蒸留して得た物質を,更
に蒸留して,テレビン油を流出分離したときの樹脂状の残留物。
主成分はアビエチン酸。JIS K 5902参照。
d) 顔料及びその性質 (2201〜2255)
番号
用語
定義
酸化亜鉛を主成分とする白顔料。JIS K 5102参照。
対応英語(参考)
亜鉛華
亜鉛末
アグリゲート
凝集体
アグロメレート
軟凝集体
亜酸化鉛
アルミニウム顔料
金属アルミニウムのりん片状の粉末及びその粉末をミネラルス
ピリットなどに分散してペースト状にしたもの。アルミニウム
ペイント,さび止めペイント,メタリックエナメルなどに顔料
として用いる。塗膜形成時に塗料の膜の上層に層状に浮かぶも
の(リーフィング形)と,浮かばないもの(ノンリーフィング
形)とがある。JIS K 5906参照。
一酸化鉛
雲母状酸化鉄顔料
PbOの組成をもつ鉛の化合物。うす黄色の粉末。黄鉛・鉛ドラ lead monoxide,
イヤーの原料として用いる。JIS K 1456参照。
本質的に酸化鉄 (III) (Fe2O3) からなる精製鉱物(光を反射する micaceous iron oxide
ヘマタイトとしても知られている。)又は製造された製品。色は
グレーでメタリックつやがあり,多少薄片状を呈している。
塩基性顔料
塩基性クロム酸鉛
金属亜鉛を主成分とする灰色の粉末。さび止め顔料として用い
る。
通常の塗料又はインキ製造工程中に破壊されないほど互いに強
く結合した顔料粒子の集合体。また,分散系の中での粒子の凝
集状態で,一次粒子が互いに面接触をして二次粒子を形成して
いて,強い機械力でないと再分散しにくい凝集状態をいう。
通常の塗料又はインキ製造工程中に破壊される一次粒子,アグ
リゲート又はその両者の混合物の集合体。また,分散系の中で
一次粒子が結合し二次粒子に凝集している状態で,一次粒子が
互いに点又は線接触をしていて,機械力によって比較的容易に
再分散するような状態をいう。
金属鉛と一酸化鉛との中間の組成をもつ鉛の酸化物。灰黒色の
粉末で,空気中で酸化しやすい。さび止め顔料として用いる。
金属の酸化物を主成分とする塩基性の粉末。酸価の高い油,油
ワニスなどと反応して金属石けんを作る性質があり,油性塗料
の塗膜を硬化させる効果が大きい。亜鉛華,鉛丹,鉛白など。
クロム酸鉛と水酸化鉛とが結合したと考えられる化合物。赤黄
色の粉末で,さび止め顔料として用いる。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
25
K 5500 : 2000
番号
用語
塩基性炭酸鉛
鉛丹
鉛白
黄鉛
オーカー
カオリン
カーボンブラック
乾き色(顔料の)
顔料
吸油量
クレー
群青
けい石粉
黒鉛
ご粉
紺青
定義
対応英語(参考)
炭酸鉛と水酸化鉛とが結合したと考えられる化合物。白い粉末
で鉛白の主成分。
四三酸化鉛を主成分とする朱顔料。さび止め顔料として用いる。
JIS K 5108参照。
塩基性炭酸鉛を主成分とする白顔料。JIS K 5103参照。
クロム酸鉛を主成分とする黄色顔料。5G, 10Gの順に青味を帯 chrome yellow
び,R, 5Rの順に赤味を増す。5G, 10Gは硫酸鉛を含み,R, 5R
は塩基性クロム酸鉛を含み,Gは通常どちらも含まない。JIS K
5110参照。
鉄鉱石が風化したものを含む黄色の土顔料。合成法による鉄黄
が多用され,これを合成オーカーと称することがある。
長石が風化してできた土類。含水けい酸アルミニウムを主成分
とし,体質顔料として用いる。
ガス状又は液状の炭化水素を不完全燃焼又は熱分解して作る。
塗料用,インキ用,ゴム用などがある。原料の種類,燃焼,分
解の条件などで粒子の大きさ及び性質が異なる。炉壁に炎を触
れさせて作ったものをチャンネルブラック・ガスブラックとい
い,密閉したレトルトの中又は炉の中で不完全燃焼させて作っ
たものをファーネスブラックといい,予熱した炉の中で分解し
て作ったものをサーマルブラックという。JIS K 5107参照。
顔料が粉末状のときの色。
備考 dry colourは,白以外の黒を含む有色顔料を説明する pigment
のに用いられる用語 (BS)。
一般に水や溶剤に溶けない微粉末状で,光学的,保護的又は装
飾的な性能によって用いられる物質。無彩又は有彩の,無機又
は有機の化合物で,着色,補強,増量などの目的で塗料,印刷
インキ,プラスチックなどに用いる。屈折率の大きいものは隠
ぺい力が大きい。
備考 特殊な場合には,例えば,防せい顔料では,ある程
度の水溶性が必要とされることがある。
顔料を液体と機械的に練り合わせて堅いペースト状にするため
に必要な油の量。ペイント,エナメルペイントなどを作るとき
に,個々の顔料を練り合わせるのに必要なボイル油,ワニスな
どの量を知るために重要であり,顔料の粒度,表面積の大小の
知見にも役立つ。通常は,顔料100gに対する煮あまに油(又は
精製あまに油)のml数又はg数で表す。JIS K 5101参照。
水和けい酸アルミニウムを主成分とする鉱物質の粉末。体質顔
料として用いる。原土の種類・分級・精製の程度によって品質
が異なる。
白土,硫黄,炭酸ナトリウムなどを原料とし,粉砕・混合・焼
成して作った青顔料。古くは,るり石を粉砕して作った。JIS K pigment
5112参照。
けい石を粉砕して作った粉末。酸やアルカリに侵されにくい。
目止め顔料,研磨材などに用いる。
天然産又は人工の炭素単体の粉末。六方晶形又は無定形。鉛筆,
塗料などに用いる。
貝がらを水洗,粉砕,水ひ(簸)して作った白い粉末。主成分
は炭酸カルシウム。
ヘキサシアノ鉄 (II) 酸鉄 (III)(フェロシアン化第二鉄)を主成iron blue pigment,
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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K 5500 : 2000
番号
用語
定義
分とする青顔料。JIS K 5113参照。
対応英語(参考)
さび止め顔料
金属にさびが発生するのを防止する機能をもつ顔料。
備考 単なる遮断機能の作用ではなく,化学的及び/又は rust preventing
電気化学的に金属の腐食を抑制又は防止する機能を
もつ顔料をいう。ほとんど又は全くさび止め効果の
ないべんがらに対して,鉛丹及びクロム酸亜鉛は,
さび止め顔料の例である (BS)。
酸化鉄顔料
酸化鉄を着色成分とする顔料。べんがら,鉄黄,酸化鉄粉など
がある。また,薄片状で金属光沢をもつグレーのものもある。
酸化鉄粉
三酸化二鉄を主成分とする赤褐色ないし暗紫色の顔料。硫化鉄
鉱の焼きかすなどから作る。
シアナミド鉛
PbCN2を主成分とするさび止め顔料。
重質炭酸カルシウム 石灰石を微粉砕して風ひ(簸)又は水ひ(簸)して作る。体質 whiting,
顔料として用いる。
ジンククロメート
クロム酸亜鉛を主成分とするさび止め顔料。塩基性クロム酸亜
鉛カリウム [K2CrO4・3ZnCrO4・Zn (OH)2・2H2O] を主成分とする zinc yellow
ものと,四塩基性クロム酸亜鉛 [ZnCrO4・4Zn (OH)2] を主成分
としアルカリ金属を含まないものとがある。亜鉛黄ともいう。
JIS K 5114参照。
染料
溶解したとき,その塗料に所期の色を与える天然又は合成の物
質。
体質顔料
使用するビヒクルに不溶のつぶ状又は粉状で,塗料・塗膜のあ
る種の改質を目的として配合される,通常は屈折率が小さい
(1.7以下の)顔料。炭酸カルシウム,タルク,バライト粉など。 extender pigment
タルク
滑石を粉砕して作った体質顔料。へん平状のものが多い。水和
けい酸マグネシウムに近い組成。
地の粉
土性顔料の一種。けい酸アルミニウムを主成分とし,酸化鉄を
少量含む。主に漆下地を作るのに用いる。
着色顔料
塗料の色づけなどに用いる顔料。
沈降炭酸カルシウム 石灰石を焼成して生石灰を作り,水に分散させて石灰乳とし, precipitated calcium
焼成のときに発生した二酸化炭素を反応させ,沈降させて作る
か,副産物である塩化カルシウム溶液と炭酸ナトリウム溶液と
を反応させ,沈降させて作った白い粉末。体質顔料として用い
る。
沈降硫酸バリウム
重晶石を還元して作った硫化バリウムの水溶液に硫酸ナトリウ
ム溶液を加えて反応させて作った白い粉末。体質顔料として用
いる。JIS K 5115参照。
αFeO・OHを主成分とする黄色顔料。硫酸鉄 (II) 溶液を加水分
鉄黄
解するか,アルカリで中和して作る。
鉄黒
四酸化三鉄を主成分とする黒顔料。
との粉
酸化鉄を含んだ粘土を水ひ(簸)して作った体質顔料。日本特
有のもの。塗装下地剤を作るのに用いる。
二酸化チタン
チタン白
ぬれ色
二酸化チタンを主成分とする白顔料。結晶形によって,アナタ
ース形 (anatase) とルチル形 (rutile) とがある。塗料用のルチル white titanium
形は,分散性・塗膜の耐候性の改善のために表面被覆処理した
ものが主に使用される。JIS K 5116参照。
顔料が液体でぬれているときの色。
備考 乾燥塗膜が水などでぬれたときの色をいうこともあ
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K 5500 : 2000
番号
用語
定義
対応英語(参考)
る。
白亜
寒水石の粉末。主成分は炭酸カルシウム。水ひ(簸)して作っ
たものは,寒水クレーという。体質顔料として用いる。
バライト粉
ふるい残分
分散
分散度
重晶石の粉末。主成分は硫酸バリウム。体質顔料として用いる。
JIS K 5115参照。
試験用ふるいでふるったときに,通過しないでふるいに残るも
のの,全体に対する割合。JIS K 5101, JIS Z 8801参照。
一つの相を作っている物質の中に他の物質が微粒状になって散
在している現象。
ミルベース中の,又は塗料中の最大粒子の大きさに関連する用
語。規定の試験条件の下で,標準ゲージで製品中のはっきりし
た固形粒子が容易に認められる溝の深さを示す数値の読みで表
す。JIS K 5600-2-1参照。
べんがら
見掛け比容
見掛け密度
有機顔料
リサージ
リトポン
リーフィング
酸化鉄 (III) を主成分とする顔料。黄味がかった赤から紫まで red iron oxide
の色相をもつものがある。JIS K 5109参照。
単位質量の顔料を落下して自然にたい積又はタップしたときに
示す見掛けの容積(又は見掛けの密度)。見掛け比容はml/gで volume,
表し,見掛け密度はg/mlで表す。見掛け比容はかさ,見掛け密 apparent density
度はかさ比重のことをいう。JIS K 5101参照。
備考1. BS 2015ではタップした見掛け密度,見掛け比容を
それぞれ “bulk density”, “bulking volume” といい,
タップしていない見掛け密度を “apparent density”
と区分している。
2. ASTMでは,見掛け比容を “bulking value” とい
い,lb/Galで表している。
有機物を発色成分とする顔料。
一酸化鉛を主成分とする粉末。JIS K 1456参照。
硫化亜鉛と硫酸バリウムの混晶と考えられる白顔料。通常,硫
化亜鉛を27%以上含む。硫化亜鉛の含有量が多いほど隠ぺい力, lithopone
着色力が大きい。JIS K 5105参照。
りん片状の顔料を含む塗料を塗ったとき,塗膜形成時に,その
顔料片が平行して重なり合って塗料の膜の表層に配列する現
象。リーフィング形アルミニウム粉をワニスと混合して作るア
ルミニウムペイントでは,この現象が顕著で,塗面は,連続し
た輝いた金属膜のように見える。リーフィングは,顔料とビヒ
クルとの両者の性質の相互作用によって,塗膜形成時に起こる。
e) 溶剤及びその性質 (2401〜2414)
番号
用語
アニリン点
アルコール系溶剤
エステル系溶剤
エーテル系溶剤
希釈剤
定義
対応英語
炭化水素系溶剤の溶解性を表す数値の一種。試料を等容積のア
ニリンと混合して冷やしたとき,互いに溶解し合えなくなって
濁りが見え始めたときの温度で表す。JIS K 2256参照。
溶剤として用いるアルコール類の総称。エタノール,1−ブタノ alcohols (solvent)
ール,2−プロパノールなど。
溶剤として用いるエステル類の総称。酢酸エチル,酢酸ブチル
など。
溶剤として用いるエーテル類の総称。ジブチルエーテル,エチ
レングリコールモノブチルエーテルなど。
それ自体溶解力のある溶剤ではないが,溶剤と併用して悪影響
なく使用できる,単一又は混合された揮発性液体。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
28
K 5500 : 2000
番号
f)
用語
ケトン系溶剤
定義
対応英語
溶剤として用いるケトン類の総称。2−ブタノン,メチルイソブ ketones (solvent)
チルケトン,シクロヘキサノンなど。
混合アニリン点
炭化水素系溶剤の溶解性を表す数値の一種。体積でアニリン2, mixed aniline point
試料1,n−ヘプタン1の割合で混合して冷やしたとき,互いに
溶解し合えなくなって濁りが見え始めたときの温度で表す。JIS
K 2256参照。
脂肪族炭化水素系溶 溶剤として用いる脂肪族炭化水素の総称。ミネラルスピリット,
剤
灯油など。
助溶剤
それ自体は塗膜形成要素を溶解する性質はないが,溶剤に加え
ると溶剤単独のときより溶解力が大きくなる性質のある蒸発性
の液体。ニトロセルロースラッカーではアルコール類が助溶剤
として使われる。
灯油
石油原油を分留して得た揮発性の液体。引火点40℃以上,蒸留 kerosene,
性状95%,留出温度270℃以下又は300℃以下。油性塗料の希 kerosine
釈剤として用いることがある。JIS K 2203参照。
芳香族炭化水素系溶 溶剤として用いる芳香族炭化水素の総称。トルエン,キシレン
剤
など。
ミネラルスピリット 原油を分留して得た溶剤の一種。引火点30℃以上,蒸留試験で mineral spirits,
50%留出温度180℃以下,終点205℃以下。JIS K 2201参照。 petroleum spirits
溶剤
バインダーを十分に溶解し,所定の乾燥条件で揮散する単一又
は混合された液体。狭義では,バインダーの溶媒をいい,ほか
に助溶剤,希釈剤がある。本来は,蒸発速度の大小によって区
分するが,沸点の高低によって,高沸点溶剤・中沸点溶剤・低
沸点溶剤に分けることもある。
溶剤平衡
溶剤の混合物が,溶解しているすべての溶質に対して,蒸発の
全過程を通して,溶解性の均衡性を保っている状態。溶解性の
均衡が保たれれば,蒸発しつくした後も溶質相互間に析出など
が起こらず,塗膜は正常に形成される。
塗料補助剤,塗装補助剤及びそれらの性質 (2601〜2628)
番号
用語
定義
対応英語(参考)
アルコールステイン 木材用のアルコール性着色剤。染料をアルコール系溶剤に溶か spirit stain,
して作る。木材の透明塗装の際に用いる。
オイルステイン
界面活性剤
可塑剤
皮張り防止剤
顔料分散剤
木材用の油性着色剤。油溶性の染料をミネラルスピリットなど
に溶かして作る。木材の透明塗装の際に用いる。
液体に溶け,界面に吸着して界面の性質を変える物質。塗料で
は分散,湿潤,泡消しなどを助長するのに用いる。JIS K 3211 surfactant
参照。
乾燥した膜に伸び・タフネス・たわみ性を与えて塗膜の性能を
向上させるために塗料に添加される物質。塗膜形成要素と相容
性のある不揮発性又は難揮発性の液体又は固体の物質を加え
る。主に,揮発乾燥性塗料の製造に用いる。JIS K 6900参照。
塗料が容器の中で空気との接触面に皮を張るのを防ぐために用
いる塗料用の添加剤。主として酸化防止剤。通常,揮発性のも
のが使用される。
ビヒクルの中で顔料の表面に吸着されて,顔料のビヒクルに対
する湿潤性を増して顔料の分散性を助長する薬剤。JIS K 3211 dispersant
参照。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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K 5500 : 2000
番号
希釈性
硬化剤
酸化防止剤
シンナー
水性ステイン
水性目止め剤
ステアリン酸亜鉛
用語
定義
対応英語(参考)
シンナーが所定の塗料を溶解する性質。希釈性を調べるには,
試料と見本品について,等体積のクリヤラッカー又はワニスを
薄めたもので塗膜を作り,見本品の場合と比べて,塗膜に悪影
響がなければ希釈性は劣らないとする。
塗料の硬度の増進又は硬化反応を促進若しくは制御するために
用いられる橋かけ剤,樹脂,その他の変性剤。
備考 常温硬化形塗料では,エポキシ樹脂塗料におけるア
ミンアダクト及びポリアミド樹脂,ポリウレタン樹
脂塗料におけるポリイソシアネート類は,架橋反応
によって硬化する硬化剤の代表的な例である。また,
酸硬化形アミノ樹脂塗料における有機酸又は無機酸
などの酸触媒,不飽和ポリエステル樹脂塗料の過酸
化物(重合開始剤)とナフテン酸コバルト(促進剤)
なども硬化剤ということがある。
酸化による塗膜の老化を防ぐために用いる物質。また,貯蔵中
に塗料の酸化を防ぎ,若しくは塗装後の乾燥を遅らせる物質を
いい,又は酸素が他の酸化しやすい物質と反応するのを防ぐ物
質で,その過程で多くはその物質自体は酸化する (BS)。
主にコンシステンシーを小さくする目的で,塗装の際に塗料に
加える単一又は混合された所定の乾燥条件で蒸発する液体。う
すめ液ともいう。
木材用の水性着色剤。染料を水に溶解又は分散して作る。透明
塗装の際に用いる。
水溶性の木材用目止め剤。水性のビヒクルで充てん顔料・着色
顔料を練り合わせて作る。
ステアリン酸の亜鉛石けん。顔料の分散剤・沈降防止剤として
ペイント類の製造に,塗膜を研ぎやすくするためにサンジング
