サブネット化
大きなネットワークを分割するよ
小さなネットワークの集合体にするよ
簡単に書くよ
サブネット化(読:サブネットカ 英:subnetting)とは
1つの大きなネットワークを分割して小さなネットワークの集合体にすること
です。
詳しく書くよ
「サブネット」は「1つの大きなネットワークを小さいネットワークの集合体に分割したときの、それぞれの小さいネットワーク」ね。
このサブネットを作ること、つまり
1つの大きなネットワークを分割して小さなネットワークの集合体にすること
を「サブネット化」と言います。
例えば、100台のコンピュータがくっついて1つのネットワークを作っていたとします。
これを10台のコンピュータで作った小さいネットワーク(サブネット)を10個合体させた形に変更しました。
このように1つのネットワークを細分化するのがサブネット化です。
少し小難しいかもしれませんが、実際に例を挙げて見てみましょう。
例えばIPアドレス
192.168.0.2
があったとします。
このIPアドレスは人間様が分かりやすいように10進数で書いてありますが、実際には0と1だけの2進数です。
このIPアドレスを2進数に直すと
11000000.10101000.00000000.00000010
に なります。
IPアドレスというのは「どのネットワークの、どのコンピュータですよ~」というのが表現されています。
つまりIPアドレスの中に「どのネットワークですよ~」が書かれている部分と「どのコンピュータですよ~」が書かれている部分があるのです。
そして、IPアドレスの どこから どこまでが「どのネットワークですよ~」な情報で、どこから どこまでが「どのコンピュータですよ~」な情報かは「サブネットマスク」というもので決まります。
サブネットマスクの「1」の部分が「どのネットワークですよ~」を表していて「0」の部分が「どのコンピュータですよ~」を表しているのです。
例えばサブネットマスクが
11111111.11111111.11111111.00000000
だとしたら、8桁区切りの前半3つが「どのネットワークですよ~」で、後半1つが「どのコンピュータですよ~」になります。
IPアドレス「192.168.0.2」を2進数に書き直すと
11000000.10101000.00000000.00000010
ですが、前半部分の
11000000.10101000.00000000
が「どのネットワークですよ~」を表していて、後半部分の
00000010
が「どのコンピュータですよ~」を表していることになります。
つまり、IPアドレス「192.168.0.2」は「11000000.10101000.00000000ネットワークの00000010コンピュータですよ~」という意味になるのです。
同じようにIPアドレス
192.168.0.100
があったとします。
これを2進数に直すと
11000000.10101000.00000000.01100100
に なります。
「どのネットワークですよ~」を表している部分が
11000000.10101000.00000000
で「どのコンピュータですよ~」を表している部分が
01100100
です。
つまり、IPアドレス「192.168.0.100」は「11000000.10101000.00000000ネットワークの01100100コンピュータですよ~」という意味になるのです。
「どのネットワークですよ~」の部分が同じですね。「どのコンピュータですよ~」の部分だけが違います。
そのため「192.168.0.2」と「192.168.0.100」は同じネットワークにいると言えます。
さて、それではいよいよ本番です。
サブネット化してみましょう。
サブネット化は1つの大きなネットワークを複数の小さなネットワークに分割することです。
今回の例で言えば「11000000.10101000.00000000ネットワーク」を分割します。
どうやって?
答えから書くとサブネットマスクを変更して「どのコンピュータですよ~」の一部を「どのネットワークですよ~」で使ってしまいます。
例えばサブネットマスクを
11111111.11111111.11111111.00000000
から
11111111.11111111.11111111.11110000
に変えてみましょう。
最初の状態では、8桁区切りの前半3つが「どのネットワークですよ~」で、後半1つが「どのコンピュータですよ~」でした。
それが8桁区切りの前半3つと後半1つの半分が「どのネットワークですよ~」で、後半1つの残り半分が「どのコンピュータですよ~」に変わります。
「どのコンピュータですよ~」の一部を「どのネットワークですよ~」で使ってしまったのです。
これを踏まえて先程のIPアドレス「192.168.0.2」を見てみましょう。
11000000.10101000.00000000.00000010
は
11000000.10101000.00000000.0000
が「どのネットワークですよ~」を表す情報で
0010
が「どのコンピュータですよ~」な情報になります。
つまり、このIPアドレスは「11000000.10101000.00000000.0000ネットワークの0010コンピュータですよ~」もしくは「11000000.10101000.00000000ネットワークの中にある0000ネットワークの0010コンピュータですよ~」という意味になるのです。
一方「192.168.0.100」の方はどうでしょう。
11000000.10101000.00000000.01100100
は
11000000.10101000.00000000.0110
が「どのネットワークですよ~」を表す情報で
0100
が「どのコンピュータですよ~」な情報になります。
つまり、このIPアドレスは「11000000.10101000.00000000.0110ネットワークの0100コンピュータですよ~」もしくは「11000000.10101000.00000000ネットワークの中にある0110ネットワークの0100コンピュータですよ~」という意味になるのです。
あれあれ?
サブネットマスクを変えたら「どのネットワークですよ~」の部分が違う状態になってしまいましたね。
ということは「192.168.0.2」と「192.168.0.100」は別のネットワークにいるということです。
あれ?ネットワークが増えた?
はい、増えました。
「11000000.10101000.00000000」ネットワークだったものが「11000000.10101000.00000000.0000」ネットワークと「11000000.10101000.00000000.0110」ネットワークに細分化されたのです。
もっと言うと「11000000.10101000.00000000.0000」ネットワークと「11000000.10101000.00000000.0001」ネットワークと「11000000.10101000.00000000.0010」ネットワークと……「11000000.10101000.00000000.1111」ネットワークに分割されたのです。
これがサブネット化の実例です。
1つの大きなネットワークを複数の小さなネットワークに分割しています。
一言でまとめるよ
まぁ「サブネット化」って単語が出てきたら「ネットワークを細分化するんだな~」と お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「sub(サブ)」という接頭辞が付くと「~の下」や「副~」的な意味になります。
「net(ネット)」は今回は「network(ネットワーク)」の略です。
「network(ネットワーク)」はカタカナで「ネットワーク」で分かりますかね。
「subnet(サブネット)」で「副ネットワーク」みたいなイメージになります。
実際には「subnet(サブネット)」で「サブネット」というIT用語ですけどね。
「化」は日本語です。
何となく くっつけると
副ネットワーク化
となります。






