パテントポートフォリオマネジメント
特許を管理するよ
これから どんな特許を取るか考えたりもするよ
簡単に書くよ
パテントポートフォリオマネジメント(英:patent portfolio management)とは
「うちが今持っている特許
(技術的なアイディア(発明)を特許庁で登録すること、あるいは、特許権が発生している状態、あるいは、特許権が発生している発明)はコレとコレだね~」や「こんな特許も取得しておいた方が良いかもね~」などを分析したり管理すること
です。
詳しく書くよ
別にIT用語というわけでも ないですけどね。
某・資格試験の過去問に「特許ポートフォリオ(パテントポートフォリオ)」という用語が出てきたので、ついでに取り上げておきます。
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として
・特許
・パテント
・パテントポートフォリオ
について説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
特許は「技術的なアイディア(発明)を特許庁で登録して、他の人がパクって使えないようにすること」です。
……という説明を聞いて「あれ?そんな意味なの?」と思った人もいますよね。
発明を特許庁で登録すると、その発明に対して「他の人はパクっちゃダメだよ」な権利が発生します。
この権利を「特許権」と言います。
この
特許権が発生している状態
を意図して「特許」と言っている場合も あります。
例えば「特許を取る」と言ったりしますよね。
これは「その発明に対して特許権を発生させる(ために、その発明を特許庁に登録する)」みたいなニュアンスです。
あるいは
特許権が発生している発明
を意図して「特許」と言っている場合も あります。
例えば「あの会社は特許を10個持っている」と言ったりしますよね。
これは「特許権を10個持っている」とも解釈できますが「特許権が発生している発明を10個持っている」と解釈した方が文脈に合うはずです。
そんな感じで「特許」という用語には
1.発明を特許庁で登録する
2.特許権が発生している状態
3.特許権が発生している発明
の3つのニュアンスがあります。
どれを意図しているかは文脈から判断してください。
法律的な話の場合は「1.発明を特許庁で登録する」の可能性が高いと思います。
日常会話においては「2.特許権が発生している状態」か「3.特許権が発生している発明」を意図している場合が多いはずです。
パテントは「特許」を英語で言ってみた表現です。
同じだと思ってください。
パテントポートフォリオは「自分たちが持っている特許を一覧化したもの」です。
「この分野の特許がコレとコレで~、こっちの分野の特許がコレとコレで~」のように分野や種類などで持っている特許を分類してまとめ、それを見て「コレとコレがあるなら、こっちの事業で活かせるんじゃないかな?」や「この分野で事業をやるなら、これの特許も取った方が良いね」などと分析します。
例えば、そうですね。
ピヨ太君はケーキ屋さんをやっています。
さらにピヨ太君は発明マニアです。
暇な時間を見つけて様々な発明をし、役に立つのか立たないのか分からない特許を取りまくっています。
ある日のことです。
ピヨ子さんが遊びに来て、ピヨ太君が持っている特許を一覧にまとめてくれました。
ピヨ子さんがまとめてくれた結果、ピヨ太君が持っている特許は
ケーキの作り方関係:2個
コーヒーの淹れ方関係:1個
お茶の淹れ方関係:1個
だと分かりました。
これを見たピヨ太君は思いました。
「喫茶店をやってみても面白そうかな(--?」と。
確かに、そうですね。
ピヨ太君はコーヒーやお茶の淹れ方に関する特許を持っています。
この特許を活かした喫茶店をやれば、オリジナリティのある喫茶店になるのでは ないでしょうか。
この話において、ピヨ子さんがまとめてくれた「ピヨ太君が持っている特許の一覧」がパテントポートフォリオです。
特許だって大事な財産です。
いわゆる「知的財産」と呼ばれるやつですからね。
それを管理しないなんて良くありません。
管理しましょう。
どうやって管理しますか?
分かりやすいように一覧にまとめて管理しましょうかね。
そのときに作る
特許の一覧
がパテントポートフォリオです。
以上を踏まえて
自分たちが今持っている特許を分析したり、これから どんな特許を取るか考えたりすること
が「パテントポートフォリオマネジメント」です。
繰り返しになりますが、特許だって大事な財産です。
今どんな財産があるか把握しておく必要があります。
これから どの方向性の財産を増やすか考える必要もあるでしょう。
そんなあれやこれやを、把握したり、分析したり、検討したりする行為です。
一言でまとめるよ
まぁ「パテントポートフォリオマネジメント」って単語が出てきたら「特許
(技術的なアイディア(発明)を特許庁で登録すること、あるいは、特許権が発生している状態、あるいは、特許権が発生している発明)を管理するんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「patent(パテント)」の意味は「特許」とかです。
「portfolio(ポートフォリオ)」の意味は「紙ばさみ」とか「折りかばん」とか「書類入れ」とかです。
「management(マネジメント)」の意味は「管理」とかです。
何となく くっつけると
特許の書類入れを管理
となります。
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