シーラーの製造に,それぞれ用いる。
ステアリン酸アルミ ステアリン酸のアルミニウム石けん。顔料の分散剤・沈降防止
ニウム
剤として塗料の製造時に加える。
ステイン
促進剤
つや消し剤
添加剤
ドライヤー
流れ止め剤
素地にしみ込ませて色を付けるための材料。主に木材着色剤を
いう。染料などを溶剤に溶かしたものが多い。少量のバインダ
ーを配合することもある。溶剤の種類によってアルコールステ
イン,オイルステイン,水性ステインなどがある。これを塗付
したとき,木地,木目は透けて見えるが,素地の色はマホガニ
ー,チェリー,オークなど,他の任意の材質の色調に変えるこ
とができる。また,化学薬品の腐食性を利用した着色料もあっ
て,薬品の種類によって酸ステイン,アルカリステインなどと
いう。
塗料に少量添加して反応,例えば,架橋反応を促進する物質。 accelerator
塗膜のつやを減少させるために塗料に加える材料。
塗料に少量添加して,その性質の一つ若しくはそれ以上を改善
又は変性する物質。
通常,有機金属化合物で有機溶剤及びバインダーに可溶,酸化
乾燥する塗料の乾燥過程を促進するために添加する化合物。主
成分は鉛,マンガン,コバルトなどの金属石けん。液状ドライ
ヤー,のり状ドライヤーなどがある。
備考 水可溶性の乾燥剤も存在する。
塗装したとき,塗膜にたるみを生じる傾向を減少させるために
塗料に配合する物質。塗料に適切な流展性を与える増粘剤が多
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K 5500 : 2000
番号
用語
対応英語(参考)
く用いられ,溶剤形塗料には有機ベントナイト,金属石けん,
ホワイトカーボン,脂肪酸アマイドなどが,水系塗料にはベン
トナイト,ポリビニルアルコール,メチルセルロース,カルボ
キシセルロース,ヒドロキシエチルセルロースなどが用いられ
る。
ニトロセルロース溶 ラッカーシンナーのラッカーに対する溶解性の試験の一種。塗
解性
料用の硝酸セルロースを溶解する性能を調べて判定する。JIS K nitrocellulose
5538参照。
フィラー
塗装の前に表面の小さな欠陥を除き,及び/又は平滑で均一な
平面を作るために用いられるペースト状コンシステンシーをも
つ製品。ストッパーの項参照。
備考 フィラーという用語は体質顔料と同義にも用いる。
ポリシングコンパウ
塗膜を磨いてつやを出すための材料。
ンド
目止め剤
木材目止め剤
ウッドフィラー
ラッカーシンナー
リターダー
リムーバー
定義
木材の導管のくぼみを埋め,なお,上塗り塗料がその部分に吸
い込まれるのを防止するための塗料補助材料。
木材の目止めに用いる塗装補助材料。
ラッカー類の希釈に適する透明・揮発性の液体で,硝酸セルロ
ース・樹脂の溶剤に希釈剤を混合して作る。JIS K 5538参照。
ラッカー類の塗装の際の塗膜のかぶり防止の目的で,ラッカー
シンナーに混合して用いる。透明・遅揮発性の液体で,硝酸セ
ルロースを溶解する高沸点溶剤を主な原料として作る。JIS K
5538参照。
塗膜をはがすために用いる材料。
g) 塗料の塗り方,塗装の素地,素地調整及びそれらの材料並びに機器 (3001〜3091)
番号
用語
定義
対応英語(参考)
糸さび
糸状腐食
主に,塗料又は油脂などで被覆した金属表面に,糸状に進行す
る腐食。一般に,金属の塗装されていない端面から,又は塗膜
の部分的に傷の付いた場所から始まる。
備考 一般に,糸さびは,長さや成長する方向が不規則で
あるが,ほぼ平行に大体同じ長さに成長する。
ウエットオンウエッ 先に塗った塗膜層が乾燥する前に次の塗膜層を塗り重ね,複合
ト塗り
層を一つの膜として乾燥する方法。
上塗り
下地塗膜の上に又は直接素地に上塗り用の塗料を塗る行為。
エアレススプレーガ 空気吹付けによらないで,塗料自体に圧を掛けてノズルから塗
ン
料を霧状に吹き出して塗る器具。JIS B 9809参照。
エアレススプレー塗 塗料に圧力を掛けて強制的にノズルから噴出させて塗装する方
り
法。
エッチング
塗装前に化学薬品によって金属表面を荒らす方法。
備考1. 酸性溶液によって,さび及び/又はミルスケール
を除去する処理,及びstainingと同様な木材の着色
のための特殊な処理をいう。
2. 広い意味では,何らかの侵食作用によって,表面
から材料を除去することの総称。化学研磨,電解
研磨,イオンエッチング,熱エッチングなどが含
まれる。工業的には与えられたパターンに一致さ
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K 5500 : 2000
番号
用語
定義
対応英語(参考)
せて,材料を化学的又は電気化学的に除去するこ
とをいうことがある。転じて,金属表面を食刻す
ることから,腐食のことをいうこともある。
エフロレセンス
遠心除滴
コンクリート面などが白く粉を吹いたようになる現象。白華と
もいう。この白い粉がコンクリート面に塗った塗膜の表面にま
で吹き出すと,美観を損ねるので,塗装前にシーラーを塗って
これを防ぐ必要がある。また,結晶性化合物が大気にさらされ
て,結晶水を失い粉末状になることをいう。風化,風解ともい
う。
浸し塗りのとき,物体を塗料に浸して引き上げた後,振り回し
て遠心力で余分の塗料を除き取る操作。
火炎清浄
金属の表面に高温の還元炎を吹き付け,ミルスケール,さびな
フレームクリーニン どを浮き上がらせた後,できるだけ手作業又は機械的清浄操作
グ
によって,表面を清浄にする方法。JIS Z 0103参照。
化学的前処理
ガソリン研ぎ
カッティングイン
塗料の塗装前に表面に施されるすべての化学的方法をいう一般
用語。
備考 例えば,クロメート処理,りん酸塩処理の項参照。
塗膜にガソリンを付けながら研磨材で研ぐ方法。
あらかじめ決めた線まで塗料をはけで塗装する方法。
備考 ガラスを汚さずに窓枠に塗料を塗装することが一つ
の例である。
カーテン[フロー] 還流される塗料が,カーテン状に流下する中に,連続的に被塗
コーテイング
物を水平に通過させることによって塗料を塗装する方法。主に
平板の塗装に用いる。
から研ぎ
生地
生地ごしらえ
グリットブラスト
クロメート処理
クロム酸塩処理
塗膜に水,ガソリンなどを付けないで,研磨材だけで研ぐ方法。 dry sanding
木材,コンクリート,鋼材などの塗装にかかる前の物体。主に
表面についていう。素地,下地の項参照。
油取り,さび落とし,穴埋めなど,下塗り塗料を塗るための準
備作業として,生地に対して行う処理。素地調製,下地ごしら
え参照。
鉄,鋼スラグ又はアルミナ(コランダム)のような特殊な材料
を用いるブラスト処理のうちの一つの方法。ブラスト処理の項
参照。
通常クロム酸及び/又はクロム酸塩からなる溶液を用いて行う
ある種の金属表面の化学的前処理。
備考 クロメート処理,クロム酸−りん酸系処理などのク
ロム酸(塩)を含む水溶液による化成処理の総称。
慣用的にはクロメート処理を意味することがある。
a) 亜鉛めっき後のクロム酸系処理 亜鉛は,そのま
までは白色のさびを生成しやすいが,クロメート
処理によって表面にクロム酸亜鉛の繊密な皮膜が
できて防せい力が大きくなる。塩水に対しても強
い耐久力を示す。重クロム酸塩では黄金色に,無
水クロム酸系では虹彩色の光沢ある仕上がりとな
る。
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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K 5500 : 2000
番号
用語
研磨
サンディング
研磨紙
定義
b) クロム酸塩によるアルミニウムの化成処理 クロ
ム酸塩のほか,ふっ化物などを加えた液に浸液し,
黄金色の繊密な皮膜を作る。クロメートを主な成
分とし,りん酸系処理に比べて防せい力が大きい。
アルミニウムのクロメート処理には,これ以外に
クロム酸−りん酸系処理がある。
対応英語(参考)
素地をならすために用いられる研削方法。また,次の塗料を塗
る前に,塗面を平らにならすために用いる研磨方法。
塗膜などを研ぐための研磨材料。研磨粒子を紙に付着させたも
の。から研ぎ用の研磨紙と,水研ぎ用の耐水研磨紙とがある。
JIS R 6252, JIS R 6253参照。
コイルコーティング 塗料を連続的に金属コイルに塗装し,塗膜が乾燥してから再び coil coating
巻き取られる塗装方法。この方法は,カラー鋼板業界で多く採
用されており,塗装スピードは100m/分と極めて速い。リバー
スロールコーターが主体であるが,ナチュラルロールコーター
も使われている。
転がし塗り
たるの中に物体と塗料を入れて,たるを回転させ,物体が転が
ってこすり合う作用で塗料を塗り付ける方法。小形で数の多い
物を塗るときに用いる。
さび
通常は,鉄又は鋼の表面にできる水酸化物又は酸化物を主体と
する化合物。広義では,金属が化学的又は電気化学的に変化し
て表面にできる酸化化合物。
清浄作業前の鋼材表面に形成されているさびの程度を説明する
分類。さびの程度は,5段階に分けた写真によって評価する。
JIS K 5600-8-3, JIS Z 0310参照。
鉄素地からミルスケール及び厚いさびの層を除くために,比較
的長い時間,酸性の溶液中に浸して清浄にする処理。エッチン
グの項参照。
金属製品に砂などの研削材を吹き付けて表面のさびを除き清浄
にする操作。ブラスト処理参照。
ある(素地調整)方法によって得られる清浄仕上げの品質水準
を説明する分類。JIS Z 0310, ISO 8501/1参照。
塗料を塗るときの面。
備考 素地も同義で用いられる。
さび度
酸洗い
サンドブラスト
清浄度
下地
下地ごしらえ
下塗り
実用塗り面積
実用塗り坪
実用的な条件の下で規定された方法で1回塗りしたとき,一定 practical spreading
量の塗料で塗ることができる規定の被塗素地の面積。
備考 通常,m2/l又はm2/kgで表す。
蒸気清浄
ショットブラスト
蒸気噴流によって金属製品から表面汚染を除去する作用。
筋かいばけ
ある層を塗るときの,塗り前の処理。下地パテへら付け,研磨
など下地の吸収性を調節したり,でこぼこを修正するなどの工
程。生地ごしらえ,素地調整を参照。
中塗り用塗料や,上塗り用塗料を塗る前に,下塗り用塗料を塗
る操作。
金属製品の表面に鋼粒ショットを吹き付けて,清浄にする工程。
ブラスト処理の項参照。
塗料用のはけの一種。二つに割った柄の先端に毛の束を挟んで,
毛の束の方向が柄に対して約45度になるように取り付けたも
の。すみ及びくぼみを塗るにも都合がよい。毛の束の幅で大き
さを表す。
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K 5500 : 2000
番号
用語
ステンシル塗り
スプレーガン
スプレーしぶき
スプレーブース
ずんどうばけ
静電除滴
静電塗装
静電塗り
素地
素地調整
大理石塗り
たたき塗り
定義
型紙を使って文字や模様を付ける塗り方。
対応英語(参考)
吹付け塗りに用いるピストル状の器具。圧縮空気を噴出し又は
塗料自体を加圧して,塗料を霧状に噴出させて塗る。後者をエ
アレススプレーガンという。
吹付け塗りのときに,被塗面に付着しないで飛散する余分の塗
料の霧。
吹付け塗りの際に,塗料の飛散を防ぐために用いる囲い。送風
機を備えて塗料の霧及び溶剤の蒸気を吸引して室外に出す。囲
いの内壁に水を流して塗料の付着を防ぎ,吸引気流に水を噴射
して塗料の霧などを流し落とすものが多い。この方式のものを
水洗ブースという。
塗料用のはけの一種。二つに割った柄の先端に毛の束をはさん
で,毛先が柄の延長に向くように取り付けたもの。毛の束の幅
で大きさを表す。
浸し塗りの際に物体を塗料に浸して引き上げた後,物体と塗料
受けとの間に静電圧をかけ,静電引力で余分の塗料を除き取る
操作。
霧化した塗料粒子と被塗物との間に静電電位差を掛けて,塗料
の霧を被塗物に引き付けて塗る方法。塗料の霧は,回転円盤,
スプレーガンなどで発生させるが,発生源に対する物体の裏側
にも塗料が付着し,塗料の損失が少ないのが特徴。電圧は通常
塗料が塗装される表面。
備考 素地は,未塗装表面及び既塗装表面の両者を含む。
生地,下地も同義で用いられる。
塗装に備えて表面を処理するすべての方法。生地ごしらえ,下
地ごしらを参照。
備考1. 木部面では,汚れ,異物の除去,打こんの補修,
けば取り,かんな目,逆目の除去,やにの処理,
裂け目,虫穴の充てんなど。金属面では,加工時
にできたうねり,ひずみ,溶接跡の処理,付着し
た油脂類,研削材,金属くず,さびなどの除去。
壁塗りでは,付着した塗材の除去,き裂埋め,し
み抜き,割れ目,くぼみ目などの補修,あく止め,
吸い込み止めなどがある。
2. JIS Z 0310では,素地調整は,鋼材の表面に防食を
目的とする塗膜が良好に付着するよう,鋼材表面
のミルスケール,さびなど被覆の付着に支障とな
る物質を除去し,また,表面に適切な粗さを与え
る機械的又は化学的処理。また,国内ではこの素
地調整のほかにさまざまの用語,例えば,下地処
理,前処理,生地ごしらえ,ケレンなどが用いら
れる。
磨き大理石の外観と肌合いを塗料によって再現する状態。
塗面をたたくようにして塗る塗り方。塗付後直ちに塗面を,ス
チップル用はけで規則的に一様にたたいて,塗膜を平滑になら
し,はけ目,その他のむらを除くために行う。また,粘ちゅう
度の高い塗料を塗付して,乾かないうちに,スチップル用はけ
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K 5500 : 2000
番号
用語
定義
対応英語(参考)
又はスチップル用ローラを用いて,塗膜の表面に凹凸模様を作
る塗り方をいう。また,塗面に別の色の塗料をはん点状に塗る
塗り方をいうこともある。
タックラグ
粘着布
脱脂
たんぽずり
地肌塗り
チッピング
デスケーリング
デニビング
つぶの研磨
電着塗装
透明仕上げ
研ぎおろし
塗装
研磨作業後,次の塗装前に素地からダストを除去するために用
いられる粘着物質を含浸させた織物。
溶剤又は水性洗剤のいずれかを用いて,塗装前に油,グリース
及び類似の物質を表面から除去する操作。
揮発乾燥性塗料の塗り方の一種。たんぽに塗料を含ませ,円を
描くようにして順々に移動しながら面全体を手早く磨くように
して塗る。塗膜の薄いところには塗料が更に付着し,厚いとこ
ろは,ふき取られるので,平滑に,つやが美しく仕上がる。た
んぽとは,綿を綿布で包んだものをいう。
備考 “French polish” は,あまに油を潤滑剤として含ませ
たたんぽ(綿を麻布で包んだもの)で仕上げ操作を
行うセラックニスをいう。たんぽずり (French
polishing) は,本来ラックニス塗装の際に行うつや出
し及び塗面を平滑にするための仕上げ操作である
が,ラッカークリヤーのような揮発乾燥性透明塗料
の仕上げにも適用される。
物体の素地に直接塗る工程。素地の過度の吸収及びさびの発生
を防ぎ,素地に対する塗膜層の付着性を増加するなどのために
行う。
手工具又は電動工具を用いて,旧塗膜又はさび及びミルスケー
ル(黒皮)をりん片状に除去する操作。
鋼材又はその他の鉄素地からミルスケール(黒皮)又は層状さ
びを除去する操作。JIS Z 0103参照。
目の細かい研磨紙で塗膜の表面に目立つ小粒子を研磨して除く
操作。
導電性のある物体を,水に分散した塗料の中に入れ,物体と他
の金属体とが両極になるようにして電流を通し,物体に塗料を
塗る方法。塗料中の塗膜形成要素と顔料とは帯電するので,物
体がそれと反対の極になるように電流の方向を選べば,帯電し
たものは物体に付着し,電荷を失い,付着物は水に非分散性の
被覆層になる。一般には,この後に塗料から引き上げ,水で洗
浄してから焼き付ける。
油ワニス,ラックニス,クリヤラッカー,合成樹脂ワニスなど
を用いて透明な塗膜層を作る塗装方法。主に,木材の生地模様
が透視できるような塗膜層を作る。
塗膜又は塗膜層を研磨材で研いで所定の状態まで削り取る作
業。
備考 BSでは,フェルト又は類似の材料のパッドに極めて flatting
細かい研削剤をつけて,水又は適切な溶剤を潤滑剤
として研ぎおろすことを,フェルト研ぎ (felting
down) という。
物体の表面に,塗料を用いて塗膜又は塗膜層を作る作業の総称。
単に塗るだけの操作は“塗り”“塗り付け”などという。
備考 ISO用語規格では,塗料は “coating material”,塗膜 painting,
は “coat” と定義しているが,ここに記載する塗装に finishing
対応する用語は規定されていない。また,BS用語規
格では,同様に “coating material” を塗料, “coat” を
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K 5500 : 2000
番号
用語
塗装系
塗装工程
流し塗り
中塗り
塗合わせ
塗りつぎ
塗装間隔
塗付け間隔
塗付け量
塗り面積
塗り坪
定義
塗膜とするほか, “coating” を塗装として定義して
いる。しかし,ASTM用語規格では, “coating” は
塗料として,また,塗ることは “paint (vb)”として
定義されている。そのほか,CEDには,塗装の意味
の用語として “application” が記載されている。ここ
では,対応英語は, “coating”, “application” その他を
併記している。
対応英語(参考)
塗装される又は既に塗装されている塗料の塗膜層の総称。塗装
の目的・効果を満足するように作った,地肌塗りから上塗りま
での塗り重ね塗膜の組合せを総称する用語。
備考 塗装系は,通常,乾燥又は硬化に必要な適切な間隔
をおいて,指定の順番で,別々に塗装された複数の
塗膜から構成される。ある種の塗料では,例えば,
ウエットオンウエット吹き付け塗りのような多少と
も連続する塗装工程によって適切な膜厚と隠ぺい性
をもつ塗装系を作ることができる。この場合,塗装
