バッチファイル
ファイルだよ
コマンドプロンプトで使えるコマンドがいろいろ書いてあるよ
拡張子は「.bat」の場合が多いよ
「バッチ処理が書かれているファイル」を意図していることもあると思うよ
簡単に書くよ
バッチファイル(英:batch file)とは
Windowsで使える、ファイルの種類を表す目印(拡張子)が「.bat」なファイル
であり
コマンドプロンプト
(コンピュータに詳しい人が使う、Windowsにくっついている黒い画面)で実行できるコマンドをまとめて書いたファイルのこと
です。
あるいは
どこかのタイミングでまとめてやる処理(バッチ処理)が中に書かれているファイルのこと
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「コマンドプロンプト」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
コマンドプロンプトは「Windowsにくっついている黒い画面」です。
コンピュータさんに指示を出すための画面です。
コンピュータに詳しい人が、よく使います。
コマンドプロンプトに「コマンド」と呼ばれる命令文を打ち込むと、それに従ってパソコンさんが お仕事をしてくれます。
以上を踏まえて
コマンドプロンプトに打ち込む命令文(コマンド)をあれこれ書いたファイル
が「バッチファイル」です。
バッチファイルを実行すると、バッチファイルの中に書いてあるコマンドがコマンドプロンプト上で順番に実行されます。
ちなみに先頭の文字は「バ(ba)」ね。
「パ(pa)」では ありません。
ご注意ください。
例えば、そうですね。
ピヨ太君は1日1回大事なファイルのバックアップを取っていました。
あと、いらないファイルを消していました。
ピヨ太君がやったと言っても、実際にやるのはパソコンさんです。
ピヨ太君は
1.バックアップを取れ!
2.いらないファイルを消せ!
の命令を、キーボードを使ってポチポチ入力しているだけです。
ところがですね。
ピヨ太君はポチポチするのが面倒くさくなりました。
バックアップと不要なファイルの削除は毎日やります。
雨の日も、風の日も、キーボードから
1.バックアップを取れ!
2.いらないファイルを消せ!
と入力しなくてはいけないのです。
面倒くさいですね。
そこでピヨ太君は、少しでも楽できないかと一生懸命考えました。
頭から湯気が出るくらい考えました。
そして、ついに名案が浮かんだのです。
ピヨ太君は
1.バックアップを取れ!
2.いらないファイルを消せ!
の命令を書いたファイルを用意しました。
そして、キーボードからポチポチ入力する代わりに、ファイルをコンピュータさんに渡して「これに書いてあることをやって」と指示することにしたのです。
これでピヨ太君は、かなり楽になりました。
キーボードでポチポチ入力していたのが、ファイルを渡すだけになりましたからね。
この話における「パソコンさんに対する命令を書いたファイル」がバッチファイルです。
次に、実際のバッチファイルについて、もう少し詳しく説明します。
バッチファイルの拡張子(ファイルの種類を表す目印)は「.bat」にするのが慣例です。
拡張子「.bat」は、初期状態でコマンドプロンプトと関連付けられています。
バッチファイルをべちべちっ!とダブルクリックすることで、ファイルに書いてある命令文をまとめて実行できます。
例えば、以下の内容が書かれたバッチファイル「test.bat」が あったとしましょう。
@echo off
mkdir dir1
cd dir1
mkdir dir2
「mkdir」コマンドは「フォルダを作ってよ」な命令です。
「cd」コマンドは「現在地を移動してよ」な命令です。
「@echo off」は取りあえず気にしないでください。
つまり「test.bat」の中の命令は
@echo off
mkdir dir1
(「dir1」フォルダを作ってよ)
cd dir1
(「dir1」フォルダの中に移動してよ)
mkdir dir2
(「dir2」フォルダを作ってよ)
となります。
ここで問題です。
「test.bat」を動かすと、どうなると思いますか?
そうです。
「dir1」フォルダを作って、その中に移動して「dir2」フォルダを作るので「dir2」フォルダが中に入った「dir1」フォルダができます。
一行一行は、コマンドプロンプトで実行できるコマンド(命令)です。
それをまとめて書いたファイルがバッチファイルです。
バッチファイルを実行すると、中に書かれているコマンド(命令)が上から順番に実行されていきます。
以上が「バッチファイルと言ったら、普通はこうじゃないかな」な意味の説明です。
単語の意味を素直に捉えたら
バッチ処理が書かれているファイル
も「バッチファイル」と呼べるはずです。
バッチ処理は「どこかのタイミングでまとめてやる処理」です。
詳細は、用語「バッチ処理」の説明を ご覧ください。
注意点として、まとめる対象は
1.処理
2.データ
の2つの解釈があったりなかったりします。
「1」は「複数の処理をまとめた処理」がバッチ処理との解釈です。
例えば「バックアップ処理をやって、その次に不要ファイルの削除処理をやって、最後に処理結果メールを送る処理をやる」みたいな処理を指します。
「処理」を、まとめてやっていますよね。
「2」は「一旦データを溜めて、溜めたデータをまとめて処理する処理」がバッチ処理との解釈です。
例えば「深夜に、その日の分の時間帯ごとの売上データをまとめてバックアップする」みたいな処理を指します。
1日分の「データ」を、まとめて処理していますよね。
そもそもが「都度都度やると大変だから、まとめて一気にやろう」で生まれた概念っぽいので「処理をまとめる」と解釈しても「データをまとめて処理する」と解釈しても間違いではない気がしますけどね。
「まとめてやる処理なのね」程度に、ゆるく解釈しておくのが無難だと思います。
このバッチ処理が中に書かれているファイルを「バッチファイル」と呼んでもおかしくなさそうですよね。
「バッチファイル」という用語が出てきたら
1.コマンドプロンプトで使える命令文をあれやこれやと書いたファイル
2.バッチ処理が書かれたファイル
の2つの可能性があります。
「1」の場合が多いとは思いますけどね。
「2」の場合がないとも言い切れません。
どちらを意図しているかは文脈から判断してください。
一言でまとめるよ
まぁ「バッチファイル」って単語が出てきたら「コマンドプロンプト
(コンピュータに詳しい人が使う、Windowsにくっついている黒い画面)で使える命令文をあれやこれやと書いたファイル、もしくは、バッチ処理
(どこかのタイミングでまとめてやる処理)が書かれたファイルなんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「batch(バッチ)」の意味は「一群」とか「一団」とか「一束」とか「一回分」とか「束」とか「群れ」とかです。
「file(ファイル)」はカタカナで「ファイル」で分かりますかね。
何となく くっつけると
一束の(処理の)ファイル
となります。
■検索してみる?






