CPUの「コア数」と「スレッド数」の違い
予備知識
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| CPU | パソコンさんの脳みそ。コンピュータの部品のひとつで、実際に計算したりあれやこれやの処理を実行するのが仕事のやつ |
| コア | CPUの脳みそ |
| スレッド | プログラムの処理単位のひとつ……ですが、今回は「(コンピュータさんのやる)お仕事」と捉えてください |
| ハイパースレッディング | 実際には1つのコアしかないけど、コンピュータさんには複数のコアがあるように見せかける技術 |
| 論理コア数 | コンピュータさん目線で数えた、CPUのコアの数 |
| 物理コア数 | 人間様目線で数えた、CPUに実際に入っているコアの数 |
CPUは「実際に計算したりあれやこれやの処理を実行するパソコンの部品」です。

パソコンさんの脳みそに相当する部品です。
パソコンさんが お仕事をしているときは、CPUさんが一生懸命 働いています。

なお、話を単純化するために「パソコン」と表現しましたが、スマホや その他のコンピュータ類でも同じです。
コアは「CPUの脳みそ」です。
CPUの中核で、実際にお仕事をする部分になります。

ハイパースレッディングは「CPUのコアに一人二役をやらせる技術」です。
実際には1つのコアしかないけど、コンピュータさんには複数のコアがあるように見せかける技術です。

ハイパースレッディングであれやこれやして1つのコアを2つのコアに見せかけると、実際には1つのコアしかありませんが、コンピュータさんには2つのコアに見えます。

コンピュータさんに見えている「2つ」が論理コア数です。

CPUに実際に入っている「1つ」が物理コア数です。

それぞれの用語の意味
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| コア数 | 「そのCPUにはコアが何個あるのかな~?」のこと。実際には、物理コア数を指している場合が多いと思います |
| スレッド数 | 1つのCPUで同時に処理できる仕事(スレッド)の数……ですが、実質的に論理コア数と同じです |
似ているところ
どちらも「CPUのコアの数」を表す(ことが多い)用語です。

違うところ
数え方が違います。
単に「コア数」と言った場合、それは物理コア数を指しているはずです。
CPUの中に実際に入っているコアの数です。
一方、スレッド数は「コンピュータさんから見た」コアの数に相当します。
例えば、ハイパースレッディングであれやこれやして1つのコアを2つのコアに見せかけたとしましょう。

実際にCPUの中にあるコアの数「1つ」がコア数です。

コンピュータさんに見えているコアの数「2つ」がスレッド数です。

備考
スレッド数と論理コア数は、厳密には違う意味の用語です……が、実質的に同じです。
脳みそが1つしかなければ、一度にやれる仕事(スレッド)は1つです。
脳みそが2つあれば、一度に2つの仕事をやれます。
脳みそが4つになれば、一度にできる仕事は4つになるでしょう。
単純に考えれば
論理上の脳みその数=一度にできる仕事の数=(同時に処理できる)スレッドの数
です。
用語の意味を忠実に捉えれば「スレッド数」は「1つのCPUで同時に処理できるスレッドの数」なので論理コア数とは違うのかもしれませんけどね。
1つのコアで一度に処理できるのは1つのスレッドなので、実質的に同じになります。

特に「コア数」と「スレッド数」が対比されて出てきたら
コア数:実際のコアの数(物理コア数)
スレッド数:コンピュータさんから見たコアの数(論理コア数)
と解釈して問題ないと思います。
例えば「4コア8スレッド」のような表現が出てきたら、意味するところは「実際の脳みその数は4個だけど、8個ある振りをして動くよ!」です。
物理コア数が4個で論理コア数が8個だと言っています。