系のどの部分も,上記の意味で別々の塗膜とはいえ
ない (CED)。
塗装系を作るための工程。塗装の目的,塗ろうとする物体の素
地,形状,数,用いる塗料の性質,塗装場所の条件などによっ
て,素地の処理,塗料の塗り方,乾燥の方法,塗膜形成後の処
理方法などを選定して,工程を設計する。
備考 ISO用語規格では, “coating process” は,浸し塗り,
吹付け塗り,ローラーコーティング,はけ塗りなど,
塗料を素地に塗装する過程を説明する一般用語とし
ている。
被塗物に塗料を注ぐか又は流し掛けるかのいずれかで塗装し,
次いで過剰な塗料のたれ切りを行う塗装方法。
下塗りと上塗りとの中間層として,中塗り用の塗料を塗る操作。
下塗り塗膜と上塗り塗膜との間の付着性の増強,総合塗膜層の
厚さの増加,平らさ又は立体性の改善のために行う。英語では,
目的によって,undercoat, ground coat, surfacer, texture coatなどと
いう。
被塗物の表面全体を1回塗りしているとき,新たに塗付された lap
領域の隣に次の塗料を塗付する際にその一部を重ね合わせて塗
りつぐ操作,又はその重なりの部分をいう。塗装方法によって,
その意味は多少異なるが,スプレー塗装ではパターンの重なり
といい,膜厚の均一化を図るためには1/3以上の重なりが必要
であるという。
塗膜を重ねる作業での,塗りの時間間隔。
規定の作業条件で,単位面積に規定の厚さの乾燥塗膜を作るの
に必要な塗料の量。一般に,g/m2, ml/m2, 試験では,g/100cm2,
ml/100cm2で表す。
備考 塗り面積 (spreading rate) の項参照。
一定量の塗料によって必要な厚さの塗膜を作ることのできる表
面積。通常,m2/l又はm2/kgで表す。JIS K 5600-3-1参照。
備考 塗り坪には,規定する条件によって,次の種類があ
る。
1) practical spreading rate:実用塗り坪
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K 5500 : 2000
番号
用語
定義
実用的な条件の下で規定された方法で1回塗りした
とき,一定量の塗料で塗ることができる規定の素地
の面積。
2) theoretical spreading rate:理論的塗り坪
不揮発分の容積から計算される塗り坪。
3) natural spreading rate:平均的塗り坪
熟練した試験者によって,はけで流れ・たれのない
ように,一様に塗付した場合のウエットフィルム質
量当たりの平均面積又はウエットフィルム容量当た
りの平均面積。
対応英語(参考)
はけ
塗料を塗り付ける器具の一種。獣毛又は合成樹脂製繊維を束ね
て,柄に固定したもの。毛や繊維の束に塗料を含ませ,物体の
表面に触れて移動し,塗料を物体の表面に薄層として塗り付け
る。束の形や角度によって,ずんどうばけ・丸はけ・平はけ・
すじかいばけがあり,用いる毛には,馬毛,やぎ毛,豚毛,う
さぎ毛,たぬき毛,ナイロンなどがある。塗料の試験に用いる
はけは,JIS K 5600-1-6参照。
はけ塗り
はけで塗料を塗る方法。JIS K 5600-1-6参照。
浸し塗り
塗料を入れた槽の中に被塗物を浸した後引き上げる塗り方。余
分の塗料は滴下して除く。
拾い塗り
塗膜のきずの部分などを,部分的に塗って補修する方法。
吹付け塗り
スプレーガンで塗料を微粒化して吹き付けながら塗る方法。JIS spraying,
K 5600-1-1参照。
フェザーエッジング 通常,次の塗料を塗り重ねる前に,塗膜の縁を研磨して,その feather edging
厚さを次第に薄くする操作。例えば,補修塗りの前に,塗膜の
損傷部のエッジに行う研磨操作など。
節止め
木材塗装で,はじめに節の部分などにセラックニスなどの速乾
不透過性の塗料を塗る操作。樹脂分がしみ出して塗膜層が軟化
されたり,膨れができたりするのを防止するために行う。
ブラスト処理
処理される表面に高運動量のブラスト研削材を衝突させる方
法。金属製品に防せい防食を目的として塗料などを被覆する場
合に,素地調整のために行われる。研削材に大きな運動エネル
ギーを与えて金属表面に衝突させ,金属表面を細かく切削及び
打撃することによってさび,スケールなどを除去して金属表面
を清浄化又は粗面化させる方法。JIS Z 0310参照。
ブラスト処理用研削
ブラスト処理に用いることを目的とする固形材料。JIS Z 0310, blast cleaning
材
JIS Z 0311, JIS Z 0312参照。
フラッシュさび
フィリング
肌直し
フレーム処理
火炎処理
ブラスト処理後の鉄素地面に短時間に形成される非常に薄いさ
びの層,又は水性塗料を塗装した後に急速に形成されるさび。 flash rusting
平滑な表面を作るためにフィラーを塗付する操作。
備考 BS用語規格では, “filling” は,欠陥のある表面に適
切なコンシステンシーの製品を塗付して,乾燥後研
ぎ出して,塗装に適する平滑な表面を作ることをい
う。
塗料のぬれ及び塗膜の付着をよくするために,火炎によってプ
ラスチック材料(ポリエチレンなど)の表面を酸化する前処理
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K 5500 : 2000
番号
用語
平均塗り面積
平均塗り坪
定義
対応英語(参考)
の方法。
熟練した試験者によって,はけで流れ・たれのないように,一
様に塗付した場合のウエットフィルム質量当たりの平均面積又
はウエットフィルム容量当たりの平均面積。JIS K 5600-3-1参
照。
へら
ペースト状の塗料を塗り付けたり調製したりするための,しな
やかな長板状の用具。鋼べら・木べら・プラスチックヘらがあ
る。
へら付け
へらで塗料を塗る方法。
ホットスプレー塗り 溶剤の添加によらずに,むしろ加熱によってコンシステンシー hot spraying,
を下げて塗料を吹付け塗りする方法。
マスキング
色の塗り分けや,塗り残したい場所がある場合に,塗料に侵さ
れにくく,かつ,容易に除去できるもの,例えばテープを塗装
前にはり付けて一時的に被覆する操作。
磨き仕上げ
ラッカー塗膜などの最終工程で,塗膜を磨き上げる操作。磨く
ときに,ポリシングコンパウンド,ポリシングワックスなどを
用いる。
水研ぎ
耐水研磨紙,といし,研ぎずみなどを用いて,水を付けながら
塗膜を研ぐ方法。
ミルスケール
鉄鋼の熱間圧延中に生じる酸化鉄の層。黒皮ともいう。
木目塗り
塗料によって木材表面の外観及び肌合いを再現する操作。はけ,
海綿,ゴム,くし,ローラーなどを用いて,ペイント塗面に木
目を書き表す操作。
焼きむき
バーンオフ
陽極[酸化]処理
陽極酸化法
理論的塗り面積
理論的塗り坪
りん酸[塩]処理
りん酸塩化成処理
ローラ塗り
膜を熱によって軟化させ,まだ柔らかい間にかき取って塗膜を
除去する方法。
電解酸化工程によるアルミニウムの処理。主に酸化アルミニウ
ムからなる陽極皮膜を生成して,その表面を変え,耐食性を改
良する。処理できる金属にはアルミニウムのほか,チタン,タ
ンタル,マグネシウムなどがある。金属の種類と電解質溶液の
組合せによって,皮膜は多孔質形か又はバリヤー形のどちらか
になり.着色,塗装下地,耐摩耗性の改良,電解コンデンサー
の作製などに広く利用されている。
不揮発分の容積から計算される塗り面積(塗り坪)。
りん酸及び可溶性りん酸塩を主体とする水溶液で金属を処理
し,その表面に不溶性のりん酸塩化成皮膜を作る表面処理方法。
防せい処理,塗装下地用処理などとして用いられる。形成され
る皮膜成分に応じて,りん酸亜鉛皮膜,りん酸鉄皮膜,りん酸
マンガン皮膜処理などがある。化成処理液中には遊離のりん酸
と皮膜形成金属の第一りん酸塩があり,金属をこの液中に浸す
と液中のりん酸によって金属は溶解し.同時に第一りん酸塩の
加水分解が起こり,難溶性の第二又は第三りん酸塩化合物が金
属面に沈着し金属面を覆う皮膜となる。皮膜は使用目的,作業
性,コストなどによって最適なものを選定する必要がある。
手持ちローラ(ブラシ)によって塗料を塗る方法。
備考 ロールコーターによる工場塗装の場合は “Roller
ロールコーティング 2本又はそれ以上の横置硬質ロールの間に平らな物体を通過さ roller coating
せて塗料を塗る方法。塗料は,ロールから平板又は物体の片面
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K 5500 : 2000
番号
用語
定義
又は両面に移行して塗装される。
備考 通常,ロールコーターは,塗付けロール,調整ロー
ル,塗料ピックアップロール,送りロールの4本の
ロールで構成されたものが,一般的で,ローラの回
転方向と被塗物の進行方向が同じものをダイレクト
ロールコーター,逆のものをリバースロールコータ
ーという。合板,スレート板,鋼板,亜鉛めっき鋼
板などのシート状ストリップ状の平板の塗装に用い
られる。
対応英語(参考)
h) 塗料の乾燥及び乾燥用の機器 (3201〜3216)
番号
用語
加熱乾燥
乾燥
乾燥時間
強制乾燥
硬化
硬化乾燥
定義
対応英語(参考)
塗り付けた塗料の層をあらかじめ設定された最低温度で加熱し
て,バインダーの架橋(分子量を増大)を起こさせて硬化させ
る工程。加熱は暖めた空気の対流,赤外線の照射などによる。
加熱して乾燥させて得た塗膜は一般に硬い。通常は,66℃ (150゚
F) 以上の温度で乾燥する場合をいう。
備考 一般に加熱乾燥の温度範囲と時間は,塗料ごとに規
定されている。
塗付した塗料の薄層が,液体から固体に変化する過程の総称。
塗料の乾燥機構には,溶剤の揮発,蒸発,塗膜形成要素の酸化,
重合,縮合などがあり,乾燥の条件には,自然乾燥,強制乾燥,
加熱乾燥などがある。また,乾燥の状態には,指触乾燥,半硬
化乾燥,硬化乾燥などがある。
塗料が乾燥するのに必要な時間。加熱乾燥では加熱装置に入れ
てから乾燥の状態になるまでの時間。乾燥の状態は,指触乾燥,
半硬化乾燥,硬化乾燥などに分けて表す。乾燥の状態及び試験
方法はJIS,BS,ASTM,FSなどで少しずつ違いがある。JIS K
5600-1-1,JIS K 5600-3-2,JIS K 5600-3-3参照。
自然乾燥よりも少し高い温度で塗料の乾燥を促進する工程。通
常の焼付塗料に用いられるより低い温度,通常は,66℃までの forced drying
温度で乾燥する場合をいう。
塗料を,熱又は化学的手段で縮合・重合させる工程。求める性
能の塗膜が得られる。
塗料の乾燥状態の一つ。
a) 試験片の中央を親指と人指し指とで強く挟んでみて,塗面 hard dry,
に指紋によるへこみが付かず,塗膜の動きが感じられず,
また,塗面を指先で急速に繰り返してこすってみて,すり
跡が付かない状態 (dry-hard) になることをいう。JIS K through dry
5600-1-1参照。
b) JISでは,塗膜の表面は乾燥しているが,塗膜の大部分は,
まだ軟らかいといった状態ではなく,塗膜の厚さ全体を通
じて乾燥している状態 (through dry) をいう。規定の試験機
を用いて,水平に置いた塗料又は関連製品の一回塗り又は
多層塗り塗装系の塗面に,規定のガーゼを置き,その上に
規定された荷重を規定時間かけてから,90度のねじれを与
えたとき,塗膜の表面にガーゼの跡が残らず,塗膜に損傷
が認められない場合,その乾燥状態を硬化乾燥状態
(through dry state) にあるという。JIS K 5600-3-3参照。
備考1. ASTMでは,水平に置いた試験片の塗面に親指を
置いて,垂直に伸ばした腕の力を最大にして押し
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K 5500 : 2000
番号
用語
定義
対応英語(参考)
付け,同時に90度回転させたとき,塗膜にゆるみ,
はがれ,しわ,その他のねじれの徴候が認められ
ない乾燥状態をdry-throughにあるという。
2. このほかに,塗膜を研磨したり (dry-to-sand),上塗
りをしても異常が起こらない (dry-to-recoat),塗っ
た物体の塗面に触れて持ち運びや包装ができる状
態 (dry-to-handle) などがある。
指触乾燥
自然乾燥
赤外線焼付け
セッチング
電子線硬化
塗料の乾燥状態の一つ。塗った面の中央に触れてみて,試料で
指先が汚れない状態 (set-to-touch) になったときをいう。JIS K dust-free,
5600-1-1参照。
備考 ASTM,BSでは,このほかに,塗面にほこり(綿の
繊維や顔料グレードの炭酸カルシウムなど)が付着
しなくなった状態をdust-freeにあるという。
塗料を常温の空気中で乾燥させる方法。
塗料を塗り付けた面に赤外線を照射し,熱して乾燥させる方法。
赤外線は,赤外線電球,ガス赤外線バーナー,ガス放熱管など
を用いて放射させる。
塗料を塗った後,流動性がなくなるまで放置する時間。
電子線の集束した流れによって塗料を速硬化させる方法。電子
線のエネルギーで塗料中にラジカルを発生させ,ラジカルを重
合開始剤として塗料中のモノマー,オリゴマー及びポリマーに
橋かけ反応を生じさせるものである。高エネルギーで浸透力も
高い電子線は,硬化も迅速で,比較的容易に硬化できる。ただ
し,電子線は発生するX線のシールドのほかに,生産ラインで
も安全なシールドが必要となる。また,平らな表面に対し最も
効果的であり,不規則な形では,より多くのビーム源を必要と
する。
半硬化乾燥
塗料の乾燥状態の一つ。塗った面の中央を指先でかるくこすっ
てみて塗面にすり跡が付かない状態 (dry to touch) になったと touch dry
きをいう。JIS K 5600-1-1参照。
備考 BSでは,指先で軽く圧力をかけて押さえても,指紋
の跡が残らず,粘着性を示さない状態 (touch dry) を
いう。
表面乾燥(上乾き) 塗料の乾燥状態の一つ。水平に置いた試験片の塗面に,規定量 surface dry,
のバロチニ(細かいガラス球)を指定の高さから落とし,10秒 sand dry
後に試験片を傾けて,軽くはけではいて塗膜の表面にきずを付
けずに,バロチニを除去できる乾燥状態をいう。JIS K 5600-3-2
参照。
備考 上乾きは,塗った塗料の層が,表面だけが乾燥状態
になり,下層は軟らかく粘着性があって未乾燥状態
にあることをいう。
フラッシュオフタイ ウエットオンウエット塗りで,続けて塗るときに必要な塗装間
ム
の時間,又は加熱乾燥若しくは放射線硬化の前に揮発成分の大
部分を蒸発させるために必要とする時間。
備考 フラッシュオフは,被塗物の表面に塗着した塗料に
含まれる揮発成分のうち,大部分のものを次の塗装
工程又は焼付け工程に移る前に蒸発させることをい
う。単に,フラッシュと呼ぶこともある。フラッシ
ュオフさせるのに要する時間をフラッシュオフタイ
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
40
K 5500 : 2000
番号
用語
定義
対応英語(参考)
ムという。
焼付け
UV硬化法
i)
塗り付けた塗料の層を,あらかじめ設定された最低温度で加熱
して,バインダーの架橋(分子量を増大)を起こさせて硬化さ
せる工程。加熱は暖めた空気の対流,赤外線の照射などによる。
加熱して乾燥させて得た塗膜は一般に硬い。通常は,66℃以上
の温度で乾燥する場合をいう。加熱乾燥の項参照。
備考 一般に加熱乾燥の温度範囲と時間は,塗料ごとに規
定されている。
放射線エネルギーにさらすことによって塗料を硬化する方法。
紫外線のエネルギーで塗料中にラジカルを発生させ,ラジカル
を重合開始剤として塗料中のモノマー,オリゴマーやポリマー
に橋かけ反応を生じさせるものである。UVは,フリーラジカ
ルを生じるのに十分なエネルギーを与えられないため光増感剤
(ベンゾインエーテル,アセトフェノン誘導体)を添加し,そ
れらの分解によってフリーラジカルを与える。UV硬化塗料に
は,重合可能なポリマー又はオリゴマー以外に光増感剤及び塗
装性をよくするための反応性希釈剤を用いる。UVは,エナメ
ル塗料や厚膜塗装物を十分に硬化しにくい。平らな表面に対し
最も効果的であり,不規則な形では,より多くのランプ (UV)
を必要とする。
塗料,塗膜の試験及び試験用機器 (3401〜3430)
番号
用語
亜酸化鉛定性試験
亜酸化鉛の存在を定性的に調べる試験方法。試料をガス炎で焼
いて,暗緑色が酸化によって明るい茶色又は黄色になれば亜酸
化鉛が存在したとする。JIS K 5623参照。
定義
対応英語(参考)
泡粘度計
隠ぺい率試験紙
泡が液中を上昇する速さを,粘度標準液の場合と比べ,液の動
粘度の概数を図る器具。内径と長さとが一定のガラス管を用い
る。JIS K 5600-2-2参照。
塗膜の隠ぺい率の試験に用いる紙。アート紙を白と黒とで塗り
分け,色以外の面の性質が同じになるように処理したもの。JIS
K 5600-4-1参照。
塩化よう素試験
塩水噴霧試験
拡散昼光
ガードナー色数
乾燥時間計
クリプトメーター
塗膜形成要素に含まれる高度不飽和脂肪酸を検出するための定
性試験。試料をアルカリでけん化した後,塩化よう素溶液を加
えて高度不飽和酸多よう化物の白い沈殿ができるかどうかを調
べる。JIS K 5421参照。
食塩水溶液を噴霧状にして吹き込んだ器中に試験片を入れて金
属材料,被覆金属材料,塗装金属材料などの防食性を評価する
試験。JIS K 5600-7-1参照。
日の出3時間後から日の入り3時間前までの北空昼光で,周辺 scattering daylight,
の建物,部屋の内装などの環境色の影響を受けていない光。色
を観察するときの条件として用いる。JIS Z 8723参照。
油,油ワニス,クリヤラッカーなどの色の濃さ(暗さ)を表す
のに用いる色番号の一種。透明塗料と色が似て,色の濃さの違
う色ガラス18個,又は塩類の水溶液の濃度を変えて,色の濃さ Gardner colo(u)r
