「AOSS」と「WPS」の違い
予備知識
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 無線 | 電波や赤外線などでビビビーって通信すること |
| 無線LAN(ムセンラン) | 電波ビビビーでやり取りする、インターネットっぽい通信のやり方 |
| Wi-Fi(ワイファイ) | 無線LANのブランド……だけど無線LANそのものを意図している場合も多いよ |
| Wi-Fiアライアンス | Wi-Fiの元締め。「無線LANを普及させっぞ!」を目的として、Wi-Fiに関する あれやこれやを取り仕切っている団体 |
それぞれの用語の意味
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| AOSS | バッファローって会社さんが考えた、ボタンをポチっと押すだけで無線LANの設定が簡単にできる仕組み |
| WPS | AOSSっぽい仕組みをWi-Fiアライアンスって団体が標準化した規格 |
似ているところ
どちらも
ボタンをポチっと押すだけで無線LANの設定が簡単にできる仕組み
です。

違うところ
中身の細かい違いはあるでしょうが、大雑把に言えば
AOSS:バッファローさんが作ったやつ
WPS:AOSSをWi-Fiアライアンスが標準化したやつ
です。
元々、バッファローという会社さんが「ボタンをポチっと押すだけで無線LANの設定が簡単にできる仕組み」を考えて、自社の製品に組み込みました。
そして、その仕組みに「AOSS」という名前を付けました。
「このAOSSって仕組みは便利だね!」と思ったWi-Fiアライアンスという団体がAOSSの規格を標準化しました。
そして、それに「WPS」という名前を付けました。
それだけです。
中身の細かい部分の仕組みとかは違うでしょうけどね。
パッと見は同じです。
どちらも
ボタンをポチっと押すだけで無線LANの設定が簡単にできる仕組み
です。
備考
AOSSは「AirStation One-Touch Secure System(エアステーション・ワンタッチ・セキュア・システム)」の略です。
「AirStation One-Touch Secure System」を何となく日本語にすると「エアステーションっていう機器の設定をワンタッチでできる安全なシステム」となります。[詳細]
WPSは「Wi-Fi Protected Setup(ワイファイ・プロテクテッド・セットアップ)」の略です。
「Wi-Fi Protected Setup」を何となく日本語にすると「無線LANの保護された設定」となります。[詳細]
あと、ついでなので、AOSS(WPS)の仕組みを簡単に説明しておきます。
登場するのは、パソコンさん(無線LAN子機)と無線LANルータさん(無線LAN親機)とピヨ太君です。

まず事前準備として、ピヨ太君はパソコンさんにAOSS(WPS)で使うソフトを入れます。
「クライアントマネージャ」とか、そんな感じの名前のソフトです。

準備ができたら、ピヨ太君は無線LANルータにくっついているボタンをポチっと押します。

そうすると、無線LANルータさんは4~5メートルくらい先まで聞こえる大きさで「お~い、誰かいるか~い!」と叫びます。

すかさず、ピヨ太君はパソコンさん側のボタンをポチっと押します。
ポチっと押すのは、画面に表示されているボタンです。
事前準備で入れたソフトの画面のボタンですね。

ボタンをポチっと押すと、パソコンさんは「俺はここにいるぞ~!」と叫びます。

おっと、パソコンさんのパトスの叫びが無線LANルータさんに届いたようです。
無線LANルータさんは、パソコンさんの存在を認知しました。

あとは、パソコンさんと無線LANルータさんの間で勝手にやり取りをして、無線LANの設定をしてくれます。
ピヨ太君は、ぼーっと待っているだけです。

いかがでしょうか。
ピヨ太君のやった作業は
1.パソコンにソフトを入れる
2.無線LANルータにくっついているボタンをポチっと押す
3.パソコンの画面に表示されているボタンをポチっと押す
の3ステップです。
この程度の作業なら、無線LANに関する知識がなくてもできそうですよね。
このような仕組みで人間様の手をわずらわせることなく無線LANの設定をやってくれるのがAOSS(WPS)です。






