期首商品棚卸高
商品(完成品を仕入れた物)の在庫をお金に換算した数字だよ
在庫は1年(期)の始まり時点の在庫だよ
IT用語では ないよ
簡単に書くよ
期首商品棚卸高(読:キシュショウヒンタナオロシダカ 英:opening merchandise inventory、beginning merchandise inventory)とは
例えば「4月1日の時点で1個100円くらいの価値がある商品(完成品を仕入れた物)の在庫が10個あるから1,000円くらいか」のように、1年(期)の始まり時点の商品在庫をお金に換算した数字のこと
です。
詳しく書くよ
別にIT用語というわけでも ないですけどね。
某・資格試験の過去問に「期首棚卸高」や「期末棚卸高」という用語が出てきたので、ついでに取り上げておきます。
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「商品棚卸高」について説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
商品棚卸高は「商品の在庫をお金に換算した数字(在庫金額)」です。
例えば、そうですね。
ピヨ太君はケーキ屋さんをやっています。
ケーキは自分で作っているのではなくパティシエのピヨ太ママから仕入れています。
ある日の売上は100円でした。
ケーキの在庫は3個残っています。
そこにピヨ子さんがやってきて聞きました。
「あなた、どれくらいの資産を持っているの?」と。
ピヨ太君は考えます。
まず、今日の売上として手に入れた100円の現金があります。
ピヨ太君の資産は100円です。
いや、ちょっと待ってください。
ケーキの在庫が3個あります。
これもピヨ太君の資産です。
ピヨ太君は「とりあえず、このケーキは1個10円の価値があることにしよう」と考えました。
ケーキの在庫は3個あるので全部で30円くらいの価値になります。
ということは、ピヨ太君の資産は130円あることになります。
100円の現金と30円相当の在庫を資産として持っているからです。
ピヨ太君は「僕の資産は130円だよ!」と答えました。
ピヨ子さんは「しょぼっ!」と反応しました。
ピヨ太君、どんまいっ。
この話においてピヨ太君は「ケーキ3個」という在庫を「30円」という金額に置き換えました。
「この在庫には、これくらいの価値があるよね」と考えたからです。
この「30円」が商品棚卸高です。
商品の在庫を金額に換算した数字
です。
なお、在庫を金額に換算するときの考え方(計算式)は、いろいろ あります。
基本的には
在庫の数 × 単価
ですけどね。
この「単価」の求め方が「総平均法」とか「移動平均法」とか、いろいろあるのです。
そこら辺の あれやこれやは他のところで勉強してください。
あと、単に「棚卸高」と表現される場合もありますが、厳密に考えたら「商品棚卸高」と「棚卸高」は違います。
商品棚卸高は商品(完成品を仕入れた物)が対象です。
製品(材料を仕入れて作った物)は含みません。
「棚卸高」というカテゴリの中に「商品棚卸高」があるわけです。
気が向いたら、頭の片隅にでも置いておいてあげてください。
以上を踏まえて
1年(期)の始まり時点の商品在庫をお金に換算した数字(在庫金額)
が「期首商品棚卸高」です。
そのまんまですね。
期首時点の商品の棚卸高だから「期首商品棚卸高」です。
一言でまとめるよ
まぁ「期首商品棚卸高」って単語が出てきたら「1年(期)の始まり時点の商品在庫を金額に換算したものなんだな~」と お考えください。