(暗さ)の違う色数標準液を作り,それぞれ等径のガラス管に
入れて番号を付けて18本を1組にしたもの。規定寸法のガラス
管に試料を入れ,並列して比べ,色の濃さの等しい管の番号を
読んで,試料の色数を知る。JIS K 5600-2-1参照。
乾燥時間を測定し記録する試験機。
塗料又は顔料分散体の,ぬれた状態での隠ぺい力を測定する器cryptometer
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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K 5500 : 2000
番号
用語
定義
対応英語(参考)
具。それぞれ光学的平面をもつ白又は黒のガラス板と,透明な
ガラス板とを1組とし,2枚の板の間で作るくさび形のすきま
に試料を挟んで,試料が下地を完全に隠ぺいする層の厚さを測
定し,一定容積の試料が隠ぺいする面積を算出する。JIS K 5101
参照。
ストーマー粘度計
液状物用のかき混ぜ抵抗試験機。円筒形の容器の中心軸に翼を
付け,軸を回転して容器の中の液をかき混ぜる。回転動力とな
るおもりの質量と,一定時間内での回転数との関係から,KU
値と呼ぶコンシステンシーを示す数値を算出する。JIS K
5600-2-2参照。
色数標準液
試験板
色数を測るとき,色の標準となる液体。測色の値と組成とが定
めてある。
塗料を試験するときに,塗料を塗るために用いる板。ガラス板,
ぶりき板,軟鋼板,アルミニウム板など。JIS K 5600-1-4参照。 panel
試験片
しみ試験
衝撃試験
試料採取器
洗浄試験機
促進耐候試験
促進耐候試験機
耐候試験
耐候試験台
つぶゲージ
塗膜の試験に用いる目的で,試験板に塗料を規定の方法で塗っ
て処理したもの。JIS K 5600-1-1参照。
シンナーの中の着色物質・不揮発物質の存在を調べる試験。ろ
紙にシンナーを滴下して蒸発させた後の着色の有無で調べる。 stain test
試験片に物体が激突したときの衝撃及びそれによって生じる試
験板の変形に対する塗膜の抵抗性を調べる試験。先端が球状の
おもりを塗面に落として,塗膜に割れ・はがれができるかどう
かで判定する。JIS K 5600-5-3参照。
試料を採るための器具。JIS K 5600-1-2参照。
塗膜の耐洗浄性を試験する機械。塗膜を上向きに,試験片を水
平に固定し,水,石けん水などで塗膜を潤しながら,ブラシで
こすって,塗膜の摩耗,損傷及び汚れの除去の程度を調べる。
JIS K 5600-5-11, JIS K 5663参照。
塗膜は屋外にさらされると,日光,風雨などの作用を受けて劣
化する。この種の劣化の傾向の一部を短時間に試験するために,
紫外線又は太陽光に近似の光線などを照射し,水を吹き付ける
などして行う人工的な試験。JIS K 5600-7-7, JIS K 5600-7-8参 weathering,
照。
促進耐候性を試験する機械。各種の形式のうち,アトラス形が
最も広く使われている。炭素アーク灯を2個用いて特定波長分 weathering,
布の光を発生させて塗膜に照射し,更に120分間照射中に102 machine
分間隔で18分間ずつ水の霧を吹き付ける。Weather-O-meterは,
アトラス会社の商標。このほかに光源としてキセノンランプ,
紫外線蛍光ランプを用いるものなどがある。JIS K 5600-7-7, JIS
K 5600-7-8参照。
塗膜の耐候性を調べる試験。JIS K 5600-7-6参照。
塗膜の耐候性を試験するために,塗装試験片を取り付けてさら
す台。塗膜が太陽光にできるだけ直面することが望ましい。自
動的に直面するようにしたものもある。固定式のものは,台が
正南向きで,塗面が上向きに傾いている。JIS K 5600-7-6では,
水平面との傾きが45度と定めている。
塗料の中にあるつぶ状の物の存在と大きさとを判定するための
試験器具。深さが直線的に連続して変化している溝の中に,直
線状の刃先で直角方向にしごきつけ,塗料の表面につぶ又はつ
ぶの移動でできる筋が現れたところの溝の深さで,つぶの大き
さの概数を調べる。この器具は,顔料分散工程で分散程度を試
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K 5500 : 2000
番号
用語
比重カップ
引っかき試験
フィルムアプリケー
すきまを通して塗料をしごいて一定の厚さに塗り付ける器具。 film applicator
ター
不粘着試験
塗膜の不粘着性を調べるための試験。JIS K 5600-3-6参照。
フーバーマラー
顔料をビヒクルに分散させるための試験機の一つ。2枚のすり Hoover automatic
ガラス円板の一方を固定し,他方を回転させるようにして置き,
その間に顔料とビヒクルの混合物を入れて,円板を回転して顔
料を分散させる。ガラス板の間の圧力と,ガラス板の回転数と
で,練合わせのための力を調節し,規定する。JIS K 5101参照。
フローカップ
塗料粘度計の一種。規定容量の円筒形の容器に塗料を満たし,
フォードカップ
その底の規定の直径のあな(孔)から塗料が流下する時間によ
って粘度を計測する。容器の底のあなの直径には数種類ある。
コンシステンシーが比較的小さい塗料の流動性を推定するため
に用いる。ISOの規格によるフローカップのほか,フォードカ
ップがよく知られている。JIS K 5600-2-2参照。
マンセル表色系
色の三属性による色票配列に基づいてマンセル (A. H. Munsell) Munsell system of
が考案した表色系。マンセルヒュー(色相)・マンセルバリュー
(明度)・マンセルクロマ(彩度)の三属性によって物体色を表
す。1943年に米国光学会で表色系の尺度を修正したものを,修 Munsell colo(u)r
正マンセル表色系という。JIS Z 8721参照。
ロジン定性試験
ロジンの存在を検出するための試験。無水酢酸と硫酸とを用い
る呈色試験が規定してある。
定義
対応英語(参考)
験するのに用いる。JIS K 5600-2-5参照。
比重の概数を測定するために用いる円筒状の容器。JIS K specific gravity cup
5600-2-4参照。
塗膜の硬さの一種,貫通に対する抵抗性を調べる試験。針状の
もので引っかいて,塗膜の状態を調べる。試験に用いる針の先
端は,規定の径の半球状の鋼球,タングステンカーバイド球,
ルビー又はセラミックス球からなり,これに規定の荷重を掛け
て試験する。又は,針の代わりに硬度の異なる鉛筆のしんを用
いて行う方法もある。JIS K 5600-5-4, JIS K 5600-5-5参照。
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K 5500 : 2000
付表1 引用規格
JIS B 9809 スプレーガン
JIS C 2351 エナメル線用ワニス
JIS C 2353 自然乾燥コイルワニス
JIS K 1456 リサージ(一酸化鉛)
JIS K 2201 工業ガソリン
JIS K 2203 灯油
JIS K 2207 石油アスファルト
JIS K 2256 石油製品・アニリン点及び混合アニリン点試験方法
JIS K 3211 界面活性剤用語
JIS K 5101 顔料試験方法
JIS K 5102 亜鉛華(顔料)
JIS K 5103 鉛白(顔料)
JIS K 5105 リトポン(顔料)
JIS K 5107 カーボンブラック(顔料)
JIS K 5108 鉛丹(顔料)
JIS K 5109 べんがら(顔料)
JIS K 5110 黄鉛(顔料)
JIS K 5112 群青(顔料)
JIS K 5113 紺青(顔料)
JIS K 5114 亜鉛黄(ジンククロメート)(顔料)
JIS K 5115 沈降性硫酸バリウム及びバライト粉(顔料)
JIS K 5116 二酸化チタン(顔料)
JIS K 5600-1-2 塗料一般試験方法−第1部:通則−第2節:試料採取方法
JIS K 5600-1-3 塗料一般試験方法−第1部:通則−第3節:試験用試料の検分及び調整
JIS K 5600-1-4 塗料一般試験方法−第1部:通則−第4節:試験用標準試験板
JIS K 5600-1-5 塗料一般試験方法−第1部:通則−第6節:試験板の塗装(はけ塗り)
JIS K 5600-2-1 塗料一般試験方法−第2部:塗料の性状・安定性−第1節:色数(ガードナー法)
JIS K 5600-2-2 塗料一般試験方法−第2部:塗料の性状・安定性−第2節:粘度
JIS K 5600-2-4 塗料一般試験方法−第2部:塗料の性状・安定性−第4節:密度
JIS K 5600-2-5 塗料一般試験方法−第2部:塗料の性状・安定性−第5節:分散度
JIS K 5600-2-6 塗料一般試験方法−第2部:塗料の性状・安定性−第6節:ポットライフ
JIS K 5600-3-1 塗料一般試験方法−第3部:塗膜の形成機能−第1節:塗り面積(はけ塗り)
JIS K 5600-3-2 塗料一般試験方法−第3部:塗膜の形成機能−第2節:表面乾燥時間(バロチニ法)
JIS K 5600-3-3 塗料一般試験方法−第3部:塗膜の形成機能−第3節:硬化乾燥性
JIS K 5600-3-5 塗料一般試験方法−第3部:塗膜の形成機能−第5節:耐圧着性
JIS K 5600-3-6 塗料一般試験方法−第3部:塗膜の形成機能−第6節:不粘着乾燥性
JIS K 5600-4-1 塗料一般試験方法−第4部:塗膜の視覚特性−第1節:隠ぺい力(淡彩色塗料用)
JIS K 5600-4-2 塗料一般試験方法−第4部:塗膜の視覚特性−第2節:隠ぺい力(低明度塗料用)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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K 5500 : 2000
JIS K 5600-4-3 塗料一般試験方法−第4部:塗膜の視覚特性−第3節:色の目視比較
JIS K 5600-4-6 塗料一般試験方法−第4部:塗膜の視覚特性−第6節:測色(色差の計算)
JIS K 5600-4-7 塗料一般試験方法−第4部:塗膜の視覚特性−第7節:鏡面光沢度
JIS K 5600-5-1 塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第1節:耐屈曲性(円筒形マンドレ
ル法)
JIS K 5600-5-3 塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第3節:耐おもり落下性
JIS K 5600-5-4 塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第4節:引っかき硬度(鉛筆法)
JIS K 5600-5-5 塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第5節:引っかき硬度(荷重針法)
JIS K 5600-5-6 塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第6節:付着性(クロスカット法)
JIS K 5600-5-7 塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第7節:付着性(プルオフ法)
JIS K 5600-5-11 塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第11節:耐洗浄性
JIS K 5600-6-1 塗料一般試験方法−第6部:塗膜の化学的性質−第1節:耐液体性(一般的方法)
JIS K 5600-6-2 塗料一般試験方法−第6部:塗膜の化学的性質−第2節:耐液体性(水浸せき法)
JIS K 5600-6-3 塗料一般試験方法−第6部:塗膜の化学的性質−第3節:耐加熱性
JIS K 5600-7-1 塗料一般試験方法−第7部:塗膜の長期耐久性−第1節:耐中性塩水噴霧性
JIS K 5600-7-5 塗料一般試験方法−第7部:塗膜の長期耐久性−第5節:耐光性
JIS K 5600-7-6 塗料一般試験方法−第7部:塗膜の長期耐久性−第6節:耐候性
JIS K 5600-7-7 塗料一般試験方法−第7部:塗膜の長期耐久性−第7節:促進耐候性(キセノンラン
プ法)
JIS K 5600-7-8 塗料一般試験方法−第7部:塗膜の長期耐久性−第8節:促進耐候性(紫外線蛍光ラ
ンプ法)
JIS K 5600-8-2 塗料一般試験方法−第8部:塗膜劣化の評価−第2節:膨れの等級
JIS K 5600-8-3 塗料一般試験方法−第8部:塗膜劣化の評価−第3節:さびの等級
JIS K 5600-8-4 塗料一般試験方法−第8部:塗膜劣化の評価−第4節:割れの等級
JIS K 5600-8-5 塗料一般試験方法−第8部:塗膜劣化の評価−第5節:はがれの等級
JIS K 5600-8-6 塗料一般試験方法−第8部:塗膜劣化の評価−第6節:白亜化の等級
JIS K 5601-1-1 塗料成分試験方法−第1部:通則−第1節:試験一般(条件及び方法)
JIS K 5601-1-2 塗料成分試験方法−第1部:通則−第2節:加熱残分
JIS K 5601-2-1 塗料成分試験方法−第2部:溶剤可溶物中の成分分析−第1節:酸価(滴定法)
JIS K 5601-2-4 塗料成分試験方法−第2部:溶剤可溶物中の成分分析−第4節:アルキド樹脂
JIS K 5421 ボイル油及び煮あまに油
JIS K 5431 セラックニス類(セラックニス・白ラックニス)
JIS K 5492 アルミニウムペイント
JIS K 5511 油性調合ペイント
JIS K 5516 合成樹脂調合ペイント
JIS K 5531 ニトロセルロースラッカー
JIS K 5533 ラッカー系シーラー
JIS K 5535 ラッカー系下地塗料
JIS K 5538 ラツカー系シンナー
JIS K 5552 ジンクリッチプライマー
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K 5500 : 2000
JIS K 5553 厚膜形ジンクリッチペイント
JIS K 5554 フェノール樹脂系雲母状酸化鉄塗料
JIS K 5562 フタル酸樹脂ワニス
JIS K 5572 フタル酸樹脂エナメル
JIS K 5581 塩化ビニル樹脂ワニス
JIS K 5582 塩化ビニル樹脂エナメル
JIS K 5583 塩化ビニル樹脂プライマー
JIS K 5591 油性系下地塗料
JIS K 5621 一般用さび止めペイント
JIS K 5622 鉛丹さび止めペイント
JIS K 5623 亜酸化鉛さび止めペイント
JIS K 5624 塩基性クロム酸鉛さび止めペイント
JIS K 5625 シアナミド鉛さび止めペイント
JIS K 5627 ジンククロメートさび止めペイント
JIS K 5628 鉛丹ジンククロメートさび止めペイント
JIS K 5633 エッチングプライマー
JIS K 5641 カシュー樹脂塗料
JIS K 5646 カシュー樹脂下地塗料
JIS K 5651 アミノアルキド樹脂塗料
JIS K 5653 アクリル樹脂ワニス
JIS K 5654 アクリル樹脂エナメル
JIS K 5663 合成樹脂エマルションペイント
JIS K 5665 路面標示用塗料
JIS K 5667 多彩模様塗料
JIS K 5902 ロジン
JIS K 5906 塗料用アルミニウム顔料
JIS K 5909 セラック
JIS K 5950 精製漆
JIS K 6703 工業用ニトロセルロース
JIS K 6900 プラスチック−用語
JIS R 6252 研磨紙
JIS R 6253 耐水研磨紙
JIS Z 0103 防せい防食用語
JIS Z 0310 素地調整用ブラスト処理方法通則
JIS Z 0311 ブラスト処理用金属系研削材
JIS Z 0312 ブラスト処理用非金属系研削材
JIS Z 2911 かび抵抗性試験方法
JIS Z 8105 色に関する用語
JIS Z 8721 色の表示方法−三属性による表示
JIS Z 8723 表面色の視感比較方法
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46
K 5500 : 2000
JIS Z 8741 鏡面光沢度−測定方法
JIS Z 8801 試験用ふるい
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K 5500 : 2000
附属書1(参考)英語索引 (アルファベット順)
対応英語
【A】
abrasive
blast-cleaning
abrasive paper
absorption
accelerated
weathering
accelerated
weathering
machine
accelerated
weathering test
accelerated
yellowness
accelerator
achromatic colo
(u) r
acid pickling
acid resistance
acid value
acidproof
acrylic coating
acrylic resin
acrylic resin
coating
acrylics
additive
adhesion
adhesive property
adhesive strength
after tack
after yellowing
after-tack
ageing
agglomerate
番号
用語
3072
ブラスト処理
3020
1540
3418
研磨紙
吸込み
促進耐候試験
3419
促進耐候試験機
3418
促進耐候試験
1545
促進黄色度
2616
1607
促進剤
無彩色
3025
1553
2022
1553
1001
2001
1001
酸洗い
