デザインパターン
設計における定石集だよ
定番な やり方が、まとめられているよ
あくまでコンセプトだから、具体的な やり方ではないよ
簡単に書くよ
デザインパターン(英:design pattern)とは
設計における「これが定番だよね」な内容を まとめたもの。
もう少し具体的に書くと
「経験豊富な人が設計においてこんな問題に遭遇したら多分こんなやり方で解決するだろうね」なノウハウを何となくパターン化して まとめたもの
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「デザイン」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
デザインは「何かを設計すること」です。
あるいは「何かの見た目(+α)を考えること」です。
「+α」の部分には「使い勝手」とか「目的の達成しやすさ」とかが入ります。
見た目だけじゃなくて、見た目を通じて発生させる効果なんかも考える行為です。
以上を踏まえて
設計における「経験豊富な人だったら、こうするだろうね」なノウハウをまとめた定石集
が「デザインパターン」です。
「デザイン」と表現されているとカタカナの「デザイン」を想像すると思いますが、意図するところは「設計」です。
設計のパターン、設計においてありがちな部分をパターン化してまとめたものがデザインパターンです。
例えば、そうですね。
ここに料理ド素人のピヨ太君がいます。
料理が得意なピヨ子さんもいます。
ある日のことです。
ピヨ太君が「よし!料理を作ってみよう!」と言いだしました。
しかし、ピヨ太君は料理ド素人です。
ピヨ太君の様子を遠くから眺めていたピヨ子さんは超・不安になりました。
仕方がありませんね。
何気にツンデレなピヨ子さんは「実際に何を作るつもりなのかは知らないけど、これくらいは知っておいた方が良いわよね」な定番知識をピヨ太君に教えてあげました。
具体的には
・包丁を使うときは、添える方の手を猫の手にする
・炒めるときは火の通りにくい食材から入れる
・調味料は、さしすせそ(砂糖、塩、酢、醤油、味噌)の順に入れる
などです。
ピヨ子さんの指導のお陰で、ピヨ太君は「ド素人」から「素人」に成長しました。
めでたし、めでたし?
この話においてピヨ子さんがピヨ太君に教えてあげた内容に注目してください。
ピヨ子さんがピヨ太君に教えてあげた内容は先人の知恵の結晶です。
今までに料理をしてきた先輩方が経験から「ん?これは、こうじゃね」と見つけ、後世に受け継いでくれた定番知識です。
これを知っていたからといって具体的に何か料理を作れるわけでもありませんが、知っているといないとでは料理の味は大きく変わるでしょう。
イメージは、この定番知識の設計版がデザインパターンです。
実際の内容とは違いますが「同じような処理は一ヵ所にまとめた方が良いよ」や「データを保管するための部品と実際の処理をする部品は分けておいた方が良いよ」のようなノウハウっぽい内容がまとめられています。
デザインパターンはコンセプト集です。
デザインパターンを理解したからと言って(多分)設計ができるようには なりません。
「火の通りにくい食材から入れるべし」と知っていても、そもそも どんな材料を どのように加工して使うのか知らなかったら料理は作れませんよね。
それと同じです。
ただし、デザインパターンを理解しておくことで「良い」設計ができる可能性は上がります。
「火の通りにくい食材から入れるべし」と知っていた方が、火の通りが均一な美味しい野菜炒めを作れそうですよね。
そんな「知らないよりは知っておいた方が良いんじゃね?」な
設計における定石集
がデザインパターンです。
一言でまとめるよ
まぁ「デザインパターン」って単語が出てきたら「設計の定石集なんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「design(デザイン)」の意味は「設計」とか「デザイン」とかです。
「pattern(パターン)」の意味は「模様」とか「文様」とか「図案」とか「模型」とか「型紙」とか「鋳型」とか「様式」とか「決まったやり方」とかです。
何となく くっつけると
設計の模型
となります。
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