耐酸性
酸価
耐酸性
アクリル樹脂塗料
アクリル樹脂
アクリル樹脂塗料
2001
2618
1591
1591
1592
1611
1513
1611
1617
2204
アクリル樹脂
添加剤
付着性
付着性
付着強さ
もどり
黄変(塗膜の)
もどり
老化
アグロメレート,
軟凝集体
アグリゲート,
凝集体
老化
自然乾燥
自然乾燥
エアレススプレー塗
り
エアレススプレーガ
ン
エアレススプレー塗
aggregate
2203
aging
air drying
air-drying
airless spray
application
airless spray gun
1617
3208
3208
3005
airless spraying
3005
3004
対応英語
番号
用語
り
アルコールステイン
アルコール系溶剤
脂肪族炭化水素系溶
剤
耐アルカリ性
耐アルカリ性
アルキド樹脂塗料
アルキド樹脂
アルキド樹脂塗料
フタル酸樹脂塗料
アルキド樹脂
わに皮割れ
アルミニウムペイン
ト
アルミニウムペース
ト
アルミニウム顔料
アルミニウム粉
ステアリン酸アルミ
ニウム
アミノアルキド樹脂
塗料
アミノ樹脂
アミノ樹脂
アニリン点
陽極酸化法,
陽極[酸化]処理
さび止めペイント
皮張り防止剤
さび止めペイント
一般用さび止めペイ
ント
防汚性
酸化防止剤
流れ止め剤
流れ止め剤
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
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K 5500 : 2000
対応英語
antisagging agent
antiskinning
agent
apparent density
apparent specific
volume
appearance of
film
application
application rate
aromatic
hydrocarbons
solvent
artificial
weathering
asphalt
【B】
baking
baking finish
barreling
barytes
basic carbonate
white lead
basic lead
carbonate
basic lead
chromate
basic lead
chromate
anticorrosive
paint
basic pigment
binder
bits
bitumen
bituminous
varnish
black iron oxide
black japan
black varnish
blanc fixe
blast cleaning
abrasive
bleached lac
varnish
bleached shellac
varnish
bleeding
blistering
番号
用語
2620
2605
流れ止め剤
皮張り防止剤
2251
2251
見掛け密度
見掛け比容
1574
塗膜の外観
3056
3063
2411
塗装
塗付け量(2)
芳香族炭化水素系溶
剤
3418
促進耐候試験
2002
アスファルト
3201
3215
1104
3022
2246
2211
加熱乾燥
焼付け
焼付け塗料
転がし塗り
バライト粉
塩基性炭酸鉛
2211
塩基性炭酸鉛
2210
塩基性クロム酸鉛
1015
塩基性クロム酸鉛さ
び止めペイント
2209
1087
1073
2041
1038
塩基性顔料(3)
バインダー
つぶ
ビチューメン
黒ワニス
2241
1038
1038
2239
3073
1051
鉄黒
黒ワニス
黒ワニス
沈降硫酸バリウム
ブラスト処理用研削
材
白ラックニス
1051
白ラックニス
1578
1590
にじみ
膨れ
対応英語
番号
用語
水線部塗料
拾い塗り
ぜい(脆)性
ブロンズ光沢,
ブロンジング
酸化鉄粉
はけ
はけ塗り
はけ塗り
はけ目
はけ目
はけ塗り
泡(塗膜の)
泡粘度計
泡粘度計
泡(塗膜の)
焼きむき,
バーンオフ
凝結性
貯蔵安定性
カーボンブラック
カシュー樹脂塗料
ひまし油
酢酸セルロース
セルロースラッカー
硝酸セルロース
セルロースラッカー
遠心除滴
白亜化
白亜化抵抗性
チェッキング
化学的前処理
ブロッキング,
粘着
グルーミング
ブローンアスファル
ト
かぶり
スタンド油
煮あまに油
ボイル油
耐沸騰水性
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
49
K 5500 : 2000
対応英語
番号
用語
chemical
resistance
China wood oil
Chinese wood oil
chip resistance
chip test
chipping
chlorinated
rubber
chlorinated
rubber resin
chroma
chromate
treatment
chromatic
colo(u)r
chromating
1560
耐薬品性
2013
2013
1554
3415
3050
2010
きり油
きり油
耐衝撃性
衝撃試験
チッピング
塩化ゴム樹脂,
塩素化ゴム
塩化ゴム樹脂,
塩素化ゴム
彩度
クロメート処理,
クロム酸塩処理
有彩色
chrome yellow
cissing
clay
cleanability
clear coat
clear coating
clear coating
material
clear finish
clear lacquer
cloudiness
clouding
co-solvent
coat
coating
2214
1585
2221
1557
3054
1036
1036
クロメート処理,
クロム酸塩処理
黄鉛
はじき
クレー
洗浄性
透明仕上げ
クリヤ塗料
クリヤ塗料
3054
1037
1524
1524
2409
1573
3056
1080
1080
1097
透明仕上げ
クリヤラッカー
曇り
曇り
助溶剤
塗膜
塗装
塗料
塗料
粉体塗料
2010
1529
3018
1612
3018
coating material
coating powders
(10)
coating process
3058
coating system
3057
cobwebbing
1008
coconut oil
2054
coil coating
3021
cold cracking
1570
colo(u)r
1504
colo(u)r (of film)
1504
colo(u)r
1531
difference
colo(u)r matching 1009
colo(u)r number
1047
colo(u)r pigment
2237
colo(u)r stability
1505
塗装工程
塗装系
糸引き
やし油
コイルコーティング
低温割れ
色(塗膜の)
色(塗膜の)
色差
色合せ
色数
着色顔料
色の安定性(塗膜の)
対応英語
番号
用語
ロジン
相容性
適合性(塗装系中の
製品の)
適合性(製品と素地
の)
相容性
容器の中での状態
コンシステンシー
隠ぺい率(塗膜の)
臨界顔料体積濃度
割れ
へこみ
はじき
クレージング
しわ
臨界顔料体積濃度
わに皮割れ
からす足状割れ
クリプトメーター
硬化
硬化剤
カーテン[フロー]
コーティング
カーテン
カーテン
カッティングイン
デニビング,
つぶの研磨
デスケーリング
デッキペイント
深割れ
脱脂
脱水ひまし油
くぼみ
拡散反射率
拡散昼光
希釈剤
希釈性
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
50
K 5500 : 2000
対応英語
番号
用語
対応英語
dip coating
dipping
dirt collection
dirt pick-up
1031
3067
3067
1563
1563
dirt retention
1564
discolo(u)ration
discolo(u)ring
dispersant
dispersingagent
dispersion
drier
droplets
drum coating
dry colo(u)r of
pigment
dry rubbing
dry sanding
dry through
dry to touch
dry-hard
dry-through
drying
drying oil
drying time
drying time
recorder
dulling
dullness
durability
dust dry
dust-free
dyestuff
1602
1602
2606
2606
2248
2619
1577
3022
2218
希釈安定性
浸し塗り
浸し塗り
汚染誘引性
ダートピックアッ
プ,
汚染誘引性
ダートリテンショ
ン,
汚染保持性
変色
変色
顔料分散剤
顔料分散剤
分散
ドライヤー
小滴
転がし塗り
乾き色(顔料の)
3014
3014
3206
3212
3206
3206
3202
2011
3203
3408
から研ぎ
から研ぎ
硬化乾燥
半硬化乾燥
硬化乾燥
硬化乾燥
乾燥
乾性油
乾燥時間
乾燥時間計
1524
1524
1549
3207
3207
2233
【E】
efflorescence
eggshell gloss
electrical
insulating
coating
electrical
insulating
varnish
electrocoating
electrodeposition
electron beam
curing
番号
曇り
曇り
耐久性
指触乾燥
指触乾燥
染料
3007
1568
1077
エフロレッセンス
エグシェル光沢
電気絶縁塗料
1077
電気絶縁塗料
3053
3053
3211
電着塗装
電着塗装
電子線硬化,
用語
静電塗り,
静電塗装
静電除滴
静電塗り,
静電塗装
溶出(塗膜の)
ぜい(脆)化
エマルションペイン
ト
合成樹脂エマルショ
ンペイント
エポキシ樹脂
エポキシ樹脂
浸食,
エロージヨン
エステルガム
エステル価
エステル価
エステル系溶剤
エッチングプライマ
ー
エッチング
エッチングプライマ
ー
エーテル系溶剤
耐候試験台
体質顔料
体質顔料
汗かき
退色
耐酸性
耐光性
フェザーエッジング
研ぎおろし
糸さび,
糸状腐食
フィラー
体質顔料
フィリング,
肌直し
塗膜
フィルムアプリケー
ター
塗膜形成要素
塗膜形成要素
つぶゲージ
分散度
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
51
K 5500 : 2000
対応英語
finish
finishing
finishing coat
fire-retardant
coating
fire-retardant
paint
fish eyes
fish oil
flaking
flame cleaning
番号
用語
1511
3056
3003
1011
1511
1099
上塗り(層)
塗装
上塗り
上塗り塗料
上塗り(層)
防火塗料
1099
防火塗料
1588
2012
1581
3009
flame treatment
3076
flash rust
flash rusting
flash-off time
3074
3074
3214
flashing
flat
flat oil paint
flat paint
flatting
flatting agent
flatting down
flexibility
floating
flocculation
flooding
flow coating
flow cup
force drying
forced drying
Ford cup
Ford viscosity
cup
freeze-thaw
resistance
freeze-thaw
stability
French polish
frosting
1569
1568
1074
1074
3055
2617
3055
1550
1510
1096
1509
3059
3428
3204
3204
3428
3428
フィッシュアイ
魚油
はがれ
火炎清浄,
フレームクリーニン
グ
フレーム処理,
火炎処理
フラッシュさび
フラッシュさび
フラッシュオフタイ
ム
つやむら
つやなし
つやなしペイント
つやなしペイント
研ぎおろし
つや消し剤
研ぎおろし
耐屈曲性
浮きまだら
フロキュレーション
浮き色(塗膜の)
流し塗り (3)
フローカップ
強制乾燥
強制乾燥
フォードカップ
フォードカップ
1078
凍解安定性
1078
凍解安定性
3048
1596
fungicidal paint
fungus resistance
fungus resistant
coating
1027
1519
1027
たんぽずり
フロスチング,
霜状しわ
かび防止塗料
かび抵抗性
かび防止塗料
対応英語
番号
用語
ガードナー色数
ガードナー色数
ガスチェッキング
ガスチェッキング
耐揮発油性
ガスの発生
ゲル化時間
ゲル化
ゼリー化
ゲル化時間
ゼリー化
ゲル化
ギルソナイト
つや
光沢
つやあり
ご粉
目やせ
木目塗り
黒鉛
つぶゲージ
グリットブラスト
生地
水溶性ゴム
ヘアクラック
硬化乾燥
硬化剤
硬度
へーズ
曇り
耐熱性
耐熱性
隠ぺい力(塗膜の)
隠ぺい率試験紙
高光沢
ハイビルド塗料
ハイソリッド塗料
ホールドペイント
塗り残し
フーバーマラー
フーバーマラー
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
52
K 5500 : 2000
対応英語
hot spray coating
hot spraying
hue
hydroxyl value
【I】
immersion
coating
impact resistance
impact test
impact testing
infrared baking
infrared drying
inhibitive
pigment
insulating coating
insulating varnish
intermediate coat
番号
用語
対応英語
3080
3080
1532
2042
ホットスプレー塗り
ホットスプレー塗り
色相
ヒドロキシル価
3067
浸し塗り
1554
3415
3415
3209
3209
2227
耐衝撃性
衝撃試験
衝撃試験
赤外線焼付け
赤外線焼付け
さび止め顔料
3404
電気絶縁塗料
電気絶縁塗料
中塗り塗料
中塗り(層)
中塗り
塗装間隔,
塗付け間隔
塩化よう素試験
2056
2056
2226
2228
よう素価
よう素価
紺青
酸化鉄顔料
2006
2006
2006
イソシアネート樹脂
イソシアネート樹脂
イソシアネート樹脂
【J】
Japan, black
1038
黒ワニス
【K】
kaoline
kaolinite
kerosene
kerosine
ketones (solvent)
killing
knife
knife application
knifing
knotting
Krebs unit
KU value
2216
2216
2410
2410
2406
3071
3078
3079
3079
3071
1039
1039
カオリン
カオリン
灯油
灯油
ケトン系溶剤
節止め
へら
へら付け
へら付け
節止め
KU値
KU値
interval between
coats
iodine chloride
test
iodine number
iodine value
iron blue pigment
iron oxide
pigment
isocyanate resin
isocyanate resins
isocyanates
1077
1077
1081
1576
3060
3062
番号
用語
透け
ラッカーエナメル
ラッカープライマー
ラッカーパテ
ラッカーサーフェー
サー
ラッカーシンナー
塗合わせ,
塗りつぎ
エマルションペイン
ト
合成樹脂エマルショ
ンペイント
シアナミド鉛
シアナミド鉛さび止
めぺイント
一酸化鉛
亜酸化鉛
亜酸化鉛さび止めペ
イント
リーフィング
レベリング
リフティング
耐光性
色の安定性(塗膜の)
耐光性
色の安定性(塗膜の)
耐光性
明度
重質炭酸カルシウム
あまに油
リサージ
一酸化鉛
リトポン
リトポン
ゼリー化
ゲル化
加熱減量
低温安定性
大理石塗り
魚油
マスキング
つやなし
ビヒクル
メラミン樹脂塗料
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
53
K 5500 : 2000
対応英語
melamine resin
coating
metallic enamel
metallic paint
metallic pigment
paint
micaceous iron
oxide pigment
migration
mill scale
Milori blue
mineral spirits
misses
mixed aniline
point
modified natural
resin
mottle
mottled
appearance
mottling
mud cracking
番号
用語
対応英語
1103
メラミン樹脂塗料
1102
1102
1102
メタリックエナメル
メタリックエナメル
メタリックエナメル
2208
雲母状酸化鉄顔料
1503
3084
2226
2412
1579
2407
移行
ミルスケール
紺青
ミネラルスピリット
塗り残し
混合アニリン点
2050
変性天然樹脂
1506
1605
1605
色むら(塗膜の)
まだら
まだら
1605
1606
1066
まだら
マドクラック,
泥状割れ
マドクラック,
泥状割れ
多体形製品,
マルチパック製品
多彩模様塗料
1066
多彩模様塗料
3429
マンセル表色系
3429
3429
マンセル表色系
マンセル表色系
2034
2035
3077
天然油
天然樹脂
平均塗り面積,
平均塗り坪
つぶ
硝酸セルロース
工業用ニトロセルロ
ース
ニトロセルローズラ
ッカー
ニトロセルローズラ
ッカー
mudcracking
1606
multi-pack
product
multicolo(u)r
finish
multicolo(u)r
paint
Munsell colo(u)r
system
Munsell system
Munsell system
of colo(u)r
1065
【N】
natural oil
natural resin
natural spreading
rate
nibs
nitrocellulose
nitrocellulose (for
industrial use)
nitrocellulose
coating
nitrocellulose
lacquer
1073
2024
2018
1083
1083
番号
用語
不揮発物
加熱残分
不乾性油
難燃塗料
加熱残分
オーカー
オフホワイト,
白まがい
吸油量
吸油量
油長
油性塗料
オイルプライマー
オイルプライマーサ
ーフェーサー
オイルパテ
耐油性
オイルステイン
オイルサーフェーサ
ー
油ワニス
耐油性
油ワニス
ゆず肌
セラック
有機顔料
有機顔料
生地
生地
上塗り
上塗り適合性
スプレーしぶき
酸化防止剤
たんぽずり
たんぽずり
ペイント
塗膜
リムーバー
塗装系
塗面
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
54
K 5500 : 2000
対応英語
番号
用語
painting
painting process
panel
peeling
petroleum spirits
phenolic coating
phenolic resin
phenolic resin
coating
phenolic resins
phosphating
3056
3058
3412
1581
2412
1090
2045
1090
塗装
塗装工程
試験板
はがれ
ミネラルスピリット
フェノール樹脂塗料
フェノール樹脂
フェノール樹脂塗料
2045
3089
phthalic resin
coating
pickling
pigment
pigment content
pigment volume
concentration
pinholes
1092
フェノール樹脂
りん酸[塩]処理,
りん酸塩化成処理
フタル酸樹脂塗料
3025
2219
1030
1029
酸洗い
顔料
顔料分
顔料体積率
1587
pinholing
1587
pitting
plasticizer
polishing
polishing
compound
polyester resin
polyester resins
polyurethane
resin
polyurethane
resins
pot life
powder coating
material
practical
spreading rate
precipitated
barium
precipitated
calcium
carbonate
preparation grade
pretreatment
primer
primary coat
primer
primer coating
primer surfacer
1523
2604
3082
2623
2053
2053
2052
ピンホール,
あな(孔)(塗膜の)
ピンホール,
あな(孔)(塗膜の)
くぼみ
可塑剤
磨き仕上げ
ポリシングコンパウ
ンド
ポリエステル樹脂
ポリエステル樹脂
ポリウレタン樹脂
2052
ポリウレタン樹脂
1100
1097
ポットライフ
粉体塗料
3031
2239
実用塗り面積,
実用塗り坪
沈降硫酸バリウム
2238
沈降炭酸カルシウム
3027
1012
清浄度
エッチングプライマ
ー
地肌塗り
プライマー
下塗り
プライマーサーフェ
3049
1094
3030
1095
対応英語
番号
用語
ーサー
下塗り塗料
下塗り(層)
地肌塗り
不粘着
不粘着性
不粘着試験
紺青
パテ
顔料体積率
亜酸化鉛定性試験
ロジン定性試験
リフティング
調合ペイント
重ね塗り適合性
べんがら
鉛丹
鉛丹さび止めペイン
ト
鉛丹ジンククロメー
トさび止めペイン
ト
精製漆
拡散反射率
残留粘着
ふるい残分
樹脂
リターダー
リターダー
しわ
ローラ塗り
ロールコーティング
ロピネス
ロジン
エステルガム
研磨,
サンディング
転がし塗り
流れ
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
55
K 5500 : 2000
対応英語
rust
rust grade
rust inhibiting
paint
rust inhibiting
pigment
rust preventing
pigment
番号
用語
3023
3024
1044
さび
さび度
さぴ止めペイント
2227
さび止め顔料
2227
さび止め顔料
【S】
safflower oil
sagging
2021
1565
sags
1565
サフラワー油
たるみ,
たれ
たるみ,
たれ
塩水噴霧試験
塩水噴霧試験
耐塩水性
salt spray testing
salt spray test
salt water
resistance
sampler
sand blast
sand blasting
sand dry
sanding
3405
3405
1547
sanding
properties
sanding sealer
sandpaper
saponification
saponification
number
saponification
value
satin gloss
saturation
scaling
1526
試料採取器
サンドブラスト
サンドブラスト
表面乾燥
研磨,
サンディング
研磨容易性
1045
3020
2016
2017
サンジングシーラー
研磨紙
けん化
けん化価
2017
けん化価
1568
1529
3051
1581
3406
繻子つや
彩度
デスケーリング
はがれ
拡散昼光
1586
3424
3035
1049
1048
2040
3207
3210
1072
1538
1071
引っかき抵抗性
引っかき試験
ステンシル塗り
シーラー
シーラー
半乾性油
指触乾燥
セッチング
沈殿
シーン光沢
貯蔵寿命,
scattering
daylight
scratch resistance
scratch test
screen printing
sealer
sealing coat
semidrying oil
set-to-touch
setting
settling
sheen
shelf life
3416
3026
3026
3213
3019
対応英語
番号
用語
シェルフライフ
セラック
セラックニス
船底塗料
耐衝撃性
ショットブラスト
しわ
ドライヤー
けい石粉
シリコーン樹脂
シリコーン樹脂
シリコーン樹脂塗料
シリコーン樹脂
シルキング
吸込みむら
吸込みむら
シーラー
皮張り
加熱残分
ニトロセルロース溶
解性
溶剤
溶剤平衡
溶剤不溶物
耐溶剤性
溶剤可溶物
大豆油
大豆油
へら
比重カップ
鏡面光沢度
鏡面光沢度
揮発性ワニス
アルコールステイン
アルコールステイン
揮発性ワニス
しみ試験
しみ
スプレーブース
吹付け塗り
スプレーガン
吹付け塗り
塗り面積,
塗り坪
ステイン
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
56
K 5500 : 2000
対応英語
番号
1535
stain test
3414
stand oil
2028
standard colo(u)r
3411
solution
steam cleaning
3032
stencil application 3035
stencilling
3035
stickiness
1580
stipple
3045
stippling
3045
stopper
1058
storage stability
1070
Stormer
3410
viscometer
stoving
3201
3215
streaking
1534
styrenated alkyd
2030
styrene resin
styrene resins
substrate
sujikai-bake
sulfate
surface active
agent
surface dry
surface of paint
film
ssurface
ppreparation
surface to be
coated
surfactant
sweating
swelling
synthetic resin
synthetic resin
coating
synthetic resin
emulsion paint
用語
しみ
しみ試験
スタンド油
色数標準液
蒸気清浄
ステンシル塗り
ステンシル塗り
粘着性
たたき塗り
たたき塗り
ストッパー
貯蔵安定性
ストーマー粘度計
2029
2029
3015
3028
3042
3034
2239
2603
加熱乾燥
焼付け
しま
スチレン化アルキド
樹脂
スチレン樹脂
スチレン樹脂
生地
下地
素地
筋かいばけ
沈降硫酸バリウム
界面活性剤
3213
1575
表面乾燥
塗面
3016
生地ごしらえ
3029
3043
3015
下地ごしらえ
素地調整
生地
2603
1501
1604
2019
1042
界面活性剤
汗かき
膨潤
合成樹脂
合成樹脂塗料
1041
合成樹脂エマルショ
ンペイント
【T】
tack free test
tack rag
3426
3046
tackiness
1580
不粘着試験
タックラグ,
粘着布
粘着性
対応英語
番号
用語
タルク
トール油
涙滴
試験板
試験片
理論的塗り面積,
理論的塗り坪
耐熱性
熱可塑性
熱可塑性
熱硬化性
熱硬化性
増粘,
濃厚化
シンナー,
うすめ液
チキソトロピー
チキソトロピー
硬化乾燥
淡彩
着色力
二酸化チタン
との粉
上塗り塗料
上塗り(層)
外舷用塗料
上塗り塗料
半硬化乾燥
拾い塗り
路面標示用塗料
路面標示用塗料
透明仕上げ
転がし塗り
きり油
群青
下塗り
下塗り塗料
中塗り塗料
下塗り(層)
中塗り(層)
不けん化物
不飽和ポリエステル
樹脂塗料
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
57
K 5500 : 2000
対応英語
unsaturated
polyester resin
urea resin coating
urushi
UV curing
【V】
vacations
value
varnish
vehicle
vinyl chloride
resin coating
vinyl resin
vinyl resins
VOC
VOC content
VOCC
volatile content
volatile organic
compound
volatile organic
compound
content
【W】
wash primer
washability
washability
apparatus
water base filler
water paint
water resistance
water soluble
resin coating
water soluble
resin paint
water stain
water-based paint
water-based stain
water-soluble
resins
waterproof
weather
resistance
weathering test
番号
2048
1084
1059
3216
用語
対応英語
不飽和ポリエステル
樹脂
尿素樹脂塗料
精製漆
UV硬化法
1579
1608
1115
1089
1014
塗り残し
明度
ワニス
ビヒクル
塩化ビニル樹脂塗料
2043
2043
1032
1033
ビニル樹脂
ビニル樹脂
揮発性有機化合物
揮発性有機化合物含
有量
揮発性有機化合物含
有量
加熱減量
揮発性有機化合物
1033
1025
1032
1033
1012
揮発性有機化合物含
有量
1557
3417
エッチングプライマ
ー
耐洗浄性
洗浄試験機
2612
1055
1556
1057
水性目止め剤
水性塗料
耐水性
水溶性樹脂塗料
1057
水溶性樹脂塗料
2611
1055
2611
2027
水性ステイン
水性塗料
水性ステイン
水溶性樹脂
1556
1552
耐水性
耐候性
3420
耐候試験
番号
用語
ぬれ色
水研ぎ
水研ぎ
ガソリン研ぎ
ウエットオンウエッ
ト塗り
ウエットオンウエッ
ト塗り
耐湿潤摩耗性
遠心除滴
鉛白
チタン白
木目の白化
重質炭酸カルシウム
白亜
目止め剤
ウッドフィラー,
木材目止め剤
ウッドシーラー
しわ
鉄黄
鉄黄
黄変(塗膜の)
ジンククロメート
ジンククロメートさ
び止めペイント
ジンククロメートさ
び止めペイント
亜鉛末
亜鉛華
ステアリン酸亜鉛
ジンククロメート
ジンクリッチペイン
ト
ジンクリッチプライ
マー
地の粉
ずんどうばけ
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
58
K 5500 : 2000
附属書2(参考)索引 (五十音順)
用語
【あ】
亜鉛華
亜鉛末
アグリゲート
アクリル樹脂
番号
2201
2202
2203
2001
対応英語
zinc oxide
zinc dust
aggregate
acrylic resin,
acrylics
acrylic resin coating,
acrylic coating
agglomerate
アクリル樹脂
塗料
アグロメレー
ト
亜酸化鉛
亜酸化鉛さび
止めペイン
ト
亜酸化鉛定性
試験
アスファルト
汗かき
1001
あな(孔)(塗
膜の)
アニリン点
油ワニス
1587
あまに油
アミノアルキ
ド樹脂塗料
アミノ樹脂
2003
1004
アルキド樹脂
2005
アルキド樹脂
塗料
アルコール系
溶剤
アルコールス
テイン
1005
アルミニウム
顔料
アルミニウム
粉
アルミニウム
ペースト
アルミニウム
ペイント
2206
spirit stain,
spirit stains,
alcoholic stain
alumin(i)um pigment
2206
alumin(i)um powder
2206
alumin(i)um paste
1006
alumin(i)um paint
2204
2205
1002
3401
2002
1501
2401
1003
2004
2402
2601
lead suboxide
lead suboxide
anticorrosive paint
qualitative test for lead
suboxide
asphalt
sweating,
exudation
pinholes,
pinholing
aniline point
oil varnish,
oleoresinous varnish
linseed oil
amino alkyd resin coating
amino resin,
amino resins
alkyd resin,
alkyds
alkyd resin coating,
alkyd coating
alcohols (solvent)
用語
番号
対応英語
泡(塗膜の)
泡粘度計
【い】
移行
イソシアネー
ト樹脂
一酸化鉛
一般用さび止
めペイント
糸さび
糸状腐食
糸引き
色(塗膜の)
色合せ
色の安定性
(塗膜の)
色むら(塗膜
の)
隠ぺい率(塗
膜の)
隠ぺい率試験
紙
隠ぺい力(塗
膜の)
【う】
ウエットオン
ウエット塗
り
浮き色(塗膜
の)
浮きまだら
うすめ液
ウッドシーラ
ー
ウッドフィラ
ー
上塗り
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
59
K 5500 : 2000
用語
番号
上塗り(層)
1511
上塗り適合性
上塗り塗料
1512
1011
雲母状酸化鉄
顔料
2208
【え】
エーテル系溶
剤
エアレススプ
レーガン
エアレススプ
レー塗り
エグシェル光
沢
エステル価
対応英語
top coat,
finishing coat,
finish
overcoatability
top coat,
topcoat,
finishing coat
micaceous iron oxide
pigment
2404
ethers (solvent)
3004
airless spray gun
3005
airless spraying,
airless spray application
eggshell gloss
1568
2007
エステルガム
2008
エステル系溶
剤
エッチング
エッチングプ
ライマー
2403
エフロレッセ
ンス
エポキシ樹脂
3007
エマルション
ペイント
エロージョン
塩化ゴム樹脂
1013
塩化ビニル樹
脂塗料
塩化よう素試
験
塩基性顔料
(3)
塩基性クロム
酸鉛
塩基性クロム
酸鉛さび止
めペイント
塩基性炭酸鉛
1014
3006
1012
2009
ester number,
ester value
ester gum,
rosin ester
esters (solvent)
etching
etching primer,
wash primer,
etch primer,
pretreatment primer
efflorescence
3404
epoxy resin,
epoxy resins
emulsion paint,
latex paint
erosion
chlorinated rubber,
chlorinated rubber resin
vinyl chloride resin
coating
iodine chloride test
2209
basic pigment
2210
basic lead chromate
1015
basic lead chromate
anticorrosive paint
1539
2010
2211
basic lead carbonate,
用語
番号
遠心除滴
塩水噴霧試験
塩素化ゴム
鉛丹
鉛丹さび止め
ペイント
鉛丹ジンクク
ロメートさ
び止めペイ
ント
鉛白
【お】
オーカー
オイルサーフ
ェーサー
オイルステイ
ン
オイルパテ
オイルプライ
マー
オイルプライ
マーサーフ
ェーサー
黄鉛
黄変(塗膜の) 1513
汚染保持性
汚染誘引性
オフホワイト
【か】
カーテン
カーテン[フ
ロー]コー
ティング
ガードナー色
数
カーボンブラ
ック
外舷用塗料
界面活性剤
対応英語
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
60
K 5500 : 2000
用語
番号
対応英語
火炎処理
火炎清浄
カオリン
3076
3009
2216
化学的前処理
拡散昼光
3010
3406
拡散反射率
1515
重ね塗り適合
性
カシュー樹脂
塗料
ガスチェッキ
ング
ガスの発生
可塑剤
ガソリン研ぎ
1516
flame treatment
flame cleaning
kaolinite,
kaoline
chemical pretreatment
scattering daylight,
diffused daylight
diffuse reflectance,
reflectance
recoatability
1023
cashew nut resin coating
1517
カッティング
イン
加熱乾燥
3012
gas checking,
gas crazing
gassing
plasticizer
wet sanding with
gasoline
cutting-in
加熱減量
1025
加熱残分
1026
かび抵抗性
かび防止塗料
1519
1027
かぶり
からす足状割
れ
から研ぎ
1520
1521
乾き色(顔料
の)
皮張り
皮張り防止剤
2218
乾性油
乾燥
乾燥時間
乾燥時間計
顔料
顔料体積率
2011
3202
3203
3408
2219
1029
顔料分
1030
1024
2604
3011
3201
3014
1028
2605
stoving,
baking
volatile content,
loss on heating
non-volatile matter
content,
nonvalatile content,
solid content
fungus resistance
fungicidal paint,
fungus resistant coating
blushing
crow, s foot cracking
dry sanding,
dry rubbing
dry colo(u)r of pigment
skinning
anti-skinning agent,
antiskinning agent
drying oil
drying
drying time
drying time recorder
pigment
pigment volume
concentration,
PVC
pigment content
用語
顔料分散剤
【き】
生地
番号
対応英語
生地ごしらえ
希釈安定性
希釈剤
希釈性
揮発性有機化
合物
揮発性有機化
合物含有量
揮発性ワニス
吸油量
凝結性
凝集体
強制乾燥
鏡面光沢度
魚油
きり油
ギルソナイト
【く】
くぼみ
曇り
グリットブラ
スト
クリプトメー
ター
クリヤ塗料
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
61
K 5500 : 2000
用語
クリヤラッカ
ー
クレー
クレージング
クロム酸塩処
理
クロメート処
理
黒ワニス
群青
【け】
KU値
番号
1037
2221
1525
3018
3018
1038
2222
clay
crazing
chromating,
chromate treatment
chromate treatment
bituminous varnish,
black varnish,
black japan,
Japan black
ultramarine blue pigment
ゲル化時間
2015
けん化
けん化価
2016
2017
研磨
3019
研磨紙
3020
研磨容易性
1526
3021
coil coating
3205
3206
curing
dry-hard,
hard dry,
dry-through,
dry through,
through dry
hardener,
curing agent
nitrocellulose (for
industrial use)
high gloss
synthetic resin
latex paint,
emulsion paint,
synthetic resin emulsion
【こ】
コイルコーテ
ィング
硬化
硬化乾燥
2223
2406
1040
硬化剤
2608
工業用ニトロ
セルロース
高光沢
合成樹脂
合成樹脂エマ
ルションペ
イント
2018
1568
2019
1041
用語
番号
clear lacquer
Krebs unit,
KU value
silica
ketones (solvent)
gelation,
gelling,
livering
gelation time,
gel time (of a drying oil)
saponification
saponification value,
saponification number
sanding,
rubbing
abrasive paper,
sandpaper
sanding properties
けい石粉
ケトン系溶剤
ゲル化
1039
対応英語
対応英語
合成樹脂塗料
硬度
黒鉛
ご粉
転がし塗り
混合アニリン
点
コンシステン
シー
紺青
【さ】
彩度
酢酸セルロー
ス
さび
さび度
さび止め顔料
さび止めペイ
ント
サフラワー油
酸洗い
酸価
酸化鉄顔料
酸化鉄粉
酸化防止剤
サンジングシ
ーラー
サンディング
サンドブラス
ト
残留粘着
【し】
シーラー
シーン光沢
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
62
K 5500 : 2000
用語
番号
対応英語
清浄度
シアナミド鉛
シアナミド鉛
さび止めぺ
イント
シェルフライ
フ
色差
色数
色数標準液
色相
試験板
3027
2230
1046
preparation grade
lead cyanamide
lead cyanamide
anticorrosive paint
1071
shelf life
1531
1047
3411
1532
3412
試験片
3413
指触乾燥
3207
自然乾燥
3208
下地
下地ごしらえ
下塗り
3028
3029
3030
下塗り(層)
1533
下塗り塗料
1048
実用塗り坪
実用塗り面積
脂肪族炭化水
素系溶剤
しま
しみ
3031
3031
2408
しみ試験
3414
霜状しわ
重質炭酸カル
シウム
樹脂
繻子つや
蒸気清浄
衝撃試験
1596
2231
硝酸セルロー
ス
小滴
ショットブラ
スト
2024
colo(u)r difference
colo(u)r number
standard colo(u)r solution
hue
test panel,
panel
test piece
specimen
set-to-touch,
dust-free,
dust dry
air drying,
air-drying
substrate
surface preparation
under coating,
primer coating
undercoat,
priming coat
undercoat,
priming coat
practical spreading rate
practical spreading rate
aliphatic hydrocarbons
(solvent)
streaking
stain,
spotting
stain test,
spot test
frosting
whiting,
limestone powder
resin
satin gloss
steam cleaning
impact test,
impact testing,
chip test
nitrocellulose,
cellulose nitrate
droplets
shot blasting
1534
1535
2023
1568
3032
3415
1577
3033
用語
番号
助溶剤
シリコーン樹
脂
シリコーン樹
脂塗料
試料採取器
シルキング
白まがい
白ラックニス
しわ
ジンククロメ
ート
ジンククロメ
ートさび止
めペイント
ジンクリッチ
プライマー
ジンクリッチ
ペイント
浸食(3)
シンナー
【す】
吸込み
吸込みむら
対応英語
水性ステイン
水性塗料
水性目止め剤
水線部塗料
水溶性ゴム
水溶性樹脂
水溶性樹脂塗
料
透け
筋かいばけ
スタンド油
スチレン樹脂
スチレン化ア
ルキド樹脂
ステアリン酸
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
63
K 5500 : 2000
用語
亜鉛
ステアリン酸
アルミニウ
ム
ステイン
ステンシル塗
り
ストッパー
ストーマー粘
度計
スプレーガン
スプレーしぶ
き
スプレーブー
ス
ずんどうばけ
番号
2614
alumin(i)um stearate
2615
3035
1058
3410
stain
stencil application,
stencilling,
screen printing
stopper
Stormer viscometer
3036
3037
spray gun
overspray
3038
spray booth
3039
zundou-bake
【せ】
ぜい(脆)化
ぜい(脆)性
精製漆
1543
1544
1059
静電除滴
静電塗装
3040
3041
静電塗り
3041
赤外線焼付け
3209
セッチング
セラック
3210
2031
セラックニス
ゼリー化
1060
1040
セルロースラ
ッカー
洗浄試験機
洗浄性
船底塗料
染料
1061
【そ】
増粘
相容性
促進黄色度
対応英語
3417
1557
1062
2233
1063
1064
1545
embrittlement
brittleness
urushi,
refined rhus lacquer
electrostatic detearing
electrostatic coating,
electrostatic spraying
electrostatic spraying,
electrostatic coating
infrared baking,
infrared drying
setting
shellac,
orange shellac
shellac varnish
gelling,
gelation,
livering
cellulose lacquer,
cellulosic coating
washability apparatus
cleanability
ship bottom paint
dyestuff
thickening
compatibility (of
materials) ,
compatibility (of
products)
accelerated yellowness
用語
番号
促進剤
促進耐候試験
促進耐候試験
機
素地
素地調整
【た】
ダートピック
アップ
ダートリテン
ション
耐アルカリ性
対応英語
耐塩水性
耐揮発油性
耐久性
耐屈曲性
耐候試験
耐候試験台
耐光性
耐候性
耐酸性
体質顔料
耐湿潤摩耗性
耐衝撃性
退色
耐水性
大豆油
耐洗浄性
耐熱性
耐沸騰水性
耐薬品性
耐油性
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
64
K 5500 : 2000
用語
番号
耐溶剤性
大理石塗り
多彩模様塗料
1562
3044
1066
多体形製品
たたき塗り
1065
3045
タックラグ
脱脂
脱水ひまし油
タルク
たるみ
3046
3047
2033
2235
1565
たれ
1565
淡彩
たんぽずり
1566
3048
【ち】
チェッキング
チキソトロピ
ー
チタン白
1567
1067
2243
チッピング
地の粉
地肌塗り
3050
2236
3049
着色顔料
着色力
調合ペイント
貯蔵安定性
2237
1068
1069
1070
貯蔵寿命
沈降炭酸カル
シウム
沈降硫酸バリ
ウム
1070
2238
沈殿
1072
【つ】
つぶ
2239
1073
つぶゲージ
3422
つぶの研磨
光沢
つや
3052
1527
1568
対応英語
solvent resistance
marbling
multicolo(u)r finish,
multicolo(u)r paint
multi-pack product
stippling,
stipple
tack rag
degreasing
dehydrated castor oil
talc
sags,
sagging
sags,
sagging
tint
pad application,
padding,
French polish
checking
thixotropy,
thixotropic
white titanium pigment,
titanium dioxide
chipping
zinoko
primary coat,
priming coat
colo(u)r pigment
tinting strength
ready-mixed paint
storage stability,
can stability
shelf life
precipitated calcium
carbonate
precipitated barium
sulfate,
blanc fixe
settling
bits,
nibs
fineness gauge,
grind gauge
de-nibbing
gloss
gloss
用語
番号
つやあり
つや消し剤
つやなし
つやなしペイ
ント
つやむら
【て】
低温安定性
低温割れ
泥状割れ
適合性(製品
と素地の)
適合性(塗装
系中の製品
の)
デスケーリン
グ
鉄黄
デッキペイン
ト
鉄黒
デニビング
添加剤
電気絶縁塗料
電子線硬化
電着塗装
天然樹脂
天然油
【と】
トール油
凍解安定性
透明仕上げ
灯油
研ぎおろし
対応英語
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
65
K 5500 : 2000
用語
番号
塗装
3056
塗装間隔
塗装系
3062
3057
塗装工程
3058
との粉
塗膜
2242
1573
塗膜形成要素
1079
塗膜の外観
塗面
1574
1575
ドライヤー
2619
塗料
1080
【な】
流し塗り(3)
中塗り
中塗り(層)
3059
3060
1576
中塗り塗料
1081
流れ
流れ止め剤
1577
2620
軟凝集体
難燃塗料
2204
1082
【に】
煮あまに油
二酸化チタン
2037
2243
にじみ
ニトロセルロ
ース溶解性
ニトロセルロ
ーズラッカ
ー
尿素樹脂塗料
1578
2621
1083
1084
対応英語
felting down,
flatting
coating,
finishing,
painting,
application
interval between coats
coating system,
paint system
coating process,
painting process
tonoko
coat,
film,
paint film
film former,
film forming material
appearance of film
surface of paint film,
painted surface
drier,
siccative
coating material,
coating
flow coating
intermediate coat
intermediate coat,
undercoat
intermediate coat,
undercoat
runs
antisagging agent,
antisag agent,
antirunning agent
agglomerate
nonflammable coating
boiled linseed oil
titanium dioxide,
white titanium pigment
bleeding
solubility for
nitrocellulose
nitrocellulose lacquer,
nitrocellulose coating
urea resin coating
用語
番号
対応英語
【ぬ】
塗合わせ
塗りつぎ
塗付け間隔
塗付け量
塗り坪
塗り残し
塗り面積
ぬれ色
【ね】
熱可塑性
熱硬化性
粘着
粘着性
粘着布
【の】
濃厚化
【は】
バーンオフ
ハイソリッド
塗料
ハイビルド塗
料
バインダー
はがれ
白亜
白亜化
白亜化抵抗性
はけ
はけ目
はけ塗り
はじき
肌直し
パテ
バライト粉
半乾性油
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
66
K 5500 : 2000
用語
半硬化乾燥
【ひ】
比重カップ
浸し塗り
ビチューメン
引っかき試験
引っかき抵抗
性
ヒドロキシル
価
ビニル樹脂
番号
3212
3423
3067
2041
3424
1586
2042
hydroxyl value
2043
vinyl resins,
vinyl resin
vehicle,
medium
castor oil
surface dry,
sand dry
touch up,
bring forward
pinholing,
pinholes
1089
ひまし油
表面乾燥
2044
3213
拾い塗り
3068
【ふ】
フーバーマラ
ー
フィッシュア
イ
フィラー
フィリング
フィルムアプ
リケーター
フェザーエッ
ジング
フェノール樹
脂
フェノール樹
脂塗料
フォードカツ
プ
深割れ
不乾性油
吹付け塗り
不揮発物
膨れ
不けん化物
節止め
dry to touch,
touch dry
specific gravity cup
dipping,
dip coating,
immersion coating
bitumen
scratch test
scratch resistance
ビヒクル
ピンホール
対応英語
1587
3427
1588
2622
3075
3425
Hoover's muller,
Hoover automatic muller
fish eyes
filler
filling
film applicator
3070
feather edging
2045
phenolic resin,
phenolic resins
phenolic resin coating,
phenolic coating
Ford viscosity cup,
Ford cup
deep cracks
nondrying oil
spraying,
spray coating
non-volatile matter
blistering
unsaponifiable matter
knotting,
1090
3428
1589
2046
3069
1091
1590
2047
3071
用語
番号
フタル酸樹脂
塗料
付着性
付着強さ
不粘着試験
不粘着
不粘着性
不飽和ポリエ
ステル樹脂
不飽和ポリエ
ステル樹脂
塗料
プライマー
プライマーサ
ーフェーサ
ー
ブラスト処理
ブラスト処理
用研削材
フラッシュオ
フタイム
フラッシュさ
び
フルーミング
ふるい残分
フレームクリ
ーニング
フレーム処理
フローカツプ
ブローンアス
ファルト
フロキュレー
ション
フロスチング
ブロッキング
ブロンジング
ブロンズ光沢
分散
分散度
粉体塗料
【ヘ】
ヘーズ
平均塗り坪
平均塗り面積
ペイント
へこみ
対応英語
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
67
K 5500 : 2000
用語
番号
対応英語
ヘアクラック
へら
1601
3078
へら付け
3079
べんがら
変色
2250
1602
変性天然樹脂
2050
hair cracking
spatula,
knife
knifing,
knife application
red iron oxide
discolo(u)ration,
discolo(u)ring
modified natural resin
1101
hold paint
2051
1603
1099
boiled oil
antifouling property
fire-retardant coating,
fire-retardant paint
aromatic hydrocarbons
solvent
swelling
hot spraying,
hot spray coating
pot life
polyurethane resin,
polyurethane resins
polyester resin,
polyester resins
polishing compound
【ほ】
ホールドペイ
ント
ボイル油
防汚性
防火塗料
芳香族炭化水
素系溶剤
膨潤
ホットスプレ
ー塗り
ポットライフ
ポリウレタン
樹脂
ポリエステル
樹脂
ポリシングコ
ンパウンド
【ま】
マスキング
まだら
2411
1604
3080
1100
2052
2053
2623
3081
1605
マドクラック
1606
マルチパック
製品
マンセル表色
系
1065
【み】
磨き仕上げ
見掛け比容
見掛け密度
水研ぎ
3429
3082
2251
2251
3083
masking
mottle,
motting,
mottled appearance
mud cracking,
mudcracking
multi-pack product
Munsell system,
Munsell system of
colo(u)r
Munsell colo(u)r system
polishing
apparent specific volume
apparent density
wet sanding,
wet rubbing
用語
番号
【む】
無彩色
【め】
明度
ミネラルスピ
リット
ミルスケール
対応英語
メタリックエ
ナメル
目止め剤
目やせ
メラミン樹脂
塗料
【も】
木材目止め剤
木目の白化
木目塗り
もどり
【や】
焼付け
焼付け塗料
焼きむき
やし油
【ゆ】
UV硬化法
有機顔料
有彩色
ゆず肌
油性塗料
油長
【よ】
容器の中での
状態
陽極[酸化]
処理
陽極酸化法
溶剤
溶剤不溶物
溶剤可溶物
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
68
K 5500 : 2000
用語
番号
溶剤平衡
2414
溶出(塗膜の) 1614
よう素価
2056
【ら】
ラッカーエナ
メル
ラッカーサー
フェーサー
ラッカーシン
ナー
ラッカーパテ
ラッカープラ
イマー
対応英語
solvent balance
elution
iodine value,
iodine number
1109
lacquer enamel
1110
lacquer surfacer
2626
lacquer thinner
1111
1112
lacquer putty
lacquer primer
【り】
リーフィング
リサージ
2255
2253
リターダー
2627
リトポン
2254
リフティング
1615
リムーバー
理論的塗り坪
理論的塗り面
積
臨界顔料体積
濃度
2628
3088
3088
leafing
litharge,
lead monoxide
retarder,
retarder solvent
lithopone,
lithopone pigment
lifting,
raising
paint remover
theoretical spreading rate
theoretical spreading rate
りん酸[塩]
3089
1113
critical pigment volume
concentration,
C.P.V.C.
phosphating
用語
処理
りん酸塩化成
処理
番号
対応英語
【る】
涙滴
【れ】
レベリング
【ろ】
ロールコーテ
ィング
ローラ塗り
老化
ロジン
ロジン定性試
験
ロピネス
路面標示用塗
料
【わ】
わに皮割れ
ワニス
割れ
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
69
K 5500 : 2000
付表1 引用規格
JIS B 9809 スプレーガン
JIS C 2351 エナメル線用ワニス
JIS C 2353 自然乾燥コイルワニス
JIS K 1456 リサージ(一酸化鉛)
JIS K 2201 工業ガソリン
JIS K 2203 灯油
JIS K 2207 石油アスファルト
JIS K 2256 石油製品・アニリン点及び混合アニリン点試験方法
JIS K 3211 界面活性剤用語
JIS K 5101 顔料試験方法
JIS K 5102 亜鉛華(顔料)
JIS K 5103 鉛白(顔料)
JIS K 5105 リトポン(顔料)
JIS K 5107 カーボンブラック(顔料)
JIS K 5108 鉛丹(顔料)
JIS K 5109 べんがら(顔料)
JIS K 5110 黄鉛(顔料)
JIS K 5112 群青(顔料)
JIS K 5113 紺青(顔料)
JIS K 5114 亜鉛黄(ジンククロメート)(顔料)
JIS K 5115 沈降性硫酸バリウム及びバライト粉(顔料)
JIS K 5116 二酸化チタン(顔料)
JIS K 5600-1-2 塗料一般試験方法−第1部:通則−第2節:試料採取方法
JIS K 5600-1-3 塗料一般試験方法−第1部:通則−第3節:試験用試料の検分及び調整
JIS K 5600-1-4 塗料一般試験方法−第1部:通則−第4節:試験用標準試験板
JIS K 5600-1-5 塗料一般試験方法−第1部:通則−第6節:試験板の塗装(はけ塗り)
JIS K 5600-2-1 塗料一般試験方法−第2部:塗料の性状・安定性−第1節:色数(ガードナー法)
JIS K 5600-2-2 塗料一般試験方法−第2部:塗料の性状・安定性−第2節:粘度
JIS K 5600-2-4 塗料一般試験方法−第2部:塗料の性状・安定性−第4節:密度
JIS K 5600-2-5 塗料一般試験方法−第2部:塗料の性状・安定性−第5節:分散度
JIS K 5600-2-6 塗料一般試験方法−第2部:塗料の性状・安定性−第6節:ポットライフ
JIS K 5600-3-1 塗料一般試験方法−第3部:塗膜の形成機能−第1節:塗り面積(はけ塗り)
JIS K 5600-3-2 塗料一般試験方法−第3部:塗膜の形成機能−第2節:表面乾燥時間(バロチニ法)
JIS K 5600-3-3 塗料一般試験方法−第3部:塗膜の形成機能−第3節:硬化乾燥性
JIS K 5600-3-5 塗料一般試験方法−第3部:塗膜の形成機能−第5節:耐圧着性
JIS K 5600-3-6 塗料一般試験方法−第3部:塗膜の形成機能−第6節:不粘着乾燥性
JIS K 5600-4-1 塗料一般試験方法−第4部:塗膜の視覚特性−第1節:隠ぺい力(淡彩色塗料用)
JIS K 5600-4-2 塗料一般試験方法−第4部:塗膜の視覚特性−第2節:隠ぺい力(低明度塗料用)
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
70
K 5500 : 2000
JIS K 5600-4-3 塗料一般試験方法−第4部:塗膜の視覚特性−第3節:色の目視比較
JIS K 5600-4-6 塗料一般試験方法−第4部:塗膜の視覚特性−第6節:測色(色差の計算)
JIS K 5600-4-7 塗料一般試験方法−第4部:塗膜の視覚特性−第7節:鏡面光沢度
JIS K 5600-5-1 塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第1節:耐屈曲性(円筒形マンドレ
ル法)
JIS K 5600-5-3 塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第3節:耐おもり落下性
JIS K 5600-5-4 塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第4節:引っかき硬度(鉛筆法)
JIS K 5600-5-5 塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第5節:引っかき硬度(荷重針法)
JIS K 5600-5-6 塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第6節:付着性(クロスカット法)
JIS K 5600-5-7 塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第7節:付着性(プルオフ法)
JIS K 5600-5-11 塗料一般試験方法−第5部:塗膜の機械的性質−第11節:耐洗浄性
JIS K 5600-6-1 塗料一般試験方法−第6部:塗膜の化学的性質−第1節:耐液体性(一般的方法)
JIS K 5600-6-2 塗料一般試験方法−第6部:塗膜の化学的性質−第2節:耐液体性(水浸せき法)
JIS K 5600-6-3 塗料一般試験方法−第6部:塗膜の化学的性質−第3節:耐加熱性
JIS K 5600-7-1 塗料一般試験方法−第7部:塗膜の長期耐久性−第1節:耐中性塩水噴霧性
JIS K 5600-7-5 塗料一般試験方法−第7部:塗膜の長期耐久性−第5節:耐光性
JIS K 5600-7-6 塗料一般試験方法−第7部:塗膜の長期耐久性−第6節:耐候性
JIS K 5600-7-7 塗料一般試験方法−第7部:塗膜の長期耐久性−第7節:促進耐候性(キセノンラン
プ法)
JIS K 5600-7-8 塗料一般試験方法−第7部:塗膜の長期耐久性−第8節:促進耐候性(紫外線蛍光ラ
ンプ法)
JIS K 5600-8-2 塗料一般試験方法−第8部:塗膜劣化の評価−第2節:膨れの等級
JIS K 5600-8-3 塗料一般試験方法−第8部:塗膜劣化の評価−第3節:さびの等級
JIS K 5600-8-4 塗料一般試験方法−第8部:塗膜劣化の評価−第4節:割れの等級
JIS K 5600-8-5 塗料一般試験方法−第8部:塗膜劣化の評価−第5節:はがれの等級
JIS K 5600-8-6 塗料一般試験方法−第8部:塗膜劣化の評価−第6節:白亜化の等級
JIS K 5601-1-1 塗料成分試験方法−第1部:通則−第1節:試験一般(条件及び方法)
JIS K 5601-1-2 塗料成分試験方法−第1部:通則−第2節:加熱残分
JIS K 5601-2-1 塗料成分試験方法−第2部:溶剤可溶物中の成分分析−第1節:酸価(滴定法)
JIS K 5601-2-4 塗料成分試験方法−第2部:溶剤可溶物中の成分分析−第4節:アルキド樹脂
JIS K 5421 ボイル油及び煮あまに油
JIS K 5431 セラックニス類(セラックニス・白ラックニス)
JIS K 5492 アルミニウムペイント
JIS K 5511 油性調合ペイント
JIS K 5516 合成樹脂調合ペイント
JIS K 5531 ニトロセルロースラッカー
JIS K 5533 ラッカー系シーラー
JIS K 5535 ラッカー系下地塗料
JIS K 5538 ラツカー系シンナー
JIS K 5552 ジンクリッチプライマー
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
71
K 5500 : 2000
JIS K 5553 厚膜形ジンクリッチペイント
JIS K 5554 フェノール樹脂系雲母状酸化鉄塗料
JIS K 5562 フタル酸樹脂ワニス
JIS K 5572 フタル酸樹脂エナメル
JIS K 5581 塩化ビニル樹脂ワニス
JIS K 5582 塩化ビニル樹脂エナメル
JIS K 5583 塩化ビニル樹脂プライマー
JIS K 5591 油性系下地塗料
JIS K 5621 一般用さび止めペイント
JIS K 5622 鉛丹さび止めペイント
JIS K 5623 亜酸化鉛さび止めペイント
JIS K 5624 塩基性クロム酸鉛さび止めペイント
JIS K 5625 シアナミド鉛さび止めペイント
JIS K 5627 ジンククロメートさび止めペイント
JIS K 5628 鉛丹ジンククロメートさび止めペイント
JIS K 5633 エッチングプライマー
JIS K 5641 カシュー樹脂塗料
JIS K 5646 カシュー樹脂下地塗料
JIS K 5651 アミノアルキド樹脂塗料
JIS K 5653 アクリル樹脂ワニス
JIS K 5654 アクリル樹脂エナメル
JIS K 5663 合成樹脂エマルションペイント
JIS K 5665 路面標示用塗料
JIS K 5667 多彩模様塗料
JIS K 5902 ロジン
JIS K 5906 塗料用アルミニウム顔料
JIS K 5909 セラック
JIS K 5950 精製漆
JIS K 6703 工業用ニトロセルロース
JIS K 6900 プラスチック−用語
JIS R 6252 研磨紙
JIS R 6253 耐水研磨紙
JIS Z 0103 防せい防食用語
JIS Z 0310 素地調整用ブラスト処理方法通則
JIS Z 0311 ブラスト処理用金属系研削材
JIS Z 0312 ブラスト処理用非金属系研削材
JIS Z 2911 かび抵抗性試験方法
JIS Z 8105 色に関する用語
JIS Z 8721 色の表示方法−三属性による表示
JIS Z 8723 表面色の視感比較方法
2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。
72
K 5500 : 2000
JIS Z 8741 鏡面光沢度−測定方法
JIS Z 8801 試験用ふるい
塗料分野の国際整合化調査研究委員会 構成表
氏名
(委員長)
(委員)
(主査)
(事務局)
増 子 曻
西 出 徹 雄
大 嶋 清 治
鴨志田 直 史
橋 本 繁 晴
本 橋 健 司
坪 田 実
武 井 昇
鈴 木 雅 洋
吉 田 豊 彦
高 橋 孝 治
青 木 茂
福 島 稔
近 藤 照 夫
岩 井 弘
堀 江 建 治
山 田 俊 幸
中 東 昭 憲
住 田 光 正
上 寺 孝 明
松 井 繁 武
更 谷 浩
曽 我 元 昭
大 澤 晃
高 橋 真
松 平 忠 志
長 尾 進
鈴 木 幹 夫
伊 藤 雅 人
小 島 務
常 田 和 義
筒 井 晃 一
内 田 幹 雄
山 崎 不二雄
文責 長尾 進
所属
千葉工業大学
通商産業省基礎産業局
工業技術院標準部
工業技術院標準部
財団法人日本規格協会
建設省建築研究所
職業能力開発大学校
職業能力開発大学校
東京都立産業技術研究所
社団法人色材協会
社団法人日本塗装工業会
サンコウ電子研究所
社団法人日本鋼橋塗装専門会
清水建設株式会社
財団法人日本塗料検査協会
関西ペイント株式会社
神東塗料株式会社
神東塗料株式会社
大日本塗料株式会社
中国塗料株式会社
株式会社トウペ
日本特殊塗料株式会社
日本ペイント株式会社
日本油脂株式会社
ロックペイント株式会社
松平技術士事務所
専門技術者
専門技術者
専門技術者
財団法人日本塗料検査協会
大日本塗料株式会社
日本ペイント株式会社
社団法人日本塗料工業会
社団法人日本塗料工業会